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2009年2月15日 (日)

侍戦隊シンケンジャー

 今日から始まった「スーパー戦隊」シリーズの第33作目である「侍戦隊シンケンジャー」。

 「組織としてでなく、その辺にいる兄ちゃん姉ちゃんが戦っている」と感じる様になってから徐々に観なくなった戦隊シリーズも、「百獣戦隊ガオレンジャー vs スーパー戦隊」のVシネマを観てから「最近の戦隊はこんなに技術も役者も熱くなっていたのか」と考えを改め、また観る様になりました。

 放映を追いかける様になったのは「特捜戦隊デカレンジャー」からで、欠かさず追いかけて来たものの、だんだん真剣度合いは下がって来ていました。というのも、先に挙げたVシネマを観た後に過去の戦隊を追いかけて出会った、私にとっての傑作「星獣戦隊ギンガマン」「救急戦隊ゴーゴーファイブ」「未来戦隊タイムレンジャー」の3作品に通ずる手応えを感じられなかったからです(「轟轟戦隊ボウケンジャー」はそれでも結構良かった方ですが)。

 そんなこともあって、そろそろ観るのをやめようと思っていた「スーパー戦隊」。取り敢えず1話だけは観てみようと思って軽い気持ちでチェックしたところ…

 大当たり!!(笑)
 最初の3分で持って行かれました。

 のっけから出て来た伊吹吾郎氏。「おぉ、格さん!」と思っていたら「ここにおわす方をどなたと心得る!」です(笑)。出て来たシンケンレッドが刀を構えて「…参る!」と駆け出した直後に流れるオープニングテーマ。それを歌うはサイキックラバー!出て来たスタッフクレジットには「脚本 小林靖子」! これで観ることを確定しました(笑)。

 その後も、敵側の幹部は「ギンガマン」を彷彿させ(船の中、過去に因縁、各キャラの一癖感等。顔出しが居ないのもポイント高い)、ヒーロー側は黒子が色々な役回りを担当し、変身アイテムは筆、基本は剣での殺陣、メカは折り紙の動物がモチーフなど、また色々凝っています。役者はこれから色々見えて来ると思いますが、シンケンイエローの「花織ことは」は結構好み(笑)。エンディングは高取ヒデアキで、歌の中に次回予告が入って来る(黒子が幕を引いたりする)演出も新鮮。

 というように、第一幕の手応えはここ最近にはなかった感触。主題歌にある様に「天晴!」な感じ(笑)。

 途中で息切れせずに、このままのテンションを維持して欲しいですね。
 特に近年の戦隊では少々疎かにされてしまっていると感じる、挿入歌を効果的に使う演出、メンバー同士の組み合わせによる衝突と理解、負けても立ち上がる心というものを描いて欲しいです。まぁ、小林靖子さんの脚本であれば、心配ないと信じています(笑)。

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