ご贔屓作品3連発視聴
先日、「舞-乙HiME 総集編 ~夢のアリカ~」を観て、「時間を作って好きな作品を観よう」と改めて決意した訳ですが、間を置くことなくそれを実践してしまいました(笑)。しかも、3作品を連発。選ばれた作品は…
・舞-乙HiME Zwei 総集編 ~夢のツヅキ~
・鋼鉄天使くるみ零(全3話)
・アキハバラ電脳組 2011年の夏休み
という、先日宣言した通りの3本。全部で3時間程度で観られるし、3つとも作風が異なることもあり、気分転換には丁度良い選択でした。
○舞-乙HiME Zwei 総集編 ~夢のツヅキ~
私が購入して観たOVAシリーズの中で楽しめたレベルで言えば最高峰の作品。全4本という短いシリーズながらも、続編としても申し分ない出来だと思っています。特に勢いのある作品づくりと、ラストの爽やかさは言う事無しです。
で、元々4話しかない作品を100分程度に纏めるとなると、削られる部分は1本弱。まぁ、TVシリーズ本編の総集編に比べれば、この総集編だけ観ても良いレベルの作りと言えます。削られたのは、3巻の中盤にある温泉部分がメインですからね(笑)。
TVシリーズの肝とも言えるエルスとの別れに結ぶ未来へのエピソードはとても好きで、強大な力を使うことに躊躇いを持ったニナが決意して海神の翠玉を使うくだりは目頭に来ます。途中に挟まれるユキノとハルカの信頼関係を描いたエピソードも大好きで、それらが全部入った総集編ですから、私として大満足な訳です(笑)。
○鋼鉄天使くるみ零
結構久し振りに観ましたが、とても良いと改めて感じました。作品としてはもう8年も前の作品になりますが、そのクオリティの高さには驚かされます(流石に最近の映像と比べれば古く感じる部分はありますが)。全3話で1話毎にポイントがあり、そこはどうしても目頭が熱くなります。
物語という意味では、鋼鉄天使の中枢と言える「エンジェルハート」の起源を描いた作品ということになりますが、それを念頭に置かずとも、くるみ、サキ、カリンカの関係性だけ分かっていれば、設定や年表など気にせずに観られる作品だと思っています。
「私が背中を押してあげる。幸せになろう」というサキの言葉、「想いが通じて一緒に居られる。それ以上幸せなことってある?」というカリンカの言葉、「あなた達と一緒にいたいと強く思えたから私はここに居る。あなた達が大好きよ」というエクセリアの言葉。どれも忘れられないシーンです。主題歌である「はじまりの奇蹟」に沢山の想いが集約されていると感じます。
○アキハバラ電脳組 2011年の夏休み
劇場公開からそろそろ10年が経ちます。最も回数観た映像作品として今でもその記録は塗り替えられることなく現在に至っています。43回までは数えていたのですが、その後は数えていないので正確に何回かは分かりませんが、前回観てからもう3年は経っていると思います。時間を置いた今、私の目にはどの様に映るのかな…という気持ちで観てみました。
流石に初見からすれば10年の歳月は感じましたね(話の内容もフィルムの感じも)。それでも、当時の色々なことを思い出すだけでなく、1作品として「楽しいな」と思える作品であったことが改めて嬉しく思いました。年数が経つと、凄く好きだった作品も然程でもなくなることは多いです。やはり感性や好みが変わって来るのですから、それは仕方の無いことです。それでも「楽しい」と感じることが出来たのは、ちょっと嬉しかったですね。
昔よりも楽しいと感じる箇所は控え目でしたが(まぁ、ほぼ全てのシーンを覚えているはずなので当たり前?(笑))、深く感動するところは当時並には感動出来たかと(ラストシーンが流れ、全員が霊機融合する場面や、エンドロールでひばりの無事を知って涙を流す雛子(ひばりのお母さん)だったり)。
今回この劇場版を観て、しばらく観ていないTVシリーズも観てみようかな、と思いました。
と、自分の好きな3作品を観て、今度は色々なTVシリーズを観たくなって来ているので、これまた少しずつでも観る時間を取って行こうかな、と思います。年初に見始めて放置してしまった「ブルーシード」の再開から始めようかと(笑)。
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