【終了報告】アイドルマスターSP(高槻やよい) 20090509
発売日に購入したまま、色々あって未プレイだった「アイドルマスター SP」。
連休中にプレイしている友人に会うことをきっかけに、せめて「事務所モード」というアドホック通信による対戦プレイが出来る状況にはしておこう(=ストーリーモード序盤くらいはやっておこう)と先週からプレイを始め、「マイソロ2」の合間に少しずつ進めて、ようやく1人目のストーリープロデュースが終了しました。
Xbox360版しかプレイしていない私から見た所感を、比較も交えて綴ってみようと思います。
○ストーリー
SPに搭載された「ストーリープロデュース」は、「アイドルアルティメイト(以下IU)」というアイドルの頂点を決定するオーディションで優勝することを目標としています。その為に、5回ある予選の各出場条件を満たし、各IU予選オーディションで2枠以内に入って勝利を勝ち取り、本戦出場して3連続(準々決勝、準決勝、決勝)で勝利しなければなりません。
各IU予選参加の条件は、掛けられる期間と獲得しなければならないファン人数が決まっているものの、それ程厳しい条件では無いと感じました。特に、Xbox360版をプレイしたことのある人には、システム的な事が理解出来ているだけに、難しくは感じないと思います。それでも、フリーに比べると多少の制約がある為に、程よいスパイスにはなっていると思いますね。
ファン人数を獲得しても、IU予選で勝利しなければアイドルランクが上がりません。また、IU予選に勝利し、次のランクに上がる為の期間は、前のランクで活動した期間が短ければ短いほど長くなる、つまりIU予選の締め切り週は最初から決まっているということなので、早めに予選を勝ち抜けば、後ろに余裕が生まれます。本戦出場したら戻れない(3連続オーディションとなる)ので、ギリギリまで営業活動なりオーディションなりレッスンなりをこなして、本戦の準備をするのが良いかもしれません。といっても、それぞれのランクでしか発生しない営業活動があるので、ファン獲得作業だけでプレイすると、折角の物語が堪能出来ないのは、Xbox360版も同じと言えば同じですね。
物語として大きく違うのはライバル事務所である961プロの代表アイドルとの対決が中心にあることです。961プロの社長からのオーディション招待、IU予選での961プロ代表アイドルとの邂逅、出勤・退勤最中で垣間見る961プロ代表アイドルの素顔など、本編中で「営業」を行わずとも、大筋のストーリーは楽しめます。これは大きな違いですね。といっても、自分がプロデュースしているアイドルの色々な面を知るには「営業」は必須ですから、それはそれで楽しまないと勿体無いです。
Xbox360版では活動の最終週(54週目)はラストコンサートになる訳ですが、IU優勝で幕を閉じるSPのストーリープロデュースは、それに比べると感動の重みが違います(これはキャラ毎に結末の演出が違うでしょうから、一概には言えませんが)。それでも、やはりゲーム時間内で言えば1年もの期間を掛け、プロデューサーと担当アイドルの二人三脚で勝ち取った勝利は、静かな余韻を心にもたらします。
今回、Xbox360版で一番気に入ったキャラクターである「高槻やよい」でプレイをしたのですが、「営業」だけでは理解出来ていなかったやよいの強さをとても感じることが出来、彼女の新たな一面が見られました。他のキャラもどの様な物語が待っているのか、とても楽しみになりましたね。
○システム
ランクアップリミットが載っていることと、Xbox360版では1週で1アクション(営業やオーディション、レッスン)しか出来なかったのが、朝・昼・晩の3つのレンジに分かれていて、出来ることが多少変わったというのが大きいです。オーディションは丸一日(朝・昼・晩の3レンジ)使ってしまいますが、営業は2レンジなので、残った1レンジにレッスンを入れられる様になりました。また、取材依頼や衣装合わせのアポが入る様になり、Xbox360版ではファン頼みだったアイテム入手経路が増えた(と言っても、オーディションに参加していない場合、ファンからの差し入れは無くなった)他、オーディションで勝つことで得られた応援記事効果も、適宜取材にて得られる様になったのはプレイしやすくなった点かな、と感じました。メールによるブースト効果はレベルに影響しなくなり、テンション維持のみになったのは取材を多く受けられる様になった為かもしれません。
プレイして感じたことは、朝の挨拶やオーディションでの意気込み、直前の声がけによるテンション下降がとても多いという点でしょうか。ランダムであるというのはXbox360版もそうなのですが、感覚的に異様に外れを引くことが多く感じました。やよいだから救われましたが、千早とかをプロデュースしていたら死活問題だな、と思いました。流行の動きも結構頻繁に起きて、それにイメージレベルが左右されてしまう為、なかなか思うようにイメージレベルが上げられませんでした。
また、オーディションのバランスがなかなか絶妙だと感じました。Xbox360の時は対人戦ばかりを楽しんでいましたが、SPは全てがCPU戦。そんな中でも4・3・2といったセオリー打ちだけで勝てるものもあれば、思い出を使わなければ殆ど勝てない戦いもあり、特にIUは思い出を何回使っても良いというルールである為、使わずに勝利することは無理かな?と。私の育てたやよいはIU本戦は3回の審査それぞれに4回使って勝利したくらいで、本戦出場時は20個くらいは持っていた方が安心です(本戦は手に汗握りました(笑))。但し、評価点が同点の場合、レベルが低い方が勝利というXbox360版とは違い、評価点の内訳となるアピールの点数で勝敗が決まるので、より思い出によるポイント稼ぎが重要ということです。IUに関係せずとも、黒井社長直々のお誘いを受けた際のライバルオーディションは周囲が結構高レベルなので要注意です。
先に述べた「取材」や「衣装合わせ」は、メールでアポ取りが来るので、それに返信することでスケジュール可能となるのですが、これが最初の頃はホイホイ受けて失敗したり、「2週後」とかちょっと先の約束になると、これをすっぽかしてしまったりしたので注意が必要です。特にアポを取った会社と担当者の名前は把握しておかないと失敗しますので要注意です。
レッスンは結構難しくなったかな、と思いました。特にXbox360版では一番重宝していた「ポーズレッスン」は使用するボタンの増加に伴い覚えにくくなった為にパーフェクトが楽勝ではなくなりました。「ダンスレッスン」も使用するボタンが増えたので結構やっかいに。また「歌詞レッスン」も置き換え文字が回転していて読み辛くされていたり、「ボイスレッスン」も2ボタン同時押しが入ったりスピードが速かったりと難し目。新規追加の「演技力レッスン」は最初の頃は結構簡単でパーフェクトを取ったこともあるくらいなのですが、ランクが上がるとかなり苦しかったです。全て「時間内に何回こなせるか」ということになったので、Xbox360版の様に「決められた回数の中で1回1回の質を判断する」というもので無くなったのは個人的に好み。
○気になった点
一番気になった点は、オーディションの第一審査の開始タイミングについてです。曲が流れ始めてからアピール開始だと思っていたのですが、曲が流れ始めた時には既に1回目のアピール受付が終わっている状況。つまり、1回損をします。これは最初の頃は納得出来ませんでしたね。何回かオーディションをこなすうちに、1回目が点滅し始めるのを確認する様になったので問題は無いのですが、これはある意味不親切だと思いました。
次はランクAとランクSでは営業イベントが全く同じということ。営業イベントはこなすと再登場しないのですが、ランクAからランクSに上がった時に限り、全く同じ内容で再登場します。なので同じ営業を2回出来てしまうのが感覚的に気持ち悪いですね。パーフェクトコミュニケーションを稼ぐ意味では良いのですが…。
それと、プレイ終了時にさせられるプレイ再開の約束。約束が守れなくてもペナルティがある訳では無いものの、基本的に24時間以内の再開を強制させられるので、例えば休日の夕方にプレイして終了し平日を迎えてしまうと、平日の夕方にプレイすることが出来ない為に約束を破ってしまうことになります。ペナルティが無いとはいえ、約束を破って良い気はしないので、確実に24時間以内に再開出来る様なプレイを心掛ける必要がありました(例えば23時以降にプレイする等)。これはまぁ、「プレイを終了しますか?」で「いいえ」を選択した後、セーブがされて翌朝になった時に電源を切ってしまえば、そんなことは気にしなくて良いのですが(笑)。
その他では、IU本戦は3回連続のオーディションになるのですが、1回勝ち進む毎にセーブをしてくれます。その為、もし負けてしまったとしても、リセットすることで勝ち抜いた状態で再開出来るのですが、どうせ「後戻りは出来ない」ということであれば、その3回はセーブ無しで進んで欲しかったかな、と思いました。これならば決勝で負けてリセットした場合、本戦全てのやり直しになる訳ですから、緊張感が違うでしょう。まぁ、負けてもリセットしないでプレイするのが本来のプレイスタイルであるべきだと思いますが。
○良かった点
物語があることで、ファン人数を増やすだけの作業になりがちだった(どちらかと言えば対戦ツールっぽかった)Xbox360版よりも、純粋に楽しみの幅が広がったかな、と感じました。キャラクターの魅力も更に増したのではないかと。
それと、テレビ出演時のフォトとビデオの保存が激増したこと。Xbox360版ではプロデュースした単位で残しておくことが出来ず、自分でビデオ録画するなどしておくことでしか残せなかったものが、SPではトリオやデュオのプロデュースは出来ないものの、個々のアイドル毎に沢山残せます。
○まとめ
1st.プレイではありましたが、特に大きな迷いが生じることもなく楽しめました。初回でノーコンティニュー51週エンド、オーディション不敗(といっても全てが1位ではありません。特にIU予選は全て我那覇響に負けています(笑))、ファン総数161万人(ランクS)、評価B+(76点)というのは、自分的には上出来ではないかと。最後の評点の入り方を見て「特別オーディションをもっと受ける」「ファン総数を175万人超える」「コミュニケーションを増やす(20回くらい?)」「53週まではプレイする(54週目はIU本戦)」ということを次の課題にしようと思いました。折角なのでXbox360版では獲れていない100点評価(自己最高96点)を狙ってみたいですね。
1プレイの時間はそれほど長くないので、各アイドル1回はプロデュースしたいと思います。次は春香を考えたのですが、敢えて「ワンダリングスター」の中から選ぼうかと思っています。そして「ミッシングムーン」へと。
【付録】(プロデューサーランクLv.1 見習い~Lv.2 駆け出しにて)
アイドルランク:S
獲得ファン数:161万人
イメージレベル:13 (記者ブーストあり。無しではLv.11)
総合評価:76点(B+)
プロデュース曲:GO MY WAY!!、おはよう!朝ご飯、THE IDOLM@STER、Colorful Days、キラメキラリ
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