宇宙をかける少女 #26 (最終回)
2009年に入り、最初に「楽しみ!」と思った作品が、最終回を迎えました。
「宇宙をかける少女」
のっけからRD-XD92Dのお陰で録画失敗という災難に見舞われるも、その後はそういった被害を受けずに最終回まで漕ぎ着けられたのは喜ばしい限り。
が。
当初楽しみにしていた感覚とは違い、作品に対する楽しみはだんだんと薄くなり、一応楽しんではいるものの、あまり心に残らない地味な作品になってしまった様に思えます。
最初の頃の訳が分からない状況だったり、その置いて行かれた様なスピード感は嫌いでは無いのですが、大事なところにはそれなりの時間を掛けて欲しかったと思うのです。最終回を観て、26本という尺では足りないかな…と思いましたし、26本ということが分かっているならば、その分かっている中で描きたいことをキッチリ描くべきではないかと思うのです。今回、26本を観ていて特別つまらなかった訳では無いものの、その「描きたいこと」を私なりに掴むことが出来なかったことで、「映像が綺麗な凡作」になってしまったかな…と。せめてラストは余韻に浸るくらいの余裕が欲しかったです。
あのラストだと、例えば最終巻にカットを追加して尺を伸ばしたり、OVAなりの展開は容易に考えられるのですが、そういうのは本編をキッチリ終えた上で興味を持たせるべきで、最初から不足しているものを補う為に対価を払わせるというのは違うかな、と思います。
キャラクターデザインは当初それ程好きではなかったものの、最終回まで観ているうちに愛着くらいは湧きました。しかしながら、登場キャラクター数が多い為にそれぞれの活躍の場があまり無く、秋葉、いつき、ほのかという主軸の3名ですら、中途半端な存在に感じてしまったは勿体無いです。視聴者として、秋葉に視点を置き辛かったのが悪いのかな…と。ナミの位置付けも凄く中途半端。簡単に改心して戻って来なかったのは良かったですが(笑)、もっと上手い描き方もあったのでは?と思ってしまいます。ちなみに、一番好きなのはブーゲンビリア。その為か、メインの話の後ろでがっついて食事しているブーミンの会話を楽しむ方が多かったです(笑)。敗因はこれ?(爆)
「少女たちの想いはいつだって、宇宙を越えていく ──」
このキャッチコピーは、本当に番組の中で表現出来たのでしょうか。
一応、Blu-rayの購入をしてはいるものの、最終回を迎えてちょっと息切れ。金銭的に余裕がある訳では無いので、ここで止めるのも勇気かな…。
というのも、先日「舞-乙HiME Zwei」と「舞-乙HiME0 -S.ifr-」がBlu-rayになるという話をしましたが、バンダイビジュアルの発売スケジュールを検索したところ、
・舞-HiME COMPLETE (Blu-ray) 2010/01/27発売 \30,450
※完全新作アニメ(3分)、ディレクターズカット特別篇「Shining☆Days」等収録
http://product.bandaivisual.co.jp/web_service/shop_product_info.asp?item_no=BCXA-0210
・舞-乙HiME COMPLETE (Blu-ray) 2010/03/26発売 \30,450
http://product.bandaivisual.co.jp/web_service/shop_product_info.asp?item_no=BCXA-0211
というのが出て来たのです(汗)。
現時点で購入はグレーですが(画面比率4:3なので)、それでも少しだけ惹かれるものが…(苦笑)。
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