« 2009年6月 | トップページ | 2009年8月 »

2009年7月

2009年7月30日 (木)

調子が良いかと思えば駄目になるRD-XD92D…

 実はまだまだ騙し騙し使用しているRD-XD92D(笑)。

 買い換えたいのは山々なれど、やはり高い買い物。なまじRD-XD92Dがそれなりに使えているので、どうしても優先順位が低い状況。

 で、最近割と録画失敗せずにずっと運用出来ているのですが、今朝方、以前に生じた現象と同じ状態になったので、もう少し分かったことを詳しく書いておきます。

  1. 録画開始時間10分前に自動電源投入。
  2. 録画時間が来たのに録画が始まらない。良くあるのはデジタル放送がフリーズしている状態なのだが、特にフリーズはしていない状態。
  3. 録画時間終了後も自動的に電源が落ちずにそのまま。
  4. 編集ナビを見ると「録画中…」のコマあり。再生しようとすると「タイムスリップを使え」と言われ、タイムスリップを押すと「録画準備中なのでその操作はできない」と言われる。
  5. 電源を切ろうとすると「録画準備中なので、電源切るなら予約を取り消せ」と言われる。
  6. 予約リストを見ると、該当予約に「追」マークが付いている。しかしながら、特別時間変更などは行われずに放送は開始・終了していた。ちなみに、「追」マークが付いていながらも、表示されている予約時間は変更されていない。

 という状態でした。以前は、本体内の時計が狂って時間が来たという認識がされていないのかな?と思っていたのですが、どうやら番組データと予約データの整合性が取れていない状態になっている様子。フリーズはしないものの、こういう状況になってしまっては、フリーズしているのと変わらないですね…(苦笑)。

 電源が切れないので、そのまま放置。結局そのまま何も録画はされず、自動で電源が落ちることもなく、いつの間にか録画待機状態からは解放されました…。

 今のところ、録画している番組で録画失敗が怖い作品は全て録画が成功しているのは幸運なのかもしれません。失敗を極力無くす為に、今後も「電源事前手動投入」と「録画チャンネル手動切替」は欠かさずやって行こうと思います。これすら予防策にならなくなった時は、諦めて新機種を検討したいと思います…。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年7月27日 (月)

結局参加しなかった「グランディアオンライン」テクニカルテスト

 前回、何度もチャレンジした結果1度も接続することが叶わなかった「グランディアオンライン」のテクニカルテスト第一弾。後に聞いた話によると、そもそもテスターとして当選していなかったのが原因だった模様(苦笑)。ならば、ガンホーIDとしてログインした時点で資格が無いのは分かる筈なので、その時点で接続出来ない様にして欲しかったなぁ…と。思わせぶりにインストールしてログインまで行った後に「条件を満たしていないのでログイン出来ない」というエラーは、ちょっと納得出来ません。

 で、次に行われたテクニカルテスト第二弾は、第一弾に参加した人だけが参加可能というもので、完全に蚊帳の外。「あぁ、そうですか」と、そんな気持ち(笑)。

 そして、アナウンスされたテクニカルテスト第三弾。何やら、参加ユーザー数を大幅追加募集とのことで、一応応募してみると今度は当選。ちゃんと当選通知が届いたので、今度は「条件を満たしていない」とか言われない筈。

 7/23から7/26までの4日間あったテスト期間ですが、ただの1度も接続しないまま終了してしまいました…(爆)。

 やはり「グランディア」の冠は付いているものの、「どうしてもプレイしたい」という強い思いが湧いてこないのです。世界観や楽曲が「グランディア」であったとしても、その世界で自分の分身が遊べることに何も喜びを感じないし、生活をしたいとも思わない。色々な人達と一緒に冒険する楽しみは勿論あると思うものの、今はオフラインで物語を楽しむRPGの方に楽しみを見出しているので、これは仕方が無いことかもしれませんね…。

 今回、折角当選したのに、自らその権利を放棄してしまった訳ですが、正式にサービスが開始されたとしても、時間を費やすだけの魅力があればプレイを検討するかな…くらいの気持ちなので、気に掛けることはあまり無さそうですね…(汗)。

 まぁ、栗林みな実さんの歌うテーマソングは購入し、結構気に入っているので問題は無いですかね?(笑)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年7月26日 (日)

歯医者さん

 2年くらい前、歯石が取れた様な感じがあったものの、特にそれを気にせずにいたら、どうやら(表面ではなく、歯の中の)虫歯が進行してしまった状況らしく、時折痛みも感じる様になったので、歯科に足を運びました。

 永久歯になって初めての歯医者さん。歯の健康にはそこそこ自信があったので、歯科に足を運ぶことは結構屈辱的なのですが(笑)、そうも言っていられません。

 評判も良く、日曜日も診療してくれるところを選んで予約。

 実際に行ってみると、雑居ビルの1フロアなのに非常に綺麗で、更には診察台が自分が最後に行った云十年前の歯科の印象とは全く異なり、超近代設備で驚きました(笑)。自分の中での歯科の最新設備イメージは「ゲーム歯医者(ゲームセンターあらし)」だったので(爆)。

 本格治療は次回からなのですが、どうやら神経周りにも及ぶそうな…(汗)。

 それでも、担当の先生に「他の歯を診て、これまで虫歯とは無縁であったことが分かりますね~」と言われたくらいなので、一応「歯の健康に自信がある」と思っていた自分は間違っていなかったということで…(笑)。

 あぁ、また予定外の出費が…(涙)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年7月25日 (土)

注文したのを忘れていた…(汗)

Dscf2214 あはははは…(汗)。

 ついノリで注文してしまったのを忘れていました。

 写真に写っているものは、「クイーンズブレイド ~流浪の戦士~」のキャスト直筆サイン入り複製原画のレイナおよびトモエの2種。

 一応サインは”直筆”ということですし、価値があると言えばあるのですが、絵に関して言えば、出来ればこの商品ならではの描下ろしだったら良かったなぁ…。

 にしても、この系列の商品。実は意外と(?)枚数を所有していたりします(爆)。

 まぁ、有事の際は手放してもそれなりの価値が見出せるであろうということで、今は納得してほくほくしておきたいと思います(笑)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年7月24日 (金)

CD発売とイベント有無

 CDが発売され、その中に封入されている応募券や専用ハガキでの抽選イベント、店頭での発売記念イベントにご招待ということはそれなりに多いと思います。

 しかし、そのイベント応募・参加目当てに一人でCDを何枚も購入するのは良いのですが、応募券や参加券だけを手元に残し、CDを中古としてお店に売ったりオークションに出品するのは、どうなのかな…と感じることがあります。10年近く前にはそういうことをした事があるのでその気持ちは分かるのですが、今となってはやはり疑問に感じてしまう気持ちが大きいのも確かです。

 今回、購入しようと思っていたCDがあったのですが、たまたま新品未開封の中古として売られていたのでそちらを購入してしまいました。その売られていた枚数がかなり多く、発売から半月くらいしか経っていないにも関わらず、半額近い値段だったのです(在庫数が結構あったからではないかと思うのですが…)。

 買えるなら安く購入出来るに越したことはないので、敢えて新品を定価で購入するという選択はしませんでしたが、こういう状況を市場で見てしまうと、ちょっと寂しいというか、疑問に感じてしまうというか、そんな気持ちが湧いて来てしまいました。

 以前、何回か目にした「オリコンで1位にする為」という理由で対象店舗にて買占めをしている人達も、結局自分にとって「余分な枚数」は売り払ってしまっているのかもしれません。周囲に無償配布するなら良いのですが(笑)、直ぐに売り払ってしまう場合、その対象のアーティストに対して申し訳ない気持ちは起きないものでしょうか…と。

 人気アイテムの需要と供給のバランスによる転売という行為が発生することも含め、恐らく正解を見つけることが出来ない問題なのかな…と思う今日この頃。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年7月21日 (火)

職場から自宅まで歩いてみました(笑)

 前から興味があったのですが、なかなか実践に至らなかった「職場から自宅まで歩く」というミッションを、悪天候の今日、突然やってみることにしました(笑)。

 細い道を通ると分かり辛いということもあり、それ程大回りせずとも分かりやすいルートを選択。歩く距離にして7Km弱。決して歩けない距離ではありません。毎朝2Kmちょっと歩いて乗換駅まで行っていることを考えるとその3倍ですし…。

 18:00過ぎに会社を出て歩くこと1時間5分くらいで、自宅に到着。予想よりも30分近く早かったです。

 私は歩幅もそれなりに大きいので歩くのは早いのですが、ペースを落とさず歩いたものの、もう汗だく。この季節にに雨の中スーツで歩くものではありませんね…(苦笑)。

 歩いてみて思ったのは、「歩くよりは自転車の方が現実的だろう」ということ。自転車ならは30分程度で着けるでしょうから、運動不足をより解消するには良いかも。今、自転車が無いので、近いうちに購入しようかな、と思った今日のミッション。

 思っている以上にくたびれていますが(笑)、意義はあったと感じています。気分転換と言っては何ですが、こういう刺激は悪くないですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年7月20日 (月)

スーパーアドベンチャーゲーム「ワルキューレの冒険」

Dscf2213  1980年代半ば。「ゲームブック」というのが流行りました。

 小説の様な体裁を持ちながらも、初めから順にページをめくるのでなく、該当する番号の文章を読み、自分の状況に応じて次の番号に進んで行くというもので、読み手(プレイヤー)それぞれに物語がある様なイメージを持ってもらえれば良いかと(勿論、用意されたエンディングはあります)。

 その中で、ナムコのゲームをベースにしているものが創元推理文庫から刊行され、「ゼビウス」を皮切りに、「ドルアーガの塔」「ドラゴンバスター」「ワルキューレの冒険」という、ゼビウスを除けばファンタジー世界で、RPG要素も持った作品群ということで、ゲームブックとの親和性はなかなか。それぞれ、楽しんだものです。

 が。

 実は「ワルキューレの冒険」だけは、自分の知らないうちに発売されており、1巻目帯無し状態で購入、2巻目は発売間もなく購入することが出来たのは幸運だったものの、3巻目は気が付けばもう入手出来る状態ではなくなっていたのです(当時としては、足しげく書店に通うなどして自分なりに頑張っていたとは思うのですが、今の様にネットが普及していた時代ではないのでマイナーな書籍は入手が難しかったです)。

 それから20年。ようやく、「ワルキューレの冒険」の最終巻である「時の鍵の伝説」を入手することが出来ました!(帯やシートは欠品ですが、年月を考えれば十分綺麗かと) これまでオークションには何度か出たことはあるのですが、全てプレミア価格で手を出すことが出来ず、20年も待ってしまいましたが、これでようやくグランドフィナーレを体感することが出来るのです。もうとっくに物語は忘れているので、最初からやるのは厳しいものの、手元にあるのですから気が向いた時に読めるのはやはり嬉しいものです。

 良い機会なので、たまにはこういうオールドアイテムの紹介もして行こうかな?と思う、20年目の出逢いでした(笑)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年7月19日 (日)

「テイルズ オブ」ドラマCD、収集ほぼ完了…

Dscf2212  先日、「手を出してしまった」と書き、順調に集めている報告をしていましたが、とうとうほぼ揃えてしまいました(笑)。現時点で所持していないのは、「アビス」の映像メディア初回版特典のドラマCDと、「デスティニー」の天上編全巻購入特典CDのみ。

 懸念されていた「初回盤ボーナストラック」も何とか揃えることが出来たのは幸運でしたね。特に最後の最後まで集められなかった「ファンタジア」のアンソロジーVol.2の初回盤は、駄目元で最安のAmazonマーケットプレイス(商品の詳細は調べてもらえないお店)で、注文してみたところ初回盤であったというもので、幸運を引き込んだとも言える展開でした(笑)。

 それにしても、この積み上がりっぷり。前回の写真と比べていただければ分かりますが、とうとう50cmドールの閻魔あいの箱と競い合える高さになって来ました。

 さぁ、時間を作ってこれらを1枚1枚聴こうと思うのですが、1枚50分と考えても57枚はかなり手強いです…(爆)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年7月18日 (土)

エステー ミュージカル「赤毛のアン」、どうやら落選…(涙)

 先日応募したエステーミュージカル「赤毛のアン」。

 6月末に応募締め切りとなり、そろそろ抽選が行われた頃かな?と思い、公式サイトへ行ってみると丁度抽選を行ったとの記事が書かれていました。応募総数は36万通もあったそうで、私が応募したのは参加と場所の都合で結局千秋楽である8/28を選んだ訳ですが、倍率も凄いのだろうな…と。

 それでも当選する可能性はゼロではないということで、チケット到着を期待していたものの、各ブログで当選の声がちらほら聞こえはじめたのが7/13以降なので、7/18現在来ていないということは落選したと受け留めて良さそうですね…(涙)。残念です。菊地美香さんのダイアナ、いつか観る機会があればなぁ…と、次に期待したいところです。

 で、「アン」と言えば、現在放映中の世界名作劇場「こんにちはアン」。こちらは2クール目に入り、学校に通う様になり、色々な人との出逢いを重ねています。これから少しずつ重くなるのだと思いますが、シリーズディレクターである島田満さんは、数多くいらっしゃる脚本家の中でも、私が”好き”と言える数少ない脚本家の一人ということもあり、その仕上がりはとても楽しみにしています。

 「アンはダイアナに会うまで、誰一人親友と言える友達は居なかった」「大きくなったアンが、過去を振り返った時に思い出したくないと言った時代の話」ということを考えると、残り2クール弱は決して明るい話題に満ちたものではないと思うのですが、グリーンゲーブルズに行くアンを知っているだけに、そこは逃げずにちゃんと見届けたいな、と思います。

 そう、アンとダイアナの出逢いに想いを馳せて…。

 あぁ、ミュージカル、観てみたかったなぁ…(涙)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年7月15日 (水)

Ys I&II Chronicles

Dscf2211 一応、公式には明日(7/16)発売であるものの、その発売元である日本ファルコムから本日届いた「Ys I&II Chronicles」。折角、前日に届いたので早速プレイしてみることにしました。

 思えばこれは何回目の「イース」のプレイになるのでしょうか(笑)。

 最初は勿論、PC-8801mkIISR用の「イース」。発売前に店頭デモで流されていたその音には、本当に驚くと共に感動したのを鮮明に覚えています。プレイ時間こそ短かったものの感動は大きく、タイムアタックも含めて何度も何度も遊びました。当時、ログイン誌上の読者コーナーの1つ「ゲーム情報局だよどっこいしょ」で、「イース」がお題だった時に投稿して、「今月の1等賞」を頂いたくらいです(笑)。

 次はPCエンジンCD-ROM^2版。CD-DAでの豪華なサウンドと追加されたキャラクターボイス、IとIIが繋がって遊べるなど、CD-ROMの効果を初体験した代表的なソフトでもあり、これはこれで感動したものです。

 その他にもMSX2版、ファミコン版、セガマークIII版、セガサターン版、X68000版、Windows版など、本当に多くの機種で楽しみました(恐らく、メジャー系ハードでプレイしていないのはPS2版とDS版だけ)。そんな中での今回のPSP版。ベースはWindows版の「ETERNAL」とのことですが、「クロニクルズモード」という全く新しいサウンドとグラフィックで作られたモードを搭載しているということで興味が湧いたという訳です。

 で、前置きが長くなりましたが(笑)、ファーストインプレッションを。

 起動してから、OPである「FEENA」を、PC88版、ETERNAL版、そしてクロニクルズ版を聞き比べ(笑)。個人的感想を言えば、やっぱりPC88版が思い入れがある分、一番ゾクゾクしたのですが、クロニクルズ版も豪華且つ新鮮でなかなかのもの。

 プレイモードは「クロニクルモードの難易度NORMAL」で開始。

 5分くらいあるOPムービーは、「イース」の組曲になっており、アドルがエステリアに流れ着くまでを描いていました。最近「空の軌跡」をプレイしたから余計に感じるのですが、物凄く「空の軌跡」とベースにあるイメージが演出も含めて似ています。これが「ファルコムらしさ」なのかもしれませんね。そう考えると、日本ファルコムにとって「イース」という作品がどれほど影響を及ぼしたのかを改めて感じることが出来ます。

 バルバトの港町から始まるのですが(個人的には蛇足感バリバリ…)、過去の「イース」を尊重しての操作性なのか、人との会話はぶつかるだけ(ボタン押下不要)で、何度も会話する場合、当たって離れてを繰り返す必要があります。これは正直「どうよ?」とか思いました。また、最近立体的なグラフィックばかり見ていたこともあって、街並みが綺麗であるものの平面なのが気持ち悪かったですね。PSP-1000でプレイしているからか、アクセススピードもかなり遅く感じました。

 ミネアに移動し(特に促される訳でもなく、助けてくれた方に別れを言うこともなく、勝手に移動(笑))、金の台座を取りに行き、ピムの店で金の台座を売ってサファイアの指輪を買い、隻眼の男に渡してお礼を貰い、最初からLONG-SWORD、CHAIN-MAIL、SMALL-SHIELDを装備してサラの店に。まさか、こんなに当時のプレイ法が通じるとは思わなかったので、ちょっと笑ってしまいました。

 フィールドが細かく分割され、画面切り替えが多くなっているのはちょっと頂けないですね(ファミコン版の様です)。それと、敵を倒すと血しぶきを飛ばしてバラバラになるのは、微妙な演出かな…と。音楽は好きなときにPC88、ETERNAL、クロニクルズと変更出来るのは嬉しい配慮です。

 操作はPSPの十字キーでもアナログキーでも出来ますが、「イース」っぽく遊ぶなら十字キーの方が良いです。更に、操作モードを8方向に限定すると、より当時っぽくなります。あまり、「半キャラずらし」に拘らなくとも戦える印象でしたが、敵が弱いからかもしれませんね。これから神殿に行って、鍵を取った後、廃坑に行って、SILVERシリーズを集めてから神殿の奥のボスを倒しに行くという、私のルート(爆)には半キャラずらしは必須なので、どうなるか楽しみ(?)です。

 結局、「クロニクルズモード」でプレイしても、それ程新鮮さが無く、寧ろ大きく変わることに期待していただけに、古臭く感じてしまったりもしました。それでも久し振りにプレイする「イース」なので、最後までプレイしてみようかな、と思っています。

 それと、日本ファルコムの通販特典として、「Ys I&II Best Sound Collection」というCDが付いて来たのですが、これは本当にタイトル通りで、これまで発売された「Ys」関連のCDからチョイスされた14曲に、Ys I COMPLETEとYs SEVENのOPENINGを併せた16曲が収録されたオムニバスCDでした。なので、目新しさは余り無いのですが、「Ysの歴史を振り返る」という意味では、楽しめる1枚かな、と思いました。店頭特典CDはクロニクルズのminiサウンドトラックなので、もし「Best Sound Collection」が欲しい場合は、ファルコム通販を利用しましょう(笑)。

 という感じで、「Ys I&II Chronicles」のファーストインプレッションでした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年7月13日 (月)

PS3版「テイルズ オブ ヴェスペリア」体験版配信開始

Dscf2203 本日よりPS3版「テイルズ オブ ヴェスペリア」の体験版が、PlayStation Storeにて無料配信開始されました。

 早速、ダウンロード。プレイしてみました。

 PS3はD5映像なのかな?ということもあり、ちょっと綺麗に見えなくも無いですが、基本的にXbox360版と変わらない、紛れも無く「ヴェスペリア」でした(笑)。

 Xbox360版はエフミドの丘を通って海に出るまでが体験版でしたが、初体験の場合を考慮すると、最初のボスであるガットゥーゾは強いですし、最初のムービーパートは多少冗長な気がしました(早くプレイしたい気持ちに待ったをかける感じだったので)。それに比べ、PS3版の体験版に選ばれたのはケーブ・モック大森林で、迷路の難度もそこそこ、奥行きのあるグラフィックの綺麗さは十分に伝わる場所である他、ムービーパートも短すぎず長すぎず、プレイ中に現れるスキットの数も10弱あって楽しめる出来に。パーティで選択可能なキャラは、ユーリ、エステル、リタ、ラピード、そしてパティ(笑)。しかも、全員使用可能。ラピードのパーティトップも拝めます。

Dscf2206 基本的にマップを周って、ギガラルヴァと戦闘して終了。流石にXbox360版をプレイして勝手を知っているだけあって(?)、楽勝でした。しかし、久し振りにプレイする「ヴェスペリア」はやっぱり改めて凄いと感じましたね。これは、Xbox360版も含め、プレイ出来る環境があるならば、プレイして損は無いだろう、と感じます(物語の好き嫌いは勿論あると思いますが、ハイデフ機としての方向性は確実に示している1本だと思います。少なくとも「トラスティベル」よりも、確実にそれは感じられます)。

 体験版ということなのか、アクセススピードがXbox360版より遅いのが気になりました(これでも一般的には十分早いレベルだと思いますが)と。それ以外は何も文句はありません。久し振りにプレイして、フェイタルストライクの気持ち良さは健在でしたし、連続技を叩き込むのも気持ち良い。で、意外とパティが面白い。今回の体験版では、物語として若干絡む配慮になっていながらも、パーティ内に居て使えるという矛盾したものになっていますが(笑)、製品版では使ってみようかな?と思えるテクニカルキャラに感じました。

Dscf2209  で、一番今回の体験版で面白かったのは、始まって直ぐの所に新ギガントモンスターが居ること(笑)。初戦で残り7000まで持って行くも全滅…。これなら勝てますね。後半の飛び跳ね&駆けずり回りを上手く凌げばですが。上手くプレイすれば、ギガント&ボスというプレイも出来るという、Xbox360版よりも「遊ぶ」という点では良い体験版だと感じました。ただ、エフミドの丘のイベントの様にちょっとした見せ場があっても良かったかな?と。まぁ、発売前にトレーラー第3弾が出ると思いますので、そちらに期待します。

 ということで、未プレイの方もXbox360版でプレイ済の方もお試しあれ。

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2009年7月12日 (日)

FictionJunction Yuki Kajura LIVE Vol.#4~Everlasting Songs Tour 2009~

Dscf2200 現時点でSee-Sawの最後のライブである「Dream Field」に参加してから約7年。梶浦由記さんがFictionJunctionとしてのライブ活動を始めていたのに気付いてから、ようやく参加することが出来た今回のライブ。2月にアルバム「Everlasting Songs」というアルバムが発売された記念ライブということで、然程そのアルバムを聴き込んでいない私のテンションは低め(汗)。やはり、心のどこかで「See-Sawとしてのライブが見たい」とか「梶浦由記さんのプロデュースした人の中では千葉紗子さんが一番好き」とか、ある意味”無いものねだり”とも言える感情が見え隠れしているからかな…と(今でも、千葉紗子さんのFCイベントに梶浦さんが駆けつけ、ピアノ伴奏で千葉さんが歌った「アイスクリイム」は忘れられません)。

 それでもこうしてチャンスが巡って来たのですから、それはそれで大切な時間としてしっかり味わいたいと思い、会場へ。

 開場17:00ということもあり、物販を考慮して30分前くらいに着ければ、と考えて16:23頃に到着すると、「開場前物販は16:30まで」とか言っているので直ぐに並んだら、5分くらいで買えました(笑)。そうそう、こういうスピードを求めているんですよ、アイマスとかテイルズのイベントにも(爆)。場所がJCBホールということもあり、先日のアイマス4周年記念ライブと同じだけに、余計にそういうところを比べてしまうのは仕方無いですよね…?

 で、開場後、余裕で座席へ(何の因果か、アイマス4周年ライブと同じエリア(笑))。そして、開演時間18:00ピッタリに始まるライブ。ここもアイマスに見習って…(爆)。

 サイリウム禁止というだけあって、スポットライトなりレーザーなりが映える。この感じ、千葉紗子さんの「everything」のライブに似ている様な…とか、まだ引き摺るか私(苦笑)。

 先ずは1st.ステージとのことで、YUUKAこと南里侑香さんが登場。開幕から、その歌唱力を存分に発揮。そして、梶浦さんのキーボードの他、バンドの皆さんのベース、ドラム、ギター、ヴァイオリン全てが物凄い存在感のあるパフォーマンスであることに感動。この感覚、See-Sawのライブでも味わったのですが、それ以来かも。シンガー、コーラス2名、キーボード、ベース、ドラム、ギター、ヴァイオリンの合計8名が、それぞれ自己主張しつつ、それが全然邪魔し合わないのは本当に凄いです。特に、意外と隠れてしまいがちなベースがしっかりと聴こえて来るのに感動です。梶浦さんの曲だけあって、コーラスも全然裏側という存在ではなく、主旋律を際立たせるもう一方のボーカルという感じも、目の前で完璧にパフォーマンスされると背筋がゾクゾクします。 

 南里さんの歌はしばらく聴いていなかったというのもあって、circusなどは随分と久し振りに聴きましたが、やはり生で聴くのは良いですね。帰りにCDを聴きながら帰宅したのですが、ライブの迫力には遠く及びませんでしたから(笑)。

 最初に感動したのは「ピアノ」から「暁の車」に繋がるところ。
 次は「cazador del amor」が流れた時。
 そして「記憶の森」から「nowhere」に繋がった時。
 「約束」が聴けたのも凄く嬉しかったです。

 ちょっとした間を空けて2nd.ステージ開始。

 今度は南里さん以外のFictionJunctionボーカルの方々が登場。それほど細かく知っている人達では無いものの、CDで聴いている限り皆さん似た感じ、という印象だったのですが、生で迫力のあるボーカルを聴いた時にそれぞれの特色がはっきりと分かりました。CDでは梶浦さんの曲であるということでボーカルの個性を薄れさせてしまっている様に感じていたのですが、それは私の聴き方の問題であった様です。今回、一番好みだと感じたのはWAKANAですね。

 2nd.ステージは、ある意味FictionJunctionらしさが詰まったステージだったと思うのですが、梶浦さんが手掛けた楽曲たちをオリジナルとは別の方が歌っていることに少し寂しさを覚えてしまうのは私だけでしょうか…。やはり「here we stand in the morning dew」は千葉紗子さんの歌ですし、「水の証」は田中理恵さん、「synchronicity」「ユメノツバサ」は牧野由依さんの歌。「宝石」は井上麻里奈さんの歌…だけどまぁいいや(爆)。勿論、FictionJunction版も良いのですが、オジリナルが失われて行く寂しさは感じています。

 そんな感傷染みた気持ちも何のその。このライブで一番背筋に来る瞬間がやって来ます。

 「目覚め」(「舞-HiME」戦闘曲)と「salva nos」(「NOIR」戦闘曲)のコンボ。これは終始ゾクゾクが止まりませんでした。何と言うか、アーティストのライブとゲームミュージックのライブが交わった感覚。思えば、アイマス系の歌に思いが強いのも、この理由に近いから。やはり根底にあるのは「作品」なんですよね、私は。

 大いに盛り上がった2nd.ステージが終わってのアンコール。

 予定調和タイプのアンコールではありましたが、最後に大好きな「angel gate」が聴けたのは超が付くほど幸せでした。

 こうして過ぎた3時間半。最初のテンションの低さは何処に行ったのかと思うほど、胸が熱くなっていました。席が2階だったということもあり、終始ゆっくり座って観ていたのは良かったものの、たまに1階に降りて思う存分弾けたい瞬間もありました(笑)。
 今回演奏された多くの楽曲は、ライブ用に編曲が豪華且つヴァイオリンの見せ場が多目という個人的には文句なしの状況。こんなに熱いヴァイオリンは、EUROX以来かと思うくらいに感動しまくりでした。それと、梶浦さんのMCはSee-Sawの時も感じていましたが、とても上手いです。色々なタイミングが絶妙でした(笑)。

 本当にパフォーマンスが高いライブでしたので、発売が決定しているライブDVDは購入決定です。出来れば、Blu-rayで出して欲しいです! ちなみに、参加してから知った事ではあるのですが、今回参加した南里さん。実はゲストとしてではないライブは初めてだとか。更には、FictionJunctionとしてこれだけ日本語の歌が多いのも凄いことだとか(笑)。そう考えると、物凄く良いタイミングで参加出来たのだなぁと、思わずにはいられません。その瞬間を記憶のみに残すのも良いですが、こうしてメディアに残ってくれるのは、行けなかった人にも何か伝わるものがあると思うので歓迎したいですね。

 それと、最後に次回ライブの日程が2010年1月9日とアナウンスされました。今度は「日本語封印」とのこと(笑)。もしかしたら、日本語を封印した方が、よりFictionJunctionらしさが出るかもしれませんね。

 という感じで書き殴ってしまいましたが、個人的にとても楽しんだライブでした。

【付録:セットリスト】

■1st.ステージ FictionJunction YUUKA

  1. circus
  2. aikoi
  3. Silly-Go-Round
  4. 焔の扉
  5. よろこび
  6. nostalgia
  7. 荒野流転
  8. ピアノ
  9. 暁の車
  10. cazador del amor
  11. 記憶の森
  12. nowhere
  13. 約束

■2nd.ステージ FictionJunction

  1. 星屑
  2. here we stand in the morning dew
  3. 銀の橋
  4. 花守の丘
  5. 宝石
  6. synchronicity
  7. 水の証
  8. みちゆき
  9. 目覚め
  10. salva nos
  11. zodiacal sign
  12. Parallel Hearts

■アンコール

  1. everlasting song
  2. ユメノツバサ
  3. angel gate

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年7月11日 (土)

英雄伝説VI 空の軌跡 ドラマCD「去り行く決意」

 先日プレイを終了した「英雄伝説VI 空の軌跡FC」。

 次作である「空の軌跡SC」を始める前に、そのSCの初回特典でもあったドラマCDを、ゲームを薦めてくれた友人のススメもあって先に聴いてみました。

 リベール通信の記者であるナイアルが、事件に関わった人達にインタビューをしつつ、それぞれの関わった話の名場面を振り返る作りになっていて、ダイジェストとしてとても良く纏まっていると思いました。恐らく、FCをプレイして2年も待った人でも、このSC初回特典のドラマCDを聴く事で、一瞬にしてFCクリア時の気持ち、感覚に戻れたと思います。そのくらい良く纏まっていました。

 プレイ終了の感想として「小説を読んでいるみたい」ということを述べましたが、ドラマCDということで、各キャラクターに声が乗ることがどの様に作用するのか、ということに期待と不安があるのは、小説作品がドラマCDになる時と同じ感覚。一部キャストは聴く前に知っていましたが、演技として耳にした訳ではないので、あまりそれを構えずに聴けました。

 で驚いたのは、そのキャスト陣のマッチ具合。聴き終わる頃には、ゲームで味わった台詞の何倍もの感情が胸に溢れて来て、特に最後は涙無しには聴けませんでした。また劇中のBGMをそのまま使用していながらも、キャスト紹介部分はファルコムお得意の「スーパーアレンジバージョン」だったりして、これまた劇中のイメージを大きく膨らませてくれました。

 今のRPGは最初から声が入っているということもあり、ドラマCDで味わえる感動は、今回の「空の軌跡」に比べると圧倒的に少ないと言えます。勿論、ゲーム中には無いシーンだったり、追加された台詞だったりという部分には感動するかもしれませんが、記憶として無音声で刻まれたシーンに、声という色が付くことによる広がりには勝てないということを改めて感じました。

 逆に言えば、ゲーム中に最初から音声付で聴けていれば、ゲーム側の感動がより大きくなったとも言えるので、「最初から最高潮の感動した後に、また違ったアプローチで聴くドラマCD」と、「最初に物語の感動を味わった後、ドラマCDにて彩られた世界を更に噛み締めて大いに感動する」というのは比べられないものがあるよな、と思いましたね。

 どちらが良いというのは決められませんが、実は後者の方が広がりがある分、感動が大きいかもしれません。BGMに関しては、原音を豪華にアレンジすると感動出来るものもあったりしますが、その多くは原曲に勝てなかったりするのが殆どではないかと…(笑)。

 とにかく、今回「空の軌跡 ドラマCD 去り行く決意」を聴いたことにより、SCを早くプレイしたくなりました。実はあれから未だ「マイソロ2」をプレイしていないので、ちょっと困っています…(汗)。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2009年7月 9日 (木)

きらりん☆レボリューション ファイナルステージ

 今年の春に大団円を迎えた「きらりん☆レボリューション」。

 ひょんなことから観始め、流し観しつつも丸3年付き合った番組ですし、CDも購入して聴いていたくらいの作品ということもあって、映像のシステムこそ「めちゃモテ委員長」に受け継がれたものの(笑)、楽曲群の新作が無いのは少々寂しさも感じなくはなかったり。

 番組終了後、「ファイナルライブ」と題して中野サンプラザにて集大成ともなるライブが行われるのは知っていたものの、行くのは流石に…なんて思っていたら、そんな選択肢は無いくらいにちゃんと売り切れた様で(笑)、それはそれで残念…とか思ったり。

 何て思っていたことも忘れた頃に発売された、その「ファイナルライブ」のDVDである「きらりん☆レボリューション ファイナルステージ」。番組終了の記念と3年間観た自分への褒美(笑)として、折角なので購入してみました。

 開演前、なーさんからの諸注意や雲井マネージャからの約束事項があり、その後第一話のきらりがSHIPSのステージに落ちてくるところが流されて開幕。曲は「恋カナ」。開幕するにはこれしかない選曲です。そして「バラライカ」「ハッピー☆彡」「チャンス!」といった歴代のOPナンバー。番組から離れてこうして客観的に見聞きすると、思っている以上にライブにマッチしているという新たな発見。しかも名曲なんじゃないかと思えてなりません(笑)。「アナタボシ」「ガムシャララ」「はなをぷーん」「パパンケーキ」「はぴ☆はぴサンデー!」「タンタンターン!」「サンサンGOGO」というアップテンポで乗れるナンバーは勿論、間に挿入される「ふたりはNS」「SUGAO-flavor」が良いアクセントになっていて上手くステージを演出していました。きらりの衣装早変わりもなかなか決まっていたし、きらりの着替えを繋いだSHIPSやのえる、こべにも頑張っていました。特に驚いたのがSHIPS。初代のSHIPSの印象が強かっただけに、最初から駄目と決め付けてしまった感のあった新たなSHIPSですが、なかなかどうして。本気な姿勢は好感が持てました。

 曲数はそれなりに歌ってくれたのですが、フルコーラスでないものも多く、個人的に好きな曲でもある「水色メロディ」が無いなど残念な部分があったり、MCはもう少しテンポ良く上手にやって欲しかったかな、と思ったりしましたが、最後を飾るライブとしては及第点だったと感じました。

 が。

 その思いはアンコールで一変。

 ステージ上のMilkyWayとSHIPSの合わせて5人すら知らされていなかったサプライズ。

 「おはスタ」から山ちゃんこと、山寺宏一氏が応援に駆けつけてくれ、思い出を語ってくれました。みんな感極まってしまう中、きらりだけが気丈に振舞っていました。

Dscf2199 そして、最後に全力全開でSHIPSが「TOKYO FRIEND☆SHIPS」を、MilkyWayが「サンサンGOGO」を、公演中以上にパワフルで気持ちの入った最高のパフォーマンスを見せてくれました。その中で、3年間の数々の思い出が溢れて来たのか、とうとうきらりの声が震え始めます。それでも最後まで気丈に歌い上げたその姿に、ちょっともらい泣きしてしまいました。自分にも3年分の何かが心に残っていたという証なんだな、と感じた瞬間でした。

 参加こそ出来ませんでしたが、こうして有終の美を飾ったMilkyWayとSHIPSの5人を観て、「きらりん☆レボリューション」が最終回を迎えてから3ヶ月にして、自分の中にも明確な区切りが出来た気がします。

 実際に参加したかったかどうかは微妙な感じではあるものの(笑)、こうしてその空気を味わえたことは良かったな、と素直に感じた映像でした。

 次のライブ系映像は、2009/09/26に発売が決まった「アイドルマスター」の4周年記念ライブのBlu-ray。こちらは参加したものの、視界がクリアだった訳では無いので、その時の興奮を味わいつつ、クリアな視界を堪能したいと思っています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年7月 8日 (水)

2009年7月新番組チェック

 昨年春から始めた「RPG祭(…というより「テイルズ祭」か)」の影響や、時間を費やして観ても手応えを感じない作品ばかりで息切れしているということで、急速にアニメーションへの興味が薄らいでしまっている昨今。それでも一応この7月からの新番組をチェック。数ある作品の中から私が選んだのは次の6作。そのインプレッションを書いてみます。

■大正野球娘。

 先ず小林七郎氏の背景に目が行きました。大正時代ということで、その雰囲気ともマッチしていて第一印象は○。冒頭から時代背景の説明を通学しながら歌でやってしまうのは個人的に◎(笑)。最初は随分とのんびりした作品だなぁという感じでしたが、後半は思ったよりも飽きずに、寧ろ楽しんで観られた感じ。「マリア様がみてる」と雰囲気は近いような近くない様な…という感覚です。映像は素晴らしく、キャラクターデザインもキャストも結構好み。伊藤かな恵さんの歌うEDも素敵(笑)。

■NEEDLESS

 驚いたのは予想以上に出来が良いこと。あの一種独特の今井神の描くリズム感を割と再現できていると感じました。戦闘シーンのスピード感・躍動感もしっかりしていて、楽しめました。このクオリティが持てばそれなりの作品にはなりそうですね。先日発売されたコミック「NEEDLES ZERO II」に原作者である今井神氏が「原作未完結なのでアニメなりに最後を描いて欲しい。原作で明かしていないことも、スタッフには伝えた」ということをコメントしており、それがどの様に展開として活きて来るかを楽しみにしたいと思います。キャストは山田とイヴの声がしっくり来なかったものの、慣れの問題かと。EDフィルムは動き過ぎで、映像はともかく(笑)驚きました。

■エレメントハンター

 ちょっとキャラクターデザインが苦手(原案の奥村大悟氏の絵ならOK)な感じだったのですが、佐橋俊彦氏の音楽にかなり助けられ、後半はそこそこ楽しんでいて、次回も観ようと思えるものでした。NHKで放映するだけあって、元素記号の勉強にもなります(笑)。主題歌の石川智晶さんの歌はガツンと来なかったのですが、これは慣れれば好きになれるのか…?という感じ。まぁ、伊藤和典原案、荒川稔久脚本ということもあり、先ずは観続けてみようかな、という感じです。スタッフ関連で韓国色が強いのは気になるところではありますが…。

■宙のまにまに

 狙った様に七夕から始まった本作。宇宙(星空)を題材としていることと、主役の伊藤かな恵さんのモノローグに当てられ観てみることにした訳ですが、個人的には結構当たり。緩急が小気味良く、巷に溢れるラブコメよりも全然良いです。幼馴染という設定でありながら、それをストレートに甘酸っぱく使わないのが良い(笑)。設定とかは全然違いますが、何となく「成恵の世界」と「ふたつのスピカ」を足した感覚(本当に感覚的なものなので、異を唱える人も多いでしょう)。スタッフクレジットが全員名前の後ろに星座表記が付いている凝り様。音楽がCooRieと大久保薫氏というのも好み。ED「星屑のサラウンド」もCooRieらしい楽曲で◎。割と地味な作品だと思うのですが、こういう作風は大好きなので、物語をどう展開して行くのか楽しみ。

■うみものがたり~あなたがいてくれたコト~

 佐藤順一監督作品ということでチェック。映像は今期作品の中でズバ抜けて素晴らしいと思います。こちらもまた小林七郎氏の美術が沖縄の風景を温かく再現。動きも柔らかです。ただ、当初思っていた感じの作品ではないという印象で(ARIA的作品だと思っていました)、佐藤順一監督のフィルムだと分かるくらいに全体感は良いものの、私にとってはどうも脚本的に惹き付けが弱いです。他作品より1週早く始まったので1話と2話を続けて観たからそう感じたのかもしれませんが、割と30分が長く感じました。OPを飾るmarbleの「violet」は完璧なアコースティックサウンドでフィルムに合っているものの、綺麗過ぎて逆に印象が薄くなった感じも。現段階では優先順位が低めか…。方言指導に儀武ゆう子さんの名前がクレジットされていたのが印象に残りました(笑)。

■【懺】さよなら絶望先生

 まぁ、いつもの通りでしょうか(爆)。流し観ですね。

 こんな感じで、今回はちょっと新番組としてチェックしたのが多いです(最近の私にしては頑張っていると思います)。昨年春から続いているTVゲーム中心の生活において、これらの作品がどこまで私の中に響いてくれるか。少しだけ楽しみ。新作をファーストインプレッションで順位を付けると…

  1. 宙のまにまに
  2. 大正野球娘。
  3. NEEDLESS
  4. エレメントハンター
  5. うみものがたり
  6. 【懺】さよなら絶望先生

 という感じです。最終回を迎えるまでにどう変動するでしょうか(笑)。

 それと、「しゅごキャラ!!どきっ」も含めると、1週間で3本も伊藤かな恵さん主演の作品を観ているというのも凄いです。私が見込んだ若手女性声優さんの三人のうちの一人なので(笑)、今後の活躍にも期待したいところです。

 ちなみに、RD-XD92Dで録画をしている訳ですが、こういう新番組ラッシュの時に決まって録り逃してくれます(苦笑)。今回も地デジ版の「絶望先生」と「ペネロペ」が録画失敗となっていました…。まぁ、どちらもアナログ放送の方で録画しているので問題は無いのですが、やっぱり普通に録画がされていないのは許せないよなぁ…。

 録画失敗により、作品視聴を止めてしまうことにはならないで欲しいです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年7月 6日 (月)

【終了報告】英雄伝説VI 空の軌跡FC 20090706

 実は訳あって密かに開始していた「英雄伝説VI 空の軌跡FC」。こうして終了報告を書くに至りましたので、感想などを交えて残します。

 プレイ期間:2009/06/15~2009/07/06
 最終セーブ:Lv.40 64:00 ラストパーティ:エステル、ヨシュア、オリビエ、ティータ

 元々PC-88時代から日本ファルコムのゲームにはお世話になっていたのですが、PCがWindows系になってから、ゲームを快適に遊ぶ為にパソコンのスペックを気にしなければならなくなったのが嫌で、PCゲームを一切遊ばなくなってから縁遠くなりました。しかしながら、強く薦めてくれる友人がおり、私が薦めた「テイルズ オブ」のシリーズをプレイしてくれたということもあり、私もお薦めに応えなければならないと思った他、それだけ強く薦められるだけの内容に純粋な興味を持ったことから、「テイルズ オブ」が一段落している今しかない!と思ってプレイを開始しました。

 キャラクター音声の無い、純粋なテキストとBGMだけで構成されたRPG、しかもパソコンでプレイするのは何年振りでしょうか。パソコンでアクション性の無いRPGを最後にプレイしたのは、同じく日本ファルコムのゲームであるPC-88の「ドラゴンスレイヤー英雄伝説II」。同じ「英雄伝説」というのはちょっと運命を感じます(笑)。

 発売が2004年ということもあり、システム的には少々古い感じがしました。戦闘システムとかメニュー周りとか。これはコンシューマ系のRPGと比較してしまうからなのかもしれません。

 最初に馴染めなかったのはマップ表示。フィールドが回転出来ても合わせてマップが回転しないので(北は常に上)、どうもしっくり来ない。地形や建物の配置を視覚的に理解すれば問題無いものの、マップを頼ってしまうと非常にやり辛かったです。それと、PS2のパッドを接続してプレイしていたのですが、メニューで内容を選択している際、左右に入れると最上段・最下段に移動してくれるのですがこれが結構余計なお世話で、パッドのアナログスティックの特性で選択中にしょっちゅう別の内容に移動してしまいます。戦闘中とか、単純にアーツを選ぶつもりが、Sクラフト直接選択で発動となってしまい、これがキャンセル出来ないので、ザコ敵にSクラフトを発動する羽目になるなど、操作系でのストレスもありました。

 次に戦闘システム。普通のコマンド・ターゲット選択式ではあるものの、シミュレーションRPGっぽくて、スピード感に少々欠けるかな…と(って、LMBSに慣れすぎというのはありますが(笑)。HDDにインストールしていることもあり、戦闘開始から終了、復帰は快適なレスポンスなので、そういうスピード感は問題無し)。また、戦闘難度も比較的高く、序盤から魔法しか効かない奴や、倒された時に爆発して周囲を巻き込む奴、行動力と攻撃力が高く、こちらのターンが来る前にボコられて瀕死状態にされてしまう奴…など、初心者には結構辛いかな?と思うバランスでした。ある意味、パソコンでのRPGらしいと言えます(笑)。また、シンボルエンカウントで当たり方によって優劣が決まるのは良いものの、シンボルがそこそこ近くないと見えなかったり、背景に溶け込んでいたりして、勢い良くマップを歩いていると不意打ちを食らったり(隊列が長いと余計に)、ちゃんと注意していないと暗がりから飛び出して来た奴に不意打ちを食らったりと散々です(これは、クォーツと呼ばれる1人最大6つ装備出来るアイテムにて解消出来るのですが、その為に1スロット使うのが許せないので使わないという自分の所為でもあったりします)。緊張感があって良い向きもあるのですが、個人的には否定派。見えるならちゃんと見える、見えないならランダムエンカウントの方が良い、と思いました(いや、ランダムは嫌かな、やっぱり(笑))。それと、1戦闘が運に左右される場合が多いかな、とも感じました。敵と味方が行動力の高い順にターンが来て、回復やクリティカルのボーナスを取り合う部分に多少の戦略性はあるものの、こちらの戦闘参加者数に対し敵が倍以上いる場合にどうしても防げない攻撃を連続で食らってしまうことも多く、特に1人に集中されたりすると簡単に戦闘不能になってしまいます(体力600で200の攻撃を3回食らったらアウトですから。これはNPCを連れている場合に、そちらを集中攻撃されてしまう場合にも言えます)。戦闘不能から回復させても戦闘終了時の経験値が半分に減らされてしまう(というより、戦闘不能中に他メンバーが倒した敵の経験値が入らない)のはシビアかな…と。私のプレイスタイルは「そこに到達出来た場合は、その状態でクリア可能なはずである」という人なので(笑)、ある程度稼いだ状態で臨むべき、というのは納得出来ないバランスなのです(遊び方を強要されている様に感じるため)。マップ移動の自由度が結構高いので(未だ行く必要の無い場所でも特にそれを制限しないし、イベント会話が始まる場合もあるので進んでも良いと思ってしまうので)、余計にそれを感じるのかもしれませんね。もう少し、こちらの状況に応じて敵もレベルが調整されるなり、明らかに強い敵がいる場合は何かしらアラートを出すなりの配慮が欲しかった…というのは甘え過ぎですかね(笑)。まぁ、こういうことになるのも、ブレイサークエストで期間が「(短)」と表示されているのが原因なので、ここはもう少し明確な表現にして欲しいところです。その他では、命中率を上げていてもミスがとても多く感じることや、倒せると思って攻撃した敵のHPが極少量(1とか)残ってしまい要らぬ反撃を食らったり(それが吹き飛ばされる攻撃だと、また近づくまでに数ターン要する時は最悪)、宝箱から出て来る魔物が多い(しかも強い。もし宝を守る敵ならば、宝箱の前で守っていて欲しかった)、敵の一撃による一発死の確率もそこそこ高いというのも、結構なストレス(プレイしていて気持ち良くない要因)でした(一発死などの特殊効果・状態変化は防げますが)。

 レベルが上がるとHPとEPのゲージが全快することや、セーブが基本的に何処でも出来るというのは良い点ですね。先に述べた戦闘のバランスは、これらを考慮したものであると言えそうです。

 物語運びはとても上手く、テキスト読んでいるだけなのにグッと来るシーンがあるのは小説読んで泣けるのと同じだと思うと、それだけキャラクターの掘り下げが上手いのかな、と感じます。街や村の人々も一人一人に名前が付いていて、何かある毎に(本当に些細にシナリオが進んだくらいでも)話す内容が違うというのも、久し振りに味わいました。

 ただ、仲間が増えて所帯が大きくなって行く喜びみたいなものは少なく、基本的にエステルとヨシュアの二人で進んで行く為(まぁ、正遊撃士になる為の修行の旅なので、それは正しい演出だとは思います)、少し寂しいかな…と思うこともありました。その分、パーティに一時的に入ってくれるキャラは、その間に掘り下げが行われる分、それぞれの印象を強く持てるメリットはありました。また、それぞれの「何か隠している」という点を気にさせる情報量のバランスが絶妙で、物語の楽しませ方は上手いと感じました。最終章はそれまでの積み重ねが結実する展開なので文句無しです(姫君救出作戦から封印区画突入までの流れは一気に集まる分、大いに盛り上がりました)。
 また、サブクエスト的なものが遊撃士協会の掲示板に貼られていることで、本筋とそれ以外を明確に分けてくれているのは親切で良いです(しかもシチュエーション的に無理がない)。「テイルズ オブ」は、いつの間にか発生していて、いつの間にか終わってしまう為、全てを見尽くすのは独力ではかなり大変なので、分量がはっきりしている分、「空の軌跡FC」の方が遊びやすいですね(でも「カーネリア」の収集条件は(5巻以降は特に)酷すぎると思います(苦笑))。

 BGMはもっと派手でも良かったのではないかと感じるくらいに大人しく、特に繰り返しプレイすることになる戦闘は、もっと盛り上げて欲しかったかな…と(一般戦闘は、ラストダンジョンを除いて終始同じ曲でしたし)。また、街や村で専用の曲が用意されていないところもあり、それは気を遣って欲しかった箇所でもありました。
 この作品のテーマ曲でもあるヨシュアがハーモニカで奏でる「星の在り処」の印象はとても良く、作品を彩った名曲だと思います。こういう曲があるからこそ、全体的にもっと手応えのある曲が欲しかったと思ってしまいます。

 最後の最後で急変する事態と衝撃の事実、そして迎えるエンディングに「星の在り処」がボーカル曲として流れ、そのバックにはエステルとヨシュアの幼少の思い出写真が1枚1枚重ねられ、写真が積み重なって行く様が、二人の思い出の厚みを表現し、エステルが旅立つ決意が物凄く上手く演出されたラストは見事でした。そして始まる次章予告。こういう次作の予告が入れられたソフトを見たのは、X68000の「闇の血族」以来かと思いますが(一応、「.hack //G.U.」もありましたね)、これまたなかなか上手い作りで、絶対にプレイしたいと思わせるものがありました。私は既に発売済の状況なので直ぐに始められるものの、オンタイムでプレイを楽しんでいた人には2年もの待ち時間があったことは心中察します。これまた小説の続巻を待っている感覚と同じでしょう(笑)。

 演出は総じて上手く、個人的には水面に映る影だけで迫力を演出したアルセイユ号の登場シーンが一番好きです。

 キャラクターではメイベル市長が一番好きです(笑)。執務室にて「いつ終わるんですのーー!!」と叫んでいるところがキッカケ。正にこんな感じ(笑)。ドット絵の描き込みはなかなかで、PCゲームのドットの細かさも手伝って、柔らかい動きには好感が持てました(でも、動きは割と地味)。
 そういえば、ゲーム中は無音声だったので、ドラマCDではどのキャラに誰が声を当てているのかが楽しみです(エステルとヨシュアだけは既に知っているのですが、その他は全く知らないのです。自分の中で、ナイアルは藤原啓治さんが良さそうで、オリビエはあのキザさとコミカルさで子安さんか置鮎さんあたりが良さそうな印象です)。メイベル市長は誰だろう。根谷さんとか氷上さんが良さそう…って、出演されていないという話を聞いて愕然。「何で出てないんですのーーー!!!」(爆)。

 章立てされているので区切りが分かりやすいのですが、結構唐突に章が終わる感じもありましたね。ただ、章立てされているお陰で、プレイに多少のメリハリが出た様に思います。というのも、これが章立て無しで進む場合、とにかくゲームが長いので、ダレて来る恐れがあるかな?と思いました。個人的な好み(特に戦闘システム)の問題もあると思うのですが、1日に集中してプレイした時間は「テイルズ オブ」の方が長かったです。

 最終章は武闘大会に参加するのですが、その午前中は「腕慣らし」ということで郊外や地下水路で戦って来たら?と促され、そこでそこそこ戦えないとトーナメントが厳しいという流れは経験値稼ぎを強制されているみたいでちょっと嫌でした(笑)。まぁ、魔獣退治のサブクエストを兼ねていたので、それはそれで良いのですが。
 ダンジョンは総じて優しく、「右手の法則」を前提に作られたマップが多いのもパソコンゲームらしいかな?と思いました(笑)。

 そういえば、終盤のロランス中尉との戦闘において、40分延々と戦って負けたのですが、それでも関係無くシナリオが進んで、「時間の費やし&アイテム損かよ!」と思ったのが一番の思い出かも(爆)。まぁ、到達したレベルでは倒せそうも無かったので(削った分、全部ティアラルで回復されてしまう)、意地でも倒そうと思えば何とかなったかもしれないな、ということで許してやることにしました(笑)。セーブデータは残っているのでチャレンジしてみるかも。

 ラストダンジョンである封印区画は、まぁザコ敵の強いこと。特に宝箱を開けて出て来る敵は酷いです。全体攻撃系Sクラフトを1回は必要とするくらい。仲間を呼ぶ奴、爆風範囲が広い奴など最悪でした。ボス戦でないのに1戦闘10分近く掛かることも…。まぁ、その分経験値は豊富に貰え、ラストダンジョンだけで7つくらいレベルが上がってしまいました(笑)。最後は自分で選んだ(といっても、エステル、ヨシュアは固定の)パーティメンバーで進んで行くのですが、最初に選んだメンバーでどんどん奥に進むと結構厳しいかな?と感じるものの、そのまま中間地点へ。そこで入替を敢行するものの、他のメンバーはレベルが低く、正直どうしようか悩んだのですが、結局経験値が沢山貰えるのを前提に強行。結果的に思い描く戦術で対応出来たのは良かったかな…と。

 ラスボスは久し振りに苦労しました。首謀者との1回戦はまぁまぁ(決して楽勝ではありませんでしたが、戦闘不能になることも無く勝利)。次の大ボスは初期版と完全版の2連戦なのですが、これがまぁ酷いこと酷い事。1時間は戦っていました(汗)。特に完全版になってからは、アースウォールなどの完全防御を使わなければ絶対死ぬ攻撃を連発する時があり、これで次々と戦闘不能になった時は流石にキレましたね。こいつが生み出すザコも倒せば爆発して周囲を巻き込むなど、冷静に状況を見て対処を決め、多少の運も味方に付けて何とか撃破。最後のオマケは、全員がSクラフトを叩き込んで完了。この辺りの戦闘の流れは「ルナ -エターナルブルー-」を思い出しました(笑)。その他には、「日本ファルコムらしいソフトである」と感じました。私がプレイしていた当時からすれば、作り手も随分と変わったはずですが、それでも「日本ファルコムらしい」と感じたのは、面白いところですね。

 ざっくばらんに所感を書き殴ってしまいましたが、取り敢えず無事に終われて良かったです。

 次は「空の軌跡SC」に着手することになりますが、その前に放置してしまった「マイソロ2」のストーリーを終わらせてしまおうかな、と思っています。これを挟む事によって、オンタイムの人の「2年の待ち時間」を再現しようかと(笑)。

 まだ完全に物語に決着がついた訳ではありませんが、プレイ出来て良かったと思います。薦めてくれた友人に感謝!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年7月 5日 (日)

初音ミク -Project DIVA- 発売記念ライブ(笑)

Dscf2197 先日発売になったPSPソフト「初音ミク -Project DIVA-」。

 私は「初音ミク」を取り巻く様々な出来事に着いて行くことが出来なかった他、キャラクターに特別魅力を感じる訳でも無かった為にかなり静観しており、このPSP版ソフトも購入には至りませんでした。

 世間的に「初音ミク」が認知され始めた頃でしょうか、噂のソフト「初音ミク」を手に入れたものの、時間的になかなか触ることが出来ず、ちゃんと触らないまま現在に至ってしまいました。一応、X68000時代にDTMに手を出し、「初音ミク」の前身とも言える(?)PC-88の「歌声人」も楽しんでいただけに、キャラクター抜きにソフトとしてどれほど進化したのか興味はありました。もう、私が何かを作らずとも、世の中には名作が沢山あるので、そちらを楽しむのでも構わないかな…と(笑)。

 そんな私ではありますが、Wiiに本体更新のお知らせが来ていたこともあって、PS3も更新の確認をしたところ、目に飛び込んで来た「初音ミク ライブのお知らせ」というニュース。冷やかし程度に覗いてみるか、と足を運んでみました。といっても、バーチャル空間である、PlayStation@Homeにですが(笑)。

 で行ってみたところ、ライブはやっていなかったのですが、開始時間までのカウントダウンが出ており、「涙のカケラ (Instrumental)」が流れていました。開始まで2時間半もあり、そのままそこで待つのも何だなぁ…ということで15分前くらいに再接続。それなりの人だかりではありましたが、私のマシン上では最前列を確保(笑)。恐らく多くの人は西武ドームで水樹奈々さんのライブに足を運んだり、「グランディアオンライン」のテストをしているのでしょう(笑)。ちなみに待ち時間は、皆座って待っているという芸の細かさ。時間になると、CMが流れ始め、それらが終わるとステージが回転。舞台上には初音ミクの姿が。歌うのは「恋スルVOC@LOID」。観客総立ちで腕を振りまくり(笑)。その様子を写真に撮ってみました。ちなみに、手前の春香のお面を付けている人は私ではありませんので(笑)。

Dscf2198  ライブはその1曲で終わってしまい、ステージが回転して終了メッセージがスクリーンに出されて終了。「もう終わりかよ!?」と思いましたが、参加記念グッズとして長ネギを貰う事が出来ました(笑)。

 7/5までの限定イベントだったのですが、好評につき、7/8までの追加公演が決定した模様。

 興味のある方は、足を運んでみてはイカがでしょうか。

 http://playstationhome.jp/member/eventinfo/hatsune_miku2.html

 ちなみに、Playstation@Homeのマーケットプレイスでは、ミクなりきりセットとして、コスチューム一式(\500)と応援用ネギ(\100)が販売中。初音ミクファンは、正装でお出掛け頂ければ(笑)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年7月 2日 (木)

「テイルズ オブ ジ アビス」ファンディスクの仕様が…

 先日の「テイルズ オブ フェスティバル 2009」にて発表された、12月発売予定の「テイルズ オブ ジ アビス」ファンディスク。

 イベントで発表された内容では「ファン投票によって選ばれた26話の中の1本を、キャストシャッフルで演じてみる」という、かなりチャレンジャブルな内容でした。その他にも色々盛りだくさんの様で、テレビシリーズのメディアは購入していないものの、このファンディスクは購入しようと思いました。

 しかしながら、このファンディスクの仕様変更が発表されました。

 何と、目玉とも言える「キャストシャッフル」が無くなってしまいました(汗)。リリースでは「内容の充実を図るため」と書かれていましたが、チャレンジャブルではあったものの、色々検討した結果、あまり意味が無いかな?と判断したからではないかと。

 現時点で発表されている内容は、「キャスト座談会」「新作スキット風アニメ」「キャラクターPV」「ストーリーダイジェスト」の4つで、座談会はファンから寄せられた質問にキャストが答えてくれるというもの。2009/7/15より公式サイトで質問の受付を開始するそうです。ちなみに、「キャスト座談会」と銘打っていながら、キャストの皆さんの映像は収録されず、スキット風アニメや本編映像で構成されるそうです。ならば、「キャスト座談会」というタイトルを付けなければ良いのに、と思うのは私だけではないでしょうね。

 何れにせよ、「キャラクターPV」や「ストーリーダイジェスト」も出来が良ければ、それだけでも楽しめると思いますし、ダイジェスト映像が好きな私としては(笑)、やはりこのファンディスクは購入決定です。でも、根谷さんのティアとか、中田さんのジェイドとか、郷里さんのガイとか観たかったなぁ…(爆)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年7月 1日 (水)

宇宙をかける少女 #26 (最終回)

 2009年に入り、最初に「楽しみ!」と思った作品が、最終回を迎えました。

 「宇宙をかける少女」

 のっけからRD-XD92Dのお陰で録画失敗という災難に見舞われるも、その後はそういった被害を受けずに最終回まで漕ぎ着けられたのは喜ばしい限り。

 が。

 当初楽しみにしていた感覚とは違い、作品に対する楽しみはだんだんと薄くなり、一応楽しんではいるものの、あまり心に残らない地味な作品になってしまった様に思えます。

 最初の頃の訳が分からない状況だったり、その置いて行かれた様なスピード感は嫌いでは無いのですが、大事なところにはそれなりの時間を掛けて欲しかったと思うのです。最終回を観て、26本という尺では足りないかな…と思いましたし、26本ということが分かっているならば、その分かっている中で描きたいことをキッチリ描くべきではないかと思うのです。今回、26本を観ていて特別つまらなかった訳では無いものの、その「描きたいこと」を私なりに掴むことが出来なかったことで、「映像が綺麗な凡作」になってしまったかな…と。せめてラストは余韻に浸るくらいの余裕が欲しかったです。

 あのラストだと、例えば最終巻にカットを追加して尺を伸ばしたり、OVAなりの展開は容易に考えられるのですが、そういうのは本編をキッチリ終えた上で興味を持たせるべきで、最初から不足しているものを補う為に対価を払わせるというのは違うかな、と思います。

 キャラクターデザインは当初それ程好きではなかったものの、最終回まで観ているうちに愛着くらいは湧きました。しかしながら、登場キャラクター数が多い為にそれぞれの活躍の場があまり無く、秋葉、いつき、ほのかという主軸の3名ですら、中途半端な存在に感じてしまったは勿体無いです。視聴者として、秋葉に視点を置き辛かったのが悪いのかな…と。ナミの位置付けも凄く中途半端。簡単に改心して戻って来なかったのは良かったですが(笑)、もっと上手い描き方もあったのでは?と思ってしまいます。ちなみに、一番好きなのはブーゲンビリア。その為か、メインの話の後ろでがっついて食事しているブーミンの会話を楽しむ方が多かったです(笑)。敗因はこれ?(爆)

 「少女たちの想いはいつだって、宇宙を越えていく ──」

 このキャッチコピーは、本当に番組の中で表現出来たのでしょうか。

 一応、Blu-rayの購入をしてはいるものの、最終回を迎えてちょっと息切れ。金銭的に余裕がある訳では無いので、ここで止めるのも勇気かな…。

 というのも、先日「舞-乙HiME Zwei」と「舞-乙HiME0 -S.ifr-」がBlu-rayになるという話をしましたが、バンダイビジュアルの発売スケジュールを検索したところ、

 ・舞-HiME COMPLETE (Blu-ray) 2010/01/27発売 \30,450
  ※完全新作アニメ(3分)、ディレクターズカット特別篇「Shining☆Days」等収録
  http://product.bandaivisual.co.jp/web_service/shop_product_info.asp?item_no=BCXA-0210

 ・舞-乙HiME COMPLETE (Blu-ray) 2010/03/26発売 \30,450
  http://product.bandaivisual.co.jp/web_service/shop_product_info.asp?item_no=BCXA-0211

 というのが出て来たのです(汗)。

 現時点で購入はグレーですが(画面比率4:3なので)、それでも少しだけ惹かれるものが…(苦笑)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2009年6月 | トップページ | 2009年8月 »