スーパーアドベンチャーゲーム「ワルキューレの冒険」
1980年代半ば。「ゲームブック」というのが流行りました。
小説の様な体裁を持ちながらも、初めから順にページをめくるのでなく、該当する番号の文章を読み、自分の状況に応じて次の番号に進んで行くというもので、読み手(プレイヤー)それぞれに物語がある様なイメージを持ってもらえれば良いかと(勿論、用意されたエンディングはあります)。
その中で、ナムコのゲームをベースにしているものが創元推理文庫から刊行され、「ゼビウス」を皮切りに、「ドルアーガの塔」「ドラゴンバスター」「ワルキューレの冒険」という、ゼビウスを除けばファンタジー世界で、RPG要素も持った作品群ということで、ゲームブックとの親和性はなかなか。それぞれ、楽しんだものです。
が。
実は「ワルキューレの冒険」だけは、自分の知らないうちに発売されており、1巻目帯無し状態で購入、2巻目は発売間もなく購入することが出来たのは幸運だったものの、3巻目は気が付けばもう入手出来る状態ではなくなっていたのです(当時としては、足しげく書店に通うなどして自分なりに頑張っていたとは思うのですが、今の様にネットが普及していた時代ではないのでマイナーな書籍は入手が難しかったです)。
それから20年。ようやく、「ワルキューレの冒険」の最終巻である「時の鍵の伝説」を入手することが出来ました!(帯やシートは欠品ですが、年月を考えれば十分綺麗かと) これまでオークションには何度か出たことはあるのですが、全てプレミア価格で手を出すことが出来ず、20年も待ってしまいましたが、これでようやくグランドフィナーレを体感することが出来るのです。もうとっくに物語は忘れているので、最初からやるのは厳しいものの、手元にあるのですから気が向いた時に読めるのはやはり嬉しいものです。
良い機会なので、たまにはこういうオールドアイテムの紹介もして行こうかな?と思う、20年目の出逢いでした(笑)。
| 固定リンク
「ゲーム」カテゴリの記事
- 随分前から棚上げしていたアーケードゲームのプレイ環境アップデート実施(2020.07.18)
- 【終了報告】英雄伝説 閃の軌跡II 20150922(2015.09.22)
- 副業(笑)が忙し過ぎて、全然余裕の無い生活が続く…(2014.05.01)
- 【終了報告】英雄伝説 閃の軌跡 20140506(2014.09.23)
- 【終了報告】英雄伝説 碧の軌跡 20140103(2014.01.03)
コメント