英雄伝説VI 空の軌跡 ドラマCD「去り行く決意」
先日プレイを終了した「英雄伝説VI 空の軌跡FC」。
次作である「空の軌跡SC」を始める前に、そのSCの初回特典でもあったドラマCDを、ゲームを薦めてくれた友人のススメもあって先に聴いてみました。
リベール通信の記者であるナイアルが、事件に関わった人達にインタビューをしつつ、それぞれの関わった話の名場面を振り返る作りになっていて、ダイジェストとしてとても良く纏まっていると思いました。恐らく、FCをプレイして2年も待った人でも、このSC初回特典のドラマCDを聴く事で、一瞬にしてFCクリア時の気持ち、感覚に戻れたと思います。そのくらい良く纏まっていました。
プレイ終了の感想として「小説を読んでいるみたい」ということを述べましたが、ドラマCDということで、各キャラクターに声が乗ることがどの様に作用するのか、ということに期待と不安があるのは、小説作品がドラマCDになる時と同じ感覚。一部キャストは聴く前に知っていましたが、演技として耳にした訳ではないので、あまりそれを構えずに聴けました。
で驚いたのは、そのキャスト陣のマッチ具合。聴き終わる頃には、ゲームで味わった台詞の何倍もの感情が胸に溢れて来て、特に最後は涙無しには聴けませんでした。また劇中のBGMをそのまま使用していながらも、キャスト紹介部分はファルコムお得意の「スーパーアレンジバージョン」だったりして、これまた劇中のイメージを大きく膨らませてくれました。
今のRPGは最初から声が入っているということもあり、ドラマCDで味わえる感動は、今回の「空の軌跡」に比べると圧倒的に少ないと言えます。勿論、ゲーム中には無いシーンだったり、追加された台詞だったりという部分には感動するかもしれませんが、記憶として無音声で刻まれたシーンに、声という色が付くことによる広がりには勝てないということを改めて感じました。
逆に言えば、ゲーム中に最初から音声付で聴けていれば、ゲーム側の感動がより大きくなったとも言えるので、「最初から最高潮の感動した後に、また違ったアプローチで聴くドラマCD」と、「最初に物語の感動を味わった後、ドラマCDにて彩られた世界を更に噛み締めて大いに感動する」というのは比べられないものがあるよな、と思いましたね。
どちらが良いというのは決められませんが、実は後者の方が広がりがある分、感動が大きいかもしれません。BGMに関しては、原音を豪華にアレンジすると感動出来るものもあったりしますが、その多くは原曲に勝てなかったりするのが殆どではないかと…(笑)。
とにかく、今回「空の軌跡 ドラマCD 去り行く決意」を聴いたことにより、SCを早くプレイしたくなりました。実はあれから未だ「マイソロ2」をプレイしていないので、ちょっと困っています…(汗)。
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