Ys I&II Chronicles
一応、公式には明日(7/16)発売であるものの、その発売元である日本ファルコムから本日届いた「Ys I&II Chronicles」。折角、前日に届いたので早速プレイしてみることにしました。
思えばこれは何回目の「イース」のプレイになるのでしょうか(笑)。
最初は勿論、PC-8801mkIISR用の「イース」。発売前に店頭デモで流されていたその音には、本当に驚くと共に感動したのを鮮明に覚えています。プレイ時間こそ短かったものの感動は大きく、タイムアタックも含めて何度も何度も遊びました。当時、ログイン誌上の読者コーナーの1つ「ゲーム情報局だよどっこいしょ」で、「イース」がお題だった時に投稿して、「今月の1等賞」を頂いたくらいです(笑)。
次はPCエンジンCD-ROM^2版。CD-DAでの豪華なサウンドと追加されたキャラクターボイス、IとIIが繋がって遊べるなど、CD-ROMの効果を初体験した代表的なソフトでもあり、これはこれで感動したものです。
その他にもMSX2版、ファミコン版、セガマークIII版、セガサターン版、X68000版、Windows版など、本当に多くの機種で楽しみました(恐らく、メジャー系ハードでプレイしていないのはPS2版とDS版だけ)。そんな中での今回のPSP版。ベースはWindows版の「ETERNAL」とのことですが、「クロニクルズモード」という全く新しいサウンドとグラフィックで作られたモードを搭載しているということで興味が湧いたという訳です。
で、前置きが長くなりましたが(笑)、ファーストインプレッションを。
起動してから、OPである「FEENA」を、PC88版、ETERNAL版、そしてクロニクルズ版を聞き比べ(笑)。個人的感想を言えば、やっぱりPC88版が思い入れがある分、一番ゾクゾクしたのですが、クロニクルズ版も豪華且つ新鮮でなかなかのもの。
プレイモードは「クロニクルモードの難易度NORMAL」で開始。
5分くらいあるOPムービーは、「イース」の組曲になっており、アドルがエステリアに流れ着くまでを描いていました。最近「空の軌跡」をプレイしたから余計に感じるのですが、物凄く「空の軌跡」とベースにあるイメージが演出も含めて似ています。これが「ファルコムらしさ」なのかもしれませんね。そう考えると、日本ファルコムにとって「イース」という作品がどれほど影響を及ぼしたのかを改めて感じることが出来ます。
バルバトの港町から始まるのですが(個人的には蛇足感バリバリ…)、過去の「イース」を尊重しての操作性なのか、人との会話はぶつかるだけ(ボタン押下不要)で、何度も会話する場合、当たって離れてを繰り返す必要があります。これは正直「どうよ?」とか思いました。また、最近立体的なグラフィックばかり見ていたこともあって、街並みが綺麗であるものの平面なのが気持ち悪かったですね。PSP-1000でプレイしているからか、アクセススピードもかなり遅く感じました。
ミネアに移動し(特に促される訳でもなく、助けてくれた方に別れを言うこともなく、勝手に移動(笑))、金の台座を取りに行き、ピムの店で金の台座を売ってサファイアの指輪を買い、隻眼の男に渡してお礼を貰い、最初からLONG-SWORD、CHAIN-MAIL、SMALL-SHIELDを装備してサラの店に。まさか、こんなに当時のプレイ法が通じるとは思わなかったので、ちょっと笑ってしまいました。
フィールドが細かく分割され、画面切り替えが多くなっているのはちょっと頂けないですね(ファミコン版の様です)。それと、敵を倒すと血しぶきを飛ばしてバラバラになるのは、微妙な演出かな…と。音楽は好きなときにPC88、ETERNAL、クロニクルズと変更出来るのは嬉しい配慮です。
操作はPSPの十字キーでもアナログキーでも出来ますが、「イース」っぽく遊ぶなら十字キーの方が良いです。更に、操作モードを8方向に限定すると、より当時っぽくなります。あまり、「半キャラずらし」に拘らなくとも戦える印象でしたが、敵が弱いからかもしれませんね。これから神殿に行って、鍵を取った後、廃坑に行って、SILVERシリーズを集めてから神殿の奥のボスを倒しに行くという、私のルート(爆)には半キャラずらしは必須なので、どうなるか楽しみ(?)です。
結局、「クロニクルズモード」でプレイしても、それ程新鮮さが無く、寧ろ大きく変わることに期待していただけに、古臭く感じてしまったりもしました。それでも久し振りにプレイする「イース」なので、最後までプレイしてみようかな、と思っています。
それと、日本ファルコムの通販特典として、「Ys I&II Best Sound Collection」というCDが付いて来たのですが、これは本当にタイトル通りで、これまで発売された「Ys」関連のCDからチョイスされた14曲に、Ys I COMPLETEとYs SEVENのOPENINGを併せた16曲が収録されたオムニバスCDでした。なので、目新しさは余り無いのですが、「Ysの歴史を振り返る」という意味では、楽しめる1枚かな、と思いました。店頭特典CDはクロニクルズのminiサウンドトラックなので、もし「Best Sound Collection」が欲しい場合は、ファルコム通販を利用しましょう(笑)。
という感じで、「Ys I&II Chronicles」のファーストインプレッションでした。
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