marble ワンマンライブ「旋律の彼方 Vol.2」
marbleの大きめのライブシリーズである「旋律の彼方」。その第2回に参加して来ました。
前回の「旋律の彼方 Vol.1」は、公演間際にチケット手配をしたということもあって立ち見でしたが、今回はチケット発売前に公演を知ることが出来たということもあり、チケット発売日に手配すれば、立ち見ということは無いだろう…と思ったら、既にチケットが発売されており(汗)、手配したのは発売翌日。結果的にギリギリ座ることが出来たものの危なかったです。Vol.1よりも会場が小さかったものの、注目する人が多くなったのかもしれませんね。
marbleのサウンドはアコースティック、バンドそれぞれが楽しめる贅沢なステージだと思うのですが、やはりアコースティックの方がお得感があります。それは、繊細なギターと優しくも力強い歌声は、騒がしくノリノリなものと違って出来るアーティストが限られていると思うのです。だからこそ、折角生で聴く機会を与えられているライブでは、そういう貴重なアコースティックサウンドを求めてしまいます。marbleは、アコースティックもバンドもどちらも大切にしているだけでなく、それぞれ楽しんでいるのが素敵です。また、素のままであろう、独特の緊張感の無いトーク(笑)が気持ちを和らげてくれます。
今回、構成が上手く、バンド曲とアコースティック曲が上手く配分され、終盤はスタンディングで盛り上がるものが配置された他、最後の最後に「violet」のアコースティックバージョンで締めていたことで、「violet発売記念」という冠をぶれずに演出出来たと感じました。個人的には「violet」に収録されている3曲が聴けたのは勿論嬉しかったのですが、一番好きな「流星レコード」をアコースティックで聴けたことが最高でした。
変わらずmiccoさんのグロッケンは良い味出していましたし、ボーカルだけでなく、ギターも弾くなど多彩に披露してくれましたし、菊池さんのギター演奏も素敵でした。何よりもバンドの皆さんも含めて楽しそうであっただけでなく、miccoさんは客席に目を向けて、一人一人の顔を確認しながら歌っていた姿が印象的でした。
良い詞、良い曲、良い演奏、良い歌声が揃って、印象深い詞に疾走間のあるナンバーが沢山聴けたので、2時間半ものステージは長さを感じることもなく、本当に満足度は高かったです。
大きなコンサート会場と比べて、こうしたライブハウスでの公演の良さを感じられた、言葉通りに”アットホーム”な良いライブでした。Vol.3開催時はまた足を運びたいですね。
■付録:セットリスト
- 初恋 limited
- 君とスロー
- paper plane
- move
- I'm free
- smile (アコースティック)
- 空中迷路 (アコースティック)
- 幸せは365日 (アコースティック)
- violet
- 時の華
- 宝石
- 空に舞う (アコースティック)
- 流星レコード (アコースティック)
- 虹色ハミング
- ハミングバード
- 芽生えドライブ
- 新しい世界
[アンコール]
- ただここに そばにいる
- 青空loop
[ダブルアンコール]
- violet (アコースティック)
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