キャラクターソングとイメージソングの違い
先月末から「クイーンズブレイド」のキャラクターソングCDのリリースが開始されました。
シリーズの第一弾として発売されたのは「レイナ」と「トモエ」。「クイーンズブレイド」の出演キャストの中では個性的な歌を唄う存在の筆頭として挙げたいお二人(笑)ということもあり、どんな仕上がりになるのか興味は尽きませんでした。
「キャラクターソング」から連想するのは、その「キャラクターが唄う」ということ。そういう意味では、キャラクターを演じるキャストが唄うのは必然であり、それが守られれば何でも良いと言えます。
「イメージソング」から連想するのは、その「キャラクターの持つイメージを唄っている」ということ。演じている本人が唄わなければならない決まりは無いので、キャラクターのイメージを膨らませる詞や曲であれば問題無いと思います。
ただ、「キャラクターソング」には歌声以外にも詞や曲が、「イメージソング」には詞や曲以外にも歌声が結局のところ重要になって来ることを考えれば、どちらも要件は同じと言えそうです。つまり「詞や曲がキャラクターに合っている歌をキャストが唄う」のが理想なのだと(笑)。なので「キャラクターソング」と「イメージソング」は同様に扱われてしまうのは仕方が無いと思いつつ、自分の中では両者には違いがあります。それは、「唄っているのは誰なのか」ということ。「キャラクターソング」は声優さんが歌っているのではなく、あくまでキャラクターが歌っていなければならないと思うのです。
で、「クイーンズブレイド」の「キャラクターソング」に話を戻しますが、今回正に「キャラクターソングとイメージソングの違い」とも言えるズレに似た感覚を味わいました。どちらも、歌詞はこれでもかと言うくらいにキャラクターを表現出来ていますし、曲も悪くないです。しかし、どちらも唄っているのがキャラクターではなく、声優さんの歌に聴こえてしまいました。その為に、「キャラクターソング」として聴いてしまうと、ちょっとした違和感を感じてしまったという訳です(イメージソングなら違和感を感じなかったと思います)。
表現におけるちょっとしたサジ加減だとは思うのですが、自分的には(「わたくしナンバーワン!!」とか「Made in 女の子」とか聴く限り)もっとキャラクターに寄れたのでは無いかと思うだけに少々残念。あまり「キャラクターソング」として拘らずに聴けば、それぞれ良い味は出ていると思うので、興味があればどうぞ(笑)。
毎月このシリーズは継続する様なので、ナナエルとかメローナとか面白そうなものは購入してみようかな?と思っています。
…って、結局QBにお金払っている私(苦笑)。
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