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2009年9月26日 (土)

東京ゲームショウ2009

 毎年恒例となった秋の行事「東京ゲームショウ2009」に足を運んで来ました。

 家庭用TVゲームが登場する前から東京おもちゃショーに足を運び、おもちゃショーから独立してゲームショウとなってからは、いつの間にかおもちゃショーには行かなくなり、ゲームショウは皆勤賞という私。数少ない”毎年楽しみにしている催事”であり、何だかんだと言っても開催日が近づくにつれてテンションは上がって来るものです。

 開催し始めた頃に比べると、企業の統廃合が進んで出展する主だったメーカーが大幅に減少し、モバイルコンテンツや学校などのブースがそこそこ大きく取られる様になり、私個人が楽しめるブースが今年は数えるほどしか無くなってしまいました(苦笑)。それを示すかの様に、今年はバンダイナムコゲームスのブースで殆どの時間を過ごし、そのブースがあるホール4-6のエリアから出ずに終わってしまったくらいです…。

 昔から物販やイベントありきで足を運んでいる人は多かったと思うのですが、今年は本当にそれしか残っていないのではないか?と思うくらいに中身が無い催しになってしまったと感じました。私は一般枠でしか参加をしていませんが、クリエイターの本音トークだったり、業界の現状とこれから、という内容の方が聞きたい人なので、「折角の場なのに、何も得るものが無い」と特に感じてしまいました。

 こういった状況もあり、今年のゲームショウはこれまでと全く違う楽しみ方をしてしまいました。それは「ブースイベントを楽しむ」というもの(笑)。試遊台や物販に何時間も並ぶなんて、愚の骨頂だと思っている私に残された道はこれしかありません。

 「イベントを楽しむ」という観点で事前にチェックすると、「テイルズ オブ」「アイドルマスター」というここ最近の私の嗜好に合うイベントステージがあり、更にこれまでシリーズに触れ続けている「.hack」のイベントステージまであるという充実振り。他にも「ルナ -Harmony of SILVERSTAR-」が見られれば良いかな、というプランを立てて現地入り。例年と同じ時間に到着したにも関わらず、非常に長い列が作られており、開場時間が早まったということなのに、入場したのはここ数年で一番遅い時間となったのは意外でしたね。それ程話題性のある内容があるとは思えなかったので、この要因が何かは分かりません。

 入場して直ぐに観た「アイドルマスター Dearly Stars」のステージでは、日高愛役の戸松遥さんが登場すると共に「"HELLO!!"」を披露。あっと言う間に上がる私のボルテージ(笑。それでも派手に応援出来る環境では無いので普通に観ていましたが)。その後にプロデューサーが登場し、少し経ってからスペシャルゲストの今井麻美さんも登場。プロデューサー達とのトークはともかく(爆)、ライブパートとして新曲「またね」や、戸松&今井の「GO MY WAY!!」も聴けて満足の30分でした。

 次の「テイルズ オブ」のステージでは、名司会(笑)である小野坂昌也氏を招き、「ヴェスペリア」パートでは鳥海浩輔氏と樋口義人氏、「グレイセス」パートでは櫻井孝宏氏と馬場英雄氏が登場し、最新映像とそれに纏わるトークやスキット公開収録など、そこそこ密度の濃い1時間だったと思います。入場時の押しの強い女性群も印象的でした(苦笑)。

 「.hack」のステージは、スクウェア・エニックスブースにて長~いトレーラー映像集を観ていた都合で参加枠に入ることは出来なかったのが残念ではありましたが、総じてプラン通りに楽しんだかな…という感じで満足しています。物販くらいは冷やかして来るつもりだったのに忘れてしまいましたが(笑)。

 それと、スクウェア・エニックスやバンダイナムコゲームスの様に1つのメーカーで大量のソフトが発売されるのは構わないのですが、そのトレーラー映像を大スクリーンで流す際、観る人の視点に立った設置位置や音響を用意して欲しいことと、それを観る人の流れについてもう少し上手く誘導して欲しいということを今回は強く感じました。と言うのも、こちらは真剣に観ている中「前に詰めろ」という拡声器によるアナウンスが非常に煩い(ハッキリ言って迷惑この上無い。かなり気分を害された)。そんなことをするなら、人数を区切った完全入替制にして欲しい。途中で抜ける人が出て空きが増えても、詰めろと言わないで欲しい(完全入替であれば途中参加が無いので詰める必要は無いはずだし)。紹介するゲームの本数が多過ぎる為、1ループするのに30分以上掛かるということの弊害ではあると思うのですが…。どちらのメーカーにも猛省を促したいくらい腹が立ちました(苦笑)。

 という感じで、まったくもって「ゲームショウを楽しんだ」という感想にならないのが悲しいものの、まぁこんな年があっても良いかな?と思うことにします。ただ、これまでのゲームショウで一番ブース配置に文句が無かったことは特筆しておきたいと思います(キッズコーナーと飲食エリアを同じにした上でメインステージと対極位置にし、メインステージはゲート直ぐの場所に1ブロック丸々使った他、物販エリアもメインステージ側に配置してくれたことで、各企業のブースを周るのに障害となる人の流れがそれほど乱されることや、大手の配置やステージの向きなどが、隣接しなかったことで、ピーク時でもそこそこ通路として移動出来た)。

 それと、不思議なことにどのブースのコンパニオンも、どんな恰好をしていたか全く記憶に無いというのも珍しいかも。例年なら、1人くらいは「おっ」と思う人が居るのになぁ…(笑)。

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