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2009年10月10日 (土)

久し振りのCDまとめ買い

Dscf2245 シングルではなく、アルバムをまとめて4枚も買ったのは久し振り。しかも、そのどれもが楽しみにしていたものというのも久し振り。発売日が微妙にズレているものの、一緒に購入したのは偏にソフマップの「Wポイントデー」に合わせたからという個人的な理由からなのですが(汗)。

 1枚目は「星空とハルモニア」。「宙のまにまに」のキャラクターソング&挿入歌集なのですが、もっといい加減なアルバムになることを危惧していたものの、結構素敵なアルバムに仕上がっていました。美星の季節の星座紹介を随所に挟みながら、CooRieの心地良いサウンドと登場する女性キャラ4名限定のソロ歌という構成は、静かに楽しめるアルバムになっています。てっきり「天文部の歌」とか朔ちゃんや江戸川くんの歌とか入っているのではないか…と思っていただけに、そのギャップからとても良いアルバムに思えたというのではありません(笑)。

 2枚目は「宙のまにまに オリジナルサウンドトラック」。ゲーム以外のサウンドトラックを購入するのは随分と久し振り。劇中の楽曲がそれだけ印象深かったというのが購入理由ではあるのですが、サウンドトラックを聴いて「こんな曲あったっけ?」と思うことが無かったというだけあって、満足度はかなり高いアルバムでした。CooRieと大久保薫氏の共同作品ではありますが、それぞれの良さが重なり合って耳に優しく心地良いサウンドを聴かせてくれます。ここで引き合いに出すのも何ですが、個人的に結構好きなアルバムでもある「センチメンタル・グラフティ」のサウンドトラックにも似た感覚があります(爆)。主題がハッキリしているのが素敵なのです。

 3枚目は「誰も教えてくれなかったこと」。石川智晶さんのアルバムです。これまでのシングル曲の比重は多いものの、括って1枚に纏めてみると、それはそれでまた別の味わいになります。前のアルバムである「僕はまだ何も知らない」も凄いタイトルだと思いましたが、今回もある意味「石川智晶ワールド」全開と言えるものになっています。See-Sawとして活動していた頃を引き摺らず、完全に石川智晶さん個人を確立したな、と改めて感じることの出来たアルバムです。

 4枚目は「空想ジェット」。marbleのアルバムです。シングル曲や作品系挿入歌が半分くらいを占めるものの、新曲は色々な試みがなされた意欲作と言える出来ではないかと思います。近年のオーガニックサウンドだけではなく、インディーズ時代のノリも合わせた様な方向性で、新しいmarbleの形を提示している様にも感じました。飽きさせないアルバムだと思うので、これを引っさげてのライブはちょっと楽しみです。個人的には「新しい世界(DS用ソフト「ひだまりスケッチ」EDテーマ)」が収録されているのがとても嬉しかったです。ブックレットの遊び心(というかシチュエーション)がちょっと面白かったです(爆)。それと、前々から薄々感じていましたが、私の中でmarbleはパーキッツと似た存在感を持ったアーティストだと、先日の「パラボラ」の件もあって強く感じたことも付け加えておきます。

 今回の4枚は、1回聴いたら終わりというアルバムではなく、長く楽しめそうなのは良かったです。個人的にはヘビーローテーションしてその後放置される様なものよりも、ちょっとずつでも長く楽しめる、そして忘れた頃にまた聴き直して新たな魅力を発見する、というアルバムが好みなので、そういう意味でも今回の4枚はそれに当てはまりそうで嬉しい限りです。

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