劇場版「テイルズ オブ ヴェスペリア~The First Strike」鑑賞
予定通り、劇場版「テイルズ オブ ヴェスペリア」を鑑賞して来ました。
日曜日の夕方、公開翌日ではあるものの、満席にならずともそこそこ人は入っているな、という感じでした。まぁ、レイトショーもあるので、安くゆったり観る人には、こちらの方が良いのかも。
お決まりの予告編が色々と始まり、流石は角川映画だからなのか「マクロスフロンティア」や「Fate/stay night」の映像がスクリーンに出て来たのはお徳感がありました。「マクロス」は観ていないので鑑賞しないと思いますが、「Fate」は前売りも購入済なので楽しみにしています。
そして始まる本編。
前に座っている人の頭が邪魔且つ良く動くというハズレ席だったものの(苦笑)、幸い後ろの席に人が居なかったので、姿勢を正して観れば視界から頭が消えるため、終始その状態で観ることで難を逃れられたのは良かったです…って、これは感想では無いですね(笑)。
本編に関しては、前日譚ということは分かっていましたが、観ることでゲーム本編中の色々な台詞や行動に対しての想いが深くなるとは思っていなかったので、上手く作ったな、というのが率直な感想です。
ユーリとフレンが騎士として配属された小さな街で起きた事件。そこで、彼らが何に直面し、何を考え、何を学び、どんな結論を出すのかを上手く描いていたと思います。描きたいことにブレが無かったので、細かい部分を除いては文句無しです。ちなみに、エステリーゼ、リタ、レイヴン、アレクセイは意味のある役どころではありますが、完全におまけと言って良いレベルでした(笑)。
映像のクオリティの高さも特筆して良いと思いました。音楽は千住明氏が担当している為か、ゲーム本編以上の豪華さが印象的でした。
スタッフロールにXbox360版のオープニングを持って来ているのが心憎い演出だと思いましたが(笑)、映画本編を観終わった直後に見たことで、「あぁ、こうして物語が始まるんだな…」ととても感慨深いものがありました。きっかり2時間(予告部分を抜けば110分くらい?)、時間をあまり感じさせない密度の濃い作品だったと思います。
鑑賞前に試写会の感想に幾つか目を通したところ、あまりに感想が好評ばかりだったのでちょっと構えて観ていたのですが、ほぼ納得ではありました(泣きどころが沢山だとか、過去に観た映画の中で最高だったとか、そういう主観が強い感想は思い入れの強さに因るものだと思いますが、分からなくも無いくらいの出来ではあったかな…と)。
今、PS3版で「ヴェスペリア」を初めてプレイしている人は、劇場で公開しているうちに足を運ぶことをオススメしたいですね。プレイ途中であっても全くゲーム本編のネタバレは気にせずに済みますし、何より観終わった後のプレイ感情が多少なりとも変わるのではないかと思います。
私ももう一回くらいは足を運ぼうと考えています。
尚、パンフレットは通常版(\800)・豪華版(\2,500)の2種類ありますが、基本的には豪華版を買えば殆ど事足ります(通常版の内容は網羅されています。キャストインタビュー部分は通常版の方が少ない)。私は映画化ご祝儀として2種類買いましたが…。豪華版のパンフの中に「テイルズ オブ グレイセス」の発売日が2009年12月10日と出ていたことには驚きました(笑)。
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