バトルフィーバーJ #33 「コサック 愛に死す」の本当の姿
テレビCMでも良く目にする「DMM」や「TSUTAYA」のネットを使用したレンタルサービス。共に「1ヶ月無料」を謳っているので、ふと思い立って共に使ってみることにしてみました。
ほぼ同時期に申し込みをしましたが、届くまでの時間はTSUTAYAの方が短かったです。まぁ、レンタルした作品にも因ると思うので一概に比べることは出来ませんが…。ちなみに、作品検索すると特撮系はTSUTAYAの方が強いので、私がサービスを継続するならTSUTAYAですね。ただ、DMMは定額コースで既定枚数に満たない場合は翌月繰越があります(TSUTAYAは無い)。ご参考まで(笑)。
で、タイトルの「バトルフィーバーJ」の話になる訳です。
「バトルフィーバーJ」は戦隊シリーズの第3作で、初の巨大ロボ登場の戦隊であり、5色というより「5国」の組み合わせという、ある意味異色さも持った記憶に残る戦隊です。その中で33話に「コサック 愛に死す」という、バトルコサックが殉職して2代目になるエピソードがあるのですが、結構ふざけた話だったという話を友人から聞いていました。更にその後で何かのバラエティ番組にてそのエピソードが紹介され、友人が聞いた話と同じ様な内容であったということも聞きました。私は放映当時観ていたはずなのですが、記憶が殆ど無く、そのエピソードを確かめるには自分の目で確認するしかありません。
「バトルフィーバーJ」は権利問題からなのか、しばらくテレビシリーズの映像メディアリリースに恵まれなかったのですが、LD末期にLDソフトが発売され、DVDでも無事にリリースがなされました。今回、DVDレンタルに当たり、ふと思い出したこの「バトルフィーバーJ 33話を確認したい!」ということで今回とうとう映像を観ることが出来たのです。
結論から言えば、全くもってふざけた話ではなく、初代コサックの悲哀が強く出た名エピソードであったと思います。
孤児であったコサックは神父に引き取られて育てられていましたが、立ち退き問題で目の前で暴力団に神父を殺されてしまったという過去を持つコサックは、同じ様に目の前で父親をエゴスに殺された女の子の心のケアをする為に病院に通い続けます。「血の臭いがする」と言われてしまい、正義の為に戦っていても「同じ様に殺し合いをするなら一緒」という言葉を投げられたコサックは、他の隊員達に「気にしすぎだ」と言われても、手を一生懸命洗うなりの努力をし、その女の子の心のケアの為に日々足を運びます。その甲斐もあって、少しずつその子の心をほぐすことが出来、退院後に一緒に出掛けることになりました。その時、「危ないから持って行け」と言われた強化服を、女の子に嫌な思いをさせない為に(血の臭いがすると言われたこともあるので)敢えて置いて行きます。その時に仲間をはぐらかす為に「クリーニングに出した」と言う訳ですが、本当にクリーニングに出した訳では無いのです。そして、その女の子との出先で、コサックが飲み物を買いに行った隙に女の子が人質に取られ、その子を守る為に銃弾を浴びることになってしまいます。大筋はこの様な感じなので、最初に聞いていた内容を掻い摘みすぎればふざけた内容にもなりますが、本当はしっかりした話だったということを知れて良かったと思っています(テレビの特番は、面白可笑しいネタにする為に切り貼りした、ファンからすれば悪意を持った編集だったと言えます)。
まぁ、それはそれとして久し振りに観た「バトルフィーバーJ」はやはり古い作品ですね。私は古い特撮でも楽しんで観れるので問題ありませんが、これから観る人はその点が要注意です(笑)。
ちなみに、「バトルフィーバーJ」はTSUTAYAで借りましたが、DMMでは「クイーンズブレイド 流浪の戦士」を借りたことを付け加えておきましょう(爆)。こちらはこちらで、16:9の美麗な映像を観れてGood!(笑)
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