年末商戦ソフト購入第七弾は「ダライアスバースト」!
年末商戦ソフト購入の最後を飾るのは「ダライアスバースト」。実に12年振りの「ダライアス」の血を受け継ぐ新作であることだけでなく、「サンダーフォースVIの仇をとって欲しい」という想い(笑)もあって大いに期待しておりました。シリーズ通してのファンとは言えない私ではありますが、嫌いでは無いシリーズです。
先日”祭”と称して数ある「ダライアス」を事前に遊び尽くそうと集めたものの、結局色々あって出来ず仕舞い…。結局ぶっつけ本番での「ダライアスバースト」のプレイとなりました。
先ずちょっと驚いたのがグラフィックの綺麗さ。「PSPでもなかなかやるな!」とか思えるくらいに綺麗です。
次にBGMの独特さ。少なくとも「ダライアス」のシリーズは全般的に「闘志を掻き立てる」というタイプの曲では無いのですが、「SF要素」「海洋生物」という「ダライアス」の特徴と合わせてみるとバシッと決まる音楽で一貫しています。今回の「バースト」でもこれは健在。単体で聴くと作品を知らない人には厳しい曲も、ゲームのBGMとすることで魅力が格段に上がります。
そして難度の低さ。ルート選択でずっと上に進んだということもあるかもしれませんが、コンティニューは無限、ミスしても装備が弱くならないなど、誰でも最後までプレイすることが出来ます。最近の家庭用機に移植されるシューティングのトレンドなのか、この仕様は一長一短がありますね。ちなみに私は賛成派です。制限コンティニューも良いですが、全体を楽しんだ上で、最終的には「ノーコンティニュークリア」を目指して行きたいですからね。
新システムである「バースト」や、スコア稼ぎの為の倍率システムは、なかなか熱いシステムだと感じました。目新しさという意味では「バースト」の仕様で、発動して置いておくことが出来るのは面白いです。「サンダーフォースV」のオーバーウェポンや「メタルブラック」のビーム干渉みたいなもので、これによりスピード感が生まれている様に思えます(ボムより好き)。自機のメインウェポンの種類によって相殺可能な敵弾が異なるというのも面白いですね。
プレイの印象としては、「サンダーフォースV」や「グラディウスV」の様に、2Dのプレイ感ながら3Dの演出というもので括れますが、やはり「ダライアス」であることを強烈に印象付けるのはボス。「WARNING!」の警告と共に現れる巨大戦艦との戦いは熱いです。ただ、中には硬すぎると思えるのも居たので無駄に戦いが長期化しがちなのも含めて「ダライアス」感があります(笑)。PSPでのパッド操作も思ったより悪く無いです。
ルート選択は2面クリア時から始まるのですが、1面クリア時でもルート選択の画面が出て来るのはちょっと頂けません。最初「?」と思ってしまいました…。面数も今では多いと言えない気もしますが、分岐を色々楽しめることを考えれば十分ですかね。まぁ「グラディスウスIII」みたいに、1面1面が長い上にステージ数も多いとなっては手軽さが無いですし、PSPというハードを考えた時には丁度良い長さだな、と感じました。
それと、エンディングを見て「タイトーの自社開発じゃないんだ」ということを知りましたが、今のタイトーでは自社開発は難しいのでしょうね(まぁ、「グラディウスV」もトレジャー開発ですし、会社の規模や過去の実績はある意味関係ないですが)。今回、「バースト」の出来は良いと感じているので問題無しです。
そんなこんなで、PSPという画面の小さいハードでどこまで楽しめるか一抹の不安はあったものの、色々楽しめる1本になっている様に思えます。ステージ構成も含め、手軽ながらも拘って遊べる工夫はされていると感じました。それでもやはり据え置き機でプレイしたいと思うのは私だけでは無いはず。Xbox360やPS3などで最高峰のシューティングが遊びたいと思う、今日この頃です。2011年7月に地デジ移行が完了した時、「横長画面=PSP」という概念が無くなると思うので、そこで何かが変わることに期待したいです。
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