牧野由依コンサート ~So Bright~
参加する機会に恵まれ、牧野由依さんのコンサートに足を運びました。
牧野由依さんのコンサート参加は昨年春以来ではありますが、随分と久し振りな感じがします。最初のファンクラブである「YUI's CLEF」に入会していたくらいなのに、そのファンクラブが解散になった後は自分の中でも熱意がパッタリと消えてしまい、情報収集もしていなかったこともあって、静観すらしていない状態でした。今回、友人からの誘いがあったことや、単独で多少大きめのステージでコンサートを行うということで、しばらく振りの牧野さんがどんなステージを見せてくれるのか?ということに興味が湧いて参加を決めました。会場となった九段会館に来るのも4年振りなので、これまた随分と久し振り。
開場15分前くらいに現地に到着。すると結構な行列が出来ていて、会場が大きいということはそれだけ人が集まるのですから当然ではありますが、1年半振りの牧野さんのコンサートは「こんなに集客力が上がったんだな…」という、驚きというか寂しさというか、何とも不思議な感覚を味わいました。私が初めて牧野さんの生の歌声を聴いたのは丁度3年前なので、その時の印象と比べていたからなのかもしれませんね。
10分押しで開演。ステージには、1st.ヴァイオリン、2nd.ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロという弦楽四重奏の基本にプラスして、ギター&パーカッション、キーボードというバンド構成で、グランドピアノの担当は勿論牧野さん。比較的アコースティックな楽曲が多いので問題は無いのですが、アップテンポの楽曲だとドラムが無いことに物足りなさを感じさせる部分もありましたが、総じて楽しむことは出来たと思います。バンドメンバーの方々は基本的にプロの演奏家では無いというのも、ちょっと面白いステージではありました。
これまで牧野さんのコンサートに何度か足を運んでいるのですが、1度として同じアレンジだったことが無いくらいに、同じ歌でもアレンジの違いを楽しめていて、今回もそれは健在でした。歌も演奏も以前よりパワーアップした感じもあって、メリハリがありそうでグダグダ感もあるMCも健在で(笑)、十分楽しむことは出来ました。しかしながら、楽曲やパフォーマンスは問題が無いものの、MCの時間の客席とのやり取りは、今の自分の感覚では馴染めないかな…と感じてしまったのはちょっと残念。ファンも増えて、ファン層に変化が出たのが影響しているのかな?と思うのですが、個人的にはその辺のアイドル声優みたいな客席とのキャッチボールは要らないですね…。また、中盤くらいのMCで「疲れた~」とか言っていましたが、それは冗談でも主役であるアーティストが客席に向けて口にしてはいけないと思います。これは非常に私の中ではマイナス発言でした。ただ、アンコールが終わって、メンバーが袖に下がった後一人残り、2階や3階の人達が見やすくなる様に高い段に上がって客席に向かってお礼を述べている姿には、「きちんと気配りが出来ている」と感心しました。
選曲は及第点かな?と思うものの、新曲が多かったり、予定調和のアンコールだったりと個人的に好まない形式も目立ったのが残念でした。ただ、久し振りに聴いた「ユーフォリア」「シンフォニー」「ユメノツバサ」「アムリタ」は心に届いた感覚はありました。クリスマスメドレーも趣向を凝らした演奏で楽しませて頂きました(無数の風船が舞うのは良いのですが、観客が演奏に集中しなくなったのと、実はその風船がプレゼントであったということ(それならそうと事前に言って欲しかった。まぁ、要らないのですが(笑))は、個人的にマイナス要因。「夏休みの宿題」も、個人的に選曲ミスかと(笑)。
そんなこんなの2時間半。久し振りのコンサートとしては楽しめましたが、「時間を忘れるほど」ではなかったのが残念と言えば残念(時計こそ見なかったものの、時間を気にした時点で駄目ですよね…)。次にまた「行ってみようかな」と思った時に、更なる成長を遂げた牧野由依さんに逢えたら良いですね。
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