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2010年1月

2010年1月31日 (日)

劇場版 Fate/stay night UNLIMITED BLADE WORKS

Dscf2385 公開日前日にTV総集編のBlu-rayを鑑賞し、勢いがついたら初日に鑑賞しようかと思った「劇場版 Fate/stay night UNLIMITED BLADE WORKS」。しかしながら、勢いがつくどころか盛り下がってしまい(汗)、まぁそこまで急がなくてもいいや…ということで公開から1週間経ってようやく鑑賞することが出来ました。

 公開劇場数が少ないということもありますが時間によっては混雑している様で、私が観た回もほぼ満席。作品人気の高さを改めて感じました。

 今回の劇場版はゲーム本編で言う「凛ルート」を映像化したもので、TVシリーズが「セイバールート」の映像化だったことを考えれば正しい選択だったと思います。私はゲーム本編をプレイしていないということもあって、知識としてはTVアニメ全24話+α程度しかないのですが、結論から言ってしまえば想像以上に良いフィルムでありました。ただ、107分という短い時間の中で数十時間に及ぶゲームのシナリオを描ききらなければならない為、必然的に取捨選択を要することとなり、その点においては観る人の構え方によって評価が分かれそうなフィルムであるとも感じました(ある意味淡々と進んで行く進行だったり、恐らくゲーム本編中にあるであろう細かい演出やエピソードが描かれていなかったり)。

 私は「セイバールートとの比較」「アーチャーと士郎の激突」を軸に観ていましたが、これが功を奏したのか、見所満載で満足度も高く、展開の速さが逆にテンポ良く感じ、息をつかせぬ展開と緊張感を上手く演出出来ていた様に思いました。本当の序盤から飛ばしまくるフィルムというのも珍しいかもしれませんね。だからこそ最悪でもTVシリーズの展開や作品のディテールをある程度把握していないと観るのが難しい作品になっているとも言えるかな、と。

 冒頭の「体は剣で出来ている」から始まるアーチャーの呪文が今回の劇場版の全てを表していると思いますし、アーチャーと凛やセイバーと士郎という組み合わせがありつつも、主軸はアーチャーと士郎であり、凛とセイバーが契約を交わすといった”夢のシチュエーション(笑)”もあったりして、個人的には見所だけで出来ている1本でした(他にもセイバーが消える瞬間があっけなかったり(汗)、ランサーの見せ場が沢山あったり(笑)と本当に盛り沢山)。特に、アーチャーと士郎の想いと想いのぶつかり合いは、「ガングレイヴ」や「スクライド」にも負けないものを持っていると感じるくらいにのめり込みました。対ギルガメッシュ戦において士郎が使った「無限の剣製」のシーンも大いに盛り上がり(士郎が「I am the bone of my sword…」と言い始めた時、背筋に来まくりでした(笑))、エピローグのアーチャーの描写、凛との会話、そしてそれを全て受け止めるエンディングテーマ「Voice~辿り着く場所~」は、100分もの本編の余韻を味わえるものでした(士郎の生き方の果てにアーチャーが居ること、そしてそのアーチャーの想いすらも超える士郎の意思と選ぶ道の先にあるもの。そんな事を思いながら聴くと胸が熱くなります)。TV総集編「reproduction」が残念な出来だったこともあって、この劇場版も心配になっていた反動からか、本当にこの劇場版は文句無しの出来だったと私は感じました。

 内容だけでなく、スタジオディーン制作の驚愕の映像美と名場面を十二分に盛り上げる川井憲次氏のオーケストラサウンドも素晴らしく、それら全てが高いレベルで結実したからこそ完成したフィルムになったと思います。

 So as I pray, unlimited blade works.

 ということで、私的には大満足の1作となりました。もう1回くらい観ても良いかな。

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2010年1月30日 (土)

THE IDOLM@STER PSHome SPECIAL 1st LIVE #02

Dscf2364 以前、PSHomeにて初音ミクのライブがあり、PSP発売されたものでもPS3上のバーチャル空間を使用したライブをやるんだなぁなんて思っていたら、発売してから1年くらい経った今、とうとう「アイドルマスター」もPSHomeでライブ開催の運びとなりました(笑)。

 仕事で帰宅が遅くなった為に、第一回目のライブには間に合わなかったものの、第二回目はちゃんと参加することが出来ました。チケット争奪戦も場所争奪戦も無いバーチャル空間でのライブは気楽で良いです(笑)。

 PSHomeの問題なのかネットワークがちょっと不安定だったりした為、開始8分前くらいに強制切断された時はどうなるかと思いましたが、開始2分前くらいにカウントダウンが再度表示され、どうにかライブ開始に間に合いました。

 開演時間が来ると、ステージスクリーンに小鳥さんからの諸注意が(笑)。その後、PSHomeプロデューサーの舞台袖での会話があって、春香の登場! スモークの中から舞台中央に競り上がって来ました。

Dscf2369 1曲目は「THE :IDOLM@STER」。基本的には自分視点ながら、時折ステージがアップになる「アイドルマスター視点」になったりするので、写真撮影には持って来いの瞬間はあります。ちなみに、会場の音響も異様に凝っていて臨場感がありました。
 歌い終わるとスモークが掛かって舞台下へ格納される春香(笑)。そしてまたプロデューサーとの会話があって2曲目へ。またもや舞台下から競り上がって来る春香。
 2曲目は「Colorful Days」。歌い終わると舞台に格納され、最新カタログ12号のCMが入って終了。参加賞はサイリウムでした。ミクの時も感じましたが、やはり短い! 流石にサーバの負荷などもあるので長時間は出来ないのかな…とは思いますが。

 恐らく初日なので春香のステージのみ。その他のメンバーも別の日に登場すると思うのDscf2370で、何回かはまた来てみようかな?と思います。しかし、開演前には応援グッズが売っていたり(600円(汗))、応援で盛り上げると仕掛けがあるらしい等、随分と凝った作りだな、と感心しました。しかしながら、春香のモデリングはPSPよりは綺麗であるものの、Xbox360よりは汚く見えました。アーケード版の質感をPSP版にした感じとでも言うのでしょうか。まさか、PS3版のモデリング…ということはないですよね?(汗)

 いずれにせよ、こうしたバーチャル空間ですら割と楽しんだ自分が居るのが不思議な感覚(笑)。

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2010年1月29日 (金)

PS3でも「テグザーネオ」?!

Dscf2361 2009年10月1日、PSPで配信開始された「テグザーネオ」。これは、1985年にゲームアーツから発売されたPC-8801mkIISR専用ソフト「テグザー」が、映像やサウンドを一新してPSPに登場したもので、PC88版は同じゲームアーツ制作の「シルフィード」と共に、私がTVゲーム(パソコンゲーム)というものを深く楽しむことになるきっかけになっただけに、その想い入れの強さも格別です。勿論、PSP版配信開始日に即ダウンロードしてプレイを楽しんでいます。

 そんな「テグザーネオ」が、何とPS3版で配信開始されました。PSPとREGZA ZX9000の組み合わせでフル画面プレイが可能ではありましたが、HD化されて、更にはオリジナルのPC版まで収録されているという、PSP版を既に持っている私も飛びついてしまいました(笑)。
 まぁ、プレイしてみたら基本的にPSP版ではあるのですが、画面がHD化されて大きい分、迫力が違います。また、敵を破壊した時のデュアルショックの感じが良い効果を生んでいます。それと、オリジナルのPCモード(クラシックモード)は、PS3だと処理が早過ぎます。また、ゲームオーバー時にムーンライトソナタが流れないのもマイナスです。まぁ、操作方法のデフォルトがPC版でないのは許します(笑)。
 記念にPC88版のパッケージ、PSP版、PS3版を一緒に写真に収めてみました。

 これまでも「同じゲームを何機種で持っているんだ?」というソフトはありましたが、まさかその仲間に「テグザー」が入ることになろうとは…。こういうリメイクは個人的に大歓迎なので、是非今後もゲームアーツのPCソフトを復刻して欲しいです。「シルフィード」や「ヴェイグス」、「ゼリアード」に「キュービーパニック」とかも良いですねぇ…。

 今でこそハードウェアの性能が凄い為にソフトの凄さが伝わり辛い世の中になったかな?と思いますが、PC-88の時代において、技術力ときめ細かいゲームデザインなどで感動を与えてくれたゲームアーツは正に”遊戯の芸術”であり、私にとって本当に信頼していた大好きなソフトハウスです。今では当時の面影を見ることが出来ませんが、それでも応援したいという気持ちは強く持っています。

 本当の意味でゲームアーツのDNAを感じることが出来る新たなゲームに出逢いたいですし、それを信じています。

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2010年1月28日 (木)

恒例スケジュール、2010年も何とか終了

Dscf2357 昨年、継続を迷ったこのオリジナルCD制作ですが、結局「1枚本物のアルバムが発売されたとしてもそれはそれ。コンセプトも異なるし、自分が止める理由にはならない」と判断し、2010年も引き続き制作することにしました。

 昨年とは打って変わり、割とテンションが高め(笑)。やはり2009年に参加した沢山の素晴らしいひと時の影響もあるのは間違いないですね。

 これまでの年に比べるとリリースされた楽曲は少なめなのですが、物足りなさを感じるよりも逆に、それだけ構成のしやすさや聴きやすさなどが増し、完成盤を聴いてみて「1枚のアルバムとして上手くまとまった」と手応えの様なものを感じるに至りました。能登さんの作詞したものが2曲あるからなのか、携わった作品の雰囲気が近しいものが多いからなのか、これまでの4枚よりも「統一感」というか「メッセージ性」の様なものが感じられるのです。

 曲順は毎回悩むのですが、今回は最初にランダムで聴いた順番が割と良くて、その順番で確定。しかし、構成的にどうしても変えたい部分があり、それをいじったら結局殆どの順番を変更して別物に(笑)。その甲斐あって、個人的に満足度もアップ。

 盤面、ブックレット、帯なども苦労しつつも毎年の積み重ねがあって精度も上がり、制作時間はそれほど短縮出来なかったものの(何だかんだ言って10日くらいは費やした)、完成に漕ぎ着けて一安心といったところです。今回は仕事が忙しい最中に掛かってしまい、納品日(と言う名の誕生日(笑))が例年よりも早いこともあって昨年よりも半月早めにスタートさせたことが功を奏しました。

 後は一筆添えてご本人にお贈りするだけ。感謝の気持ちが届いたら嬉しいです。にしても、このCD制作も今回で5年目。まさかここまで続けることになるとは(笑)。

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2010年1月26日 (火)

eBayに手を出してしまいました(笑)

 今週は仕事も私事もかなり大変! そんな中、ちょっとした合間にメガドライブやゲームギアのエミュレータについて調べる機会があり、海外版にも対応する云々についての説明が書かれている中、対応するソフトの関係でeBayにリンクされていたので、ちょっとクリックしたところ、実はずっと探していたソフトにいきなり出逢うこととなりました。

 以前、秋葉原のメッセサンオーにて海外ソフトを取り扱っていた頃(まだ「カオス館」が無かった頃)、店頭で見つけて即購入となった「SegaCD(海外版メガCD)版スナッチャー」。国内未発売であるこのソフト、国内機でもプレイ可能とする為のアダプターとセットで購入し、PCエンジンCD-ROM^2版とはまた違う「スナッチャー」に感動したものです(マニュアルに載っているギリアンがジャンカー本部に来るまでのコミック部分がゲームのオープニングにある、銃撃戦がジャスティファイヤー(リーサルエンフォーサーズの銃)に対応しているなど。勿論、会話は全て英語の吹き替え)。

 国内未発売ソフトであることも然ることながら、国内ソフトの海外版としてどんな感じになっているのか?という事に興味が沸いた私は、その後も何となく気になれば海外版を探してみる、という感じで興味を持ち続けていたりします。元々、IBM-PC版「ソーサリアン」を購入したのも「英語のマニュアルが読んでみたい」「MIDI対応の音楽を聴いてみたい」ということが理由ですし(プレイ出来ないことは問題にしていない)、ちょっと”特別”というのが好きなのでしょう(笑)。

Ebay_lunar で、eBayで見つけたのは国内の店頭やオークションでずっと探し続けていたSegaCD版「ルナ -THE SILVER STAR-」と「ルナ -ETERNAL BLUE-」!! もう諦めてから長い年月が過ぎ、その後に海外PS版の「ルナ -SILVER STAR STORY-」や「ルナ2 -ETERNAL BLUE-」(共に驚くほど豪華なパッケージ)を購入していたりしたこともあって久しく忘れていたものに、偶然にも出会うことになりました。

 国外発送を対応していない出品も多いのですが、幾つかは対応している人も居るので、早速入札してしまいました。是非とも落札したいものですが…果たして!?

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2010年1月24日 (日)

グッドスマイルカンパニーの新たな「セイバー」

 遂に劇場公開された「Fate/stay night UNLIMITED BLADE WORKS」。先日TV総集編のBlu-rayを観たものの、結局劇場には足を運びませんでした(週末に行く予定)。

 私が劇場に足を運ぶか否かは関係なく(笑)、今回の劇場公開は関連するメディア、グッズなどで盛り上がりを見せている様に思えるのですが、昨年あまりに素晴らしい完成度を誇るグッドスマイルカンパニー製フィギュア「セイバー・リリィ ~全て遠き理想郷(アヴァロン)~」の発売は記憶に新しく、それほど月日が経っていない中でそのグッドスマイルカンパニーから新たなセイバーが発売されるのを知りました。

 「セイバー ~約束された勝利の剣(エクスカリバー)~

 これまた素晴らしい出来で、即予約してしまいました(汗)。

 そうしたら、何やらワンダーフェスティバル限定商品として、

 「セイバー・リリィ ~勝利すべき黄金の剣(カリバーン)~

 というのも登場するとか…!

 「ワンダーフェスティバルには行きませんが、通販にて受注生産してくれるというので忘れずに申し込まなければ。

 にしても、まだまだ「Fate/stay night」は盛り上がりそうですね。私にとっては頻度が少ないので大きく出費している気がしないものの、気を付けないと(笑)。でも、出来の良いものが発売されるのは嬉しい限りです。

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2010年1月22日 (金)

Fate/stay night TV reproduction I & II

Dscf2356 劇場公開を明日に控えた「Fate/stay night UNLIMITED BLADE WORKS」。それを記念して(?)、TVシリーズ「Fate/stay night」の総集編が急遽発売されました。

 購入を迷ったのですが、総集編好きな私(笑)としては放っておけないので結局入手しました。

 で、初日に観に行こうか否か迷っているということもあり、テンションを上げる為にも早速視聴(ちなみに舞台挨拶に行く気はゼロ)。

 2本立て続けに観て思ったのは、

 「1本60分っていうのは纏め過ぎじゃなイカ?」

 ということ。ただでさえ密度の濃い「Fate/stay night」の全24話を前後編それぞれで12話ずつの割り振りで、単純に1話5分しか使えないのでは粗筋は伝えられても感動は伝えられません。これなら好きなエピソードを掻い摘んで2~3話観た方が満足度が高いです。

 1巻目はキャラクターの顔見せでほぼ終了。対ライダー戦にてセイバーがエクスカリバーを使用したところでエンディング。
 2巻目はアーチャーの見せ所はそこそこ(苦笑)、黒い桜の話も一瞬、後は基本的にギルガメッシュの話で終了…。エピローグに至っては、ベディヴィエールが出て来るところは入っていても、その時代と現代を生きる士郎達が繋がっていると感じさせる演出がカットされてしまっているので印象が弱いという、ちょっと残念な感じでした。

 しかしながら、「disillusion-2010-」が使用された全編新作のオープニング、前編、後編でそれぞれ新たに用意されたエンディング(前編は樹海feat.タイナカサチ、後編はタイナカサチfeat.樹海)は結構良い感じで文句無し(…って、OPはちょっとキャラクターデザイン的に変わっている感があってちょっとだけ違和感も感じましたけど)。劇場版の予告編も、その異様な綺麗さ(笑)が良く分かるもので、劇場で鑑賞したいテンションが上がります。

 これはバラバラに販売する意味も分からないですし、Blu-rayだからと言って定価が6000円近いというのはちょっと高すぎるかな…というのが正直な感想です。まぁ、劇場公開記念ということでご祝儀…かな。

 …今確認したら、Amazonでは共に売り切れ中。驚きです(笑)。

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2010年1月20日 (水)

PSP-3000×REGZA ZX9000

Dscf2355 昨年末、頑張って買い替えたテレビ。2009年秋モデルとなるレグザのZ9000およびZX9000のシリーズに搭載されている「ゲームモード」には、「レトロゲームファイン」や「ポータブルズーム」といった、これまでのモデルには無かった機能があります。

 買い替えに際し、この「ゲームモード」を搭載しているという条件は優先度が高く、「正に自分にピッタリのテレビだ!」と心に決めたモード(笑)であったものの、手にして実際試してみると一番期待していた「レトロゲームファイン」が、オールドゲーム機の入力には反映されない(Wiiのバーチャルコンソールで、ファミコンなどのゲームを映した際に反映されるというもので、オールドゲーム機の出力をビデオコンポジットやS端子で入力しても意味が無い)という仕様であったことに愕然とし、以来普通の「ゲームモード」(遅延対策モード)としてしか使わなくなりました(これなら元々所有していたREGZA Z2000でも搭載していたので新鮮味が無い…。勿論遅延対策の性能は上がっているのですが)。

 今年に入ってから、「レグザのZ9000・ZX9000に搭載されているPSP用のポータブルズームが凄いらしい」という話題を多く見聞きする様になりました。偶然にも(?)その環境に恵まれている私ではありますが、実はPSP-3000を所有してはいるもののテレビに映す為のケーブルを持っていなかったので、ホリから安くて(880円)長い(3.5m)ケーブルが発売されているのを店頭で見付けてそれを選択。早速、映してみることにしました。すると…

 「本当に凄い!」

 と感じました。というのもズームして表示するので、かなりガタガタな映像になってしまうのではないか、と思っていたのですが、少なくともPS2やWii並には見えています。動きが激しいソフトなどはちょっと動きが荒く見えたり、文字が読みにくい(元々PSPの画面で見ることで調整されているので仕方が無い)ものの、ゲームによってはPSPのゲームであることを忘れてプレイ出来るレベルだと感じました。

 写真左下にちょっと見えるのがPSPです。PSPの画面がいかに小さいか改めて分かります。出力されているのは「レディアントマイソロジー2」のオープニングですが、これほど大きくなっているのにPSPで見るのと遜色ありません。他にも「ダライアスバースト」をプレイしてみましたが、親和性は非常に高いです(「求めていたのはコレだ!」という感じ(笑))。「アイドルマスターSP」や「モーターストーム レイジングアイス」「ルナ -ハーモニーオブシルバースター-」など、「これは良い!!」と思えるソフトも多く、コントロール時に動きが激しくなって画面が揺れてしまうことも無いので、据え置き機としての側面も持つことになりました(目の疲れが殆ど無かったことも付け加えておきます)。

 ちょっと残念に思っていたレグザに搭載された新たな「ゲームモード」ではありますが、この成果を見て一気に好転(笑)。改めて「良い買い物をした」と感じた出来事でした。

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2010年1月19日 (火)

【経過報告】テイルズ オブ グレイセス(TOG)ゾーオンケイジ 2F

 何だか「ヴェスペリア」をやったり「マイソロ2」をやったりと、攻略に集中していない状況ではありますが(汗)、いよいよ本腰入れて「グレイセス」のゾーオンケイジを攻略しようとWiiの電源をオン。

 先日1Fを攻略した直後のレベルは67。その状態で取り敢えずロックガガンに挑んでみようと行ってみたものの全然歯が立たなかったので(笑)、気を取り直してゾーオンケイジの2Fへ。メンバーはそのまま、アスベル、ソフィ、シェリア、パスカルで。

 すると…

 あの…、初戦から危うく全滅しかかったりしているんですが…(汗)。

 兵士はそれ程でもないのですが、全く仰け反らずに回復術を掛けて平気で5000くらい戻すのでなかなか倒せないは、遠方から弓矢で500×3くらいのダメージは与えて来るのでしょっちゅう瀕死になるはで、本当に緊張感を持って戦闘に当たらないとボロボロです。しかも、最初は敵強化レベルが150%で始まるから尚更。まぁ、1戦闘で経験値が15000くらい入るので、それだけの価値があると言えばあるのかも。

 で、ボスの居るところまでにライフボトルも数回使うくらいに危険な戦い重ね、ようやく最深部へ。

 現れたボスは本編でかなり苦戦した大公。名前に「改」が付いているので、どのくらい凄くなったのかと思いきや、ザコ戦闘より余程楽で(笑)、特別苦戦することなく終了。秘奥義食らっても持ちこたえたソフィに拍手。終わった後のグルーヴィチャット(特にマリク教官)が面白かったです。

 ということで2Fも何とか終了。この時点でレベルは72。果たして、このまま”稼ぐ”という行為をせず(到達した状況で攻略するのがポリシーなので)、進んで行けるのでしょうか…?

 まぁ、少しずつ進めて行きます。…って、珍しくプレイ日記みたいなことを書いてみました(笑)。

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2010年1月17日 (日)

【追加報告】PS3版 テイルズ オブ ヴェスペリア(TOV) 図鑑コンプリート 20100117

Dscf2352 先日、「テイルズ オブ グレイセス」にてクリア後追加ダンジョン「ゾーオンケイジ」を攻略開始したと書いたのも束の間、今度は「ヴェスペリア」に戻ってしまいました(笑)。

 PS3版「ヴェスペリア」を終わらせた友人達と色々話をしていたら、私のデータがスキル変化技などの突き詰め方においてキャラによってバラつきがある状態であるのが良く分かったというのもあり、不足している技などを全てマスターしておこうかな?と思って始めたのですが、最後にセーブした3ヶ月前に「コレクター図鑑完成まで残り3つのアイテム」まで仕上げていたということで、「スキル覚えるついでにコレクター図鑑完成まで持って行くか!」と開始。

 足りないアイテム3つは全て「うさギルド」に絡むもので、称号のポイント不足が原因。称号で足りていないのは、「アイテム嫌い」を除けばフェイタルストライクの回数に関連するものばかり(ベルセルクとピヨピヨマンも残っていましたが、こちらはそれ程面倒では無い)。ということで、とにかくスキル変化技を埋めるついでに、とにかくフェイタルストライクを出しまくり、どうにか称号を得ていなかった8名分を達成することが出来ました。これによってうさギルドも完了、おしゃれギルドも完了、エステルの「偉大なアイテムマニア」の称号を得て、Xbox360版では成し得なかった”完遂”に随分と近づいて来ました(ちなみに、スキル変化技(バーストアーツ除く)も全て習得完了し、エステル以外は第二秘奥義が出せる条件を満たした状態)。

 恐らく称号も「アイテム嫌い」以外は全て所持している”はず”なので、2周目を始めれば確実に取れそうな予感。戦闘ランク”アンノウン”でスパイラルドラコと戦ってみたいので、少しずつでもやって行ければな、と思います。現在のプレイ時間は172時間。ここまで遊んだ(図鑑コンプリートなどを達成した)「テイルズ オブ」は初めてです(しかも、1周目で完成したので、丁寧にやった甲斐がありました。Xbox360版の下地があったからこそかも)。

 「マイソロ2」をエンディング到達まで、「グレイセス」のゾーオンケイジ攻略、PS3「ヴェスペリア」の2周目攻略を順繰りにプレイすれば、新作「テイルズ オブ」まではまだまだ遊べそうですね(笑)。

[2010.01.18追記]
 エステルも第二秘奥義が出せる様になりました(笑)。バーストアーツのスキル変化技も全員一通りは出してみました。後は使い込んで達成する効果変化(詠唱が速くなる、弾速が上がるなど)が一部足りていませんが、そこまではまぁ…。

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2010年1月15日 (金)

東芝、Blu-ray対応「VARDIA」を発表…

 とうとう東芝がBlu-ray対応のHDDレコーダを発表しました。しかも来月発売ということで、「お金も無いけど買ってしまおうか?!」くらいの覚悟をして、その公開された情報を確認してみると…

 「…こんなの…VARDIAじゃない!!」

 と、購入意欲がゼロとなりました(苦笑)。てっきり現行のフラグシップモデル「RD-X9」がBlu-ray対応になった様なモデルが発売されるのだと思ったら何とOEMモデルらしく、全然”らしく”ありません(涙)。

 http://www3.toshiba.co.jp/hdd-dvd/products/lineup/index.html

 この機能比較表を見れば分かりますが、とにかくユーザが東芝製RDシリーズに拘り求めているものが全く入っていません(パスの中にhdd-dvdと入っていて郷愁…)。高機能でなくとも、ネットdeダビングくらい使えれば現在HDD内に保存してあるHD映像をBDに焼くことも出来ようと言うものなのになぁ…と。デザインもダンボール箱の底みたいに見えるし(笑)。

 それでも、ようやく東芝がBlu-rayの商品を出し始めたということは嬉しいニュースですし(VARDIAのサイトに行くとイメージカラーも変わって青になり、Blu-rayを出し始めた事をアピールしています)、Blu-rayを搭載するであろうRD-X10(ユーザ的には奇数ナンバーを求めているので、傑作機はRD-X11か?(笑))の発売が現実的になったと思えば、十分意義のあることかと。

 でも、後発メーカーであるからこその決定打が欲しかったというのが本音ですね。
 まぁ、昨年RD-X8を導入したばかりなので、地上波デジタルに完全移行した後のモデルを狙うことになりそうです。

 …って、RD-X8に溜めているHD映像達はどうしようか…(汗)。

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2010年1月13日 (水)

【追加報告】テイルズ オブ グレイセス(TOG)「ゾーオンケイジ」攻略開始

 先日終了した「テイルズ オブ グレイセス」ですが、まだ終わらせていないサブイベントも残っていたり、特に「闘技島」におけるコハクからの依頼を完了させていないことが気になっていたので、「レディアントマイソロジー2」に復帰したのも束の間、また「グレイセス」に舞い戻って来ました(笑)。

 コハクの依頼に関連するアイテムは、ザヴェートの港で魔法カルタの所持枚数が40枚以上になった時に入手出来るというもので、自分が所有しているカルタの枚数を数えると36枚。残り4枚か…と、街道で拾えるカルタはランダムで拾えるらしいので(種類は固定)、とにかくうろつくこと1時間ばかり。思ったよりもすんなりと4種類を追加することが出来ました。ということで「落し物のアンクレット」を持って闘技島へ。
 マスタークラスはまだ終わらせていなかったので早速開始。普段通りアスベルを選択して始めると、5階毎にキャラクターを変えなければならないことに気付き、「最初にアスベル使っちゃったよ!(汗)」と、そこからパスカル、シェリア、マリク、ヒューバート、ソフィの順で進めたものの、ちょっとミスってソフィの最後の最後で敗退…(苦笑)。ということで、取り敢えず次回に持ち越し。でも、パスカルの技でメカソフィが出て来たのを見て感動!!(笑) 「駆け付ける」と言っていたのはこのことか、と。

 気を取り直して、ラントに戻るとフレデリックが連れ去れらてしまうイベントが発生。すると、シャトル移動先に「ゾーオンケイジ」が追加。これが終了後にチャレンジ出来るダンジョンだな…ということで、早速Go!

 するとイベントが一通り終わった後内部へ。ちょっと、セーブしていないんですが…(汗)。と思ったら直ぐにエンカウントして戦闘に。幼年期のアスベルとリチャード、ヒューバートが敵として登場。しかも、酷い連続技&クリティカル&気絶という攻撃で割とピンチ。それでも何とか戦えるレベルなので、戦闘を重ねつつ奥へ。現在、1戦闘毎に経験値5000程度入る状態なので、結構美味しいかも? 何て思いつつ、ワープすると敵の種類は同じものの異様に強くなっていて驚愕。あやうく全滅しかけました(汗)。どうやら、右上に表示されている敵強化レベルが150とかになっていた為の様で、戦闘を繰り返すことで減りはするものの、100までしか減らせない他、うろうろしていると数字が上がって行くために、結構厳しい戦いを強いられました。特にセーブしていないので精神的負担は尚更です。

 どうにかこうにか最奥まで進んでフレデリックとご対面。すると戦闘することに! しかも、秘奥義出されて(笑)アスベル戦闘不能!! やはり執事は闘えてナンボということでしょうか(笑)。まぁ、それ以外は特別苦戦することもなく撃破。ちょっとした寸劇を挟んで入り口に戻って来ました(ここで無事にセーブも出来ました(笑)。初めて「ゾーオンケイジ」に行く時はくれぐれもセーブしてから行く様にしましょう)。

 最上階となる10階に到達するまでに9つのフロアで同じ様な「ノーセーブプレイ」が必要になることを考えると、この先敵が強くなることは必至なので大変そうではありますが、折角攻略を始めてしまったのですから、最後まで進めてやる!と思いました。

 改めて思いましたが、「グレイセス」の戦闘は全LMBSの中で一番楽しいかも。

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2010年1月12日 (火)

「スペースインベーダー」ゲーム筐体型バンク

Dscf2350 「テレビゲームが遊べる貯金箱」ということで、この「ゲーム筐体型バンク」の企画・仕様が発表された時、「おぉ、これは面白そうだ!」と思っていたのですが、思ったよりも価格が高かったので予約せず、発売日購入を見送ったアイテムをようやく入手しました。

 筐体のデザインなどは当時「インベーダーハウス」や「ゲームセンター」に置いてあったほぼそのままのデザインで、当時を知る者にとってはそれだけでも笑みが浮かぶ(笑)アイテムです。スケールも1/6程度ということで、我が家にある閻魔あいと並べて飾るのも良い、というのは面白いですね(現在は「グランドピアニスト」と一緒に飾られています)。

 …なんて好意的な評価に見えるかもしれませんくが、実は根本的な部分が全く駄目なアイテムです(苦笑)。

 先ず、100円を投入して遊ぶというゲームそのものが、ちゃんとした「スペースインベーダー」であるのかと思いきや、いわゆる「LSIゲーム」でして、キャラクターパターンの上をただ表示されるというものでした。それだけならまだしも、インベーダーは弾を多く撃って来る為に砲台の弾が全然インベーダーに当たらない、ショットのレスポンスは悪い、ショットすると他の音が消える(サウンドはオリジナルを一応再現しています)、全然インベーダーを倒せない為に直ぐ占領される(横への動きが2列くらいしかない)…など、「100円入れてゲームを遊ばせる=貯金」という根本が、「100円入れたくならない」ということで商品価値として「1/6スケールの筐体ミニチュア」でしかなくなっています(苦笑)。単三電池3本も使用し、電池入れ替えや入れたコインの取り出しにドライバーが必要だったりするのもちょっとなぁ…という感じですね。筐体自体の見た目の出来は悪くないと思うので、それが救いと言えば救いですかね。

 まぁ、定価5775円で購入していたらショックで1週間は寝込みそうですが(笑)、何と言っても1536円で購入していますし、目的は「1/6スケールの筐体ミニチュアとしてがメインで、ゲーム部分はどれだけ酷いかを一応知っておいた方が良いかな?」くらいの気持ちで入手したこともあって、これらの評価は購入する前から分かっていたので特別ショックではなかったりします。

 もし、興味があって購入を検討している方は、その価値を自分で見出せるのか本当にご注意ください(笑)。

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2010年1月11日 (月)

「コードギアス 反逆のルルーシュ」スペシャルエディション鑑賞

Dscf2349  これまた「テイルズ オブ グレイセス」を終了した影響(?)で、入手したまま放置していた「コードギアス 反逆のルルーシュ」のスペシャルエディションを観ることにしました。

 放映終了以来、全く観ていなかったということもあって、2本で約4時間というものでありましたが、とても楽しく観ることが出来ました。細かい部分は意外と覚えていないものですね(笑)。

 総集編ではあるものの新作カットもあり、編集の仕方として初見の人が観るには難しい内容(説明不足)と感じるのは否めませんが、逆に「テレビシリーズを観直そうかな?」と思わせるものでもあったので、作品を知る人にも知らない人にも興味を再燃させるだけのポテンシャルを持つ作品なのだと改めて感じました。

 新作を追い求めるよりも、観たい作品を観るというスタイルが今の自分には合っているみたいなので、2010年はゲームの合間にでも好きな映像をチョイスして観るのも良いかな?と。

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2010年1月10日 (日)

DSiウェア「かめにんマーチャント」

Dscf2348 先日「テイルズ オブ グレイセス」が終了し、遊ぼうと思っていた連動ソフトである「かめにんマーチャント」を、今更ながら(?)プレイしてみることに。

 DSiポイントは、2010年3月末までにDSiショップに接続することで1000ポイントが進呈されるということで、これまでに「ころがしパズル塊魂」「眺めるだけで賢くなれる!もじぴったん しりとり時計」「ゲーム&ウォッチ マンホール」などを無料でダウンロードさせて頂いたので、「かめにんマーチャント」をダウンロードする為には100ポイント不足。先日、Wiiウェア「ファランクス」をダウンロードする際に、2000ポイント追加したので併用出来るのであれば問題無しだな…と思っていたのですが、これは叶わず(涙)。結局、1000ポイントを別途追加してダウンロードしました(ついでに「ゲーム&ウォッチ ボール」も(笑))。

 早速、マニュアルも読まずにプレイ(爆)。

 すると操作が良く分からずにゲームオーバー(汗)。ちゃんとマニュアルを読んで再開すると、何てことない簡単さ(笑)。1ダンジョン5分もかからないくらいの冒険なので、ちょっとした合間にもプレイ出来る手軽さです。マップを巡り、魔物を倒して経験値を積み、宝箱を開けてアイテムを得て、何処かに居るボスを倒すとクリアというルールで、敵をターゲットしてアタックする時や宝箱を開ける時ににタイミング良くボタンを押すことで連続技になったり、安全に宝箱を開けられたり出来ます。本当にミニゲーム的ではありますが、一番のポイントは、これを「テイルズ オブ グレイセス」本編に持って行くことが出来る点です。

 「持って行く」というのは、この「かめにんマーチャント」内で得たアイテム類は「グレイセス」本編中で使用する素材などのアイテムなので、こかめにんに話しかけることで、実際に受け取ることが出来る(って言っても購入なのですが…)のです。

 ただ、DSiウェア版「かめにんマーチャント」で育てたキャラクターを本編に入れることは出来ず、あくまで本編の「こかめ」をDSiにてダウンロードプレイし、そのデータをWiiに戻すことでしか「こかめ」を育てる方法が無いというのは残念なところです(ダウンロードプレイは電源を切ると消失するので)。まぁ、連動ソフトということで考えれば、DSiウェア版を購入せずとも良いのでそれはそれで良いとは思うものの、購入した人としては「Wiiにキャラクターを持って行けても良いのでは?」とか思ってしまいました。

 単純なソフトではあるので、物凄くやり込もうということは無いのですが、それでもアイテムや称号などのリストがあるので「?」の表示を埋めたい人には、短時間で遊べる冒険モノということで楽しめるのではないかと思います。個人的には「やり込み」よりは、本編中の「こかめ」を育てたい気持ちの方が大きいので、わざわざDSiウェア版を購入しなくても良かったかな?というのが本音かも…(笑)。

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2010年1月 9日 (土)

【終了報告】テイルズ オブ グレイセス(TOG) 20100108

 01/08 24:30、「テイルズ オブ グレイセス」終了。
 最終セーブ 64:04、Lv.65、エンカウント数1048

●物語
 ウィンドル、ストラタ、フェンデルの三国が微妙なバランスで均衡を保っている世界(後に「エフィネア」と呼ばれる)。ウィンドル国内ラント領から物語は始まります。領主の息子である長男アスベルは良く居る腕白坊主。次男のヒューバートは気弱ながらも大人顔負けの博学さを持ち、体が弱いもののお転婆なラント家執事の孫であるシェリアと共に平和な日常を過ごしていました。ある日、アスベルとヒューバートは行くことを禁じられていた裏山へ出かけ、花畑で記憶を無くした少女と出逢います。彼女に「ソフィ」という名を付けたアスベル達は、ソフィの記憶を取り戻す為に小さな冒険に繰り出すことに。その頃丁度ラント領を訪れたウィンドル王国王子リチャードとも友情を深め合い、友情の証を立てたアスベル、リチャード、ソフィ。「いざという時は俺が守ってやる」というアスベルの小さな自信が揺ぎ無いものに変わって行く中、それを打ち砕く出来事に遭遇します。「何でも出来る」と思っていたアスベルは如何に自分が無力であるか、「守る」ということがどれだけの意味を持っているのかを強く強く感じることになりました。この事件を切っ掛けにアスベルは領を飛び出し騎士学校の門を叩きます。それから7年の歳月が流れ、18歳の青年に成長したアスベルは、騎士学校卒業目前で父の訃報を聞くのであった…、という感じで物語ば始まります。
 今回、幼少期と青年期の2部構成でゲームが進められる為、青年期で描写される”想い”のベース(行動理念)がプレイヤー側にも伝えられているという点で、これまでのシリーズと比べて心情描写部分において良い効果は生んだな、と思いました。ただ、ゲームとしてそれほど長編な訳でも無く、色々な要素が入っていた割には比較的こじんまりとした話と感じてしまいました。
 しかしながら、「守る強さを知るRPG」というジャンル表記にもある通り、終始色々な形で”守る”ということを伝えて来ました。父から息子へ、親友同士、姉妹同士、仲間同士、過去から現在そして未来へ。実感として分かるだけにメッセージ性も強く、訴えかけるものは「テイルズ オブ」のシリーズ中でも高いレベルであったと感じました。余韻をキッチリ持たせてエンディングへ結ぶ流れは素直に良かったです。同じWii作品である「ラタトスクの騎士」のエンディングもその点は似ているので、Wiiのターゲット層を意識したものなのかな?と。

●キャラクター
 幼少期を経たメンバー4人とそれ以外のメンバー2人という顔ぶれで、纏まり具合も含めて良いパーティだったと思います。キャスト陣も櫻井孝宏、花澤香菜、水島大宙、河原木志穂、植田佳奈、東地宏樹、浪川大輔など「テイルズ オブ ハーツ」ともまた違った若々しい顔ぶれで、物語を楽しませてもらいました。個人的にはパーティメンバーが沢山いるよりも、6名くらいのメンバーでそれぞれが抱えたものを皆で共有して1つ1つ前に進んで行くことで結束が強くなる描き方をする作品が好きなので、今回の「グレイセス」はそんな面からもかなり楽しめたと思います。ヒロインは紛れも無くソフィではあるのですが、個人的にシェリアの様な立ち位置は好きですし、パスカルの様な天才肌のマイペース加減も好きですし、マリク教官の茶目っ気も好きですし、ヒューバートの隠れた優しさ(特にパスカルに向いている気持ち)も好きですしね。アスベルは物語を引っ張る主人公として、声が櫻井孝宏さんということもあり、キャラクターの背景も手伝って「コードギアス」のスザク的な印象を受けるのですが、根っこの所でどちらかと言えば「.hack //G.U.」のハセヲに通ずるところも多いです。何れにせよ「色々な出来事を経て1つの結論に辿り着き、それだけの覚悟を持って事を成す」というタイプのキャラクターとして、櫻井さんはバッチリ合っていたと感じました。

●システム
 「親切に見えて随分不親切だな」と感じたことが終始消えなかった、というのが率直な感想です。システム的に色々凝っていて、それを自然に体得させる様に導いてくれれば良いものを、「こんなことも出来るんだ、試してみてね!」的な説明を、戦闘終了後の事後報告みたいに入れられても、プレイヤーの頭には何も入って来ません。「ヴェスペリア」はその点、少しずつ新しく出来ることを積み重ねて行く様になっていたので、プレイヤーが意識して色々なことが出来る様になっていましたから、これは「退化」と言っても良いのではないか?と思ってしまいます。しかしながら、新しいことをやろうとする志は好感が持てました。
 一応、痒いところに手が届く様なシステムにはなっているのですが、私の様にマニュアルを一切読まずにプレイするプレイヤー(爆)としては、もっと直感で遊べる工夫もして欲しかったと思います(これまでシリーズを通して遊んだ中では、かなり分かりにくいシステムだったと思います。ちなみに、退却のやり方も最初は全く分かりませんでした(爆))。
 その一方で、シリーズ最高と思えるシステム(?)は「サブイベントに関連する人に吹き出しが出る」「サブイベント開始箇所に星マークが浮かぶ」「宿屋の依頼システム(サブイベント関連)」の3つ。これまでの「テイルズ オブ」は、サブイベントがいつ始まっていつ終わったか、誰に話しかけることで開始されるのかなど本当に分かり辛いものだったので、それが明示された今回はとても遊びやすかったです。しらみつぶしに話しかけずとも、一目瞭然なのは嬉しい限り。クエストとして認識されたものは宿屋に一覧として出ている為に、時間を置いても確認出来るのも良い点です。それでもサブイベント進行に際し、次に何処に行ったら良いかが明示されないものに関しては結局各地を色々周る必要があるのは変わらないので(笑)、そこは従来と同じ感覚かも(世界が小さいのは救いかな)。また、これまでは宿屋に泊まることで発生するサブイベントも多かったのが、セーブアイコンの近くでスキットが発生し、それによりサブイベントに繋がるのも分かりやすくて良かったですね(移動中に何かあればかならずセーブアイコンに行けば新たなスキットが観られるので、これまでよりは漏れが少ない。それでも確実に漏れはあるでしょうけれど)。その分、「フィールドなら何処でもセーブが出来る」というシステムは今回無いので、そこはちょっと残念でした。まぁ、割と頻繁にセーブアイコンは出て来るので実害は殆どありませんでした。
 今回、一番腹が立ったのは「砂に埋もれた遺跡」の最深部にある電流のパズル。試行錯誤している中で、失敗すると全てリセットされてしまうのは如何なものかと(しかも回転させるスイッチが時計回りに順に回すしか無いので、好きで失敗している訳ではないから余計にそう思う)。何が何処まで正解なのか、プレイヤーも整理が付いていない中でオールリセットされてしまうのは不親切極まりないと思いました。結局、紙に書いて紙面で整理してからゲーム側で試したら、そこまで苦しまずにクリアしましたが、これって最初から紙上で考えろという意味でしょうか…(苦笑)。また、ウォールブリッジでのかくれんぼもちょっとてこずりましたね。見えない位置に隠れているのは割とすんなりだったのですが、通せんぼしている所は参りました。全く隠れずに膝を抱えていた子の奥へ行き忘れるという自分のミスもあって8人全員見付けるのに1時間以上かかってしまいました(苦笑)。他にもシャトル墜落現場でのヒューマノイド自爆の戦闘も酷いかな…と(10回以上やり直した上、最後は良く分からず勝利(無傷2名。戦闘不能2名)…)。何だかサブイベント系でのムカつきが多いですね(笑)。
 デュアライズに関しては、ある程度総当りで沢山の素材・アイテム類を作ることが出来るのは良いものの、もう少し整理しやすい配慮をして欲しかったですね。特に沢山増えて来た時に選択が面倒でした。また、欠片を使用しての武具強化や宝石抽出などは、決して分かりやすいものではなかったと感じたので、「やって覚える」という形ではなく、「有用性を体験させる」というものにすれば良かったと思います。恐らく、プレイヤーの中には一度も使わずに終わった人も多いのではないか?と。
 エレスポットも料理に限らず、ドロップ率や獲得経験値を上げたりなどの効果が沢山あるのは良いのですが、多過ぎてそれぞれを使ってみるということを殆どしませんでした。その為、ポットのセット数が終盤まで増えておらず(汗)、こちらも「便利さ」というのを最初に体験させる様にして欲しかったです(中にはラストダンジョンに入る頃に初めて知った効果もあったくらい(爆))。
 アイテム類は「グレープグミ」や「エリクシール」など、使い勝手が良い割には安い(デュアライズで生成出来るものも多い)ので、これまでの「テイルズ オブ」に比べると、高価と言われるアイテム類もガンガン使える点は「易しくなった?」と思うところではありました。
 称号は多過ぎて集めきれないだけでなく、殆どの称号を「MASTER」まで持って行かずにクリアに到達してしまいました(まだNewと表示されているものがあるくらい)。あり過ぎるのも考え物ですよね…。

●戦闘
 基本はこれまでの「テイルズ オブ」と同様なのですが、戦闘フィールドを大きく使っていることで、かなり変わった印象を持ちました。特に「アビス」「ヴェスペリア」「イノセンス」「ラタトスク」の様な3Dタイプではありつつ2Dシリーズにも近い感覚で遊べる、というものよりもっと立体的に感じます。これはエンカウント時の敵配置がパーティ正面(敵は右位置)ではなく、前後左右にバラけている為、戦闘フィールドを縦横無尽に走り回る戦闘になることが印象の違いなのかな、と。戦闘時のカメラ位置を変更することで従来シリーズに近い状態にすることも可能ですが、結局全体が見えない為、仲間が知らないところで囲まれて勝手に死んでいたりする等の問題もあって、私は「全体を入れる」カメラで終始プレイし続けました。その為、キャラクター同士が離れると小さくなってしまうのですが、プレイに支障は無かったです(逆に派手な術をちゃんと見れるのは良かったかも)。
 次に随分と異なる印象を受けたのが、スキルと装備品について。スキルと称号が連動し、称号の中に複数のスキルがあり、称号を装備して使い続けることでスキルを習得出来る他、称号自体にも装備効果というものがあり、それによって随分と難度に差が出ます(特にダメージ軽減系の有無は相当変わります)。また、装備品として「○○リング」「○○シンボル」というものが無くなり、それらは称号に取って変わり「全ステータス異常防止」の様な便利なものが無い為、がむしゃらに突っ込むスタイルでは戦い辛くなり、チェインキャパ(攻撃回数制)の導入もあって、微妙に爽快感を抑制されてしまっている感じはあります。ただ、アラウンドステップによる周り込み回避が可能になっている為、慣れればそこそこ爽快に(例えばノーダメージで)戦えるので、一長一短なのかもしれません。ただ、フリーランをすることでチェインキャパやクリティカルゲージが減少したり、アラウンドステップ、属性や鋼体などを的確に考えて使うことでチェインキャパを回復させるなど、プレイヤー側のテクニック向上が割と必須となっていることは、過去の「テイルズ オブ」と比べても難度が高くなっている様に感じました。特にボス戦の一部や、終盤(繭の中)はかなり厳しい戦いを強いられ(呪殺を持つ奴が混ざると酷い)、私の中では「リバース」と同様の大変さを味わいました(って、「リバース」はランダムエンカウント且つ長い為、厳しさは圧倒的に上ですが(笑))。
 それでも、状況を確認しつつちゃんと対処すればそれだけの成果も出るという意味では、作業にならない戦闘ということで楽しいです。特に最後のガルディアシャフトは集大成だからなのか、凄く楽しくプレイしていた自分が居ました(笑)。理解するのも慣れるのも時間は必要としますが、時間を掛けただけの成果は出ると感じます。もう少し遊びやすさや直感的理解が出来る様に追求して行けば良いシステムになるのではないかと思います。ちなみに、これまでのシリーズ中、1、2を争うくらいに好きなLMBSです(今回のSS-LMBSにEFR-LMBSのフェイタルストライクを導入してくれれば最高なのですが)。
 ラスボスは2連戦なのですが、1回目の方がちょっと大変でした。ちょっと変なターンに入って全滅の危機に晒されてしまうことがあったものの、何とか持ち直して撃破。2回目は最後の最後で秘奥義を食らって全滅しそうになりましたが、こちらは1回目に比べれば比較的安定した戦いが出来たので然程苦労はしませんでした。どちらかと言えば、終盤突入時の繭の中での2連戦の方が厳しかったです(この時はまだ自分の戦闘スタイルを確立していなかったので、結構がむしゃらでした(笑))。

●音楽
 歴代「テイルズ オブ」の中でも音楽の印象はかなり高い方で、最初は印象が薄い?と感じていたのですが、ゲームを進めるうちにそこは払拭されました(どうやら幼年期の楽曲に問題があった様です)。序盤から割と多くメインテーマ「まもりたい」のアレンジが使われたことも印象を深くした理由だと思うのですが、土地や街などの雰囲気を的確に表せていたのが一番大きな理由だと思います。
 今回一番効果が高かったのはラストバトル周辺の演出でしょうか。お約束的な展開とも感じる部分はあるのですが、心が揺さぶられてしまうのだから仕方ありません(笑)。早くサウンドトラックが欲しいです(これまでは割とゲームが終了するまでには発売されているケースが多かったので、今手元にそれが無いのはちょっと悲しい)。

●グラフィック・映像
 今回は感覚的に「トラスティベル」の様なマップ構成で、実際に歩き回る「ワールドマップ」というものが無く、地域毎の「フィールドマップ」が存在している状態だった為、フィールドとしてのスケール感はとても良く表現されていたものの、世界としてはあまり大きく感じられませんでした。終盤「シャトル」にて自由に各地域に移動出来るものの、自分で3Dフィールドを飛べる訳ではなく場所を選択するだけなので、余計に「小さな世界」と感じてしまったのでしょう。それでも、フィールドや街のグラフィックは綺麗で、広さはともかく(笑)しっかりと作り込まれていたと感じました。
 ダンジョンもそれ程難解ではなく、ギミックにて狭さを感じさせない配慮をしていたとは思うのですが、それが鼻に付くくらいに「スイッチを入れて戻って…」の様なマップが多かったのは残念ですね。まぁ「テンペスト」の様にスラロームさせて時間を稼ぐマップよりも「謎解き」として楽しんだので良しとします(それでも何度か行き来しなければならない場所も多く、その度に敵との戦闘になることも多いので、かなり面倒に感じました)。
 それと、思っていたよりもムービーパートの量が多いな、というのが印象です。逆に言えば、ゲーム画面上では表現し辛い演出が多かったのかな?と思うのですが、「英雄伝説VI 空の軌跡」をプレイした今、ムービーで逃げている様にも感じられてしまったので、「ここぞ!」という時に挿入して欲しかったというのは贅沢な悩みでしょうか(笑)。それでも、歴代「テイルズ オブ」の中でも、オープニング映像は3本指に入れても良いくらいに好きになれました。

●その他
 お約束の「温泉」は無かったもののプールはありましたし、「漆黒の翼」もありました(進める度にアーネのコック帽(笑)がどんどん長くなって行くのが爆笑でした)。サブイベントは宿屋で依頼一覧として見られたり、システム「トラベル」の中に経過が書かれる(「英雄伝説VI」のブレイサークエストみたいなもの)ので、自分で意識して進めることが出来た為、ファーストプレイとしては過去のシリーズで最も丁寧にプレイ出来たと思います。「シェリ雪姫」とかメカソフィとか好きなのも多く、シナリオに「闘技島」も含まれていたので、これまでは「余裕があればプレイする」という感じだった闘技場も、本編中に遊んだりしたのも新鮮でした。そう考えると、全編遊ばせるシステムとしては非常に良く出来ていたと改めて思いますね。
 やり込み要素としてはとてつもなく多い様に思えるので、何度も繰り返し遊ぶには良いソフトかな…とか思ったら、噂によると周回要素としてのグレードショップによる引継ぎに不具合があるらしく、周回を重ねてどんどんブランク部分を埋められる訳では無いことも手伝って、遊び尽くすのは相当の覚悟が必要になる様です。この辺りはちょっと残念かな…。
 クリア後にボーナスダンジョンが現れたので、そちらは取り敢えず周ってみようかと思います(クリア後のLv.65の状態で大煇石の竜を2匹倒しました。残り1匹はHP1/3にした時点で攻撃が変わってアッと言う間に全滅。流石にこのレベルでは勝てない? ロックガガンとの対決も未だしていない…、闘技場でのマスターズクラスも挑んでいない…など、まだまだやれることはありますね(笑))。

 色々長々と書き殴りましたが、発売から約1ヶ月で無事に終了させることが出来ました。なかなか思う様に時間が取れずに日数は掛かってしまいましたが、今回も十分楽しむことが出来ました。これで放置している「レディアントマイソロジー2」に戻れます(爆)。

 次の新作がいつ出るかは分かりませんが、春先には何かしらの発表がなされ、6月の「テイルズ オブ フェスティバル2010」で色々披露してもらえると思うので、それまでのんびりとこれまでの「テイルズ オブ」を楽しめたらと思います。

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2010年1月 8日 (金)

リボルテック「戦闘教官 アレイン」

Dscf2345 全てではありませんが、好きなキャラクターだけをチョイスして購入しているリボルテック「クイーンズブレイド」シリーズ。

 以前「フロイラインリボルテック」というシリーズで「アイドルマスター」が出ていましたが、シリーズとして完遂せずに終了してしまった苦い思い出がある為、今回の「クイーンズブレイド」のシリーズは何処まで商品化するつもりなのだろうか、と疑いの気持ちはあるのですが、取り敢えず付き合ってみることに。

 流浪の戦士レイナ、冥土へ誘うものアイリ、光明の天使ナナエル、歴戦の傭兵エキドナ、千変の刺客メローナ、古代の王女メナスと続けて発売されたと思っていたら「2Pカラー」というのが始まってしまい、「あぁ、これで終わったんだな…。まぁ、沼地の魔女の僕が3体揃っているので良しとするか…(苦笑)」と残念に思っていた中、「第2シーズン戦闘開始!!」ということでシリーズが継続することになりました。

 その第一弾として発売されたのが「戦闘教官アレイン」なのですが、1月1日に発売されたにも関わらず、どのショップに行っても全く売っていません(汗)。これまで売り切れたことなんてあったか?と焦り、通販では在庫のあるショップが幾つかあったので注文、入手となりました。

 「第2シーズン」と謳っているだけあって、これまで発売されたものと比べて関節や分割が進化しており、ちょっと感心。しかしながら、退化とは言わないまでも悪くなった部分(保持力だったり、関節の耐久度など)や、前シリーズと並べると大きさが微妙に合わない感じ(アレインは頭がちょっと大きい印象)もあり、これからのお手並み拝見という感じです。どうせなら、飾り台も進化させてくれませんかね、このシリーズ(苦笑)。figmaと比べると「飾る」ということへの配慮がいい加減に思えてなりません。

 次に発売されるのは「近衛隊長エレナ」なのですが、割と出来は良さそう。個人的には「武者巫女トモエ」の発売を祈るばかりです…って、一番無理そうなんですよね…(汗)。

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2010年1月 6日 (水)

ふと「FRAGILE」を思い出してしまう光景

Tokyotower 1月に入って仕事が始まってから、2009年で1度も感じなかった「忙しい」という状況を味わっています(なのでブログも遅れがち…)。

 客先への直行・直帰を数日続けていたのですが、そこで出会った光景は写真に撮った通り、「ライトアップされた東京タワー」。

 特別珍しい光景では無いのですが、用事が無ければ出向かない場所という意味では、本当にたまにしか巡り会わない風景です。それが、昨年1月にプレイしたWii用ソフト「FRAGILE(フラジール)」をプレイし終えている現在、「おぉ」と思ってしまう自分が居ました(笑)。

 「FRAGILE」の世界観は昭和初期の様な感じで、更にはそこが荒廃して人が全く居ないというもの。その中で、死んだおじいさんに言われた”塔”への旅。最初の地から煌々と光る塔が遠くに見えているのですが、そのイメージが正にそのままなのです。恐らく、「FRAGILE」をプレイしていなければ、単なる「東京タワーの夜景」で終わってしまったと思うのですが、プレイし終えて約1年が経った今、こんな感慨深さを感じることになるとは思いませんでした。

 見慣れた風景も、ちょっとした切っ掛けがあると、受ける印象は変わるものなのですね。改めてそんなことを思った風景でした。

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2010年1月 3日 (日)

今更ながら(?)「かなめも」

Dscf2344 昨年、たまたまAT-Xで観た「かなめも」。

 以前「まんがタイムきらら」の系列雑誌を購入していた時に連載はしていませんでしたが、作者の石見翔子さんの「スズナリ!」は普通に読んでいたので、作風はそこそこ覚えていました。

 AT-Xでのアニメ放映中、たまたま目にした作品紹介(ちっこいキャラが「大丈夫、大丈夫、何とかなるさ、大丈夫」と言って歩いていたら、横から飛び出て来た自転車に追突されるだけ)で物凄く印象に残っていた作品ではあったのですが、「タイトルが4文字嫌々症候群」だった私(笑)は、それだけで観ようと思わずにそれっきりでした。

 それが、偶然目にしたAT-Xでの本編放映にて、これまた印象に残った「新聞配達所のお話」「のほほんとした素朴な感じの作風」「何かされそうになったキャラが、自分の目の前に手で四角く枠(壁)を書いて”バリアー、バリアー”と言っていた(笑)」という、変なところで自分の「観てみようかな」と思えるアンテナに引っ掛かったのです。

 結局、映像はその後観ていないのですが、DVDレンタルで視聴を進める他、折角なのでと原作も読んでみようと入手(古本ですが)。

 読んでみたところ、私が非常に好きなタイプの「4コマにタイトルが付いている」「4コマだけでなく、連載1篇の中での起承転結が存在する」というもので、キャラクターも個性的、たまに温かくなる話も含まれ、優しい感じの作品でした。

 そんなこんなで、流行とは関係なくアンテナに引っ掛かった作品は、やはり何だかんだと自分の好みが引っ掛かるのだな、と感じた2010年初の新作(?)発掘でした。

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