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2010年4月 5日 (月)

GAMESIDE Vol.5 2010年5月号

Dscf2474 特集記事によっては購入しているGAMESIDEという雑誌。2010年から季刊誌となった本誌ですが、毎号購入している訳でなかった私としては出会う機会が減るだけかな…と思っていたものの、こうしたオールドゲームも交えた定期刊行誌が失われて行く危惧も感じ、逆に古参者だからこそ支え、広めていかなければならないのかな…とか思ったり思わなかったりしている中で、最新号が発売されました。

 2010年の2号目である今回、特集は「ナムコ」。しかも「アーケード特集」という、1980年代のナムコ黄金期を知るものとして、非常に興味深いものだったので即購入となりました(実は発売直前にGAMESIDEのサイトに行って特集内容を見た時から発売日を楽しみにしていました)。

 「パックマン」が30周年というタイミングで企画された内容は、主にWiiの「バーチャルコンソールで遊べるナムコのアーケードゲームの50タイトル紹介、バーチャルコンソール版開発者インタビュー、ナムコフリーマガジンの歴史など60ページを超える特集となっており、ライターによって書き口は随分違うものの、ナムコのアーケード作品が総じて「時代を創った」と言えるものであったことを改めて強く感じられるものでした。

 個人的にはバーチャルコンソールに限定せずにもう少し突っ込んだ内容も欲しいと感じたものの、こうして振り返る機会を与えられたことは素直に嬉しいですし、この時代の作品達から学べるものは多いと思うので、改めてプレイする機会を設け、単なる懐古で終わることなく次代に繋いで行って欲しいという思いも強くなりました。大きな貢献が出来る訳ではない私ではありますが、ここで紹介することも第一歩かと(笑)。

 今、こういう特集が出来るメーカーは減ったと思いますが、今でも1980年代に持っていたセンスや輝きを今でも感じられる唯一のメーカーが「ナムコ」なのかもしれません。「バンダイナムコゲームス」となってからは、ナムコの良さが薄れてしまった感も否めませんが、それでもまた新たな時代の幕開けをナムコに期待しているのは私だけでは無いと思います。こんな時代だからこそ、是非「遊びをクリエイトして」欲しいと願わずにはいられません。

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