作品視聴の今と昔
「テイルズ祭」を2008年に始めてからというもの、本当にアニメーション作品を観る時間が目に見えて減り始め、2010年はこのまま行くと本当に殆ど観ない年になりそうです(現時点で2010年から始まった新作で観終えた、或いは継続して観ている作品は1本のみ)。
そんな中、旧作を観る機会はそれなりにあって、「かなめも」の様に観た事の無い作品を新たに観ることは稀ですが、以前観ていた作品を観直す機会は、ふと思い立った時に時間を作っています。
そんな中、最近「スクライド」と「機動戦士ガンダム0083」を観ました(共にサンライズ作品(笑))。
すると、ここ最近の作品の中には全く感じられなかった「面白さ」を見出す事が出来、それぞれ10年前、20年前の作品ではあるものの、全く古さを感じることなく、1話30分が「短い」と感じられる作品を存分に楽しむことが出来ました。
簡単に行ってしまえば、最近の作品は「軽い」のです。これは別に「重いテーマを描いている」「設定が凝っている」ということではなく、物語の行方に興味が持てるか否か、キャラクターの存在感や言動、織り成し方に集中出来るか否か、という作品としては当たり前に持っているべきポテンシャルが不足しているのです。勿論、好みの作風も影響しているのは間違いありませんが、ここ最近のライトノベル原作はあまりにも似通っていて、興味も持てなくなってしまいました。
時代の流れなどもあると思いますし、そんな中でも自分が好む作品とは時間を空けてでも出会う事が出来ているので、貪欲に情報を集めたりせずとも、今は今の楽しみ方をしていれば良いかと。
エモーションが最近リリースを重ねている「EMOTION the Best」。1クール作品が8,000円、2クール作品が15,000円というお求め易さは名作の裾野を広げるのに一役買っていると思いますし、最近の作品のパワー不足を象徴している戦略なのかな…と思う今日この頃です。
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