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2010年6月 6日 (日)

テイルズ オブ フェスティバル2010 6/6公演 昼・夜

■6/6 昼公演

 昨日に引き続き、参加して来ました「テイルズ オブ フェスティバル2010」。今日は2回公演ということで、昨日より開場時間が1時間前になるということと入場状況を鑑み、1時間早い10:30に会場へ。昨日よりもちょっと入場待機列は長かったものの、それでもそこそこ前の方。昨日と違い時間きっかりの12:00に開場。物販に並ぶ必要もないのでそのまま座席へ。開場20分後に最初の影ナレ(アスベル)。その後始まる歴代オープニング上映。初めて「ファンタジア」から観ることが出来ました(笑)。そして2回目の影ナレ(セネル)、CMを経て定刻13:00きっかりに開幕!

 スペシャルスキット、トークショウ、ゴールデンビクトリー、新作情報コーナー、榎本くるみさんライブ、Every Little Thingライブという構成は、基本ラインは同じに見えるものの、中身は全くと言って良い程異なるもので、次公演もあるというのにギリギリであろう2時間40分もの公演時間を全く飽きることなく楽しませて頂きました。

 スペシャルスキットは「テイルズ オブ ヒロイン奪還作戦」。歴代シリーズのヒロインが連れ去られてしまったということから、歴代主人公達が助ける為に奔走する…というのが基本軸になる中、「バルバトス」ネタへ展開するのは読めたものの、まさか歴代主人公へ乗り移ることになるとは思わず、ゼロスからスタートした「バルバトスフィアルーレット(笑)」は、何人もの犠牲者(爆)を出し、ルーレットが回っている間もバルバトスカーソルがちょっと止まった時に止まった人がバルバトス声を出すのが面白過ぎて、これまで聴いて来た全てのスペシャルスキットで一番腹を抱えて笑ってしまいました。オチの付け方が滅茶苦茶(笑)でしたが、ネタにも溢れた本当に「スペシャル」なスキットだったと思います。アッシュの登場だったり、恒例になりつつある秘奥義の連発、特にリタの「神の雷、インディグネイション!」が聴けたのも嬉しかったですね。また、単独秘奥義を持たないセネルとヴェイグが、本来ヴェイグとアニーで出す秘奥義「龍虎滅牙斬」をやってくれたのも嬉しい誤算でした。

 トークショウは昨日の人気投票の結果を引き摺り過ぎかな?と思う部分もありましたが、それはそれで楽しめました。昨日未発表だった「兄姉部門」の発表がなされたり、公演毎に変わる様な工夫されていました。

 そして待望の「テイルズ オブ ゴールデンビクトリー」のコーナー。スキット風に始まったコーナーは、タイトルコール後の子安武人氏登場に、場内の沸きっぷりが最高潮ではないかと思うほど。緊張するとしゃべりまくってしまうという子安さん。7:3くらいで子安さんがしゃべり、相方となる小野坂さんがとても肩の力を抜いていた感じが印象的でした。「ヴェスペリアチーム」(鳥海さん、中原さん、森永さん)、「主人公チーム」(鈴木さん、鈴村さん、檜山さん)をそれぞれ招いてのトークは、スキット後のフリートークよりも作品を中心に置くので密度の濃い話を楽しむことが出来ました。ただ、DVD化したとしても、このコーナーは事情により収録されないという話もあり、折角のトークなのに残念に思いました。

 新作情報コーナーは昨日に比べると本当に少な目で、PV流して予約特典の説明と発売日を告知して終了。ライブ準備の為の繋ぎコーナーと化していました。まぁ、本日のメインが「ゴールデンビクトリー」にあった事を考えれば仕方がないでしょうね。

 そして始まる榎本くるみさんのライブ。唄うのは勿論「冒険彗星」。一昨年前のゲームショウで聴くことが出来なかったというのもあって、エンディングフィルムを上手く編集していた映像を観ながらのライブは、とても胸が熱くなりました。何故か、ナタリアとラルゴの1枚が出た後、アリエッタ、イオン様、アニスの1枚が出た時に急に色々頭を過ぎって目頭も熱くなって来たのは驚きました。

 次のEvery Little Thingのライブは、人気の高い「Time goes by」とリバースの主題歌である「good night」を披露。「good night」の方は、オープニング、ラドラスの落日、アガーテの処刑、ラストのミルハウストとの会話といった映像を編集しており、未プレイの人にはちょっと見せ過ぎでは?と思う部分もありましたが、プレイを終えている自分にとっては色々感慨深いものがありました。

 そんなこんなで昼公演は終了。OVA「シンフォニア」の第3期の事が触れられたものの、キービジュアルが出ることはなかったので、今回の公演だけを観た方は残念だったかもしれませんね。終演後の影ナレ(ユーリ)を聴いた後、会場を後にしました。

■6/6 夜公演

 昼公演を終え、会場を出た後は直ぐに夜公演の入場列へ。夜公演の開場は16:30ということで、既に1時間を切っているという短さ。なかなかの過密振りではあるものの、これまでの経験もあるのでスタッフの方々も大変かと思いますが問題なくこなしてくれることでしょう。時間的なことは予想出来ていたので、予め買っておいた遅い昼ご飯を並びながら頬張りました。外は快晴で陽射しが強かったので堪えましたが、時折吹く風が心地良いのは救いでしたね。

 定刻通り開場し、今回もまた真っ直ぐ座席へ。影ナレ(ロイド)を聴いて、またもや「ファンタジア」から歴代オープニングを観ることが出来ました。公演毎にどのオープニングで場内が沸くのか違ったりするのが面白いものの、概ね「アビス」「イノセンス」「ヴェスペリア」は大きい歓声が上がりますね。続いて影ナレ(ヴェイグ)を聴き、CMを観て定刻17:30に開演!!(最初のスポンサーロゴが登場する中で、メグミルクとECCで場内に笑いが起こるのは全公演一緒でした(笑))。

 夜公演は昼公演のキャスト全員にプラスして水樹奈々さんが参戦。構成は昼公演とほぼ同じで、ライブコーナーは昨日も参加してくれた奥華子さんと、キャストとしてだけでなく、ライブコーナーにも水樹奈々さんが登場。公演に関する情報が出た時に水樹さんの参加は話題になったものですが、「テイルズ オブ」の祭典なので、「水樹さんだけ熱狂的に応援する人」という人口が増えないで欲しいな…という危惧がありました。オープニングトークで「夜公演は男性の比率が高くなった」という話もあり不安が過ぎりましたが、結果的には特に気にする必要の無いくらい、寧ろ会場内の多くの女性ファンにも温かく迎えられていた水樹さんへの声援が印象に残ったくらいでした。

 スペシャルスキットは「さまようラブレター」。コレットがロイドに日頃の感謝の気持ちを手紙にしたためたい、ということをゼロスに相談し、代筆したゼロスの手紙が引き起こすドタバタ劇。別の場所で書かれた手紙と入れ替わってさぁ大変…という中で、ワルターの登場があったり、またもやアッシュが登場したり、最後にまさかのバルバトスネタが入ったり、入り乱れ感が楽しさを生んでいたこれまたスペシャルなスキットで、水樹さん演じるコレットが大活躍でした。

 トークショウは水樹さんが参戦した事により中心になることが多く、チームとしても嬉しいからか小西さんや小野坂さんがとても喜んでいる感覚が伝わって来ました。また、人気投票の「夢のコンビ」部門発表があり、圧倒的な「ヴェスペリア」人気に驚かさました(ちなみに、ユーリ&フレンが1位でした。全然”夢”のコンビじゃないですよねぇ…)。

 ゴールデンビクトリーは、「グレイセスチーム」(櫻井さん、河原木さん)、「シンフォニアチーム」(小西さん、水樹さん)という、昼公演同様、作品毎に特化したトークだったのでフリートークよりも各々のトークだけでない、チームとしてのトークも楽しめました。子安さんも昼に比べれば慣れて来た感もあり、ステージを楽しんでいた様に感じました。なのに、DVD化した時は未収録なんですよねぇ…。

 新作紹介コーナーは昼公演とほぼ同じ。やはり、ライブコーナーへの繋ぎとして挿入されていました。

 最初は奥華子さんのライブ。「なりダンX」のテーマソング「ガラスの花」を弾き語り。本編の脚本を読み込んでの作成ということもあって、とても作品との親和性が高いと感じています。昨日と違って1Fの人たちが立って応援してくれたことが奥さんはとても嬉しかったみたいで、その分緊張感も増したみたいでしたが、楽しそうな姿が印象的でした。また、昨日よりも多い持ち時間であったことから、「ガスト」のCMソングや、劇場版「時をかける少女」の主題歌「ガーネット」を弾き語りで歌ってくださったり、「テイルズ オブ フェスティバル」のCMソングを即興で作ってくださったり、エステルの台詞を中原さんに続いて読んで沸かせたり、スタッフの無茶な要望もあったであろうにも関わらず、快く応じてくれた奥さんに会場の皆さんも温かく受け入れていました。今後も奥さんにはテーマソングを作って欲しいと思いましたし、何となくですがそれが実現してくれそうな気もしました。

 そして、水樹奈々さんの登場。テセアラ編のオープニングテーマである「天空のカナリア」を熱唱。1曲だけではありましたが、パワフルなステージで楽しませて頂けました。映像を観ながらというある意味贅沢なライブは、「テイルズ オブの祭典」であるからこそであり、水樹さんのライブに足を運んだことのない私ではありますが、足を運んでいる人であっても、「テイルズ オブ」のファンであるならば全く違った感覚で楽しめたのではないでしょうか。

 こうして積まれた3時間。全員揃っての挨拶で夜公演は終了。影ナレ(ジェイド)を聴いて2日間3公演という「テイルズ オブ フェスティバル2010」は幕を閉じました。

 どの公演も趣向を凝らし、甲乙付け難いものであったと思います。3時間前後の公演時間もあっという間に感じ、「テイルズ オブの祭典」である事が終始肌で感じられるイベントは、出演者も観客も全力で楽しんでいたと思います。だからこそ心地良いもの、心底楽しめるものになったのだと(どんな細かいネタであろうと全てに反応している会場の皆さんに改めて「凄い!」と私も感じているくらい)。なので「声優さんの誰々が来るから」という参加理由ではなく、「テイルズ オブの祭典だから」という理由で参加するのが最も楽しめる秘訣なのかな、と改めて感じた公演でした。

 全体として「シンフォニア」や「アビス」、「ヴェスペリア」という人気コンテンツが幅を利かせ過ぎかな?と思う部分と、今回で言えば「リバース」「レジェンディア」が色モノ的に使われてしまっている部分に寂しさを感じてしまうのですが、今回の公演で檜山さんと鈴村さんの頑張りから「リバース」や「レジェンディア」にももう少し陽が当たる事に期待したいです(私の中では「リバース」や「レジェンディア」の方が「シンフォニア」「アビス」「ヴェスペリア」よりも思い入れは強い。ゲームは誉められないけれど(爆))。次回以降の公演でヴェイグが参加する時は、「クレアーーーー!!」「ピーチパイ」「夕陽の浜辺で殴り合う」というキーワードを安売りしない(苦笑)スキットを期待したいです。最近、ルークの「親善大使」「俺は悪くねぇ」も安くなって来ましたし、初参戦のアスベルですら「守りたい」が安かったので、名台詞も度が過ぎる安売りをしない様にして欲しいなぁ…と。まぁ、パロディ的なものは面白いのは事実ですが(笑)。

 とにかく、今年も良い祭典となったことに感謝します。出演者の皆様、スタッフの方々、参加された方々、お疲れ様でした!

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