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2010年6月

2010年6月30日 (水)

「BLACK LAGOON」 Roberta’s Blood Trail #01 先行放映

 昨今の原作付アニメで「凄い!」と感じるに至った数少ない作品である「BLACK LAGOON」。TVシリーズと思えない完成度と、本編構成の妙は自分の中でもトップクラスの惹き込みレベルです。本編全話を通して観ても大きな目的がある訳ではないことや、物語の凄惨な描写などで若干敷居の高い作品の様にも思えますが、こういう作品を観てしまうと、巷に溢れているアニメが安っぽく感じるのも事実。

 そんな「BLACK LAGOON」の第3期がOVAシリーズで開始される報が入ってから数ヶ月。いよいよ発売が迫って来た中、1本目を短縮版ではあるものの先行放映してくれるということで早速観ました。

 TVシリーズの延長と考えても、その映像クオリティは抜群です。
 特にOP後に入ったCMで、他アニメの映像が流れた時にその差は歴然でした(笑)。

 相変わらず部品の置き方や構成が絶妙で、先が気になる作り。全5巻とのことで、1本40分~50分くらいの長さで制作されるのではないでしょうか。第1巻は35分ということですが、原作の中では最長エピソードであったとのことなので(原作未読)、その辺りをどうまとめて来るかは片渕監督の腕の見せ所でしょうね。全く心配はしていませんが(笑)。

 今回の先行放映は明らかに尺を短縮された箇所がありましたが、それでもあっと言う間に感じられる25分でした。

 雪野さん演じるファビオラの戦闘は、場所も場所だけにロベルタ初登場を彷彿させる演出になっているのが素敵(笑)。{空の軌跡}のエステルばりに回りまくっていました(爆)。小川さんの少佐も風貌と声とちょっとした演出・台詞だけでどんな人間かを理解させてしまうのも凄いところ。
 一番凄いのは何と言っても富沢さんのロベルタ。レヴィの豊口さんもまったく衰えていませんでしたが、ロベルタはこの先を予感させる恐さが醸し出されていたのが印象的ですね。

 「こんなところで終わるな!」という本編の切れっぷりでしたが、リリースが心底楽しみになりました。

 第1期、第2期はBlu-rayが発売された時に購入を迷ったのですが結局購入していない状態。第3期は友人が購入するという話ではあるのですが、やはり気に入ったら揃えたいところではあります。折角の映像クオリティですし。出来ればBOX化して欲しいかな…。

 とにかく第3期を1篇1篇楽しんで行けたらな、と思います。

 最近、劇場版とかOVAとかの方が楽しみな作品が多いです。TVシリーズを観る気がしないのは、スタッフがTVシリーズから居なくなっているのも1つの要因なのかも?と思ってしまう、今日この頃です…。

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2010年6月28日 (月)

「テイルズ オブ ジ アビス ビジュアルファンブック」と「劇場版ヴェスペリア」「グレイセス」ドラマCD

Dscf2511 気が付くと「テイルズ オブ」のアイテムが増えています。しかも、収集を完了したと言える「ドラマCD」は終わった側から新しいシリーズが始まったりしており、まだ1枚も聴いていない身(爆)としては、どんどん追い詰められている様な気さえしてしまいます…。

 実は5月の初めからプレイし続けているソフトがまだ終わっておらず、それが終わらないので他の事に集中出来ていないのが大きな理由。それが終わったら、少しずつドラマCDを聴いて行けたらなぁ…と思っています。本当に(笑)。

 今回購入したのは「劇場版 テイルズ オブ ヴェスペリア」のドラマCD、「テイルズ オブ グレイセス」のドラマCD 2巻、そして「TVアニメ テイルズ オブ ジ アビス」のビジュアルファンブック。1つ1つざっと確認します。

 「劇場版ヴェスペリア」のドラマCDは、ユーリとフレンがフェドロック隊に配属される前後、つまり劇場版の物語よりも前を描いたもので、なかなか上手いエピソード選択だな、と感じました。ちなみに、私が購入した時は結構な店舗で品切れており(逆にグレイセスは何処にでもあった)、「テイルズ オブ ヴェスペリア」という作品の人気の高さをまた実感。ちなみに、シナリオブックも購入しようかな…と思っていたのですが、見かけることすらありませんでした…(汗)。

 次に「グレイセス」のドラマCDの2巻目。トラックタイトルを見る限りでは、アスベルがラントを出て、パスカルに出逢い、シェリアに再会する辺りまでだとは思うのですが、話の流れがゲームとは異なり始めたかも?という感じでもあるので、早く聴いて確かめたい気持ちが盛り上がって来ました。「テイルズ オブ」の中では思ったよりも地味な印象のある「グレイセス」ではありますが、パーティの構成は結構好き(特に、シェリアの様なヒロイン像は結構好き)なので、そんな方向から楽しめたらな、と。

 そして「テイルズ オブ ジ アビス」のビジュアルファンブック。アニメ誌などに掲載されたイラスト群から始まり、キャラクター解説、全話解説、世界観・設定解説、キャストインタビュー、グッズ紹介などそつない作り。ただ、インタビューは鈴木千尋さんの分のみ新規(興味深い内容でした)、ティアのゆかなさんは過去の雑誌掲載分の再録、他メンバーは設問に対する回答コメントのみ。スタッフインタビューは無し、という制作側からの話を期待していただけにちょっと残念。それでも、手軽に「アビス」を振り返れるのは良いかも。一通り目を通し終えたら、アニメ版「アビス」がちょっと観たくなりました。

 8月に発売される「なりきりダンジョンX」や大きな発表があるという夏に向けて、少しずつテンションを上げて行きたいとは思っているので、結局まだ終わっていない(汗)「マイソロ2」を継続したり、「なりダンX」の前に折角なのでゲームボーイカラーで最初の「なりダン」をプレイしようかな、という計画は立てるつもり。

 取り敢えず、全ては今週末のアイマス5周年ライブが終わってからです(笑)。

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2010年6月27日 (日)

THE IDOLM@STER Best of 765+876=!! Vol.03

Dscf2510 「アイドルマスター」の5年間の集大成アルバムとして3枚連続でリリースされて来た「Best of 765+876=!!」も今回で最後。最後を飾るのは、ゲームの中では聴くことの出来ない楽曲や組み合わせによるグループソングの1枚。選曲された珠玉の16曲は、どれも文句無し。特に「リミックス」として収録された7曲は新鮮で、これまで聴き馴染んでいる楽曲であるにも関わらず、全く新しい気持ちで聴くことが出来ました。

 収録曲の中で特に印象が強かったのは「まっすぐ」「i」「L・O・B・M」の3曲。とても作品の良さが感じられました。そして新曲の「LOST」。千早、あずさ、伊織、亜美・真美、絵理の組み合わせも曲にマッチしており、3枚連続リリースの新曲最後を飾るに相応しいバラードはこれまた文句無し。目を閉じて聴くと、よりグッと来ます。

 「Best of 765+876=!!」の新曲である「THE 愛」「DREAM」「LOST」は、そのタイトルの文字を並べ替えると「THE IDOLMASTER」になるというのことを公式ページで知って「おぉ!」と思いましたし、それぞれのテーマに込められた「感謝」「エール」「すき」というキーワードにも胸が熱くなりました。

 この週末が5周年記念ライブになる訳ですが、その会場限定アイテムとして新曲3曲のそれぞれのソロバージョンを収録したBOXが発売になるということで、そちらも楽しみです。そんなアイテム云々ではなく、ライブそのものが一番楽しみです! アーケードから支えて来た訳ではありませんが、それでも5年近く声援を贈り続けた者として、最高のステージになる様に全力で参加したいと思っています!!

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2010年6月26日 (土)

「宙のまにまに」、Blu-ray BOX発売決定!

Mani2_bd_2 「宙のまにまに」の映像メディアが発売され、Blu-rayが発売されないことにがっくりし、更に発売されたDVDの画質が酷過ぎることに愕然としてから早9ヶ月。BDA公認の「BD化推薦タイトル大募集」でも地道に推薦をして来たタイトルであり、本放映時にHD録画しなかったことを悔やんだ唯一のタイトルが、とうとう「Blu-ray BOX」として登場することになりました!

 昨年「鴉-KARAS-」と「プラネテス」がBlu-ray化され、私のBDライブラリ増加が加速するか?などと思ったものですが、結局その後増えたソフト本数は2本。作品視聴が減ったことを受けてではありますが、購入に値しないと感じる作品が多くなってしまったのも事実。そんな中、待ち望んでいた作品のBD化がアナウンスされたことは幸せなことですね。

 初めはいつもの通りAmazonで予約をしようかと思ったのですが、たまたま見に行ったAT-Xのページに「30%OFF+送料無料」の案内があり、こちらで予約。後は9月の発売を待つのみとなりました。

 この波に乗って、原作完結の暁には第二期の報も欲しいところです。

 「劇場版Fate/stay night Unlimited Brade Works」も9月にBD発売が決まり、秋の夜長にお気に入りの映像作品を鑑賞出来るのが楽しみです。

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2010年6月25日 (金)

業務用筐体「VEWLIX F」の一般販売

 HORISTOREから1通のメール。

 「あなたのお部屋にゲーセンの筐体はいかがでしょうか!」

 てっきりジョイスティック関連の案内かと思いきや、まさか筺体の販売案内とは。

 一応、業務用基板を趣味にしている者としては、コントロールBOXではなく部屋に筺体を置くのは1つの夢。今でも時々オークション等で中古筺体を見たりしているくらいなので、その夢は捨てていないのでしょう。実際に設置出来るかどうかは別にして(笑)。

 メールには特に金額が明記されていなかったというのもあり、取り敢えず記載されているURLへ。10万円くらいなら購入しちゃうかも!とか思って開いたページを確認すると…

 あの…。手軽に案内されても、購入出来る額ではないのですが…(汗)。本体価格だけでなく、送料もなかなかのもの。私の甘い見積は軽く一蹴されてしまいました。

 いつかは設置してみたいものですね。

 ■ビュウリックスF プレオーダー案内
 http://www.hori.jp/manual/vewlix_pre-order_201006/

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2010年6月22日 (火)

ハードディスクレコーダーの放置が招いた悲劇…

 4月末からほぼずっと土曜日を出勤していたり、休みが少ない分、日曜日に出掛ける用事が増えたりした他、そもそもそれほど作品視聴に時間を割いていないということもあり、我が家で稼動中の2台のハードディスクレコーダーが放置状態。要は録り溜めたままで何もしていないという状況…。

 「そろそろディスク容量的にまずいかも?」

 と思って、ちょっと確認したところ…。

 既に手遅れでした…(苦笑)。

 現役で使っているRD-X3のHDDは160GBなのですが、これまで故障も無くずっと働き続けている(個人的には)名機。その容量が無くなり、これまた放置していた「天装戦隊ゴセイジャー」が録画途中で終了している状態となっていました…。

 元々「ゴセイジャー」は観るのを迷っていた戦隊で、髭男爵の山田ルイ53世が出ていたりしたことで興味を持って1クールまで観続けたのですが、悪くはないものの、強烈に惹き付けられるものもなく(シンケンジャーの後だから余計にそう感じたかも)、2クール目に入って溜めてしまったらパタっと観なくなってしまいました。そして、今回の問題。ある意味、これで強制的に観るのを止められるということでしょうか…(それとも、レンタルして足掻いて継続するべきか…)。

 何れにせよ、ハードディスクレコーダーは便利な反面、放置しておくと整理がとても大変であることを改めて感じると共に、週に1回くらいはちゃんと残容量などを確認し、それと同時に整理もしなければ…と思った、今日この頃です。

 ちなみに、「ゴセイジャー」を止めると、流し観している「ケロロ軍曹」以外、録画している作品すらゼロになる私は、本格的にアニメ視聴から離れた模様です。

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2010年6月19日 (土)

「南原コネクション」到着!

Dscf2506 昨年末に発売された超合金魂GX-50「コン・バトラーV」。10年の歳月を経て新生した「コン・バトラーV」の勇姿は、それだけで堪らないものがあったのに、まさかの「南原コネクション」の発売予告。通販予約限定品ではありますが、古くはポピニカの時代に小さいバトルマシン達を収納出来る南原コネクションでは叶えられなかった少年の”夢”は、実際のサイズを超えたところで持ち続けられていた為、迷うことなく即申し込み。

 で、そんな積年の夢が現実のものとなる日がやって来ました。完全合体するバトルマシン達をそのまま収納出来る南原コネクション。基地の下部は無いものの、十分過ぎる存在感に、”少年の心を持った大人たち”はメロメロです(爆)。正に、超合金魂の開発コンセプトに合致したアイテムではないかと。

 開封して組み立てはしなかったものの、コンテナ部分や磁石(笑)部分を見てその出来に納得。本当に良くぞ立体にしてくださいました!という感じです。

 このテンションは、ポピニカ版の南原コネクションが欲しくなったり、今回の超合金魂版の基地下部をスクラッチしたくなったりするくらいのものではありますが、アイマス機やガンプラですら積んでいる私(汗)が、それに着手することは無さそうですね…。それはともかく、ある意味”一生モノ”のアイテムが到着した、喜びの声を記しておきました(笑)。

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2010年6月17日 (木)

E3での発表関連

 いつの頃からかTVゲーム関連のサプライズ発表会となっているE3こと、Electronic Entertainment Expo。世界が注目している商談・展示会であることもあって、国内では最大規模のゲーム祭典である「東京ゲームショウ」よりも内容が濃く、そのうち私も現地でその熱気に触れてみたいな、と思っていたりします。

 で、今回のE3ですが、色々な発表がなされてはいるものの、私自身の魂を震わすニュースは今のところ出ていません。会期はまだありますが、恐らくもう大きなニュース(?)は出ないと思うので、このまま終わってしまうのかな…と思うと残念です。

 ふと思ったのですが、私が楽しみにしているものって何だろう?と考えると、実は目新しい技術(モーション系はそろそろ飽きた)や新ハード(猫も杓子も3D)の登場には然程興味が無くなって来ている様です。ただでさえ、スクウェアエニックスや任天堂のソフト群とはかなり無縁の私にとって、「来た!」という発表には年々なり辛くなっている様にも思えます。しかも、年々続編なり、有名なクリエイターが作ったものということが作品の面白さのアピールよりも先に出てしまっている為に、驚きや感動が薄れてしまっている感じもしています。まぁ、ここ最近の私は「テイルズ オブ」とか「アイマス」とかに傾倒してしまっているのも原因ではあると思うのですが(笑)。

 それでも、ニンテンドー3DSのソフトラインナップに「魂斗羅」が入っていたので恐らくハード発売後に買ってしまうと思うのですが(笑)、ここ最近の任天堂ハードの乱発とも言える感覚はちょっとなぁ…と思わなくもないですね。まぁ、住み分けて行くのでしょうけれど、互換を持つのだとしたならば、責任持って下取りなどして欲しいよなぁ…とか言いたくもなりますよね。

 最近、レトロゲームの方が本質的な面白さが明確で、いい感じのチープさが味わいを生んでいて楽しいと感じてしまっていることが、自分自身の視野を狭めてしまっているのかな…と思うこともあり、その辺りは歩み寄ってみようかな…と思いつつも、何でもかんでも3D、3Dと騒いでいるのが非常に嫌でもある状況に身動き出来ない今日この頃です…。

 …ということで、結局メガドライブのソフトで遊んでいる自分(爆)。

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2010年6月14日 (月)

帰ってきた侍戦隊シンケンジャー 特別幕

 春先にリリースされた「侍戦隊シンケンジャーvsゴーオンジャー」を観終わった後にアナウンスされた「シンケンジャー」の特別幕制作の報。待つこと3ヶ月、無事にリリースされました。

 今回もリリーススケジュールが出てから即レンタル予約したのですが、私の読み違いによりリリース日即レンタルにはならずに残念に思ったものの、結果的に3日遅れくらいで手元に送られて来たことを考えれば十分早いですね。

 で、早速視聴。

 もう冒頭から飛ばしてます。飛ばしすぎで、観る側が着いていけないくらい(笑)。TVシリーズ、劇場版、VSシリーズと色々観て来たシンケンジャーの中で、他戦隊では色々あった七変化なりコメディエピソードは少なめだったかな?と思っていただけに、今回の特別幕はその名の通りに”特別”で、本編の半分は「コメディ&七変化」的な要素になっており、しかも、脚本としてその説明が全く無い状態ということもあり、観始めこそ「これは単なるファンディスクか?」と思うくらい。しかし、観続けて行く中で、この感覚は「視聴者側が観ているシンケンジャーの面々が感じているものと同じ」であることが分かって行き、その状況から最初に吹っ切れると同時に流れ始めるオープニング&タイトルコール。凝ってるなぁと感心しました。

 ちなみに内容を羅列すると

  • 悪を成敗! -殿様評判記- ※丈瑠
  • 決闘!金と銀 -荒野の握り- ※源太
  • 夜更けの刑事 -情熱系- ※千明
  • LOVE▼ -ハイスクール- ※ことは
  • 動物戦隊見参! -ジャングル- ※流ノ介
  • 侍アイドルSBK1+5 -歌声- ※茉子
  • BATTLE IN SPACE -宇宙に消えて- ※全員

 が1本の脚本に収められています(笑)。担当は勿論(?)、小林靖子さん。

 今回のアヤカシであるデメバクトの声を担当するのは陶山章夫さんで、このイカレ具合は本当に大したものです。「テイルズ オブ」でも、「ラタトスク」のデクス、「ヴェスペリア」のザギ等、イカレ野郎を担当していらっしゃいますが、更に進化したイカレ具合でした。ちょっと前に「きらりん☆レボリューション」でSHIPSの一人である風真宙人を演じていたとは思えないくらい。その昔は「サクラ大戦」の大神一郎であったことを考えると、どんどん凄い方向へ進化しています。ある意味、イカレ野郎で唯一無二の存在になりつつあるかも(笑)。

 話が逸れましたが、今回物語的な部分としては完全に「特別幕」ということで楽しむことだけを前提にしていることもあって、熱い展開を期待すると拍子抜けする部分はあると思いますが、メンバー全員の魅力は出ていたと思いますし、変わらぬ劇伴の効果だったり、銀志郎を演じたマイケル富岡氏の活躍だったり(笑)、オチの持って行き方だったりと十分に楽しめた47分だったと思います。

 そしてレンタル盤にも収録されていたメイキング映像。メンバー全員のチーム感だったり、思い入れだったりが伝わって来るものでした。こういう素顔が見られるのは嬉しいものですね。

 ということで、次に「シンケンジャー」に出会えるとしたら「VSシリーズ」での「ゴセイジャー」との共演になると思いますが、ここ数年の戦隊の中では最後までダレること無く楽しめた戦隊であったので、1年後に成長した彼らに逢えることを楽しみにしたいと思います。

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2010年6月13日 (日)

FictionJunction Yuki Kajiura LIVE Vol.#6~Kajiura Produce 3rd Anniversary LIVE TOUR~

Dscf2505 昨年7月に参加したFictionJunctionのライブから約1年。3周年記念ツアーとなる第6回ライブの千秋楽に参加する機会に恵まれ、当日を迎えました。

 場所は昨年と同じJCBホール。第3バルコニーの左側というこれまで座った事のないエリアではありましたが、「音楽を楽しむ」ということで考えれば全く問題無し。スクリーンが重要な訳でもなく、立ち上がって何をするでもなく、ステージを全身で感じていられればそれで良いのですから。何より、JCBホールのバルコニー席は結構観やすくて、思ったよりもステージが近く感じられるので好きなホール。

 昨年同様開場前の物販に行く為に開場時間40分前に現地入り。全く並ばずにパンフレットを購入出来て目的達成。ある意味何もかも昨年通り(笑)。飲み物の調達に出て戻って来た頃には既に入場が開始され、待つことなく入場・着席。そして定刻を過ぎること1分くらい。FictionJunctionのライブ、開幕です!

 昨年はYUUKAが参戦し、更にはイベントではないライブステージが初めてだったということもあり、第一部がまるまるYUUKAのステージだったのですが、今回はYUUKAの参戦は無いので最初から純粋な「FictionJunction」のライブとなります。昨年は第二部という位置づけだったので、今回はフルボリュームのステージを堪能出来るということで楽しみにしていました。今年は先日の「.hack//劇奏」でフライングしてはいるのですが(笑)。

 変わらず「サイリウム禁止」のライブで、舞台装置としてのライティングだけで演出するのは個人的に好み。主催者側の意図したステージングは、色々と魅せてくれます。FictionJunctionのライブは、これらの演出効果も手伝ってより印象的なものになっていると感じています。

 ライブの構成としては緩急の効いたもので、一気に駆け抜ける箇所やのびのびと演奏する箇所など、とても演じている側だけでなく、聴いているだけだったとしても何故か感覚的に一体感のあるライブというのが、FictionJunctionらしいステージだなぁと感じました。

 今回、一番の目玉はやはりゲストの笠原由里さんの参戦。元々アナウンスされていたのに、”その時”が来るまで全く失念していたので、登場時には余計に驚いてしまいました。本当の意味で完成している「salva nos」と「MATERIALISE」を聴けたことに、このライブに参加出来た喜びを噛み締めました。
 また、「Parallel Hearts」「時の向こう 幻の空」「野原」は今回の聴きたかった歌だったので、これも胸が熱くなりました。でも、一番嬉しかったのは「canta per me」と「salva nos」が続けて演奏されたことだったりします。それだけでも大満足だったのに、「L.A.」まで聴けたのは本当に言うこと無しでした。

 同じ楽曲でもアレンジだけでなく、歌い手のパート分けなどを変えるだけでも全く違う色に変貌するというのを感じた今回。それでも、FictionJunctionの歌姫4名の和音は慣れて来るとどの曲も同じ様な印象になってしまう危惧もあるので、その辺りは今後どの様に魅せてくれるのかとても楽しみですね。しかし、歌姫みなさんの声帯の強さには驚かされると共に、フロントバンドメンバーのパフォーマンスの高さの揺ぎ無さに圧倒されるステージは本当に凄いな、と改めて感じたライブでした。今回、座席の関係からなのか、ベースやギターの音がとても鮮明に耳に入って来たたので、一音一音が丁寧でありつつも流れる様に音が紡がれて行くのを終始感じる事が出来ました。歌という括りだけではなく、まだまだ音そのものに感動することが出来るのだな、と。声は声で笠原さんの"本場のソプラノ"には身が震えるほどの力を感じましたし(4人の歌姫でも敵わないくらい?!)、WAKANAの高音、貝田さんが支えるハーモニー、KEIKOの低音、KAORIの表現力など、それぞれの持ち味も存分に楽しみました(KEIKOとKAORIの出番が多めだったかな?)。

 昨年よりも開演時間が1時間早い17:00開演だったにも関わらず、終演時間が20:30くらいという3時間半にも及ぶステージは、飽きずに最後まで”音”そのものを楽しんだ気がするステージでした。ところどころに入る梶浦さんのMCも、素直な言葉であるからこそ、受け手となる観客側の胸にもスッと入って来るものがあり、それが心地良く染み入るのも素敵だな、と思います。

 次のライブは少しだけ期間を空けるとのことですが、その間は作曲家として沢山の楽曲を創り出し、新曲を沢山引っ提げてライブをやりたい!と意気込みを語ってくださった梶浦さん。購入したパンフのロングインタビューにもそれを思わせる言葉もあり、長くライブを楽しんで行く為にも新たな名曲の登場を楽しみにしたいと思っています。

 今回のライブが映像メディアとして発売されるかは分かりませんが、3周年記念ということで是非形に残して頂ければ嬉しいですね。今回参加出来なかった方々の背中を押す為にも(笑)。

■多分合っていると思うセットリスト

  1. Crush (PandoraHearts)
  2. frenetic (歴史秘話ヒストリア)
  3. the image theme of Xenosaga II (ゼノサーガII)
  4. vanity (Fiction)
  5. Liminality (.hack//Liminality)
  6. fake wings (.hack//SIGN)
  7. in the land of twilight, under the moon (.hack//SIGN)
  8. winter (Fiction)
  9. 星屑 (Everlasting Songs)
  10. 花守の丘 (真救世主伝説 北斗の拳)
  11. secret game (NOIR)
  12. maze (NOIR)
  13. canta per me (NOIR)
  14. salva nos (NOIR) ※with 笠原由里さん
  15. MATERIALISE (舞-乙HiME) ※with 笠原由里さん
  16. 時の向こう 幻の空 (おおかみかくし)
  17. forest (エル・カザド)
  18. everytime you kissed me (PandoraHearts)
  19. 野原 (時の向こう 幻の空)
  20. Parallel Hearts (PandoraHearts)
  21. Where the lights are (Japanese Ver.) (真救世主伝説 北斗の拳)
  22. L.A. (エル・カザド)
  23. 目覚め (舞-HiME)
  24. 聖乙女の祈り (舞-乙HiME)
  25. zodiacal sign (アクエリアンエイジ)
  26. maybe tomorrow (ゼノサーガIII)

 (アンコール)

  1. the world (.hack//SIGN)
  2. a song of storm and fire (ツバサクロニクル)
  3. ユメノツバサ (ツバサクロニクル)
  4. a farewell song (NOIR) ※with 笠原由里さん
  5. open your heart (.hack//SIGN)

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2010年6月11日 (金)

「クラブニンテンドー」の会員ランク

Clubnintendo 「クラブニンテンドー」という、ソフトを購入すると付いているシリアルNoを入力することでポイントが貯まり、そのポイントでグッズと交換が出来るというサービスがあります。これは、ドリームキャストにもあったシステムで(笑)、ある意味任天堂が後追いとも言えるサービスなのですが、違うところと言えば「会員ランク」というものが存在すること。この会員ランク、特別意識したことは無かったのですが、私が登録し始めて初の”プラチナ会員以外”を経験した時にランクを意識することになりました。

 この会員ランクというのは年度内でどれだけ任天堂のハードやソフトを購入し、アンケートに協力したかで決まるもので、年度締めのランクポイントに応じてプレゼントがもらえるのですが、これが年度によって物凄いものだったりするのです。

 私が利用し始めてからの内容としては

  • 2005年:プラチナ:2006年版カレンダー、Wiiリモコン型TVリモコン
  • 2006年:ゴールド:2007年版カレンダー ※プラチナであればDS用「バルーンファイト」
  • 2007年:ゴールド:2008年版カレンダー ※プラチナであればWii用スーパーファミコンパッド
  • 2008年:プラチナ:Wiiゴールデンハンドル
  • 2009年:プラチナ:復刻版「ゲーム&ウォッチ ボール」

 というものであり、年によってかなり内容にバラつきがあるものの、ソフトや周辺機器などがプレゼントされると凄いお得感というか嬉しさがあります。

 プラチナを狙ってソフト等を購入している訳ではないのですが、意識しないとプラチナに到達しない場合は困りもの。特に年度更新である9月に滑り込むのも大変なので、可能であれば普通に購入していたら到達していたというのが理想です。プレゼントの為に特に欲しくもないソフトを購入するは何だかなぁ…という思いが。かと言って、そのプレゼント品をオークションなどで購入するというのは、もっと何だかなぁ…と。

 2010年度の更新まで後3ヶ月。
 現時点で任天堂系の購入予定物は無し。
 プラチナ会員まで後70ポイント。
 
 …どうしよう(汗)。

 ランク特典が発表されるのは年度が変わってからというのが上手いというか何というか。

 通常の景品交換用ポイントも結構余っていて(現時点で1145ポイント)、年度が変わる時に半分くらい無くなってしまうので(汗)、こちらも消滅分くらいは使い切らないと。と言っても、特別交換したいものが無いのが現状。また「どうぶつの森」レターセットかしら(汗)。

 つくづく、上手く出来たシステムだと思ってしまいます(苦笑)。

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2010年6月 8日 (火)

「テクノソフト」CD通販準備が着々と進行中

Tecno21site そろそろ「サンダーフォースV」のスコアコンテストの準備が整ったかな?とトゥエンティワンのサイトへ行ってみると、過去に通販していたCDの販売準備も着々と進んでいる様で、コンテストのことを確認しにサイトへ足を運んだのに、別のテンションになって帰って来ることになりました(笑)。

 スコアコンテストへの参加方法が、PSPで撮ったランキング画像のアップロードであることは告知されていましたが、商品購入の流れの様に進むのが不思議な感じでした(会員登録が必要ということだったり、商品の一部としてコンテスト応募が設置されているなど)。

 一番驚いた、というより嬉しかったのが販売予定のCDがこれまでテクノソフトで扱っていた全てのCDであること。まぁ、プレスするだけと言えばそうなのですが、当時購入を迷っているうちに購入出来なくなってしまった何枚かを入手出来るのは嬉しいところ。多くの人もプレミアが付いてしまっている「サンダーフォース」シリーズのサントラ入手のチャンスに喜んでいると思います。私は「ハイパーデュエル」「ブラストウィンド」「ネオリュード」などが嬉しいですね。

 …というように、スコアコンテストの話題どころではなくなってしまいました(笑)。

 会員登録して応募準備は完了。後は「サンダーフォースV」週間を割いて、コンテスト応募用の画像をキャプチャしなければ。

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2010年6月 6日 (日)

テイルズ オブ フェスティバル2010 6/6公演 昼・夜

■6/6 昼公演

 昨日に引き続き、参加して来ました「テイルズ オブ フェスティバル2010」。今日は2回公演ということで、昨日より開場時間が1時間前になるということと入場状況を鑑み、1時間早い10:30に会場へ。昨日よりもちょっと入場待機列は長かったものの、それでもそこそこ前の方。昨日と違い時間きっかりの12:00に開場。物販に並ぶ必要もないのでそのまま座席へ。開場20分後に最初の影ナレ(アスベル)。その後始まる歴代オープニング上映。初めて「ファンタジア」から観ることが出来ました(笑)。そして2回目の影ナレ(セネル)、CMを経て定刻13:00きっかりに開幕!

 スペシャルスキット、トークショウ、ゴールデンビクトリー、新作情報コーナー、榎本くるみさんライブ、Every Little Thingライブという構成は、基本ラインは同じに見えるものの、中身は全くと言って良い程異なるもので、次公演もあるというのにギリギリであろう2時間40分もの公演時間を全く飽きることなく楽しませて頂きました。

 スペシャルスキットは「テイルズ オブ ヒロイン奪還作戦」。歴代シリーズのヒロインが連れ去られてしまったということから、歴代主人公達が助ける為に奔走する…というのが基本軸になる中、「バルバトス」ネタへ展開するのは読めたものの、まさか歴代主人公へ乗り移ることになるとは思わず、ゼロスからスタートした「バルバトスフィアルーレット(笑)」は、何人もの犠牲者(爆)を出し、ルーレットが回っている間もバルバトスカーソルがちょっと止まった時に止まった人がバルバトス声を出すのが面白過ぎて、これまで聴いて来た全てのスペシャルスキットで一番腹を抱えて笑ってしまいました。オチの付け方が滅茶苦茶(笑)でしたが、ネタにも溢れた本当に「スペシャル」なスキットだったと思います。アッシュの登場だったり、恒例になりつつある秘奥義の連発、特にリタの「神の雷、インディグネイション!」が聴けたのも嬉しかったですね。また、単独秘奥義を持たないセネルとヴェイグが、本来ヴェイグとアニーで出す秘奥義「龍虎滅牙斬」をやってくれたのも嬉しい誤算でした。

 トークショウは昨日の人気投票の結果を引き摺り過ぎかな?と思う部分もありましたが、それはそれで楽しめました。昨日未発表だった「兄姉部門」の発表がなされたり、公演毎に変わる様な工夫されていました。

 そして待望の「テイルズ オブ ゴールデンビクトリー」のコーナー。スキット風に始まったコーナーは、タイトルコール後の子安武人氏登場に、場内の沸きっぷりが最高潮ではないかと思うほど。緊張するとしゃべりまくってしまうという子安さん。7:3くらいで子安さんがしゃべり、相方となる小野坂さんがとても肩の力を抜いていた感じが印象的でした。「ヴェスペリアチーム」(鳥海さん、中原さん、森永さん)、「主人公チーム」(鈴木さん、鈴村さん、檜山さん)をそれぞれ招いてのトークは、スキット後のフリートークよりも作品を中心に置くので密度の濃い話を楽しむことが出来ました。ただ、DVD化したとしても、このコーナーは事情により収録されないという話もあり、折角のトークなのに残念に思いました。

 新作情報コーナーは昨日に比べると本当に少な目で、PV流して予約特典の説明と発売日を告知して終了。ライブ準備の為の繋ぎコーナーと化していました。まぁ、本日のメインが「ゴールデンビクトリー」にあった事を考えれば仕方がないでしょうね。

 そして始まる榎本くるみさんのライブ。唄うのは勿論「冒険彗星」。一昨年前のゲームショウで聴くことが出来なかったというのもあって、エンディングフィルムを上手く編集していた映像を観ながらのライブは、とても胸が熱くなりました。何故か、ナタリアとラルゴの1枚が出た後、アリエッタ、イオン様、アニスの1枚が出た時に急に色々頭を過ぎって目頭も熱くなって来たのは驚きました。

 次のEvery Little Thingのライブは、人気の高い「Time goes by」とリバースの主題歌である「good night」を披露。「good night」の方は、オープニング、ラドラスの落日、アガーテの処刑、ラストのミルハウストとの会話といった映像を編集しており、未プレイの人にはちょっと見せ過ぎでは?と思う部分もありましたが、プレイを終えている自分にとっては色々感慨深いものがありました。

 そんなこんなで昼公演は終了。OVA「シンフォニア」の第3期の事が触れられたものの、キービジュアルが出ることはなかったので、今回の公演だけを観た方は残念だったかもしれませんね。終演後の影ナレ(ユーリ)を聴いた後、会場を後にしました。

■6/6 夜公演

 昼公演を終え、会場を出た後は直ぐに夜公演の入場列へ。夜公演の開場は16:30ということで、既に1時間を切っているという短さ。なかなかの過密振りではあるものの、これまでの経験もあるのでスタッフの方々も大変かと思いますが問題なくこなしてくれることでしょう。時間的なことは予想出来ていたので、予め買っておいた遅い昼ご飯を並びながら頬張りました。外は快晴で陽射しが強かったので堪えましたが、時折吹く風が心地良いのは救いでしたね。

 定刻通り開場し、今回もまた真っ直ぐ座席へ。影ナレ(ロイド)を聴いて、またもや「ファンタジア」から歴代オープニングを観ることが出来ました。公演毎にどのオープニングで場内が沸くのか違ったりするのが面白いものの、概ね「アビス」「イノセンス」「ヴェスペリア」は大きい歓声が上がりますね。続いて影ナレ(ヴェイグ)を聴き、CMを観て定刻17:30に開演!!(最初のスポンサーロゴが登場する中で、メグミルクとECCで場内に笑いが起こるのは全公演一緒でした(笑))。

 夜公演は昼公演のキャスト全員にプラスして水樹奈々さんが参戦。構成は昼公演とほぼ同じで、ライブコーナーは昨日も参加してくれた奥華子さんと、キャストとしてだけでなく、ライブコーナーにも水樹奈々さんが登場。公演に関する情報が出た時に水樹さんの参加は話題になったものですが、「テイルズ オブ」の祭典なので、「水樹さんだけ熱狂的に応援する人」という人口が増えないで欲しいな…という危惧がありました。オープニングトークで「夜公演は男性の比率が高くなった」という話もあり不安が過ぎりましたが、結果的には特に気にする必要の無いくらい、寧ろ会場内の多くの女性ファンにも温かく迎えられていた水樹さんへの声援が印象に残ったくらいでした。

 スペシャルスキットは「さまようラブレター」。コレットがロイドに日頃の感謝の気持ちを手紙にしたためたい、ということをゼロスに相談し、代筆したゼロスの手紙が引き起こすドタバタ劇。別の場所で書かれた手紙と入れ替わってさぁ大変…という中で、ワルターの登場があったり、またもやアッシュが登場したり、最後にまさかのバルバトスネタが入ったり、入り乱れ感が楽しさを生んでいたこれまたスペシャルなスキットで、水樹さん演じるコレットが大活躍でした。

 トークショウは水樹さんが参戦した事により中心になることが多く、チームとしても嬉しいからか小西さんや小野坂さんがとても喜んでいる感覚が伝わって来ました。また、人気投票の「夢のコンビ」部門発表があり、圧倒的な「ヴェスペリア」人気に驚かさました(ちなみに、ユーリ&フレンが1位でした。全然”夢”のコンビじゃないですよねぇ…)。

 ゴールデンビクトリーは、「グレイセスチーム」(櫻井さん、河原木さん)、「シンフォニアチーム」(小西さん、水樹さん)という、昼公演同様、作品毎に特化したトークだったのでフリートークよりも各々のトークだけでない、チームとしてのトークも楽しめました。子安さんも昼に比べれば慣れて来た感もあり、ステージを楽しんでいた様に感じました。なのに、DVD化した時は未収録なんですよねぇ…。

 新作紹介コーナーは昼公演とほぼ同じ。やはり、ライブコーナーへの繋ぎとして挿入されていました。

 最初は奥華子さんのライブ。「なりダンX」のテーマソング「ガラスの花」を弾き語り。本編の脚本を読み込んでの作成ということもあって、とても作品との親和性が高いと感じています。昨日と違って1Fの人たちが立って応援してくれたことが奥さんはとても嬉しかったみたいで、その分緊張感も増したみたいでしたが、楽しそうな姿が印象的でした。また、昨日よりも多い持ち時間であったことから、「ガスト」のCMソングや、劇場版「時をかける少女」の主題歌「ガーネット」を弾き語りで歌ってくださったり、「テイルズ オブ フェスティバル」のCMソングを即興で作ってくださったり、エステルの台詞を中原さんに続いて読んで沸かせたり、スタッフの無茶な要望もあったであろうにも関わらず、快く応じてくれた奥さんに会場の皆さんも温かく受け入れていました。今後も奥さんにはテーマソングを作って欲しいと思いましたし、何となくですがそれが実現してくれそうな気もしました。

 そして、水樹奈々さんの登場。テセアラ編のオープニングテーマである「天空のカナリア」を熱唱。1曲だけではありましたが、パワフルなステージで楽しませて頂けました。映像を観ながらというある意味贅沢なライブは、「テイルズ オブの祭典」であるからこそであり、水樹さんのライブに足を運んだことのない私ではありますが、足を運んでいる人であっても、「テイルズ オブ」のファンであるならば全く違った感覚で楽しめたのではないでしょうか。

 こうして積まれた3時間。全員揃っての挨拶で夜公演は終了。影ナレ(ジェイド)を聴いて2日間3公演という「テイルズ オブ フェスティバル2010」は幕を閉じました。

 どの公演も趣向を凝らし、甲乙付け難いものであったと思います。3時間前後の公演時間もあっという間に感じ、「テイルズ オブの祭典」である事が終始肌で感じられるイベントは、出演者も観客も全力で楽しんでいたと思います。だからこそ心地良いもの、心底楽しめるものになったのだと(どんな細かいネタであろうと全てに反応している会場の皆さんに改めて「凄い!」と私も感じているくらい)。なので「声優さんの誰々が来るから」という参加理由ではなく、「テイルズ オブの祭典だから」という理由で参加するのが最も楽しめる秘訣なのかな、と改めて感じた公演でした。

 全体として「シンフォニア」や「アビス」、「ヴェスペリア」という人気コンテンツが幅を利かせ過ぎかな?と思う部分と、今回で言えば「リバース」「レジェンディア」が色モノ的に使われてしまっている部分に寂しさを感じてしまうのですが、今回の公演で檜山さんと鈴村さんの頑張りから「リバース」や「レジェンディア」にももう少し陽が当たる事に期待したいです(私の中では「リバース」や「レジェンディア」の方が「シンフォニア」「アビス」「ヴェスペリア」よりも思い入れは強い。ゲームは誉められないけれど(爆))。次回以降の公演でヴェイグが参加する時は、「クレアーーーー!!」「ピーチパイ」「夕陽の浜辺で殴り合う」というキーワードを安売りしない(苦笑)スキットを期待したいです。最近、ルークの「親善大使」「俺は悪くねぇ」も安くなって来ましたし、初参戦のアスベルですら「守りたい」が安かったので、名台詞も度が過ぎる安売りをしない様にして欲しいなぁ…と。まぁ、パロディ的なものは面白いのは事実ですが(笑)。

 とにかく、今年も良い祭典となったことに感謝します。出演者の皆様、スタッフの方々、参加された方々、お疲れ様でした!

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2010年6月 5日 (土)

テイルズ オブ フェスティバル2010 6/5公演

Dscf2504 今年で3年目となる「テイルズ オブ フェスティバル」。最初の公演となる本日、参加してまいりました。

 年々大きくなる開催規模ですが、今年は2日間で3公演というもので、出演者の皆さん、スタッフの皆さんが大変なのは勿論、観客も大変です(笑)。

 昨年の物販における反省を踏まえ、「入場後物販列に並ぶ」を念頭に、開場時間の1時間半前となる11:30にみなとみらい駅に到着。会場外物販列が予想通り凄い列になっていたので、予定通りそのまま入場列へ。こちらの列は思ったよりも並んでおらず、割と前の方。しかも周りの方々は既に物販を済ませている方ばかりだったので、これならそれ程待たずとも購入出来そうな感じ。それにしてもやはり集う人は女性比率がとても高く、昨年同様不思議な感覚がありましたが、周囲の会話に耳を傾けると「テイルズ オブ」に関する様々な会話が交わされており、「あぁ、本当にファンが集まるイベントなんだな」と嬉しい気持ちにもなれました。特に個人的にも好きな1作である「リバース」を語っている人が居たのは特に嬉しかったです(笑)。

 開場時間の13:00を押すこと20分。ようやく入場開始。陽射しがそこそこある中での待ちは堪えましたが、昨年よりは過ごしやすい陽気だったのは助かりました。

 入場して程なく物販で目的のパンフレットも購入完了。並んでいる最中に最初の影ナレ(ルーク)がありましたが、今回は座席に着く時に流されていた歴代オープニングは「デスティニー」だったこともあり、昨年よりは大幅に前倒して座席に着けたのは嬉しかったですね(昨年は「アビス」と「レジェンディア」でした)。

 歴代オープニングが「グレイセス」まで終了し、影ナレでリオンがしゃべり、CMが流れたりした後に場内暗転。予定より15分遅れで「テイルズ オブ フェスティバル2010」、開幕!

 オープニングトーク、スペシャルスキット、第5回人気投票結果発表、キャストトーク、新作(なりきりダンジョンX)情報コーナー、奥華子さんライブ、misonoさんライブ、と盛り沢山の3時間15分。基本は2009年と同様の流れであるものの、特別マンネリ感を覚えることもなく、時間の長さを気にすることなく楽しむことが出来ました。今回は自分の斜め後ろにとても熱心な女性ファンがいらっしゃり、終始ステージ上の声優さんに黄色い声で声援を贈っていたのが印象的でしたね(笑)。

 スペシャルスキットは「テイルズ オブ ジャッジメント」。最近、OVA「シンフォニア テセアラ編」でのおまけにてクラトスがネタとしての「ジャッジメント」を連発していたこともあり、このタイトルだけでも笑ってしまいましたが、何よりも驚いたのはシークレットゲストとしてクラトス役の立木文彦さんが登場したこと! まさか、生で「ジャッジメント」が聴けるとは思っていなかっただけに、このサプライズは本当の意味でのサプライズでした。終始立木さんは良い味を出していました。

 人気投票はある意味想像通りである部分と波乱に満ちた部分があり、一喜一憂が見てとれて面白かったですね。特に小野坂さんの反応が非常に面白く、どこまでも役者魂に溢れた人だなぁと感心することしきりでした。結果は公式ページにも載ると思うので、興味があればそちらでご確認頂ければ(笑)。それと、まさかのビバ☆君登場で、生で小野坂さんとのやり取りが見られると思っていなかったので、私にとってはこれもサプライズでした(笑)。

 「なりダンX」のコーナーは大舘プロデューサーの登場。毎年観ていた馬場プロデューサーは登壇しませんでしたが、この夏に「テイルズ オブ」の大きな発表があるということなので、そちらで勇姿が観られるかと。何と言っても今年で15周年となる「テイルズ オブ」は色々仕掛けて来そうですね。正式発表を楽しみにしたいと思います。
 で、「なりダンX」は斎賀みつきさんと阿澄佳奈さんの登場で、紹介スキットを披露。完成したばかりというオープニングフィルムもフルに観ることが出来、とても雰囲気の優しい感じが、奥華子さんの歌の効果もあって印象が良く、楽しみな1本となりました。特に、奥華子さんがオープニングだけでなく、挿入歌とエンディングも歌っているということですので、こちらも楽しみ!

 misonoさんのライブは昨年好評だったこともあり、更にパワーアップしたステージを魅せてくれたと思います。「VS」「二人三脚」「アブラゼミ♀(大阪バージョン)~ピアノバージョン」、そして「Starry Heaven」を披露してくださり、アーティストとして招かれていながらも、既に「テイルズ オブ」のファミリー感が強く、キャストの皆さんとのキャッチボールも自然な感じで何だか嬉しくなりました。

 そして! 先日「テセアラ編」の2巻を観た際に「このままデリス・カーラーン編まで継続してくれ」と感想を綴ったのですが、これが本当に発表となりました!! 「世界統合編」と言うことで、キービジュアルも発表されましたので、「テセアラ編」の4巻が今年の年末に発売されてから、それ程間を置かずにリリースしてくれそうで、こちらも楽しみですね。また、ステージ上でmisonoさんがその完結シリーズの主題歌を担当したらどうかということで盛り上がっていたこともあり、こちらも実現に向かうのではないか、と感じました。

 3公演の中で本日の公演がインパクトとして弱い感じもしていたのですが、立木さんとビバ☆君のサプライズ、「なりダンX」のスキット&オープニング披露、世界統合編の制作発表など、最後の影ナレ(クラトス)まで十分に楽しめた文句無しの公演でした。

 明日は明日で、子安武人さん参戦による「ゴールデンビクトリー」開催(笑)、巻き返しを図りたい「グレイセス」チーム河原木志穂さん参戦など全く違うステージが楽しめることが約束されているので、存分に楽しんでこようと思います。

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2010年6月 2日 (水)

ハセガワ 1/48「F/A-18F スーパーホーネット」Ritsuko & PLUM 1/100「SA-77 シルフィード」

Dscf2503 先日第二弾シリーズを応援しようと決めてしまったハセガワの「アイドルマスタープロジェクト」シリーズ。その第二弾1機目が発売となりました。今回は「F/A-18F スーパーホーネット」で律子仕様となります。

 ハセガワ出荷が5/29ということで、Amazonでも6/3には入荷するという話だったので、6/3に店舗へ赴けば十分購入可能だろう、ということで一路ヨドバシカメラへ。すると…。

 売っていないのですが…(苦笑)。

 気を取り直して他店舗へ。するとやはり全然見掛けない(汗)。探しているお店が悪いのかな…と思っていたら1機のみ発見・確保。もしかして、品薄? こういう商品は凄い数が捌けるわけではないと思うのでお店も入荷数を読むのが大変だと思いますが、店頭に並んで1週間も持たないのは避けて欲しいなぁ…と(毎日お店をチェック出来る訳ではないですから)。今回は運良く入手出来たので良しとします。

 で、発売されることを知って予約していた「SA-77 シルフィード」も発売されていたので引き取り。アイマス機と比べるとスケールが違うというのもありますが(アイマス機は1/48、シルフィードは1/100)、同じ(?)戦闘機のプラモデルということからも比べてしまい、「シルフィード」がお値段の割には満足度が小さくなってしまいました(汗)。でも、こうして発売された事は素直に嬉しいですし、形状的には満足しているので良しとします!

 にしても、こんな短期間にプラモデルが増えることになるとは思いませんでしたね…。少しずつでも良いので製作出来れば。

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2010年6月 1日 (火)

THE IDOLM@STER Best Of 765+876=!! Vol.02

Dscf2502 Vol.01発売から半月。待望のVol.02の発売です。「待望」と言っても、その殆どの楽曲を知っている(音源を持っている)のではありますが(笑)。

 今回はゲーム中のイメージに一番近しい「ユニット」としての歌、つまり2人か3人が組み合わさった歌を収録しており、この選曲がまた実に良い感じ(っていうより、私の好み?)です。小鳥さんはユニット曲が無いのでVol.01同様ソロではありますが(笑)、これまたこの流れで7月のライブをやってくれても良いと思えるものでした。

 今回、メモリアルブックレットとして120ページにも及ぶLPサイズのブックレットが付いてくるのですが、これまで発売した全ての関連CD(と言ってもコロムビア発売分に限る(笑))のジャケットと全曲の歌詞、その歌がどのアルバムに収録されているかなどデータとしての収録は文句無し。ただ、逆にデータ集的なものになってしまっているのでページ数の割に満足度は然程高くないのが難点かと。まぁ「集大成」と考えればそれはそれでOKなのですが、であれば担当声優さんや作曲者のインタビューくらい掲載しても良いかな・・・と思ってしまうのはファン心理としては当然ですよね…。ちなみに、ブックレットの表紙(裏も)は黒が多めの印刷なので、指紋が付くこと請け合いということから、取り扱いは丁寧に(A4書籍のビニールカバーを2枚使えば覆えます)。

 で、今回一番楽しみにしていたのは勿論新曲である「DREAM」。タイトルではやわらかそうな印象もあったのですが、作曲が「relations」や「オーバーマスター」担当の中川浩二氏ということもあり、聴いてみたら格好良い!のひとことです。雪歩、律子、美希、貴音、涼の良さが出た1曲で、特に久し振りに美希の格好良さを味わえた気もします。勿論、律子&涼の従姉妹が組んでいるのも注目です(笑)。

 ということで、今回も楽しんだ1枚。次のVol.03で最後となりますが、新曲(神前暁氏担当)およびIM@S ALLSTARS1641(笑。765と876を足すと1641に))が歌う全てを代表するテーマ曲「THE IDOLM@STER」を楽しみにしています!

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