帰ってきた侍戦隊シンケンジャー 特別幕
春先にリリースされた「侍戦隊シンケンジャーvsゴーオンジャー」を観終わった後にアナウンスされた「シンケンジャー」の特別幕制作の報。待つこと3ヶ月、無事にリリースされました。
今回もリリーススケジュールが出てから即レンタル予約したのですが、私の読み違いによりリリース日即レンタルにはならずに残念に思ったものの、結果的に3日遅れくらいで手元に送られて来たことを考えれば十分早いですね。
で、早速視聴。
もう冒頭から飛ばしてます。飛ばしすぎで、観る側が着いていけないくらい(笑)。TVシリーズ、劇場版、VSシリーズと色々観て来たシンケンジャーの中で、他戦隊では色々あった七変化なりコメディエピソードは少なめだったかな?と思っていただけに、今回の特別幕はその名の通りに”特別”で、本編の半分は「コメディ&七変化」的な要素になっており、しかも、脚本としてその説明が全く無い状態ということもあり、観始めこそ「これは単なるファンディスクか?」と思うくらい。しかし、観続けて行く中で、この感覚は「視聴者側が観ているシンケンジャーの面々が感じているものと同じ」であることが分かって行き、その状況から最初に吹っ切れると同時に流れ始めるオープニング&タイトルコール。凝ってるなぁと感心しました。
ちなみに内容を羅列すると
- 悪を成敗! -殿様評判記- ※丈瑠
- 決闘!金と銀 -荒野の握り- ※源太
- 夜更けの刑事 -情熱系- ※千明
- LOVE▼ -ハイスクール- ※ことは
- 動物戦隊見参! -ジャングル- ※流ノ介
- 侍アイドルSBK1+5 -歌声- ※茉子
- BATTLE IN SPACE -宇宙に消えて- ※全員
が1本の脚本に収められています(笑)。担当は勿論(?)、小林靖子さん。
今回のアヤカシであるデメバクトの声を担当するのは陶山章夫さんで、このイカレ具合は本当に大したものです。「テイルズ オブ」でも、「ラタトスク」のデクス、「ヴェスペリア」のザギ等、イカレ野郎を担当していらっしゃいますが、更に進化したイカレ具合でした。ちょっと前に「きらりん☆レボリューション」でSHIPSの一人である風真宙人を演じていたとは思えないくらい。その昔は「サクラ大戦」の大神一郎であったことを考えると、どんどん凄い方向へ進化しています。ある意味、イカレ野郎で唯一無二の存在になりつつあるかも(笑)。
話が逸れましたが、今回物語的な部分としては完全に「特別幕」ということで楽しむことだけを前提にしていることもあって、熱い展開を期待すると拍子抜けする部分はあると思いますが、メンバー全員の魅力は出ていたと思いますし、変わらぬ劇伴の効果だったり、銀志郎を演じたマイケル富岡氏の活躍だったり(笑)、オチの持って行き方だったりと十分に楽しめた47分だったと思います。
そしてレンタル盤にも収録されていたメイキング映像。メンバー全員のチーム感だったり、思い入れだったりが伝わって来るものでした。こういう素顔が見られるのは嬉しいものですね。
ということで、次に「シンケンジャー」に出会えるとしたら「VSシリーズ」での「ゴセイジャー」との共演になると思いますが、ここ数年の戦隊の中では最後までダレること無く楽しめた戦隊であったので、1年後に成長した彼らに逢えることを楽しみにしたいと思います。
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