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2010年7月

2010年7月31日 (土)

2010年7月、ブログ記事欠かさず投稿完遂(笑)

 本当にどうでも良いことですが、2010年7月は1日も欠くことなく記事投稿することを完遂することが出来ました。珍しく書き残そうというネタが多くあった月であり、その殆どが「アイドルマスター」関連であることからも、月初めに行われた5周年記念ライブの印象の大きさを物語っていると思います。

 そろそろ毎日書く様なストックもありませんし、ゲームプレイを集中してやるとプレイ経過を日記として書かない私は、とかく空白期間が生まれがちではあるのですが、これからも書きたいことを書き残すだけなので(特別定期読者が多く居る訳でも、ニュース性がある話題を提供するものでもない。一番のリピーターはgooglebotです(笑))、その時々の思いを書き残すことを軸に、検索して偶然辿り着いた方にも何かしら残せる、そんな記事をちょくちょく投稿して行けたらと思っています。

 …って、7月最後に書くことが無くなったので、無理やりまとめの投稿となりました(爆)。

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2010年7月30日 (金)

「アイドルマスター2」PV#2、Xbox Liveで配信!

Dscf2549 7/4のアイマス5周年ライブ2日目に会場で初お披露目となった「アイドルマスター2」のPV第二弾。初日と違うPVの内容になっていることに驚き、5名によるダンスシーンに驚き、何よりも雪歩のキャストが交代になる事実が明らかになったことに驚いた、当日会場で観た人には色々な思いが残るPV。ライブから1ヶ月経とうという今日、とうとうXbox Liveでの配信が開始されました!

 このPV、5周年ライブ会場で観ていたものの、一番会場が衝撃を受けたであろう雪歩のCV名が出る瞬間、実は丁度別のスクリーンに目が行ってしまってCVを見逃してしまい、周囲よりも遅れた反応になってしまったとう、私としては大失敗の印象が残る別の意味でも思い出深い(笑)PVなのです。今回、何にも遮られることなく、Xbox360実機上で再生されるPVは、当日の興奮や感動を呼び起こすには十分過ぎる映像でした。やはり5人のステージは圧巻ですし、5人ならではの豪華なダンス、凝った振り付けなど、4分程度のPVで最大級の「アイドルマスター2」というコンテンツへの期待を膨らませてくれる出来になっていると改めて思いました。

 YouTubeやニコニコ動画でも配信されていますが、やはりXbox Liveにて実機に近い環境で観る方が喜びが大きいと思うので、環境のある方で興味のある方には是非ご覧頂きたいですね。

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2010年7月29日 (木)

「アイマス」楽曲に見る、今の自分が好む歌

 2日間の熱いライブの余韻を楽しんでそろそろ1ヶ月経とうというのに、「Dearly Stars」まで再開した私は本当に切れ目なく「アイドルマスター」というコンテンツを楽しんでいる様な気がします。

 ゲームとしてのレッスン、営業、オーディションも楽しいのですが、やはり一番の根幹を成しているのは歌とダンスを楽しめるTV出演。そのイメージを持っていると、単純に歌だけを聴いても頭の中に映像が浮かぶ様になり、ライブで生の興奮も味わっていると更に強い思いが加わり、もう「単に歌を聴いている」という感覚では無くなります。

 そんな「アイドルマスター」関連楽曲は、ラジオ系(パーソナリティが歌うもの)を除くリリース済のものだけで89曲。嫌いな曲は全くなく、寧ろ好きなタイプの曲が多いので、もしこの中で順位を付けるとなると相当難しいかも…ということで、敢えてチャレンジしてみることにしました(笑)。

 取り敢えず、89曲の中からベスト25を選出。そこから細かく順位付けをすると、これがなかなか決まらない…と言いつつ、ベスト10は思ったよりもすんなり決まってしまいました(笑)。

 「アイマス」の楽曲は「応援ソング」に分類出来るものが比重として大きいと感じているのですが、昔から「応援ソング」系は好きなものも多いので、それはそれで喜ばしいことです。ただ、単純に「応援ソング」と言ってしまっても、更に分類すると「エールを贈られるもの」と「自己治癒力から前に進もうとするもの」に大別出来る様に思います。これは私の勝手な解釈ではありますが、「アイマス」の楽曲は圧倒的に後者が多いと思っています。

 「誰かの為に言葉をかけ、背中を押す」という「エール」タイプは、以前の自分であれば結構響いたものでしたが、今ではなかなか響かなくなりました。「見守っている人がいる」とか「頑張れ」とか、昔は素直に受け止められて言葉が、何処か他人事の様に聞こえてしまう感覚。これは今の自分にとって効果の薄いメッセージなのでしょう。

 「自分で積み重ねて来た事で気付いたことを実践して行こう」という「自己治癒」タイプは、「今までは○○だったけど、こうなりたい!」という思いが、日記の様だったり、気持ちの遷移だったりが実感として伴うものとして表現されていることがあり、そういう気持ちになっているところに投げかけられる「明日」とか「未来」とか「夢」とか「幸せ」という言葉が、治癒力を高めてくれていると感じており、それが「心に響くメッセージ」として受け止められる今、私にとっては大いに活力に繋がっています。

 その時々で響くメッセージというのは変わって来るものだとは思います。でも普遍のメッセージもあると思いますし、同じことを伝えるにも表現の仕方によっては、素直に伝わらない場合もあります。そんな中で今自分が好きな歌は「普遍なメッセージを素直な言葉で、素直なメロディに乗せている歌」なのだと言えそうです。それを多く表現してくれているのが、たまたま「アイドルマスター」の楽曲であるんだと思っています。

 で、「アイマス曲のベスト10」に話が戻るのですが(笑)、10曲の作詞、作曲の担当者の色がはっきり見えるものになっているのが分かりました。つまり、確実に”好み”というものが見て取れるのです。特に、89曲中3曲しか作詞を担当していない朝日祭さんの担当曲がベスト5に2曲入っていたりするのは(この2曲は共にYoshiさん作曲)、その最たるものかと。楽曲面で言えば神前暁さんが89曲中8曲担当しているうちのベスト10に3曲、ベスト25までに6曲(6曲全てyuraさん作詞)というのも、凄い結果です。その他にも、中村恵さん作詞/佐々木宏人さん作曲、mftさん作詞/中川浩二さん作曲の組み合わせもベスト25内に数多く入っており、これだけ多くの楽曲がありながらも、自然と自分で篩に掛けているものなのだな、と改めて感じました。

 折角なのでベスト25を載せようかと思ったのですが、それはまたの機会にしたいと思います(笑)。ちなみに、思い入れの強さと自己治癒力を呼び起こす力が強い楽曲が上位揃い踏みです。

 折角の765プロRest@rtの機会、こういう楽しみ方をするのも良いかな、と。ご自身の「好きな曲」、見つめ直してみては如何でしょうか?

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2010年7月28日 (水)

遅れ馳せながら「アイドルマスター ディアリースターズ」のコミック

Dscf2548 リリースされてから半月くらい経ってしまいましたが、「アイドルマスター ディアリースターズ」のコミックをようやく入手。読んでみました。

 実はあまり購入したいと思っていなかったのですが、5周年ライブに行ってから、全く落ちないテンションと何かを貪欲に求める感覚を少しでも満たす為の措置として購入に踏み切りました(笑)。

 「ディアリースターズ」の主役である、日高愛、水谷絵理、秋月涼の3人の視点で、1冊ずつ。しかも、続刊というボリューム感は、流石「自らがアイドルとなって」というシステムで作られた「ディアリースターズ」が元になっているだけあるな、と思いました。更に、ゲームを途中で放置してしまっている私に、「続きをプレイしよう!」と強く思わせるだけの魅力を復活させてくれたのは、コミックの構成もあるかもしれませんが、やはり「自分自身がアイドル」という視点でゲームをプレイするのがしっくり来なかった「ディアリースターズ」を、コミックという媒体でゲームから切り離して物語をクローズアップしてくれたお陰で、その魅力を分かりやすくしてくれたからだと思います。

 例えば、日高愛は、自分の母親が偉大な国民的アイドルであったことにコンプレックスを抱き、二世アイドルとして扱われるのを嫌い、自分の力で認められようと頑張っているものの空回り。マネージャであるまなみさんや765プロのアイドル達(特に春香や美希、雪歩)の助け、同期である絵理や涼との仲間でありライバルである関係図式が、愛に自覚と自信を生んで、最後は母が歌った伝説の歌「ALIVE」を自らも唄うことになるそのドラマは、自分自身で体験したくなるのです。プロデューサー視点が主であった他の「アイドルマスター」ではある意味味わえない、ここが「ディアリースターズ」の魅力なのだと改めて感じるに至りました。

 ということで、ゲームボーイ版の「なりきりダンジョン」が途中ではあるのですが、どうにもこうにもテンションが上がらないので(苦笑)、「ディアリースターズ」を再開することに決めた、今日この頃です(笑)。

 まぁ、プレイせずとも、このコミックを読んで、CD聴くだけでも気分は盛り上がると思いますが、折角プレイ環境があるのですから、ちゃんとプレイしたいと思います。再開する切っ掛けをくれたコミックに感謝!(実は「ディアリースターズ」のキャラクター3人、個人的にかなり気に入っていることを再認識しました)

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2010年7月27日 (火)

つい手が伸びてしまった魂SPECシリーズの「ドラグナー」

Dscf2547 バンダイのホビー系は時折「は?」というラインナップが登場することがあります。それもここ数年に始まったことではなく、もう10年くらい前から。

 バンダイに限らず、ここ数年の「完成品のクオリティ」は尋常でなく、更には安価で購入出来るものも多く、その割りに購入時期を逃すとプレミアが付いたりするという世界なので、絶えずアンテナを張っていた方が良かったりするのですが、自分が立てられるアンテナの数は限られており、”旬なモノ”でないものは見落としがちになることも…。

 今回、つい手を伸ばしてしまった「魂SPEC」シリーズのメタルアーマー2機。でちょっと前(と言っても1年以上経っていると思います)にリリースされていたこれら2機は、その当時店頭で見かけて「何で今頃?」と思い、欲しいと思いつつもその時の金銭的都合ともう一つの大きな理由(後述)から見送っていたアイテム。

 元々「機甲戦記ドラグナー」という番組、何故かLD-BOXを所有しているくらい、実は地味に好きな作品。いや、「作品が好き」というより「メカ&ヒロインが好き」という、私の中ではかなり異端な作品(なので、この作品は誰にも勧めた事が無い(爆))。

 そんな作品のアイテムにいきなり手を出す理由。それは、偶然知ってしまった「ドラグナー2号機」「ドラグナー3号機」の通販限定販売という報。これは、私を動かすのに十分過ぎる大きなニュースでした。

 元々、「ドラグナー」は白兵戦主体の1号機、火力重視の2号機、電子戦用の3号機で1部隊を構成する戦略兵器で、その1号機と敵軍のライバル機のみがリリースされ、2号機と3号機はリリースされず終いだったこともあって、「3機揃ってこそのドラグナー」というポリシーから入手を見送っていたので、その条件をクリアされてしまっては揃えるしかありません! ということで、既発売分を集めると同時に2号機、3号機を注文。後は12月の発売を待つのみとなりました。

 既にリリースされているアイテムとして、実は1号機に関して「初期OPに登場するデザイン」と「劇中のデザイン」の2種類が存在しており、今回入手したのは前者。後者は単なるデザイン違いであれば良いのですが、1号機の兵器としての弱点を補う為のアタッチメントである「キャバリアー0」が付属しており、これは初期OP版にも装着出来るという、メーカーの戦略勝ちと言うしかない商法に、入手を悩んでいるところです…。

 それを判断・決定する為に、久方振りにLDで1話と2話を鑑賞…。

 あぁ、やっぱり欲しくなってしまった(爆)。

 ということで年末くらいまでには入手しようと画策中。とにかく、ドラグナー3機と、”ギガノスの蒼き鷹”であるマイヨ操るファルゲンを対峙させられる喜びを年末まで噛み締めて待ちたいと思っています。

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2010年7月26日 (月)

CD「グレイセス」×「ドラキュラ」×「林原めぐみ」

Dscf2544 今回購入した3枚のCD。ある意味私らしい選択であると、近しい友人なら言ってくれそうな顔ぶれ(笑)。とは言いつつも、この3つが揃うのも何だか変な取り合わせだなぁと思ってしまうのは何故でしょうね?

 先ずは「テイルズ オブ グレイセス」のドラマCD。もう3巻目となった今回、ブックレットを見る限りではストラタでのヒューバートの話を終え、リチャードに関連する話、フェンデルでのマリクの話やアンマルチアの里での話、が収録されているのかな?という感じです(未だ聴いていないので、あくまで予想です(汗))。全4巻ということで残り1枚。シャトルでテロスアステュへ、ラムダ繭、ガルディアシャフトが残っているくらいなので、何とか終わりそうですね。「ヴェスペリア」のアンソロジードラマCDも始まりますし、「テイルズ オブ」のドラマCDはまだまだ切れ目なく続くので(汗)、少しずつ消化せねば…(未聴が80枚超(爆))。

 2枚目は「パチスロ 悪魔城ドラキュラII オリジナルサウンドトラック」。ちょっと前に購入したCD-BOXの悪夢(笑)も何のその。逆に単品の価値が高まった感もあるので、これまで通りキチンと追わなければなりません。出典として「ジャッジメント」「Xクロニクル」「闇の封印」「月下の夜想曲」「悪魔城伝説」など美味しい選曲も然ることながら、前作「パチスロ 悪魔城ドラキュラ」からの出典もあり、「パチスロ」という前提を取り外しても「ドラキュラサウンド」として堪能することが出来ます。やはり「ドラキュラサウンドは時代を超える」、そんなことを改めて感じられる1枚かも。

 そして、本命(?)の林原めぐみさんのアルバム「CHOICE」。前回から実に3年ちょっと振りのアルバム。森永製菓の代表的ビスケットであるチョイスを手に持っていて(笑)、それがアルバムタイトルをそのまま意味しているという、これまでに無い感じのジャケットに目が行きました。

 前のアルバムである「Plain」は、その構成が個人的には最悪で1回聴いて止めてしまったアルバムであり(ボーナストラックとして収録されている2曲のうち、アルバム最後の曲として収録されていた「シャーマンキング」のキャラクターソングが最悪で、全てを台無しにしてしまっていた)、近年殆ど接点が無くなってしまっためぐみさんが歌う楽曲は、今の私にどのくらい響くのだろうか?という思い1つだけで手にした今回。贔屓目なしのナチュラルテンションで聴いてみた感想を綴っておきます(1周目は自然に、2周目は歌詞や声を噛み締めて聴いてみています)。

 通して聴いて最初に思ったのは、「紛れもなく、めぐみさんのアルバムだな」と思いました。ただ、全盛期から年数が経っているにも関わらず受ける印象が何も変わっていないことに、”安心感”というよりも「こんなもんかな…」という”倦怠感”に近い感情が生まれてしまったことも事実。
 収録されている楽曲は、発売されてから久しいシングルCD等の楽曲が8曲、過去曲のバージョン違いが2曲、純粋な新曲は3曲というもので、年に1枚くらいリリースしていた頃の様な内訳となっていおり、3年ちょっと経って出るアルバムとしてのインパクトはこの内容では弱過ぎます。何だか「曲が溜まったから出した」的な感じであり、「コンセプト」を感じないのです。「CHOICE」と言うからには、「珠玉の名曲を選び抜いた」とか「色々なタイプの顔を見せる」とか”選択する”という何かがコンセプトとして感じられても良いと思うのですが、それが皆無。更に「エヴァンゲリオン」「まなびストレート」「スレイヤーズ」という出典も新しさを感じない割には新曲3曲のインパクトより上になってしまう感覚も残念でした(後半は「スレイヤーズ」で固まっていたので余計にその印象でアルバムが終わってしまう)。

 新曲3曲の持つメッセージ性は、完全に”林原節”。これは善し悪しだとは思いますが、今の私にはあまり響かないものでした(「またこういう応援ソングなんだ」という感じ)。昔から”応援ソング”は個人的に好きな部類なのに、何故響かなかったのか。今の自分が欲しいタイプの”応援”でないのか、気持ちを揺さぶる楽曲でなかったのか、それとも他の理由なのか…。その辺りは聴き込めば見えて来るかもしれません。

 また、ある意味”本アルバムの目玉”の様に宣伝されていた、岡崎律子さんがめぐみさんに遺していたという「雨の子犬」の収録について、曲名を知らないでアルバムを聴いた私でも直ぐに分かるくらいに岡崎さんとめぐみさんのコンビネーションでした。しかしそれは、かなり「4月の雪」のイメージに近いものであり、手放しに喜べない感覚もあり、宣伝されていたからこその「残念感」もありました(苦笑)。

 結論として、「今の自分には合わないアルバムだった」と言えそうです。3年も空けて出すなら「SPHERE」の様な尖ったアルバム、「Iravati」の様なメッセージ性の強いアルバム、「Enfleurage」の様な多岐に渡るお得感のあるアルバム、の様なコンセプトが強く打ち出たものであれば全く感想は違ったと思う(そういう意味では期待していた)だけに残念です。ただ、間違いなくめぐみさんのアルバムだと感じられる1枚ではあるので、気に入る方も多くいらっしゃるかもしれませんね(少なくとも、「Plain」よりは全然良いです)。

 めぐみさんのアルバムの感想が主体になりましたが(笑)、こうして綴ることが出来て良かったです。次があるなら、「おぉ!」と感じられる1枚になって欲しいですね。

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2010年7月25日 (日)

「マイマイ新子と千年の魔法」鑑賞

 昨年11月、ひっそりと劇場公開され、口コミで話題に上り始めた頃にはもう殆ど公開終了となってしまった不遇な作品である「マイマイ新子と千年の魔法」。たまたま私は公開直後にこの映画の存在と良い評判を聞き、この映画の監督である片渕須直氏の監督作品「アリーテ姫」が大好きな友人にこの事を伝たところ、その友人は作品の存在自体を知らなかったというくらいにプロモーションが殆ど行われなかったのか、一般には殆ど認知されていない映画でした。

 口コミだけでなく、観に行ったその友人からも良い評判を得ていたので「それならば機会を作って観に行こう」と思っていたものの、その時点で軒並み公開終了…。結果的にスクリーンで観ることが叶いませんでした。それどころか、この状況では映像メディアでの販売自体も危ぶまれる、という話も耳にするくらいでした…。

 その後、有志のネット上での呼びかけや行動により注目が集まるようになり、小さいながらも再上映してくれる映画館などが出て来て、それらは連日満員となるくらいの盛況ぶりとなりました。私も観に行くタイミングが合えば…と思っていたものの、結局ことごとくタイミングが合わずに行けず仕舞い。それでも、「DVDではあるがメディア化も決まった」というニュースも飛び込んで来て、ようやく私も観る機会に恵まれました。

 今回初見ということでレンタルにて観てみることに。

 昭和初期の山口県を舞台にして、新子という一人の少女を軸に何気ない日常を描いた作品で、その新子の町に東京から転校して来た貴伊子との交流、新子の学校の友達や近所の子との交流、新子の家族や学校の先生といった見守る大人達との対話など、本当に普通の日常を描くだけの物語ではあるのですが、とても心を揺さぶられました。これは「感動」というよりは、「郷愁にも似た懐かしさと、童心に帰って子供達の気持ちと同調した結果の感覚」というものなのかな、と思いました。

 空想することが好きな新子は、お祖父さんから聞く昔の色々な話を膨らませて、何でも楽しめる様な活発な女の子。ちょっと「赤毛のアン」のアン・シャーリーに似ている感覚もあります(貴伊子がダイアナ・バリーに似た位置とも取れます)。

 その新子が東京から来た貴伊子に興味を持ち、仲良くなって行く姿。
 新子の妹が居なくなってしまって探す姿。
 尊敬出来る大人に対して敬う姿。
 子供達で協力して池を作り、金魚を愛でる姿。
 その金魚が死んでしまい、皆の気持ちが沈む姿。
 それでも笑おうと皆で約束する姿。
 それが壊れてしまい、子供であることに絶望する姿。
 それでも何かをせずには居られない姿。
 天の川の下、笑顔を取り戻す姿。
 大人から子供へ、紡いで来た歴史を引き継いで行くことを感じる姿。

 新子や周囲の子供達の行動や姿は、本当に今大人である誰もが子供の頃に体験した覚えのある、大小、シチュエーションの差はあれど、全ての気持ち、感覚を理解出来るものであり、その懐かしさと、純粋に笑う子供達の顔を観ているだけで溢れてくる気持ち。これは言葉で伝えるよりも、感じて頂く方が早い、と思える感動です。言葉で伝えられてしまえる「用意された感動をなぞる」という作品が多いと思われる昨今、こうしたフィルムこそ本当の「感動」を味わえるのではないか、と今回この「マイマイ新子と千年の魔法」を観て感じました。

 物語として、「千年前」ということで清少納言の視点を展開し、貴伊子の視点や新子の視点に絡んで来る部品の置き方と、美術と音楽で彩られた的確な世界描写と演出は、本当に丁寧に創られているフィルムであることを感じさせてくれました。観始めた時に感じる「どこが面白さなのだろう?」という疑問の様な感覚は中盤過ぎる頃には綺麗になくなり、観方が分かるというか、理屈でない部分で感じられる様になって来ます。すると最後は子供達の笑顔や自然の風景を観ているだけで胸が一杯になって来るのです。

 この映画は、子供よりも大人に響く作品だと思います。少なくとも、現在30歳以上の人にはより強く響くのではないかと感じます。テレビの無い時代、冷蔵庫は氷を使っていた時代。遊び道具は自然そのもの。そんな時代のことを今は「不便な時代」と一蹴してしまうかもしれませんが、そんな時代において本来子供が持つ純粋な気持ち、威厳のあった大人の存在、「古き良き」という言葉はあまり使いたくないものの、この映画には現代が豊かになった代償として失った大切なものが溢れていると思います。だからこそ、未来を託す子供達を育てる世代である大人に観て欲しい、そういうフィルムだと感じました。大人の都合で子供達の中で育まれる「遊び」の文化を取り上げてしまっている昨今、自分達が子供の頃に自然や大人から何を教わったのか、もう一度思い出して欲しいです。きっと、溢れて来る涙があるのであれば、それが昔自分が体験したことを思い出した”証”なのだと思っています。

 興行収入という数字的なものも大事ですが、メディアが発売され、レンタルも開始された本作は今、「より多くの人に観て欲しい」というものになったと思っています。観た後に何が残るのか、それは観た方ご自身に確かめて欲しい1本です。

 無事観れて良かったです。

 …Blu-ray、発売してくれませんかね…。

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2010年7月24日 (土)

「テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョンX」体験版

Dscf2546 先日の「クロスエディション」の体験版配信に続き、本編である「なりきりダンジョンX」の体験版も配信となりましたので、早速ダウンロード。プレイしてみました。

 体験版は、ディオとメルがクラースと一緒にシルフの居る場所に向かっている途中、ロンドリーネと合流して一緒に行く事になるところから始まります。

 操作の感覚、マップの感じ、キャラクターの動き、BGMなど、どれもが「テイルズ オブ」であり、今現在元のゲームボーイ版をプレイしているからこその「進化」を強く実感しました。そして、軸こそ元の「なりきりダンジョン」ではあるものの、プレイ感覚などは間違いなく「新作」と言えるものでした。

 戦闘を重ね、レベルが3つくらい上がった頃に最深部に到達。シルフと出逢って、試練を受けること(=シルフとの戦闘)に。結構苦戦を強いられ、初期状態で持っているグミ類やライフボトルを使い切って、結果2体のシルフそれぞれ残り体力100程度だったにも関わらずパーティ全滅(涙)。もう少し慎重にプレイすれば良かったですが(苦笑)、体験版としての役割は果たしてくれたかと(やはり、精霊戦でのBGMは燃えました!)。新キャラであるロンドリーネの位置づけも少し分かり、「ファンタジア」内での登場も楽しみに思える様になりました。

 今回体験版をプレイして思ったのは、今回の「なりきりダンジョンX」が楽しみになったことと、「テイルズ オブ ファンタジア」という作品が持っている作品世界が、本当に「テイルズ オブ」の基礎を創っているんだということ。
 私も「テイルズ オブ」シリーズをプレイするに当たり、最初にプレイしたのは「ファンタジア」なのですが、一番古いにも関わらず確かな印象を持っているのです。そこからプレイを重ねて全てをプレイした今だからこそ味わえるものがあると思っており、今回は純粋なる続編としても楽しめることに期待しています。

 そんな「なりきりダンジョンX」の発売まで後2週間を切りました。「グレイセス」終了から半年経っての新作に、少しずつテンションが上がって来ています。

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2010年7月23日 (金)

2ヶ月振りの購入ソフトは「Fate/EXTRA」

Dscf2545 2010年はここ数年と比べてもちょっと新作購入ペースが遅いな、という感じではありますが、特別ゲームに追われることなく過ごせているので、このくらいが丁度良いのかもしれません。

 で、2ヶ月振りの新作購入となったタイトルは「Fate/EXTRA」。最初にアナウンスされた時、「FateでRPG?」という印象で、正直興味は無かったのですが、限定版には「セイバー・エクストラのfigmaが付く」とあったので、一気に興味が湧いて予約(笑)。発売が延期になるなど「ゲームとして大丈夫か?」と思うこともありましたが、無事発売に漕ぎ着けたということで一安心。

 私は基本的にPCでゲームをプレイしない為、原作としての「Fate/stay night」に触れたのはPS2版が最初。そちらのプレイよりも先にTVアニメを観て、今年1月に公開されたUnlimited Blade Worksがその次、ということでゲームとしての「Fate」は殆ど馴染みがありません。それでもプレイするつもりはありますし、今回の「Fate/EXTRA」も「新たに創り上げられたFate」ということで強く興味を持っています。

 ちょっとだけ冒頭をプレイしてみたのですが、直ぐにOPが始まる様な作りではなく、背景画像の上にテキストが載って話を読み進めて行く流れが、予想外。RPGというよりは、まるでアドベンチャー。単なる背景画像かと思いきや、そこに描かれていた人物を自分が動かすことになったりして更なる驚き(笑)。何だか不思議な感覚ではありましたが、システム的な部分にも興味が出て来ました。今頃ですが(爆)。

 ゲームやfigmaという部分の興味は勿論なのですが、私が一番最初に惹かれたのは間違いなく「セイバー・エクストラ」のデザイン。元々「Fate」という作品に興味を抱いたのは「セイバー」というキャラクターの存在あってのこと。蒼く気高い騎士である「セイバー」が、紅くなっている意味。更にはキャストまで変わったことも含めて、「セイバー・エクストラ」の物語をちゃんと見届けなければ、と思ってしまったことが一番の購入動機。折角なので、ゲームそのものも楽しまなければ、と思っています。
 その他、特別意識していなかったのに驚いた要素としては、限定版付属のサウンドトラックの担当が細江慎治氏であった事。ピンポイントで突いてくるなぁ…と。

 2週間後には「なりきりダンジョンX」が発売されるので、この「Fate/EXTRA」を楽しむのは少し先になると思いますが、プレイするのを楽しみにしています。

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2010年7月22日 (木)

ハセガワ 1/48「F-117A ナイトホーク」Yukiho

Dscf2532 順調に発売されているハセガワの「アイドルマスタープロジェクト」の第二弾もあっと言う間にラストの機体となりました。選ばれたのは雪歩の機体「F-117A ナイトホーク」です。

 1つ前に発売された「サンダーボルトII」の箱はこれまでのシリーズと規格が違いましたが、今回の「ナイトホーク」は、またこれまでと同様の規格に戻りました。写真は既出のものかな?と思いつつ、ちょっと違う感じもしますが、まぁそれほど重要なことではないですね(笑)。

 何だかあっと言う間に取り敢えず発売済の1/48の機体が揃ってしまった訳ですが、まだ1機も着手出来ていないのは相変わらず…(汗)。第三弾が決まり、やよいのMirage2000-5、真のTyphoon、伊織のRafaleM、美希のSu-33、覚醒美希のSu-47が無事に製品化されてくれることを願って1つ1つ丹念に組み上げて行ければと思っています。なかなか優先順位を上げることは出来ないものの、これでもトップ5には入っているのです…(汗)。

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2010年7月21日 (水)

第62回 鎌倉花火大会

Kamakura0721 昨年は台風による悪天候の為、開催中止となった鎌倉花火大会。今年は潮の影響により開催時期が1ヶ月近く早まり7月開催となりましたが、丁度梅雨が明けて天候の心配はせずに済む時期なので無事に晴れ、開催の運びとなりました。

 この日の為に一応休みを入れていたものの、直前まで参加を悩んでいたのですが、今年は「FMヨコハマと手を組むことにより、近未来的にショーアップし新たなスタートをきります」と開催要綱に書かれてあったこともあり、「新たなスタートというからには立ち会わねば」と参加を決定(笑)。

 開始時間の1時間ちょっと前くらいに現地到着。夏休みに入ったばかりの時期であることや平日であること、比較的地味な花火大会であること、鎌倉人気の落ち着きぶりなどからして多少は空いているのではないか、と勝手に思っていましたがそんなことは全く無く、十分人で溢れていました。
 今回は「新たなスタート」と言うだけあって、これまで制作されていなかったと思うプログラムを配布しており、観光協会単独開催でなくなったことや、昨年中止となったことなどが相まってパワーアップを感じさせるものがありました。

 今回で鎌倉花火大会参加は4回目。鎌倉の花火大会は打ち上げ発数を競う様なものではなく、創作芸術を鑑賞する比重が高いことと、水中花火(海上の船から打ち上げるもので、水の中ではありません)が目玉なので、比較的地味に思えます。しかしながら、フィナーレはスターマインと水中花火が一気に打ち上げられ、最後の最後に物凄い大輪の花を夏の夜空に咲かせてくれるのが、個人的に凄く好きで感動するポイントとなっています。今年はどんな花を咲かせてくれるのか。

 晩飯などを調達し、例年の観賞ポイントである材木座海岸に開始時間1時間前くらいに到着。思っていたよりも空いており、それなりの好位置に陣取ることが出来ました。ちょっとまだ陽が高く、開始時刻でも真っ暗にはならない様な空ではありますが、日中の暑さが嘘の様に心地良くなり、正に花火大会日和。それだけで気分も上々です(笑)。

 「近未来的にショーアップ」と謳われていたものの、割と例年に近い感じもしましたが、ここ数年の中で一番花が大きく、且つ派手な花火大会になっていたと思いました(気のせいではないと思いますが…)。ただ、放送があまり聞こえなかった為、プログラムのどの辺りを進行しているのか分かり辛く、周囲には最後まで観ないで「終わった」と思って帰ってしまっている方も多かったのはとても勿体ないと思いました(一番の見所を見ずに帰るなんて有り得ない!!)。危なく私も帰り支度をしそうになりましたが、名物と言える「スターマインと水中花火の競演」がまだ披露されていなかったので、「これで終わりの筈が無い!」と待機していたら、次が打ち上げられ始めたので良かったです。それでも、「今度こそ本当に終わった」と思った時にまだ続いたのには驚きましたが(笑)。

 今年はあまり写真を撮ることに時間を割かず、心に留めることを主体としていたこともあって、夏の夜空に花開いた多くの花火を目に焼き付けられた様に思います。とても綺麗でした。また、先日の「アイマス」ライブ以降、感覚が抜け切っていないので、花火の色を見てアイマスと結び付いてしまうのは自分でも笑ってしまいました。また、花火で明るさに慣れた目であっても夜空に輝く3つの星(ベガ、アルタイル、デネブで構成される夏の大三角)が見れたのも嬉しい出来事でした。

 参考までに、今回の第62回鎌倉花火大会のプログラムを載せておこうと思います。

 第一部 「音と光のシンフォニー」
 第二部 「日本の伝統」
 第三部 「鎌倉笑顔満開夢花火」
 第四部 「未来へのメッセージ」
 第五部 「Happyを呼ぶ花火」

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2010年7月20日 (火)

【報告】テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョン 進捗 20100720

Dscf2530 気が付けば「なりきりダンジョンX」の発売まで1ヶ月を切り、オリジナルとしてのゲームボーイ版「なりきりダンジョン」をプレイしておかなければならないなと思い、ようやくプレイを開始しました。

 まだ2時間弱しかプレイしていませんが(ディオLv.9)、ここで最初の所感を記しておきたいと思います。

●物語

 設定は「テイルズ オブ ファンタジア」より約100年後の物語。外伝というよりも、続編に近い形の作品の様です。物語として、自分が主人公であるキャラクターである訳ではなく、育ての親的存在。ある日、空から落ちて来た双子の赤ちゃんを見つけ、育てること13年。立派に成長したディオとメルに訪れる旅立ちの時。「黒き運命」と共に生まれたという二人が自らの運命を切り開くために、かつてクレス達が成し遂げた「精霊の試練」を受けなければならないということで、その試練の助けとなる時空戦士に逢う必要がある…ということで、始まる流れは文体もあって「おとぎ話の絵本」の様な感覚。例えば、何かの説明がなされた後、「○○なんです。…ふしぎふしぎ。」と括られるのがちょっと新鮮。また、台詞なども時代を感じさせるもので、写真に載せた場面ではアーチェが「どしぇ~!!!とか驚くもんでしょ?」とか言っているのですが、これだけでもお分かりになるかと(笑)。その割には物語としての重さも感じるのが、ふしぎふしぎ(笑)。

●グラフィック
 ゲームボーイカラー”専用”ではなく”対応”ではありますが、そこそこ綺麗。といってもあくまで「ゲームボーイ」の世界の話なので、その辺りは限界がありますね。私はアドバンスSPでプレイをしているのですが、画面が小さくて結構厳しいです。また、どうしても「ファミコンライク」な感じの画面構成なので、その辺りも今からプレイする場合は好みが分かれそうな感じもします。

●戦闘
 リニアモーションバトルシステム、の様な感じ。というシステムです。勿論、近年の「ヴェスペリア」や「グレイセス」と比べては駄目で、初代「ファンタジア」をベースにして「ターン方式」にしたものとでも言えば良いのでしょうか。とにかく「素早さ」が全てを握り、これが低いとどうにもなりません。
 始めたばかりの時、これまでの様な私のプレイ感覚でどんどんダンジョンを進んで行くと、敵の強さ以上にこの「素早さ」が圧倒的足りず、こちらの攻撃ターンが殆ど来ないで全滅してしまうという状況に見舞われ(汗)、「このゲームのプレイの仕方」というのを考え直し、結局「1フロア毎に1レベル以上は上げてから次フロアに行く」という、私が最も嫌いな「経験値稼ぎしながら進む」というプレイスタイルを選択。取り敢えず、今のところこれでどうにかなっています(ライフボトルは高価なので1つも所持していない、ダンジョン内ではボス前に到達するまでは基本的にセーブが出来ないという状況も慎重に進める要因になっています)。
 また、通常技を放つ際、敵にアタックするタイミングに合わせてボタンを押すことでダメージが増減するという要素があり、そのタイミングが微妙な為にまだ掴みきれずにいます。決して難しいゲームでないのですが、構成する要素が大変にさせている感じもします。

 「なりきり師」という能力を持つディオとメルは、該当職業のコスチュームを着ることによって、その職業の能力に長けた能力を身に付けることが可能で、戦闘を重ねてその能力をマスターすると、上位職業なり別職業なりのコスチュームを着れる様になる他、キャラクターのパラメータとして存在する「性格」にも影響します。コスチュームは同じものを重ねて仕立てなおしたり、違うものを重ねて仕立てることで生み出すことも出来ます(お店でも購入出来ます)。性格は個人を形成する合計値100の割合で決定され、着ているコスチュームで常に変動するみたいです。これらの「着ているコスチューム」と「性格」は、サブイベント(ゲーム内では「たのまれごと」と呼ばれている)ものをクリアするのに必要な条件になっている様なので、遊び尽くすには色々試してみなければならなそうです(基本的に特定の場所でしか着替えられないので、装備品の様な手軽さはありませんが)。

●システム
 登場するアイテムは「テイルズ オブ」で馴染みのものが殆どで、効果は数値の差はあれ殆ど同じなのでマニュアルなど見なくても全く問題ありません(それでも、アップルグミは登場せず、レッドグミになっていたりしますが)。また、料理ではなく、フードサック(食材や料理をサックの中に入れておけば、移動中に自動回復してくれる)なので近年の「テイルズ オブ」に慣れてしまっていると楽ではあるものの、物足りなさも残るかな…という感じですね。
 セーブは特定の場所(お店、自分の部屋などセーブマークのあるタイルの上のみ)でしか行えず、ファイルも1つということもあるので気軽にセーブすると後戻り出来ないものの、まぁ当時を考えればこんなものでしょうか。ただ、近年の携帯ゲームの様なレジューム機能がハード側にない代わりに、ゲーム側に「ちゅうだん」の機能があります。なので、急に止めなければならない場合でもやめられるのは良いですね。ちなみに、まだバッテリーバックアップは生きていたので何とかなっています(笑)。

●音楽
 「テイルズ オブ ファンタジア」で使用されていた音楽をゲームボーイ音源でアレンジされています。なかなか良いアレンジで聞かせてくれます。この時代の音源好き(笑)には堪らないものがあるかと。

●キャラクター
 基本がディオとメルの双子、ディオが山で見つけたクルールという小動物が基本メンバーで、彼らを導く存在として登場するノルンの4名しか今のところ登場しておらず、後は「ファンタジア」のメンバー(現時点では、アーチェとクラース)が登場するくらい。ゲーム中、イベントシーンが多くある訳ではない為、まだ強い印象が付いている訳ではないのですが、たまにディオやメルに質問をされることがあります(私自身はあくまでディオとメルの保護者みたいな存在である為)。その回答によって性格にも影響が出るみたいで、RPGでありながら育成ゲーム的な感覚も少しあるのは面白いかも。

 ゲームボーイソフトなので、肉声でキャラクターが話すことはありませんが、当時のドラマCDのキャストを確認すると、ディオはくまいもとこさん、メルは柳瀬なつみさん、クルールは永島由子さんとなっており、そのイメージを持ってプレイを継続しようかな、と思っています。

 もう間もなくPSP版「なりダンX」の発売となる為、それまでに終わらせられるか微妙なところではありますが、その進化を体験する為にも出来るだけ楽しんでおけたらと思っています。

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2010年7月19日 (月)

ようやく?「新世紀ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:序&破」鑑賞

 続けての「ようやく?」となった劇場作品鑑賞(笑)。まぁ、たまにはこうして映像鑑賞するのも悪くないかな…と。

 という訳で、これまた話題になった劇場作品である「新世紀ヱヴァンゲリヲン 新劇場版」の「序」と「破」を続けて鑑賞しました。こちらは最新レンタル版なので、バージョンはそれぞれ1.11と2.22です。劇場公開時は、興味はなくないものの特別「お金を払って観に行きたい」という気持ちが全く起きず、「いつまでエヴァに振り回されているの?」くらいの感覚だったので、「完結してからで良いや」という思いでした。そんな中、「レンタルなら…」くらいの気持ちは起きたので、今回の鑑賞となりました。

 先ずは「序」から。

 「今の技術で作り直したらこうなるな」という映像に「へぇ~」と思うものの、基本はこれまでに積み重ねて来た「エヴァンゲリオン」そのまま。細かな点から大きな点まで変更点はあるものの、大筋は同じ。普通に楽しんで観れましたが、特別騒ぐ程のものではないかな、というのが印象。それでも、ヤシマ作戦の演出は手に汗握るものがあったのは流石だな、と。

 続けて「破」を。

 結論から言えば、もう絶句でした。言葉になりません。基本ラインは似ているのですが、1つも同じところがありません。私の知っている「エヴァンゲリオン」の中に無いこと”だけ”で構成された本編には、正直驚かされました。まさか、こんな気持ちになるとは思わなかっただけに、こちらは当時騒がれていた理由が今更ながら分かった気がします。

 個人的にショックだったのはアスカに起きた展開。構えてなかっただけに、驚きを隠せませんでした。それでも、次回予告「Q」を観て安心出来たのは良かったかも(と言っても、もうどんな展開になるのか全く分からなくなっている現在。予告を観ると次回は劇場に行ってしまうのではないか、くらいのモノがあります)。

 細かく書いてしまうとネタに抵触してしまう為にこれ以上何も言えませんが、当時「エヴァンゲリオン」を観ていた人には、機会があれば観てみても損の無い映像に仕上がっていることだけは伝えたいかな、と思いました。敢えてオススメすることはしませんが、当時持っていた「エヴァンゲリオン」の魅力は、これだけ繰り返されても、やはり時代を越えて残るのだな、と改めて感じるに至りました。

 完結がいつになるのか、本当に完結するのかも含めて分かりませんが(笑)、どうせここまでやったのであれば、最後は観終わった人に等しく「面白かった!」と言わせるものにして欲しいと願わずにはいられません。TVシリーズや当時の劇場版の様な悲劇は繰り返さないで欲しいです。

 それと、映像は本当に良く作られていました。これまたメディアを持つならBlu-rayしかない、と思わせる精細なものでした。最近、素直に「凄い」と感じられる映像の劇場作品視聴が続いている為、尚更TVシリーズを観る気になれなくなっているかも…(この夏、新番視聴はゼロですから)。でも、1年後とかでも、良いと思える作品、評価的に雑音の消えたタイミングで観るというのが、今の私にはどうやらピッタリの様です。

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2010年7月18日 (日)

ようやく?「サマーウォーズ」鑑賞

 昨年(2009年)夏に公開された「サマーウォーズ」。その前年に公開された「時をかける少女」の監督として脚光を浴びた細田守監督の最新作として、大きな話題となりました。そして、公開されてからも大ヒット御礼で更に話題となり、何となく「行こうかな」程度の思いでいたら結局行かず仕舞いで公開終了。ちょっと前に映像メディアが発売されたものの、こちらも観に行っていない作品をいきなり購入するテンションにはなれず、そのままスルー。「まぁ、機会があれば」と思っていたところ、当時観に行った友人からBlu-rayを借りることが出来たので、早速観てみることにしました。ここ最近アニメーション映画を連続して観ている勢いも手伝っているのは間違いありません(笑)。

 先ず結論から。

 理屈無しにとても面白かったです。惹き込み方、テンポ、バランス、全てにおいて個人的に文句無しです。「時をかける少女」と比較するのも何ですが、個人的には「サマーウォーズ」の方が圧倒的に好み。ひょんな切っ掛けで憧れの先輩である夏希と一緒に旅行に出掛けることになった健二を待ち受けていた事件。単なる夏希の彼氏として4日間を乗り切る為だけに連れられた夏希の祖母の家。戦国時代から続く陣内家の16代目当主である祖母の誕生日を祝う為に、家族が一堂に会す流れで始まる物語は、全世界的ネットワークシステムであるOZの崩壊により大きな事件に発展。「お祖母ちゃんの誕生日を祝う」という準備の日常と、その裏側で世界規模の事件にどう対処して行くのかが同時に進行し、その対比と展開が実に気持ち良く配置されており、高校野球地区予選の戦いも上手く乗っかっているというのも実に面白く、家族の関係、それぞれの想いというのも限られた時間の中でしっかり描かれていたと感じました。

 中でも16代目当主としての存在感や言葉の重みを感じられたお祖母ちゃん。まさかの展開になってしまったけれど、ラストのハッピーエンドがとても温かく素敵に仕上がったのは、間違いなくこのお祖母ちゃんが家族の皆に愛されていたからであり、途中「あんたなら出来る」という言葉で関係各署に電話をしていた姿に、私も励まされている様な錯覚を覚えるくらいでした。健二という人間を見抜き、その健二との花札対戦にて託したものは、唯一の部外者であった健二が、少しずつ家族の内側に入って行く流れも手伝って、とても自然に受け留めることが出来ました。

 個人的にカードゲーム(?)の中で最も好きな花札がクローズアップされていたこともとても嬉しかったです。しかも、ラストバトルは予想通り、五光で粉砕してくれたのも素晴らしかったです。でも、実際にコイコイを連続してもあそこまで役は揃わないものですよ?(笑)

 導入部分に置かれた、健二が日本代表から落選してしまった数学の世界大会の話をあの様な形で部品として使用して来ることも小気味良かったですし、OZのシステムは「.hack」のALTIMETにも似て(って、OZの方が格段に凄いですが)感触的にすんなり入って来ましたし、世界観として現代の長野県でありつつ、近未来的な匂いも伺える絶妙な雰囲気は(最終合戦の準備など特に)、観る側を惹き込む材料に溢れていた様にも思えます。烏賊絡みの演出も個人的に好きでした(笑)。

 役者の皆さんもそれぞれに上手く馴染んでおり、過度に「役を演じる」ということを表に出さずに、それぞれ自然に立ち回った結果出来上がった雰囲気なのかもしれないな、と思いました。奇しくも、昨日観た「借りぐらしのアリエッティ」の翔と「サマーウォーズ」の健二は同じ役者さんだったり、「宇宙ショーへようこそ」と「サマーウォーズ」のヒロインが漢字は違いますが同じ”ナツキ”なのも、不思議な縁ですね。

 今回、「宇宙ショーへようこそ」「借りくらしのアリエッティ」と連続でアニメーション映画を観て、こうして昨年の作品ではありますが、同じ夏公開作の「サマーウォーズ」も観た訳ですが、それぞれの良さは間違いなくあるものの、一番楽しませるバランスが上手いと感じたのはこの「サマーウォーズ」でした。話題に上るだけのことはあるな、と。

 Blu-rayには、主演のコメンタリーが本編ディスクに、スタッフのコメンタリーがボーナスディスクに(こちらは絵コンテとの対比もしながら)それぞれ収録され、トレーラー、予告編、CM、イラストボードなど「サマーウォーズ」を余すところ無く楽しむ為の素材で構成されているので、ファンには嬉しい内容なのではないでしょうか。

 それと、今作の映像。デジタル世界の描写は本当にBlu-rayならではの精細さが生きていると思うので、メディアを手にするならばやはりBlu-rayしかないでしょう。

 ということで、とても楽しめた1作でした(また観ようと思わせる出来)。これは、誰にでもお薦め出来ると思いますので、未見の方は機会があれば是非! その機会を与えてくれた友人に感謝。

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2010年7月17日 (土)

「借りぐらしのアリエッティ」鑑賞

Dscf2529 特別注目をしていた訳でも、楽しみにしていた訳でもないのに、TVCMなどでちょくちょく目にする様になった映像を観て、何かしら「ピン」と来るものがあって急遽観に行くことを決めた「借りぐらしのアリエッティ」。しかも、初日に行くなんて私自身も驚いています(笑)。まぁ、ジブリ関連の映画は、初日の方が空いていることが多い気もしていたので、レイトショーで安く鑑賞出来ることもあって、会社帰りに行って来ました。

 流石ジブリ作品というべきか、私が観たのはワーナーマイカル板橋で一番大きいスクリーンのTHX対応のシアター(劇場では2スクリーン回しという超待遇)。レイトショーとは言え、半分以上埋まっていたのは、これまた流石。

 上映前のCMでは、ワーナーマイカルのキングオブポップコーンのCMを若本規夫さんがやっており、思わず笑ってしまった他、「ハートキャッチプリキュア」の予告編も観て(「ワーナーマイカルでご覧の皆さん!」と言っていたのは驚いた)、友人に言われていた「キュアサンシャイン」の勇姿も確認し(笑)、本編上映前に満足(爆)。

 そして始まる本編。

 久し振りにスクリーンで観るジブリ映画であり、私にとっては「耳をすませば」以来。その為か、冒頭のベンツで移動しているシーンで見える雰囲気などがとても似通っている感じがして、「ジブリのフィルムを観ている」という一種の安心感も。

 ベンツの動きの細かさからそうでしたが、今回は全体的に”動き”というものにとても気を遣っていたフィルムになっている様に感じました。また、”大きさ”ということを自然に理解させる為の対比感も印象的で、小人から見た私達人間の大きさを単なる目に見える大きさだけでない”動き”と、dtsを効果的に使った”音”で、観ている側に”実感”として伝えてくれていたと思います。これはTHXシアターであったことも影響しているかもしれません。

 アリエッティの視点の置き方により、私達が普段目にしているものが違った感じに見え、特別幻想的な世界を描いている訳でもないのに「ファンタジー世界」を感じられるのも面白い点だと思いました。ギミック、小物類、動植物、昆虫なども楽しく描かれており、特にダンゴムシは丸まった時にアリエッティが叩いてお手玉していた時の音は最高でした(笑)。

 数少ない登場人物を的確に配置し、必要な情報を必要なだけ与えてくれるので、何も考えずに映像に入って行けるのは流石だと思う反面、あまりにもあっさりし過ぎていて、気持ちが揺さぶられる様な部分が1つも無かったのは残念でした(エンディングを観て、50音順に表示されている全関係者の名前を見ながら、90分の余韻が自分の中に何も生まれてこなかった)。

 物語の流れに不備がある訳でも、キャラクターの印象が悪い訳でもないのですが、翔の行動が全ての始まり(原因)になっている点、ハナさんがちょっと悪者に見え過ぎる点について、本編の展開と自分の感情のバランスが取れずに最後まで進んでしまった様に感じており、翔とアリエッティの別れのシーンも沸き上がって来るものが足りなかったことが「あっさり感」を強くしてしまったのだと思っています。翔の言葉の重みだったり、アリエッティが翔を頼ることになる流れなり、もう一押し欲しかったな…と(どちらかと言えば、猫のニーヤと通じ合った場面の方が感動しました。髪止めクリップを渡すところとかは好きなのですが…)。心臓に病を持つ翔が自分の命が長くないと半ば諦めムードを出す中で出会った小人に対し、「自分より小さな存在」として「自分でも守れる」という感情を抱いたことや、外の世界に強い興味を持った結果、家族を危険に晒すことになったアリエッティの行動力や責任感が、物語を動かしている訳ではあるのですが、その動きに自分の感覚が上手く同調しなかったのかもしれません。

 役者陣は皆さんピッタリ合っていると思いました。特に声優でないから云々という話をしようと思わないレベルで、観ていて声で分かるくらいの大御所の皆さんにも「なかなか!」と思うくらいでした(笑)。

 音楽も映像に合っている割には、「これ!」という印象に残るものが無く、自分の中ではちょっと地味な存在だったかな…と。

 ざっくばらんに所感を書きましたが、作品としては良く創られているとは思うものの、もう一押しが足りない、腹八分目な作品だと感じてしまいました。どうせ観るならスクリーンで観る価値はあると思うのですが、物語を楽しむ方に比重が高い方には、レンタルでも良いかも…という感覚も拭えません。私も「もう一度劇場で観たい」とか「メディアが出たら買う」とか感じていないので(汗)。

 ちなみに比べる訳ではありませんが、個人的には先週観た「宇宙ショーへようこそ」の方が断然好みです。素直な映像であることや、アニメならではの持ち味という点では似ている気もしますが。

 静かな感動をジワジワくれる作品は好きなので、時を置いてまた観る機会があれば、その時改めて作品を味わってみたいな、と思っています。

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2010年7月16日 (金)

【追加報告】英雄伝説VI 空の軌跡 the 3rd. 裏武術大会制覇

Dscf2528 先日クリアした「英雄伝説VI 空の軌跡 the 3rd.」。ただ、やろうと思ってやるのを忘れていた(終わらせることを優先してしまった)サブイベントの「裏武術大会」のハードランクおよびナイトメアランク。”完全制覇”はしておかないといけないな、と思いプレイしました。

 ロードしたデータは幻影城に向かう直前のデータ。「深淵」にてナイトメアランクの武術大会への挑戦状を入手していることからも、レベル的なタイミングとしては丁度良いくらいのはず。まぁ、それよりも前に入手していたハードランク用の挑戦状に関しては、今ではちょっと楽勝過ぎるかな…というのはこの際目を瞑ることにします(笑)。

 選んだメンバーは今回の「the 3rd.」の幻影城に挑んだ4つのパーティのうち、個人的に一番しっくり来た面子であるジン、シェラザード、アガット、そしてティータ。挑んだレベルはジンとシェラザードが133、ティータとアガットが136。これが高いか低いかは分かりませんが、決して低くは無いかと(寧ろ高い?)。

 ハードランクはやはり楽勝。3戦目に出て来たドラゴンの子供(チビレグナート)は、サブイベント「幸せの石」に出て来たもので、戦うのは忍びないものの、登場したことにはちょっと嬉しくなりました。思った以上に「幸せの石」というサブイベントが好きだったみたいです(笑)。

 で、続けてナイトメアランク。CPは若干一名回復しきっていないものの、まぁ何とかなるでしょう。

 …初戦からそこそこ歯応えがあるのですが(汗)。

 1回戦は、デュナン公爵、執事フィリップ、モルガン将軍の生涯現役軍団(笑)。私はフィリップ集中で戦っていたのですが、デュナン公爵が回復・補助系を担当することが分かり、目標変更(笑)。基本はモルガン将軍を放置しての戦闘。もうこの辺りは、勘。ステータスダウンは効かないと決め、堂々と勝負して勝利。でも、BGM変化1回あり(汗)。

 2回戦は、オルグイユMk.II。私の嫌いな戦車系。ジンの拳はあまり効かないので、主戦力はアガット。ティータのアースウォールとバイタルカノンを軸に上手く立ち回っていたのですが、中盤過ぎにタイミング悪くオーバルカノン三連射を食らい、2名戦闘不能、1名瀕死という状態(苦笑)。それでもアイテム使用などにより、何とか持ち直して殲滅。BGM変化1回あり…。

 3回戦はキリカ&ヴァルターの泰斗流チーム。ヴァルターは何度か戦っているので問題無しと判断。キリカは何かとんでもないことをやりそうな気がすることから、キリカ集中。すると距離を開けて攻撃するは、Sクラフトはろくでもないはで散々な目に。その為、これまた1名戦闘不能、1名瀕死という状況になるも、どうにかキリカ撃破。残ったヴァルターはそれ程でもなく、BGM変化1回で済みました(笑)。

 いつもは3回戦で終わるのに、今回は4回戦があります。ほほぅ、これが噂に聞いていた「剣聖&剣帝」のコンビですか…。不思議と冷静でいられました。ただ、BGMは折角なので「銀の意志 金の翼」くらい流して欲しかったなぁ…。

 で4回戦目。もう、勘で「カシウスを先に、レーヴェは分身されようとも放置!」という戦略。中間地点にティータを置き、アースウォールとクロックアップ改、バイタルカノン担当。更に別領域にシェラザードを配置し、剣帝の目を向けさせ、ジンとアガットでひたすらカシウス狙い。アガットは超闘魂ベルトをしているので、ガンガンSクラフトを撃ってごり押し。ジンは臨機応変に活動(時にはアイテム係も兼ねる)。

 一時、レーヴェの分身が2体。零ストームが飛び交う状態に危なくなったり(あらゆるアーツがキャンセルされる影響)、Sクラフトを嫌なタイミングで食らって瀕死になるも、不思議と戦闘不能者を出さずにどうにかなり(勿論(?)BGMは変化(笑))、カシウスを撃破! 残るはレーヴェ3人。幸い固まって配置していたので、ティータの動力砲の餌食に。クリティカルも結構出たお陰で、分身2体はあっさり退場(CP200発動のドラゴンダイブを数回食らわせたダメージの蓄積は大きかったか(笑))。残る本体は4人でボコるのみ。アーツは解除し、ヘヴンズキスで順番を先にし、行動する暇を極力与えずに戦闘(写真にある状態がこの時)。

 最後は大人気なく(爆)、Sクラフト連続投下。無事、勝利することが出来ました。

 要素として、一応全てを終えることが出来て一安心。最後は気負うものが無かったからか、楽しくプレイすることが出来ました。戦闘の内容に関しても、あまり状態異常やステータス異常の応酬にならず、要らないATボーナスも出ないことから、正々堂々と拳を交わした様にも思え、だからこその「戦略を含めた楽しさ」を味わうことが出来て、「the 3rd.」で一番楽しい戦闘だったかもしれません。

 次はドラマCDを聴こうと思っています。

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2010年7月15日 (木)

ゲーマガ「アイドルマスター2」発表記念増刊号

Dscf2526 5周年ライブで発表された「アイドルマスター2」。雑誌として、そのライブレポートも含んだ大きな特集記事としては恐らく最速。この辺りの動き、ある意味「ゲーマガらしい」とでも言いましょうか(笑)。

 「アイドルマスターSP」が発売される近辺でも各雑誌が色々特集を組んでおり、相当数の雑誌を購入したことは記憶に新しいですが、今回もそうなるのでしょうか…。何はともあれ、今回この増刊号の発売がアナウンスされてから手にするのを楽しみにしていたので、こうして無事に入手出来て良かったです(方々で騒がれていたので、もしかしたら購入出来ないのではないかと思っていたので…)。

 内容としては、13名のキャラクター紹介、身長比較(笑)、「The world is all one!!」の歌詞掲載、石原ディレクターと浅倉杏美さんとのインタビュー、PVから読み解く「2」の内容、「アイドルマスターステーション」出張版(ゲストは浅倉さん)、5周年記念ライブレポート、アイマスSPカタログ最終18号案内で24ページというもの。最速の特集としては無難にまとめたという感じですが、浅倉さん絡みのインタビューは自分の中でもう「チームの一員」という感じで受け止められて嬉しい気持ちになれました。良いメンバーに迎えられたんだなぁ…と。

 付録としてのクリア下敷き、綴じ込みではありますが杏仁豆腐先生のピンナップ6枚(裏表で12種)も、及第点ですかね。ピンナップは、アイマスSPカタログで毎回プレゼントしてくれていたもので、まだ公開されていなかった1枚は千早の「スクーリッシュガール」。最後を飾るに相応しい1枚と感じました。配信曲も「L・O・B・M」といのが何とも心憎い。

 その他の内容は普通の「ゲーマガ」なので(笑)、「発表記念号」だからと過度の期待をし過ぎない様にしましょう。

 これからも、各誌の「アイドルマスター2」特集に期待しています!

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2010年7月14日 (水)

今振り返る「THE IDOLM@STER 1st ANNIVERSARY LIVE」のDVD

Dscf2523 「アイマス」5周年記念ライブを終えた後、急に観たくなった「MASTER MOVIE」のDVD。このDVDは1周年記念ライブの模様が収録されたもので、「アーケード版のファンに支えられたライブ」と言えるものです。アーケード版稼働前から興味があってチェックをしていた私ではありますが、しっかり作品に関わり始めたのはXbox360版発売後。この会場に私の姿は無いのですが(笑)、先日の5周年記念ライブで「奇跡の軌跡」に触れた身としては、”初めて行われた記念ライブ”をこの目で確認しなければならない様な気がした訳です。

 実はこのDVD、自分が参加したライブでは無いことや、特別「ライブ映像」としてのアイマスに(当時は)興味が無かったことから購入してはいなかったのですが、今では逆に「観ておかなければ!」という思いが強くなり、結果的に購入してしまいました。

 アーケード版ということもあり、用意されている楽曲は10曲なので、フルに全てを歌っても「ライブ」として括るには少々短め。そういった配慮からかドラマパートがあったりするのは、楽曲数が激増した今では考えられない構成です。1周年記念ということで、まだまだ模索していたのかもしれませんね。

 DVDを観て、構成だけでなく、歌やダンスのレベルの違いも5周年記念ライブと比べれば圧倒的に未熟であることは誰が観ても明らかではあるのですが、何よりも感動したことがあります。それは「舞台に立つ皆さんが良いステージを作ろうという真摯な思いで臨んでいる」ということ。これが先日行われたライブまでずっと繋がっている思いであるということを感じ、胸が熱くなりました。これは、ライブDVDと言えどもドキュメンタリー的にレッスンやリハーサルの様子が収録されていたからこそより強く感じたものであり、ライブシーンそのものよりも、このメイキング映像が収録されていることに何よりも価値を感じました。

 しかしながら、このDVDの最大の問題点は釘宮さんのレッスンシーン、ライブシーンが完全にカットされていることに尽きます。本当に見事なカット振りで、担当した「Here we go!!」と「魔法をかけて!」は釘宮さんを除いてダイジェスト収録、最後のアンコールはダイジェストに出来ない為、徹底的に釘宮さんを排除するカメラワークという力技。色々な理由や制約があるにせよ、これは発売するのであれば何とかして欲しかったと思います。それでもこうして形に残っていることで、今回の様に当時の思いを受け取る事が出来ていることも事実…。

 「アイマス」ライブとしてメディア化されたのは1周年と4周年の2つですが、もし5周年ライブがメディア化されるのであれば、可能であれば両日共収録して欲しいですし、それ以上にメイキングも含めて欲しい。何よりも一番望むのは「出演者が全員揃ってメディアに収録されていること」に他なりません。

 5周年という記念すべき催しだから。次のステップに繋がる第一歩だから。メディアに残すのであるならば、その時の全員の笑顔も一緒に残さなければ意味がありません。この想いが届き、現実のものとなる日が来ることを切に願います…。

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2010年7月13日 (火)

「テイルズ オブ ファンタジア」クロスエディション体験版

Dscf2525 まだまだ「アイマス」熱が冷めない中、予定通り「なりきりダンジョンX」の中で遊べる「テイルズ オブ ファンタジア」クロスエディションの体験版が配信となりましたので、早速ダウンロードしてプレイ。

 先日の「テイルズ オブ フェスティバル2010」で流されたPVが流れ、そして「クロスエディション」のタイトル画面へ。どうせなら「ルナ」の時の様にオープニングくらいフルに流してくれても良かったのでは?と思いました。それでも「ガラスの花」のサビを聴くと楽しみな感覚が膨れ上がるので、やはり何だかんだ言っても「新作」にちょっと餓えているのかも(笑)。

 「なりきりダンジョンX」に追加となった新キャラクター「ロンドリーネ」も、「ファンタジア」に登場するということで、どの様に絡んで来るのだろうと思ったのですが、体験版をプレイする限り、最初のクレス達の時代、ダオス復活の儀式が行われるダンジョンに登場していたりするくらいなので、そこそこ絡みはありそうです。ただ、少なくとも「完成された話」である「ファンタジア」なので、過度の期待をしない程度に楽しめれば、と思っています。

 にしても、この体験版。小一時間で終わる程度のボリューム(先に挙げたダオス復活の儀式のダンジョンが舞台で、モリスンが出て来て話が進んだところで終了)で、プレイするにはかなり物足りないもの。しかも、物語的にも中途半端な場所をプレイすることになったので惹き付けも小さく、これまで「ファンタジア」を未プレイの方には「ただの古臭いRPG」としか映らないのではないか、というものでした。まぁ、「なりダンX」のおまけと言えばおまけなので贅沢な希望なのかもしれませんが、どうせなら本気で(PS2版「デスティニー」レベルまで)リメイクして欲しかったなぁ…。

 注目のLMBSの作り直し版ですが、確かにスピード感や派手さは大きく変わって良くなってはいるものの、画面の小ささや戦略的な少なさなどは、どうしても近年の作品と比べれば見劣りしてしまうので、「気軽に楽しむ」ことを前提にするのが良さそうです。元々、「フルボイスエディション」をプレイしようと購入したものの、こうして「クロスエディション」が間もなくプレイ出来るのですから、こちらを楽しみたいと思います(笑)。それでも、画面上から読み解かなければならない仕掛け(壁のレバーなど)は、PSPの画面だと結構辛いですね…。

 ちなみに、体験版で分かりましたが、新キャラ追加に伴いボイスも新録されています(全てかどうかは分かりませんが)。15周年記念の1つとして、初代「テイルズ オブ」に敬意を払うつもりでプレイするつもりです。

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2010年7月12日 (月)

劇場作品「宇宙ショーへようこそ」鑑賞

Dscf2524 公開されたら観に行こう。そう思いつつも、物凄い楽しみにしていた訳ではなかったことや、タイミングが上手く合わずにいた「宇宙ショーへようこそ」。そんな中、以前から舛成孝二監督のファンであり、公開を心底楽しみにしていた友人からお声が掛かり、機会的にも良いタイミングであったこともあり、無事観に行くことが出来ました。

 近年のアニメーション作品の中では、特集、CMなどの宣伝、メディアへの露出が非常に高い作品であり、制作側の力の入れようが伺えます。私は結果的に特番なども含め何も目にすることなく鑑賞することになりました。

 公開してからの評判に関しては小耳に挟む程度はあったものの、私は基本的に自分が見聞きしたものが全てなので、特別気に留めることもなく真っ白な気持ちでスクリーンを眺めた136分は、全然飽きることなく楽しむことが出来ました。

 舛成監督作品は「ココロ図書館」「R.O.D.」「R.O.D. THE TV」「かみちゅ!」など、決してメジャーとは言えないものの、とても丁寧に「アニメらしさ」と「現実と非現実の不思議なバランス感覚」が同居するフィルムで楽しませてくれた印象を強く持っています。そういう意味では、感覚的に「楽しみ方」というのを少しは分かっているかもしれません(笑)。

 観始めて最初に感じたのは音響と美術の綺麗さ。いつの頃からか、背景美術にとても目が行く様になり、時代がデジタルに移行してしまった今だからこそ、手描きの良さを求めているのかもしれません。現実に見える風景よりも美しいのではないかと錯覚するくらい息を飲む美術に華を添えているのが音響。これまた映像に惹き込む何気ない自然の音は、それだけで世界に浸らせてくれました。

 冒頭は全く状況の分からない戦闘シーンから始まるも、これが何かのきっかけになることは明らかであり、それを頭のバッファに押し込んで継続。非日常から一変、そして始まる日常。もうそこからは舛成ワールドと感じる映像が止まりません。ラジオ体操なり、学校へ行くまでの自転車なり、お店、学校と、豊富なネタ(笑)に溢れていて、芸の細かい世界観構築を楽しみました。そして、始まる日常と非日常の融合。ポチというキャラクターの登場はこれ以上無いと思えるくらいの印象付け。最初は笑える存在に見えるキャラクターが、物語のラストには普通に恰好良く見えたり、感動出来たりするのは上手く展開している証かな、と。

 全体の構成として、ちょっと先の展開を気持ち良く見る為の部品が置いてある為、それを回収しながら観るのが楽しい作品だと感じました。言うなれば、TVシリーズのアニメーションを切れ目無しに観ている感じに近いのかも。だからなのか、比較的情報量の多い映像だと思うのですが、特別圧倒されることなく、迷うことなく整理しながら冷静に観られたので、作品そのものを純粋に楽しめた作品でした。

 「宇宙」「子供達」というシチュエーションから、何となく頭に浮かべていたのは「銀河漂流バイファム」。行動原理は全く異なるものの、それぞれの責任の感じ方、心の成長とそのきっかけになる出来事、子供ながらも気を遣ったり、上手く言えない事があったりする中での迷いやもどかしさ、ということがとても感覚的に近いもので、そんな視点から観た楽しさもありました。

 それと、凄く夢に満ちた世界観であると思いました。「こんな宇宙だったら楽しいだろうな」と純粋に思える設定であり、子供が観たら自分が大人になる未来を楽しみに出来る。そんな雰囲気を醸し出していたと感じました。細かい設定はどうあれ、異星人同士なのに人間味に溢れたその交流の雰囲気に気持ちが温かくなる部分もありました。

 物語の中に出て来た「一人はみんなの為に、みんなは一人の為に」という言葉や、月の裏側での審査における設問「宇宙人に頭を良くしてあげると言われたら」の解として「頭が良くなるのは嬉しいけれど、自分でそうなれた方がもっと嬉しい」ということなど、最初の方から作品のテーマとも受け取れる内容が出て共感が持てたのも良かった部分です。反面、ポチとネッポの関係性とその決着についての流れは、その他の部分に比べるとちょっと分かり辛い(分からない訳では無いが、事件が起きてから収束までが、思っていたよりも「ふぅん」と感じてしまった)事が残念ではありました。巻き込まれた5人(特に夏紀と周)の成長を促す結果となった出来事ではあるのですが、「こんな理由でまきこまれたの?」みたいな感覚も残っており、その感じが「劇場版ドラえもん」にも似ているところがありました(笑)。夏紀と周の関係についても、幼少の頃のエピソードを垣間見る瞬間的な回想や1枚の写真が見られると、最後の救出劇でのやり取りにもっと華を添えられた様にも思え、その点は個人的に惜しかったです。

 出会いがあって別れがある。そして、子供達だけの秘密の出来事を体験した夏休みは、それぞれにちょっと心の成長を経て、また日常に戻って行く…というのも「夏休み」に相応しいものであり、胸にじんわり来る場面の描き方や、心の痛みや叫びを演出するところで涙も鼻水も沢山出ている(笑)描き方は、とても舛成監督作品の多くで馴染みということもあり、音楽の効果も相まって素直に優しい感動を覚えるに至りました。

 キャスト陣も総じて文句無し。主人公となる5人の小学生も、キャラクターにピッタリだったと思います。適材適所となる中堅、ベテランの配置と、チーム舛成の面々(笑)も縁の下の力持ち的存在を楽しませてくれました。

 ざっくばらんに取り留めの無い感想を書きましたが、素直に良い作品だと思いますし、観れて良かったです。回数観ることで違った楽しみを見つけることも出来る様に感じます。舛成監督好きの友人に誘われる形で観に行った今回。「近しい友人と語りたい」という希望に応えることが出来たかは分かりませんが、私の言葉で伝えられるものは伝えてみました。

 どこに視点を置いて何を観るか。楽しさを自分で見つけられる人にはお薦めしたい映画です。アニメーションが持つ力、オリジナル作品の持つ力、何より創り手の情熱を、この作品から感じ取って欲しいと願わずにはいられません。

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2010年7月11日 (日)

「アイドルマスター2」PV#1、Xbox Liveで配信!

Dscf2522 先日、YouTubeにて配信されてる「アイドルマスター2」のPV第一弾をXbox360でも観られる様にしようかな…と変換をしたのも束の間、やっと(笑)本家XboxLiveにてPVが配信されました。

 HD映像(信号は1080pでしたが、D5配信?)の大画面で観るPVにはやはり感動。5周年記念ライブの会場で観た時の感動が蘇ります。また、PCで観た時よりも細かい部分が良く見えたこともあって、より濃密な4分間を体験した様な気がします。

 更に、「2」発表以降、各方面で盛り上がりを見せ、続々特集が組まれつつある中、Inside Xboxにも2日に渡り特集が組まれ、ガミPこと坂上プロデューサーへのインタビューも配信中。後編の最後に発売時期を言うガミPの間違いっぷりは楽しませて頂きました(笑)。特集内容としては当たり障りの無いものではありましたが、これからの続報に期待が高まります。

 新生雪歩を迎えたチーム「アイマス」は、テーマである「団結」を掲げてより結束を強めて歩んでいる様に感じているので、「2」の発売はまだ半年以上先の話ですが、最初のアイマスが発売される時は予約こそしたものの、発売をとても楽しみに待っていた訳ではないことを考えると、今回は全く自分の心構えが違います(笑)。発売までにあるであろう、様々な周辺の動きやお祭り事を楽しんで行ければ良いな、と思っています。

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2010年7月10日 (土)

「THE IDOLM@STER 5th ANNIVERSARY LIVE」の余韻を楽しむ

 「アイドルマスター」の5周年記念ライブ”The world is all one!!”が開催されてから1週間。まだ興奮から醒めない、そんな感覚でいる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

 これまた多くいらっしゃると思うのが、当日のセットリストに合わせてCDの曲を並べて編集し、それを楽しんでいる方々。勿論、私もその一人。アイマスの楽曲は同じ歌であっても、歌い手が異なるバージョンも数多くあり、開催されたライブと完全に同じ組み合わせで揃えることは難しいものの、近しいものを選んで並べるだけでもライブの興奮は蘇って来ます。

 大ボリュームだったと言える5周年記念ライブで披露された全38曲を単純に並べて聴くだけでも3時間近くかかるのですが、その価値はあるくらいの「集大成」な感じがします。と言ってもライブで歌われなかった曲もかなりの数があり、2日間それぞれでセットリストを大幅に替えて欲しかったと思ったものですが、冷静に考えれば2日で60曲、全員がダンスやパートを振り分けて舞台に臨む労力を考えたら、まぁ無理かな…と思います(逆に38曲が凄いと感じるくらい)。楽曲数を絞った(と言っても、相当数ですが)その分、披露するからにはそれぞれの完成度を高め、最高の舞台にする事を選択した結果が先日のライブだとすれば、人の心を動かすだけの力があったことにも肯けるというものです。「アイマス」は、ゲーム内で使用すれる全ての楽曲において必ずダンスが付いて回る訳で、ただ歌えば良いというものでないことが、単なる”ゲーム作品のライブ”を超えたものにしているのかな、と感じます。

 そういうこととは別に、やはり「これは聴きたかった!」と思うのはファン心理として当たり前(笑)。であれば、「もし2日目がセットリストを大幅に変更して来たら?」という仮想のものを考え、勝手に並べて聴いてみよう!と試してみました。

  • 5周年記念ライブのセットリストを基本とする(曲数は同じに)
  • その”対”と言える曲を極力選択する
  • 開幕曲、閉幕曲は「THE IDOLM@STER」とする
  • 「蒼い鳥」「隣に…」の様な「ライブの定番」は外さない
  • 「奇跡の軌跡」を辿ることを出来るだけ守る
  • 自分の趣味的色は出来るだけ出ない様に心掛ける

 という前提条件を踏まえ、作ってみたのが次のリスト!

  1. THE IDOLM@STER
  2. ゲンキトリッパー
  3. I Want
  4. 自転車
  5. ショッキングな彼
  6. livE
  7. arcadia
  8. リゾラ
  9. フラワーガール
  10. THE 愛
  11. 太陽のジェラシー
  12. First Stage
  13. おはよう!!朝ごはん
  14. 蒼い鳥
  15. GO MY WAY!!
  16. relations
  17. まっすぐ
  18. shiny smile
  19. いっしょ
  20. 神さまのBirthday
  21. チェリー
  22. It's Show
  23. YES♪
  24. DREAM
  25. 乙女心盗んで!
  26. L<>R
  27. 白い犬
  28. ストレートラブ
  29. 笑って!
  30. じゅもんをあげるよ
  31. KisS
  32. スキ
  33. 隣に…
  34. LOST
  35. The world is all one!!

 ※アンコール想定

  1. "HELLO!!"
  2. THE IDOLM@STER

 通して聴いてみたところ、割と良い感じ。ただ、やはりある種のマイナー感は否めず、実際のセットリストが”選び抜かれたもの”であることを強く実感しました。個人的な想いとしての「実際のセットリストよりも好み!」という流れも一部ありますが(笑)。実際にこの流れで2日目が開催されたら、それはそれで熱くなれたと思いますし、感動も出来たと思います。

 「I Want」「livE」「まっすぐ」「神さまのBirthday」「YES♪」「笑って!」「じゅもんをあげるよ」辺りは、本当に聴きたかった私にとっての名曲達。こうしてライブの余韻を楽しむ中で「仮想2日目」として聴いていると、実際のライブでもこの流れであったかの様に錯覚出来たりするのは面白いです。

 こういうのも「アイマスならでは」の楽しみ方なのかもしれませんね。

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2010年7月 9日 (金)

【終了報告】英雄伝説VI 空の軌跡 the 3rd. 20100708

 密かに(?)ずっとプレイしていた「英雄伝説VI 空の軌跡 the 3rd.」。ようやくエンディングを迎えることが出来たので、感想を書き殴っておきたいと思います。

■プレイデータ

 プレイ期間:2010/05/04~2010/07/08 25:28
 最終セーブ(ラスボス直前):66:56
 幻影城構成パーティ(記載レベルは最終バトル前。幻影城突入時は全員130前後):

  1. 右門:ジン(Lv139)、シェラザード(Lv.139)、アガット(Lv.140)、ティータ(Lv.140)
  2. 左門:ミュラー(Lv.141)、オリビエ(Lv.141)、レン(Lv.141)、ジョゼット(Lv.141)
  3. 正門:リシャール(Lv.137)、アネラス(Lv.137)、ユリア(Lv.137)、クローゼ(Lv.138)
  4. 大門:ケビン(Lv.141)、リース(Lv.141)、エステル(Lv.140)、ヨシュア(Lv.141)

■はじめに

 「ファンディスク」という話を友人から聞いていたこともあり、それ程「期待外れ」という感覚は無いものの、いわゆる「サードチャプター」として受け留めた場合の「期待外れ」感は確かにあります。だからこそ「TC」ではなく「the 3rd」という名前になっているとは思いますが、であるならば下手に「3」を含めないで欲しいと思う反面、続いている部分もあるので「the 3rd」の名前は苦肉の策の様にも思えます。

 物語として前作である「空の軌跡SC」の半年後を描いたものではありますが、どちらかと言えば「描き切れなかった物語を補完する」という意味合いが強く、「the 3rd」としての物語はちゃんと存在するものの、プレイヤーが強烈に惹き付けられるものでは無い(と感じる)ので、「the 3rd」としての構成要素をそのまま使うならば、本編、サブエピソード、ミニゲームを分けて楽しませてくれた方が集中出来る分、「the 3rd」の物語として楽しめたのではないかと思います。ただ、「扉」として登場する各エピソードを経た上でのキャラクターの言動も一部存在していることを考えると、結局は現状の構成が最良なのかな…とも思うので、プレイヤー全員の満足度を最高にするのは難しそうですね。

 基本的に「空の軌跡FC、SC」の舞台となったリベール王国(厳密には模した世界)が舞台なので新鮮味は殆どなく、本筋を進めて行く中で断片的に登場する数々のエピソードは、各キャラクターにスポットが当たっているものの、その時代背景がFCより前もあればSCより後もある為に纏まりが無く、その割には印象の強い物語が描かれる為に「the 3rd」としての物語が希薄になってしまい、プレイヤーが「何を楽しむか」によって評価も全く異なる作品になるだろうと思いました。

■戦闘システム

 戦闘システムとしてFC、SCと大きく変わることは無いのですが、ターン中のATボーナスとして増えた「DEATH」「VANISH」「GUARD」は個人的には更に運で左右する要素が強くなってしまうことから止めて欲しかったです。特に「DEATH」と「VANISH」は最悪で、前者は即死(スカルペンダントが無いと防げない)、後者は1ターン強制除外+EP0(防げない)のでとにかく戦略が滅茶苦茶になるだけで、こちらの有効度よりも迷惑になることが多くて本当に嫌でした(GURRDも地味に嫌)。ただ、FC、SCに比べると属性に左右されることも多く、効果覿面のアーツなどを使用すると戦局が大きく変わることも多く、これは良し悪しがあるなぁと。ボロボロだったり楽勝だったり、割と極端な気がしました。状態異常やステータス変化に関しては、全体的に強烈に「酷い」と感じるボスや敵が居なかったので、それは若干物足りなさがあったかもしれません(その割りには1回コントローラを叩きつけましたが(笑))。個人的に嫌だった「死に際の爆発で広範囲巻き添え」をやって来る敵が少なかったことは良かったです。

 戦闘、地図データ、キャラグラフィック等のかなりがこれまでと変わらないことも新鮮味が無かった要因。これまで登場した遊撃士や王国軍の猛者共、執行者を相手にした戦闘はスリリングな面もありますが、楽しいというか、難度が高いというか、特別に嬉しさを感じるには至らなかったです(初対戦した顔ぶれならまだしも、本編でも戦った奴が出て来ると面倒に感じてしまった時点で駄目かな…。それでもカシウス戦や黒騎士戦はBGM効果もあって気持ちが高揚しました)。恐らく、物語として盛り上がっているものが無いからなのだと思いますが、立ちはだかる理由も、それを突破して得るものもあまり無いことがFCやSCの時に感じた手応えを少なくしてしまった原因かな、と。

■エピソード

 個々のエピソード(ティータの家族、クローゼとユリア、オリビエと鉄血宰相、アネラスとリシャールなど。サブストーリーとしても「幸せの石」や「早すぎた親心」(特にこちら最重要!(爆))など)は悪くないと思うものの、殆どのエピソードがボタンを押して勝手に進むものであったり、移動するだけだったりするので「ゲームをプレイしている感覚」というものが無く、それはそれで不満でした(操作できるものも、特別自分が操作したいと思わないエピソードで振られてもなぁ…と)。
 ミニゲームも、釣り、ポーカー、クイズと山猫号の3Dシューティングしかなく、どれも「オマケ」レベルの中途半端感が強く、ボリューム感の少なさを無理やり補った様に感じてしまったのも残念ではありました。

 個人的に結構「う~ん」と思ってしまったのはギルバートの存在。はっきり言って鬱陶しいだけで、メインストーリー上絡んで来る必要性も感じず、最後まで馴染めませんでした(最後の見せ場的展開も、結局ギャグ展開してしまい、これがまた鼻に吐く…)。

■レシピ

 レシピも今回は殆ど使用しませんでした。というのも、レシピを覚えて作成、という流れではなく殆どが「食べて覚える」というものだったので、「どこかで使うタイミングがあれば」と思っていたところ、最後の方まで本当に使用しないでいた為、扉を開く為に片っ端から食べて覚えたからです。更に、基本的に石碑で回復が出来てしまうことや、いつでも拠点に戻ったりも出来る為に料理に頼る必要性が殆どないというのも大きな理由の1つですね。大皿料理の使い勝手がちょっと悪かったり、ダンジョン攻略に苦労することが殆ど無い上に、頻繁に石碑が出て来るというのも、「攻略甲斐が無い」と感じさせられてしまう原因なのでしょう。その分、気兼ねなしにアーツやクラフトを使えるので、「the 3rd」が目指したのは、きっとそういう方向なのでしょうね。

■経験値稼ぎ

 最終ダンジョン前に行ける様になる「深淵」は、「効率良くキャラクターを育てられる」ということで用意されたダンジョンなのは良いのですが、道中が単調で階層を重ねても配置されている敵が異なるくらいで大きな差が無いので、面白さを感じるよりも作業感が強くなってしまったのは残念でしたね。「キャラクターを育てる」という観点から言えば、各階層毎に居るボスを倒しても、メンバーを変更したい場合は最初の階層からやり直しになってしまう為、最初に攻略したメンバーで最深部まで行くことになり、それ以外のメンバーは本当に「レベル上げ作業」として潜るだけになってしまうというのはちょっとなぁ…と思いました。何より、最深部に到達して出くわしたボスの酷いこと(苦笑)。辿り着いた時のパーティは、ケビン、リース、ティータ、アガットで、全員Lv.135超え状態。なのに、CP200のSクラフトでダメージを与えられるのはアガットだけ。しかも1/3程度までしか減らせず、CP100溜めて再度発動してもダメージすら与えられない始末。仕方が無いので一旦退却し、唯一の頼みであるアガットに、超闘魂ベルトを着け、修羅と必殺の理のクォーツをセット、防御を外してとにかく現状装備で攻撃力だけを上げる形で再戦し(それでもSTR3000弱)、ドラゴンダイブ×2回で撃破という、戦略も何もあったものではない、FCからこれまでずっと続けて来た戦闘の中で一番くだらない戦いで、個人的には呆れてしまいました…(苦笑)。しかも、倒した後、そこに石碑も無いので、最深部にあった扉を開く為にまたここまで地道に来なければならなず、他のキャラを育てながら来るにしても、面倒この上無く、かなり腹が立ちました。また、この「深淵」自体、ラストダンジョン前のレベル調整用として用意されたダンジョンなのは良いとして(最深部に行っても一度戻るとボスが復活しているのがその証。ゼムリアストーンを人数分入手可能にしているのは良し。私は普通にクリアしただけなので4つ持っていただけ)、そこでのプレイを強制させるバランス(の割に、特別全員のレベルを上げなくても幻影城に行ってからで十分間に合う…(苦笑))、「the 3rd」の物語として、第7話にてようやく乗って来た感覚に水を差す様な展開は個人的に×。この辺りはもう少し気を遣って欲しかったです。まぁ、レベル差が30あっても1時間もプレイすればほぼ追い付けるくらいではあるので、その点はシステムに感謝ですかね(これを前提に強制されている感もありますが)。ちなみに、最終ダンジョンである幻影城に行けば嫌でも上がるので、130前後のレベルがあれば、十分だと思います(ゼムリアストーンでの最強武器があれば尚楽)。

■ラストダンジョン

 最終ダンジョンとなる幻影城は、16名のメンバー全員を4つのパーティに分けて攻略するという総力戦。ここに到達する前のアルセイユ号の飛翔から到達までは音楽効果もあって気持ちを盛り上げてくれました(ギルバートについては、まぁこんなものかな…と)。

 4つに分けたパーティは、それぞれの扉に付けられたルート名だけで何が起きるかを予想して組む訳ですが、これがまたSC時の執行者戦と同様、誰を何処に連れて行くかで台詞が異なり、それはボスに辿り着いてから初めて「あ、○○を連れて来れば良かった」と思うのは相変わらず「う~ん」と思ってしまいます。わざわざやり直す気にはなれず(最初に4つのパーティを決める為、1つ目がビンゴだったとしても、2つ目でアウトだった場合、1つ目からやり直しなので、どうにもならない)、その点は皆が等しく楽しめる様な配慮があっても良いのではないか…と(まぁ、周回プレイなり、パーティ組み替えての再攻略だったりを前提にしているのでしょうから、それはそれ良いのかもしれませんが)。

■ラストバトル

 幻影城を4組のパーティで周るのは全くと言って良い程に問題もなく、ほぼ順調に踏破。特別凄い仕掛けだったり大規模なマップでないこともあって、各組30分から1時間もあれば最終地点に到着出来るのは、サクサク感はあるものの最後の割にはあっけないかな?という気持ちにもなりました。「空の軌跡」はシリーズ通して割とこんな感じなので、特別良し悪しを語るものではありませんが。
 4組それぞれが最終地点の到着した時点でボス登場!…というところで一旦お預けになって次のパーティに移る演出は、個人的に大絶賛(笑)。最初に同時に扉に駆け込んだことからしても、同時に進んでいる感が出ていた様にも思えることは大事なことであり、それを感じさせてくれたのは良かったです。…と言いつつ、よくよく考えるとボスを4連戦することになる…ということなのですが(笑)。

 4組のパーティは途中で組み替えが出来ないことを覚悟し、それこそ装備品ですら拾ったもの以外は装備を替えられないくらいの気持ちで臨んだこともあり、それはそれで良いのですが、各門の中間地点でまさかの石碑登場…。敵を倒すとセピスの大盤振る舞いだったのはこういうことなのか、と。でも、アクセサリーや食材は購入出来ないという、微妙な敷居の上げ方はどうかな…と。どうせなら石碑でなくHP・EPの回復のみだけでも良かったのでは? 折角、深淵で準備を整えさせる流れだったのですから、そのくらい突き放してくれても良かったと思いました。

 で、ボスの連戦。右門、左門、正門が連戦で三戦終了後に1回セーブが出来、最後の大門のボス戦となり、それを倒すとエピローグ、エンディングとなります。最初の三連戦は思ったより苦戦せず、三戦で40分(右門8分、左門12分、正門20分くらい)という感じ。感覚的にパーティバランスはあまり良いとは言えませんでしたが、こんなもんかな…と。それでも右門パーティのジン、シェラザード、アガット、ティータは自分が一番使いやすいバランスのパーティだった様に思います。

 ラストは想定しないくらいに苦戦。たっぷり1時間は戦いました(汗)。というのも、ケビン以外誰も即死以外の状態異常を防げない装備で(笑)、もう気絶と凍結にかなり危険域まで追い込まれました(BGMが2回くらい変わった)。回復した矢先にやられ、鉄壁防御付けた矢先に消されるという後手後手な状況を強いられた、強烈な全体攻撃により2名戦闘不能になったり本当に厳しい戦いでした。ここで、ようやくアーツではなくアイテム類を使うことによって形勢逆転(笑)。最後はケビンのボウガン(通常攻撃)で仕留めました。属性単位の柱を全滅させてから、本体の属性変化に対応した攻撃を与えれば然程難しくはない戦闘なのだと思いますが、危険な状態に居る時にはそんな余裕が無かったのが、私が苦戦した原因ですね。是非、アクセサリ装備は熟慮を重ねてください(爆)。

 エピローグは上手く纏めたと思います。ケビンとリースの物語の一応の完結として「いつか、辿り着く場所」というのが最終章のタイトルになっている意味をしっかり感じ取る事が出来たのも胸を熱くした理由ですが、何よりこの「the 3rd」の存在意義の一番の理由はレンの存在だと思っています。SCでの経緯を前提にレンの過去を扉にて体験させ、最後はエステルがレンに伝えたかった言葉を伝えさせる為に用意した舞台が「the 3rd」だったのではないかと。勿論、ケビンとリースの物語にも意味はあるのですが、やはり「空の軌跡」という物語は、「エステルとヨシュアの物語」であり、積み重ねた時間もあって、エステルがレンに語りかけた言葉1つ1つの持つ重みと想いは、とても胸を熱くさせられました。このシーンを観る為に「the 3rd」をプレイしていたんだと思わせるくらいです。

 全編通しての物語を楽しむ作りになっていなかったことが、日々のプレイ時間を多く重ねさせなかった要因となり、結果的に大ボリュームであったSCよりも、プレイ時間が短い割にはプレイ期間が倍近くになってしまった「the 3rd」ですが、こうして無事にプレイを終えられ、素直に「良かったな」と思えたのが何よりも嬉しかったです。

 どう繋がって行くのか分かりませんが、9/30に発売が決定した続編「零の軌跡」への準備もこれでほぼ完了。後は、発売済のドラマCD群を聴いて待ちたいと思っています。

 …「零の軌跡」発売に向けてPSP版「空の軌跡」をいつプレイするか、という話はまた別の物語ということで(笑)。

 …あ、裏武術大会(ハード、ナイトメア)をプレイするのを忘れてた(爆)。

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2010年7月 8日 (木)

アイマス5周年記念ライブの効果?

Dscf2521 配信されている「アイドルマスター2」の公式PV第一弾を、折角ならXbox360で観れる様にしようかな…と起動。

 作業を始める前に、ダウンロード関連で何かないかと確認してみると、「オトメディウスX」のOPムービーが配信されていたので確認。何だかだんだんと「ツインビー」化している気がするのは仕方がないですかね…(汗)。まぁ、見てくれだけでない中身が伴ったものになると思うので、発売日を楽しみに待ちたいところです。

 で、そんな中、「人気ダウンロード」を確認すると、もう配信してから2年経っているコンテンツがベスト10入りしているではありませんか!

 写真を見ての通り、「アイドルマスター Live for You!」の追加曲「my song」が唯一ベスト10入りを果たしていました。

 何故今?しかも「my song」??と考えるまでもなく、先日行われた5周年記念ライブの2日目での釘宮さんのステージが影響しているのだと思います。いや、間違いないでしょう(笑)。「2」発売記念ということで、幾つかのダウンロードコンテンツが半額くらいで購入出来る様になったみたいなので(「my song」も対象!)、これを機に未入手のコンテンツがあるならば如何でしょうか。

 「2」のPV、WMVに変換してXbox360で観れる様になったは良いのですが、元がFLVであること全く考えてなかった(爆)ので、折角HD配信されているのですから、再度ちゃんと調整しようと思います。…そうこうしているうちに、正式にビデオコンテンツとして配信される様な気もしますが…(笑)。

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2010年7月 7日 (水)

杏仁豆腐イラストワークス BRILLIANT IDOL

Dscf2519 先日の「アイマス5周年記念ライブ」で先行販売されていた杏仁豆腐さんのイラストワークス。ポイントを使いたかったので店頭購入となりました。

 先行販売ということで、いつ発売なのか全くチェックしていなかったのですが、Amazonで確認してみると在庫商品になっていたので既に発売中であることを知り(笑)、お店へ。無事入手することが出来ました。

 中身を確認すると、「MASTER ARTIST」シリーズを始めとするCDジャケット、雑誌の表紙、ヴァイスシュバルツ、小説の挿絵、ダウンロードコンテンツ関連といった、これまでに杏仁豆腐さんが携わった「アイドルマスター」系のイラストが網羅されており、単なるイラストが掲載されているだけで無く、殆どのイラストについて1枚1枚コメントとラフ、案が掲載されているので、その時々の状況も含めて楽しめるものになっています。こういう読み物的にも扱えるのは嬉しいところです。ハードカバーのしっかりした作りというのも好感が持てます。

 今回、通してイラストを見た訳ですが、随分と進化しているのが分かります。また、「MASTER ARTIST」のジャケットはかなり構図がダイナミックだとは思っていたのですが、1枚のイラストとして見た場合に度が過ぎる絵に見えてしまう(ちょっと印象が変わる)というのが意外でした。
 また、携わった頃はオリジナルデザインの窪岡俊之氏の絵に近づけようとしている感じがあったのですが、今では完全に自分のモノにした感じがありますね。それでもまだ進化の余地はある様に思えるので、今後は更に唸らせるイラストで楽しませて欲しいです。

 資料的価値として、また読み物として。手元に置いておきたい1冊と言える完成度だと思いました。

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2010年7月 6日 (火)

「萩原雪歩」のキャスト交代について考える

 先日行われた「アイドルマスター」の5周年記念ライブにて正式発表された萩原雪歩のキャスト交代。事前に耳にした6月中頃、最初に思ったのは「やっぱり」でした。特別思い入れがある訳でもなく、私が「アイドルマスター」という作品に触れ始めてから今日までに耳にした様々な事からその「やっぱり」は来ています(昨年夏頃から既に動き始めていたことには驚きましたが)。

 しかし。

 実際に発表になり、自分なりにこの事実を咀嚼すると、単純な「やっぱり」ではなくなって来ました。不思議なものです。

 私自身にも「好きだったキャラクターのキャストが次作から変更」という経験が何度かあります(苦笑)。思い入れが強ければ、それがどれ程違和感が無い声であろうとも受け入れられない。単純な声の問題だけではないんだ!という気持ちになるのもとても良く分かります。その変更の経緯がどの様なものであるかによっては、下手をすると作品そのものすら嫌いになってしまう可能性すらあり、人の心に繋がる事柄であるデリケートな問題であることが、単純な問題でなくしています。

 作中では声が変わろうと何だろうと、キャラクターは存在し続ける。
 でも、声が違う。
 声が変わってもキャラクターの根幹が変わる訳では無い。
 でも、キャストもひっくるめてそのキャラクターが好きだった。
 時間が経てば慣れるから、今は事実を受け止めるしかない。

 自分の中でそんな一問一答が繰り返されてしまうこともあります。でも、事実はどうあれ公式で円満なバトンタッチをしてくれた今回の「萩原雪歩」というキャラクターは、見方を変えれば幸せなのではないかと私は感じるのです。各種メディアの公式記事に目を通して、そんなことを思いました。

 制作サイドが何かしらの役割を持たせて用意したキャラクターは、時を重ねてキャスト自身の何かが投影されていたり、その時々でスタッフだったりファンだったりの影響を受けたりして少しずつ変わって行くものであって良いと思うし、それがキャラクターを越えた人間臭さを感じさせるというのは、とても実感出来ます。
 これまで積み重ねて来た歴史は消えません。キャスト交代が過去を全て否定するものでなければ、これまでの歴史と共に新しく作られる道を一歩ずつ進んで行けば良いのかな、と。事はそう単純なものでない部分もあると思いますが、長谷さんが選んだ新たな道と歴史を引き継ぐ事になった浅倉さんの覚悟に水を差すことは違うかな、と。

 昔から実感としてある「アーティストがファンを作り、ファンがアーティストを育てる」という格言(?)からすれば、「萩原雪歩」というキャラクターを今後も育てて行けば良いのだろうと。変わらずキャラクターを愛する事が全てを光ある方へ導いてくれるのではないかと思います。

 今回、「アイドルマスター2」を制作するに当たり、キャスト全員に「今後も長いプロジェクトになるが、関わり続ける覚悟があるか」という様な事を確認した上で、雪歩役の長谷さんだけが継続しない決断をしたということですが、それを決断したからこそ別の道での栄光を掴んで欲しいと思いますし、その空いてしまうポジションに入った浅倉さんに辛い目に逢って欲しくはないと思います。確かに、仕事として単なるゲームの域を超えた様々な時間的制約を求められるであろう「アイドルマスター」というコンテンツに関わり続ける大変さ・難しさはあると思いますが、得られるものもまた多いのではないかと思っています。その1つの結果が先の5周年記念ライブの成功だったのではないかと思うだけに、コンテンツ立ち上げの頃から関わっていた長谷さんにもそのステージに立って欲しかったと思うし、出来ることならそのステージ上で本当のバトンタッチをして欲しかったと思わずにはいられません。その点だけが残念でなりません。だからこそ、余計に”大人の事情”ではないか?と勘繰ってしまう訳ですが、敢えてそこを掘り起こす気はありません。

 総合ディレクターの石原氏が語った「長谷さんはベンチに下がっただけ。観客側ではなく、あくまでチームの中に居続ける。卒業は、プロジェクトiM@Sが終了する時」という言葉を信じて、選手交代して同じポジションで活躍する浅倉さんを全力でサポートするのが「アイドルマスター」というチームを応援するファンの努めだな、と自分の中で思い直すに至った次第です。私は「キャストの誰々が好き」なのではなく、チームとしての「アイドルマスター」好きなのだと(勿論、チーム内にご贔屓のキャストが居るのは事実ですが、嫌いな人は居ません)。

 それと同時に、今回変更にならなかった他のキャストの皆さんが継続を決意してくださった事には強く強く感謝しています。これからも一緒に作品を育てて行けるというのは、この上ない喜びです。

 「アイドルマスター2」のテーマは「団結」。テーマソングである「The world is all one」は訳せば「世界は団結している」ということなので、制作側やキャストの皆さんだけでなく、プレイヤー側も含めて一丸となって新たなステージに向かって行ければなぁと思っています。関わる全ての人達が愛情を持って臨めば、何だって叶ってしまう。そんな力を5周年記念ライブでは感じさせてくれたので大丈夫!(笑)

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2010年7月 5日 (月)

ハセガワ 1/48「A-10A サンダーボールトII」Kotori

Dscf2518 ハセガワから発売されている「アイドルマスター プロジェクト」シリーズト第二弾の2機目の機体が早くも発売されました。

 今回は小鳥さん仕様の「A-10A サンダーボルトII」です。これまでの1/48シリーズのパッケージは面の大きさが統一されて厚みだけが異なっていたのですが、今回はその規格から外れ、バンダイのマスターグレードの中型パッケージ(ガンダムSEED系の多く)と同じ大きさになりました。サンダーボールトIIの機体デザインの関係からなのかもしれませんが、上手く揃えられる様にして欲しかった部分も。それでもこうして順調に発売を重ねてくれているハセガワさんに感謝です。ちなみに、今回はパッケージの大きさだけでなく、機体写真も「エースコンバット6」のオフィシャルフォトではなく新規の様です(着陸してキャノピーが開いた状態のものです)。

 発表されている第二弾の機体も7月末に発売予定の「ナイトホーク」が最後。これ以降は、既発売機体ではなく、全て新規金型を起こす必要があるものばかりの様で、全13機を揃えるのは難しそうですが、ゲーム本編の方も「アイドルマスター2」が発表されましたし、どうにか全機の立体化に向けて頑張って欲しいですね。

 後は私が製作時間を捻出することが重要です…(汗)。

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2010年7月 4日 (日)

「THE IDOLM@STER 5th ANNIVERSARY LIVE "The world is all one!!"」2日目

Dscf2517 昨日に引き続いて「アイマス」5周年記念ライブに参加して来ました。昨日と違って物販に並ぶ必要も無いので開場直前の重役出勤(笑)。湿度が異様に高く、昨日よりも暑く感じる陽気ではありましたが、炎天下に並ぶ訳ではないので取り敢えず問題無し。

 会場に到着すると既に開場しており、ちょっとだけ物販を冷やかして入場(到着時点でかなりのアイテムが売り切れとなっていました。ローソンLoppiでも取り扱うので、それは嬉しいところですね)。

 今日の座席はステージ左側(3F Dブロック14列)。昨日に比べればステージが近いものの、真正面であった昨日と比べると微妙な感じはありますが、楽しむ分には全く問題無し! 参加したからには全力で臨まなければ。

 待つこと45分。今日は完全に定刻である15時にスタート! 高木社長の諸注意が昨日と変わっていたりする細やかさは流石。

 開幕曲は勿論「THE IDOLM@STER」。これがブレたらいけません。昨日同様、初手から全員飛ばしまくりです。さぁ、この後はどんなステージを魅せてくれるのか!?

 …と思ったら、「キラメキラリ」「乙女よ大志を抱け!!」「迷走Mind」「空」「L・O・B・M」と、昨日と組み合わせも選曲も曲順も全く同じ。もっと変えて来ることを想像していたので、この辺りはちょっと(大分)残念。が、それはそれで割り切り、結局は全力で楽しむことに(笑)。何だかんだ言っても、大好きな楽曲たちですからね。

 その後も、演出関係も含めて昨日に沿った流れということもあり、昨日はセットリストをメモしていたこともあって概ね覚えていたので、どの曲が来るか手に取る様に分かり、昨日の反省+メモの必要無しというプラス要素の効果もあり、丁寧に熱く楽しんでいる感覚で、確実に昨日よりパワフルに。

 順調に曲をこなし、こちらも全力全開で声援をステージに贈り続け、迎えたXbox360版プレイバックのトリを飾る「my song」で、1つのターニングポイントが。釘宮さんのソロなのですが、歌い終えて会場からの大きな声援に胸が一杯になったのか、言葉に詰まって声が震えて来たのです。まさか、最初に目頭を熱くする対象が釘宮さんになるとは思っていなかっただけに、私にとってはハプニングです。それでも立て直して、ステージ上に他の出演者全員を呼ぶ流れに戻り、登場した出演者が釘宮さんに駆け寄って抱き合ったりするところに、胸が熱くなりました。「チームワークだよな、これは」と。振り返ると、私が初参加した3周年ライブでは、釘宮さんを特別視してしまっていた(どちらかといえば敬遠していた)感は否めないのですが、4周年は不参加の釘宮さんに対して自分の中の評価が上がることが無かったのに、今回の5周年ライブで初めて自分の中で「チームの一員」としてストンと落ちた感が生まれていました。そんな中でのこの出来事。もう、「くぎゅーっ!!」と叫びたい気持ちで一杯でした(笑)。

 で、続いて注目の「ゲーム本編以外の曲」コーナーに到達。ここくらいは昨日から変化しないかな?と思っていたところ、MCでそれを匂わす発言が。そして舞台袖に下がる順番も昨日と異なっていたこともあって期待大です。

 が。

 「メリー」「バレンタイン」「サニー」「inferno」「花」と基本は同じ。若干歌い手が変わっているものもあるくらいで選曲は同じ。これは期待が大き過ぎたかな…ということで、そんなの気にせずとにかく全力全開。すると、まさかのファミソン8BITから「F/A」をモチーフとした「Shooting!!!」を披露。これは諦めかけた私の気持ちをV字回復(笑)させてくれました。「シャララ」の披露も意外性があって良かったですね。

 その後、「Melted Snow」を経て、また昨日と同じ流れに戻りました。昨日と自分の中で異なったのはたかはし智秋さんの歌う「隣に…」。より気持ちが乗っていたのではないかと思う部分や自分のテンションが同調したのか、物凄く胸に来るものがありました。危うく泣くかと思ったくらいです。

 そして新作のPVが流れるコーナーがやって来ました。

 昨日に引き続き、本日の発表内容を6月中頃に知っていたこともあって、その瞬間がいつ訪れるのか頭の片隅で気にしていたのですが、まさかその瞬間がここで流されるPVに含められているとは…! 最初は違うPVを用意して来たと思っただけだったのですが、途中でキャラクターの名前とCVが出て来る流れがあったりすることで、もしや!と思ったらそこに仕掛けられていたのです。雪歩のCVが変更になるということが。そしてガミP登場。この辺りの経緯は公式から情報が出るということで細かいことに触れませんが、雪歩を受け継ぐCVである浅倉杏美さんのお披露目も。その重圧がどれ程のものかは想像こそ出来るものの、恐らく私が想像するレベルのものではないと思います。でも、会場の大半(だと思う)が温かい声援を贈ったことで気持ちが緩んだのか、気持ちが高ぶって声にならないコメントもありましたが、それでも最後まで自己紹介を遂げてチームに迎え入れられました。そして、唄うは「The world is all one!!」。このタイミングでこの歌の持つ意味は本当にピッタリだと思いました。昨日発表されたPVから切り出した歌部分を徹底的に予習して来たので、心の底から全力で声援を贈ることが出来ました。気持ちが入り過ぎて、目頭が熱くなる瞬間もありました。

 昨日同様、唄い終えてステージが一旦終幕。勿論、ここで終わられては堪りません。すかさず場内からは割れんばかりのアンコール!!

 それに応えない訳も無く、再度新生雪歩も含めて唄うは「GO MY WAY!!」。昨日以上に会場全体が一つになったと思える本当に忘れられない「GO MY WAY!!」に立ち会うことが出来た幸せは何物にも変えがたい宝物となりました。続けて「THE IDOLM@STER」を唄って終了。

 そして最後に出演者1人1人からのご挨拶。ここで、2日間のステージを遣り切った達成感と安堵感、そして何よりも感動が出演者の皆さんの胸に舞い降りたのか、コメントで涙ぐんで言葉に詰まる人が続出。こちらも貰い泣きしそうなくらいでした。特に常に「アイドルマスター」を牽引して来たリーダーとも言える中村さんの言葉は、会場に居た殆どのプロデューサーの皆さんの胸にも届いたと思います。コンテンツが続く限り、応援を続ける覚悟を決めた瞬間(笑)でもありました。

 その後は昨日同様高木社長の一本締めで閉幕。本日分は3時間40分、昨日今日合わせて2日に及んだ「奇跡の軌跡」を辿る旅は終了となりました。会場内に残ったプロデューサーの皆さんの熱は冷めることなく、場内には感動の余韻が溢れていたと感じました。

 私にとって、このライブを超えられるのは次の「アイマス」ライブしかないのではないか。そう思わせる本当に素晴らしい2日間でした。これからも伝説を紡いで行く力になれれば(笑)と思っています。

 ちなみに、今日も景気付けの栄養ドリンクを飲んでの参戦。昨日程効いた感はありませんが、乗り切れた1つの勝因だと思っています。でも、腕の筋肉、腹筋、喉のそれぞれのダメージには効かないので、今度は全力全開でもそれらに打ち勝つ力を手に入れようと思っています(笑)。

 2日間、参加された全国のプロデューサーの皆さん、関わったスタッフの皆さん、出演者の皆さん、本当にお疲れ様でした&ありがとうございました!

■昨日の流用セットリスト ※でも誰が歌ったかまでメモしません…

  1. THE IDOLM@STER
  2. キラメキラリ ※2から6まで中村、仁後、滝田、平田、下田、原で組み合わせ
  3. 乙女よ大志を抱け!!
  4. 迷走Mind
  5. L・O・B・M
  6. いっぱいいっぱい ※7から11まで今井、釘宮、沼倉、長谷川、若林、たかはしで組み合わせ
  7. 目が逢う瞬間
  8. フタリの記憶
  9. Next Life
  10. キミはメロディ
  11. エージェント夜を往く ※アーケード版PVを流した後
  12. 魔法をかけて!
  13. ポジティブ!
  14. 蒼い鳥
  15. 私はアイドル▽ ※Xbox360版PVを流した後
  16. relations
  17. 思い出をありがとう
  18. shiny smile ※Live for You! PVを流した後
  19. Do-Dai
  20. my song
  21. メリー ※以降、ゲーム本編外の選曲
  22. バレンタイン
  23. サニー
  24. inferno
  25. シャララ
  26. Shooting!!! ※ファミソン8BIT(F/A)
  27. Melted Snow
  28. オーバーマスター ※PSP版PVを流した後
  29. Colorful Days ※12Colors
  30. 隣に…
  31. またね
  32. The world is all one!! ※GAME VER. 新作PVのお披露目。ガミP登場の後

 アンコール

  1. GO MY WAY!!
  2. THE IDOLM@STER

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2010年7月 3日 (土)

「THE IDOLM@STER 5th ANNIVERSARY LIVE "The world is all one!!"」初日

Dscf2516 待ちに待った、私にとって恐らく今年最高最大のイベントになるであろう「THE IDOLM@STER 5周年記念ライブ」。年々、「アイマス」ライブ参加への意欲というか、気持ちが強く大きくなっている今年は、作品5周年ということもあって「集大成」となるだけでなく、新作の発表もあるという色々な意味で楽しみな2日間。

 昨年は物販開始時間に合わせて現地(水道橋)に行くと既に長蛇の列で4時間も並んだという、体験したことの無い未知の領域に足を踏み入れた反省(笑)も踏まえ、物販開始時刻より1時間半くらい早く現地到着出来る様に出発。場所が幕張ということもあり、水道橋に比べれば大変ですが、東京ゲームショウに行く感覚で行けば無問題ということで。

 8:40頃現地に到着するとゲームショウの時とは違い、周囲にはちらほら程度の参加者を見かけるくらい。「流石に早く来過ぎたか?」とか思ったりしたものの、会場が近づくにつれ長蛇の列が見えて来て、その思いは一蹴。それでもそこそこ早い方に見えました。この時は(汗)。
 物販が定刻通り開始になると列がどんどん進むので、「今回は楽勝か?」と思いきや、結局待った時間は4時間(汗)。それでも、主目的のアイテムは購入する事が出来(売り切れもそこそこありました)、4時間も待ったこともあってテンションが高い為、想定以上の出費。まぁ、これは「お祭り」という雰囲気が効いた訳ですが、それはそれ。にしても4時間待った感覚が無い。慣れたのかなぁ?(苦笑)

 13時頃に物販から開放され、お昼ご飯。これまたゲームショウの時と同じ恒例の「とんかつ和幸」。活力を求め、定食のご飯、味噌汁、キャベツそれぞれを3杯お代わりするなど(生ビールも付けたくらい)、ハイペース。流石に食べ過ぎたかな?と思いつつ、一息吐いて14時過ぎにお店を出ました。
 その後、場所を移してロッテリアで半額シェーキを購入し、屋内で開場時間まで休憩。流石に紫外線が強く気温が高い中で4時間も並んで、お昼をたらふく食べた後ということもあったのでちょっと眠いかも…、ということで予習しつつテンション上げつつ30分くらいお昼寝(笑)。15時40分くらいに会場へ。その前に万全を期す為にコンビニで栄養ドリンク注入。気休めでしかないと思いつつも、何となく景気付け。

 会場に着いて間もなく開場。昨年JCBホールでの入場のゴタゴタが嘘の様にどんどん入場。しかも、カメラチェックなどをせずに入れていたのは好印象。ファンを信用して欲しいと常々思っていたので、入場時から気分が良いのは嬉しい限り。
 幕張イベントホールでのライブ体験は初めてということもあり、会場の雰囲気は全く分からなかったのですが、入ってみると会場の大きさにテンションアップ。更に座席に着いて、位置関係も含めてステージは遠いけれど文句無し(2F Aブロック10列)。

 会場内では待ち時間の間、歌が流れているのは極々普通ではありますが、開演時間が近づくにつれ、人が多くなるにつれ、その歌でコールなり拍手が上がるという状況に、参加者の誰もが楽しみにしているライブであることを感じられ、こちらも気持ちが高揚します。

 開演定刻の17時になり場内アナウンス。その5分後、スクリーンに高木社長からの諸注意。相変わらずネタに溢れたとても楽しい前振り。そして、5周年記念ライブ開演!!

 開幕曲は勿論「THE IDOLM@STER」。幕張イベントホールを埋め尽くす物凄い数のサイリウムの光。1曲目は全員のサイリウムが一番綺麗に輝いていることもあって、物凄い光の海を体験することが出来ました。会場後方の2Fである私の座席だからこそ堪能出来た光景ではないでしょうか。この光景は忘れられないものになりそうです。

 1曲目が終わり既に場内最高のテンション。挨拶もそこそこすかさず2曲目へ。するといきなり「キラメキラリ」! まさか2曲目から自分が最高のテンションに持って行かれるとは予想していなかったものの全力全開。会場内がウルトラオレンジで染まる光景にも感激。そして続くは「乙女よ大志を抱け!!」。もう私を殺す気かと思うくらい物凄い流れ。これは勿論場内も同じ。埋め尽くす赤のサイリウムにこれまた感動。その後も強烈なヒットナンバーをノンストップで連発。これまで経験したことのない出演者と観客との「全力全開」の戦い。汗の掻き方も尋常ではないのですが(笑)、こんなに気持ちの良いライブは初めてです。
 ステージ上の皆さんのパフォーマンスも驚きのパワーアップを見せており、特にダンスパフォーマンスは昨年から比べても凄過ぎます! 特に沼倉さんの「Next Life」はダンサーの助けもあると思いますが、圧巻でした。

 2010年、2009年くらいのヒットナンバー10曲を終えて、やっと一息。…かと思ったら、また大きな波が押し寄せます。「奇跡の軌跡を」という今回のライブは、これまでの「アイドルマスターの歴史」を皆で振り返ることが1つのテーマ。振り返る最初は勿論アーケード版。そのPVが流され、観客が思い思いに振り返っているのも束の間、アーケード版で「アイドルマスター」の基礎を作った楽曲達をノンストップで4曲披露。もう懐かしさすら感じるのが不思議ではありましたが、やはり盛り上がります。これでもか!というくらいに。

 そして、次の波は勿論「Xbox360版」の発売。PVが流れた後、披露されるのはその時の新曲。追加の6曲はどれも素晴らしく、ここから「アイマス」の世界に足を踏み入れた私も、これらの楽曲の完成度があって扉を開けたのですから思い入れがあります。これまたノンストップで代表曲3曲披露。

 次は「Live for You!」の発売。限定版に同梱されていたOVA(笑)が流され場内には笑いが。このアニメを既にネタにしてしまっているこういう感覚、何か嬉しいですね。そして、代表曲3曲を披露。「shiny smile」「Do-Dai」「my song」はどれも大好きなので、もうヒートアップは止まりません。

 そして、ようやく2回目の一息(笑)。ちょっとしたトークに花を咲かせるのも束の間、ゲーム本編から離れた楽曲群を8曲連続披露! 季節柄唄わないと思っていた「メリー」「バレンタイン」が来たのは嬉しい誤算。「サニー」は予想通りでヒートアップ。そしてまさかまさかの「ファミソン8BIT」から2曲、「Vocal Collection」から1曲と本当に「集大成」と言えるチョイス。特に「ファミソン8BIT」は、私にとって愛すべきナムコゲームとのコラボレーションだったので、周囲に比べても私のテンションは高めだったかも(笑)。

 765プロとしてのオーラスはPSP版。PVが流れた後、待望の「オーバーマスター」「Colorful Days」。ここまで来て改めて、新作が発表された時の最初を飾る1曲の完成度が群を抜いて高いことを感じました。「アイマス」の場合、全ての楽曲が異様と言えるほど完成度が高いこともあって、代表曲は本当に隙の無い出来。それをこの2曲で実感。「オーバーマスター」ではダンスを、「Colorful Days」では「EXILEもどき」(笑)を堪能出来て最高でした。その他の2曲も文句無し。

 全ての振り返りが終わったのかな?と思ったら、初見のPVが。待望の新作のPV!!

 もう、流れ出す映像に感動しまくり。やはりPVの作り方が上手い! そして、「2nd Vision」の本当の幕を開ける楽曲が流れ始めます。タイトルは「The world is all one!!」。そう、このライブの冠となったタイトルなのです。熱いものが胸に込み上げて来ました。1年後の物語であるということ、国民的アイドルを目指すこと、最初から3人組であること、団結がテーマであること、雰囲気が変わったキャラも多いことなど、全てがキラキラしていました。何より「The world is all one!!」の歌詞。「一人では出来ないこと、仲間となら出来ること」「空見上げ手を繋ごう この空は繋がってる」とか、テーマがストレートに押し出された名曲確定の1曲でありました。そして、機種はXBOX360! 実はこの機種選定は6月中頃に知る機会があったのですが、こうしてPVでそれを実際に見ることが出来て、耳にした以上の感動を覚えました。

 PV終了後にガミPこと坂上プロデューサが登場。変わらずのヘンタイコールに微笑みつつ、発表出来たことに安堵の表情を浮かべていたのが印象的でした。そして、PVだけでなく「The world is all one!!」を生披露! 既に会場内のプロデューサーさん達はノリノリで、完璧な順応振りだったと思います。勿論、私も?(笑)

 この発表を持って幕を閉じるという何とも憎い演出。しかし、会場はこんなテンションでは終われる訳がありません。会場を揺るがすアンコール! すると、それを待っていたかの様に、一息吐いてから全員登場! そして、これまた名曲「GO MY WAY!!」。もう、新作発表のテンションを受け止められる曲はこれしかない!という盛り上がり。「さぁ行こう、Yeah!」の歌詞に合わせ、タイミング良く放たれた祝砲もそんな雰囲気に更に華を添えていたと思います。そして、続けて「THE IDOLM@STER」。やはりこれで締めるからアイマスライブは美しい。感謝や喜びに満ちた会場はもう言葉では全てを表現できないものがありました。ずっと、この作品に関わり続けて行こう、そんなことを思わせてくれた本当に素晴らしいステージだったと思います。

 セットリストとして「何が唄われるか」というこも楽しみの1つではあるのですが、他のライブと一線を画すのが「アイマス」の真骨頂として「誰がどの歌を唄うか?」ということを楽しめること。それは今回のライブでも健在。基本的に曲のタイトルすらアナウンスされないことも多い「アイマス」ライブは、知れば知るほど奥の深さに魅せられて行く様にも感じています。それでいて決して敷居が高い訳ではないのも特筆すべきポイントかと(私が入って行けたくらいですから(笑))。

 公演時間3時間半。曲数36の超ボリュームのライブは、本当に感動的でした。そして熱いステージでした。パワーアップしたボーカルやダンス、5年の歴史を余すところなく共有出来たことや、この先の未来を感じさせてくれたことなど、私にとってこれまで参加したライブの中で、間違いなく最高のライブとなりました。ただ、今回ライブ前に自分に課した「歌い手に準じたサイリウムの切り替え対応」の採点は50点くらいという反省点が多いものであったので、明日はその辺りを修正して臨もうと思っています。また、公式サイトには今日観たPVもアップされている様なので、それもタップリ観て行きたいですね。

 それと、今回開演前に飲んだ栄養ドリンクが効果覿面。満腹過ぎるくらい食べた昼食も問題なく消化され、終演時には程よい疲れと満たされた心で会場を後に出来たくらいです。これは特筆しておきたいと思います(笑)。

 また明日もあるというのが不思議な気持ち(同じライブを2回行くのは初体験)。本日とは構成をガラリと変えて来ることも予想されますが、こちらも全力全開で臨む所存です! 既に腕、腹筋、喉が筋肉痛という状況なので、どれだけ全力だったか感じて頂けるかと思いますが(笑)、この拙い感想で何かを伝えられたら…と思って今の思いを書き記しておきたいと思います。

 とにかく、本日参加された全国のプロデューサーの皆さん、関わったスタッフの皆さん、出演者の皆さん、本当にお疲れ様でした&明日も宜しくお願い致します!

■ちゃんとメモした(笑)セットリスト ※でも誰が歌ったかまで細かくメモれませんでした…

  1. THE IDOLM@STER
  2. キラメキラリ ※2から6まで中村、仁後、滝田、平田、下田、原で組み合わせ
  3. 乙女よ大志を抱け!!
  4. 迷走Mind
  5. L・O・B・M
  6. いっぱいいっぱい ※7から11まで今井、釘宮、沼倉、長谷川、若林、たかはしで組み合わせ
  7. 目が逢う瞬間
  8. フタリの記憶
  9. Next Life
  10. キミはメロディ
  11. エージェント夜を往く ※アーケード版PVを流した後
  12. 魔法をかけて!
  13. ポジティブ!
  14. 蒼い鳥
  15. 私はアイドル▽ ※Xbox360版PVを流した後
  16. relations
  17. 思い出をありがとう
  18. shiny smile ※Live for You! PVを流した後
  19. Do-Dai
  20. my song
  21. メリー ※以降、ゲーム本編外の選曲
  22. バレンタイン
  23. サニー
  24. inferno
  25. Labyrinth ※ファミソン8BIT(パックマン)
  26. Fly High! ※ファミソン8BIT(ドラゴンスピリット)
  27. Melted Snow
  28. オーバーマスター ※PSP版PVを流した後
  29. Colorful Days ※12Colors
  30. 隣に…
  31. またね
  32. The world is all one!! ※GAME VER. 新作PVのお披露目。ガミP登場の後

 アンコール

  1. GO MY WAY!!
  2. THE IDOLM@STER

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2010年7月 2日 (金)

明日からのアイマス5周年記念ライブ、出撃準備完了!

Dscf2514  とうとう明日となったアイマス5周年ライブ。自分の中で確実に大きくなったこの「アイドルマスター」というコンテンツには色々な思いが詰まっています。「集大成となる」とアナウンスされた今回のライブ、とても楽しみにしていました。自分の中の現在の双璧を成している「テイルズ オブ」よりも恐らく上のテンション。これって実は凄いことなのでは?と時々思うことがあります。

 そんな話は取り敢えず置いておいて(笑)、公式に「集大成」を謳っているのですから、こちらも全力をステージに叩き込んで来ようと思っています。だからこそ、ライブ参加3回目となる今回は、自分の集大成がどの程度なのか自分に課題を与えてみました(笑)。

 用意した「光モノ」は、各キャラに対応出来る様に。「ここぞ!」と自分で決めている箇所で大閃光を放てる様に。ちなみに、写真に載せたのは1日分なので、2日間で単純に二倍あるということで。これは私にしてみれば凄いことなのです(笑)。

 何はともあれ明日。

 明日からのステージに、自分の思いを全て声援に換えて、全力で臨みます!

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2010年7月 1日 (木)

ねんどろいどぷち「Fate/stay night」

Dscf2513 「Fate/stay night」のねんどろいどぷちが発売となりました。いわゆる「トレーディングフィギュア」ではありますが、BOX購入することで全種類揃うことから、当たり前の様にBOX購入。厳密に言えばセイバーだけで良いのですが(笑)、その他も出来に問題はありませんし、揃って並べる満足度も高いのは間違い無いので問題無しです(トレーディングの意味は無いですが、1BOXで揃う様にしているメーカーの配慮は嬉しい限り。昔は酷いのもありましたから…(苦笑))。

 で、1BOX12箱入りで、全11種+シークレット1種の12種類(セイバー、凛、桜、ライダー、イリヤスフィールが通常と戦闘態勢(笑)の2種ずつにプラスし、パジャマセイバー、へたれセイバー(シークレット))が揃います。

 個人的にセイバー・リリィが無いのが残念だったものの、総じて納得のラインナップでした。男性キャラが一切入っていないのは、ターゲット層を鑑みてだと思いますが、せめて士郎とアーチャーくらいは居ても良かったかな…というのは贅沢でしょうか(笑)。

 シークレットのへたれセイバーですが、乗り物としてのライオンはプルパックゼンマイによって走ります。激走するセイバーというのも良いですね。

 「ねんどろいどぷち」はアイマスに続いての購入となりますが、クオリティに文句は無いもののどんなキャラであっても割と雰囲気が似通っている為に、沢山増えると個性が消えてしまう様にも思うので、その点は注意が必要かもしれません。

 何れにせよ、出来の良いアイテムは手にすると嬉しいものです。

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