ようやく?「新世紀ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:序&破」鑑賞
続けての「ようやく?」となった劇場作品鑑賞(笑)。まぁ、たまにはこうして映像鑑賞するのも悪くないかな…と。
という訳で、これまた話題になった劇場作品である「新世紀ヱヴァンゲリヲン 新劇場版」の「序」と「破」を続けて鑑賞しました。こちらは最新レンタル版なので、バージョンはそれぞれ1.11と2.22です。劇場公開時は、興味はなくないものの特別「お金を払って観に行きたい」という気持ちが全く起きず、「いつまでエヴァに振り回されているの?」くらいの感覚だったので、「完結してからで良いや」という思いでした。そんな中、「レンタルなら…」くらいの気持ちは起きたので、今回の鑑賞となりました。
先ずは「序」から。
「今の技術で作り直したらこうなるな」という映像に「へぇ~」と思うものの、基本はこれまでに積み重ねて来た「エヴァンゲリオン」そのまま。細かな点から大きな点まで変更点はあるものの、大筋は同じ。普通に楽しんで観れましたが、特別騒ぐ程のものではないかな、というのが印象。それでも、ヤシマ作戦の演出は手に汗握るものがあったのは流石だな、と。
続けて「破」を。
結論から言えば、もう絶句でした。言葉になりません。基本ラインは似ているのですが、1つも同じところがありません。私の知っている「エヴァンゲリオン」の中に無いこと”だけ”で構成された本編には、正直驚かされました。まさか、こんな気持ちになるとは思わなかっただけに、こちらは当時騒がれていた理由が今更ながら分かった気がします。
個人的にショックだったのはアスカに起きた展開。構えてなかっただけに、驚きを隠せませんでした。それでも、次回予告「Q」を観て安心出来たのは良かったかも(と言っても、もうどんな展開になるのか全く分からなくなっている現在。予告を観ると次回は劇場に行ってしまうのではないか、くらいのモノがあります)。
細かく書いてしまうとネタに抵触してしまう為にこれ以上何も言えませんが、当時「エヴァンゲリオン」を観ていた人には、機会があれば観てみても損の無い映像に仕上がっていることだけは伝えたいかな、と思いました。敢えてオススメすることはしませんが、当時持っていた「エヴァンゲリオン」の魅力は、これだけ繰り返されても、やはり時代を越えて残るのだな、と改めて感じるに至りました。
完結がいつになるのか、本当に完結するのかも含めて分かりませんが(笑)、どうせここまでやったのであれば、最後は観終わった人に等しく「面白かった!」と言わせるものにして欲しいと願わずにはいられません。TVシリーズや当時の劇場版の様な悲劇は繰り返さないで欲しいです。
それと、映像は本当に良く作られていました。これまたメディアを持つならBlu-rayしかない、と思わせる精細なものでした。最近、素直に「凄い」と感じられる映像の劇場作品視聴が続いている為、尚更TVシリーズを観る気になれなくなっているかも…(この夏、新番視聴はゼロですから)。でも、1年後とかでも、良いと思える作品、評価的に雑音の消えたタイミングで観るというのが、今の私にはどうやらピッタリの様です。
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