「怪し会 ~参~」
朗読会「怪し会 ~参~」に行って来ました。場所は高尾の1つ手前にある西八王子という、中央線1本とはいえ決して近くは無い場所。当ブログのコメント欄にて教えて頂き、折角能登さんが出演されるということもあり、これまた運良く休みを取れる日の出演が決まったというからには行かない訳にはいきませんよね(笑)。
秋葉原に用事があったので時間を読んで行動し、予定より少し早い17:20頃に西八王子に到着。目的地に地図を頼りに移動。それっぽい集団が居たのでそのまま着いて行くことにしたのですが、これが間違いの始まり(苦笑)。どうも違うところに進んでいる気がして、途中で道を変更。この判断は正しかったものの、それまで派手に違う道を進んでいたので、行くべき道に再度合流するのにかなり時間を要してしまい結局開始時間ギリギリに到着。まぁ、間に合って良かったものの、ちゃんと自分で進まないと駄目だな、と反省…。
到着した了法寺というお寺は勿論初めて行ったのですが、到着して驚いたのが入り口にいわゆる”萌えキャラ”が描かれていたこと。「え?」と思いましたが、どうやらここはそういうお寺らしいです。色々あるのですねぇ…。
それはともかく。受付を済ませて早速本堂へ。最後列ではあったものの、朗読会であることもあって演ずる方々の顔が見えずとも、楽しむことは出来るので特にめげることも無く着席。そして間もなく、和尚様がお経を詠み上げて感謝と供養、そして本日の会の成功を。参加者も合掌し、南無妙法蓮華経を唱えました。
汗だくで到着したものの、お堂は空調が効いていて涼しかった他、灯りは最低限度に限られていたことや、本当に静かだったこともあって、雰囲気もバッチリだったので、直ぐに落ち着いて朗読を聴ける状態になれたのは良かったです。
演目は前半5編、後半5編。途中15分の休憩を挟んで、約2時間。初めのお経も含めて2時間半くらいですが、あっという間の時間でした。茶風林さんが自ら選んだという特製のおつまみとお酒を休憩時間に嗜み、美味しかったこともあってついつい2本目を購入し(1本目とおつまみ、枡はチケット代に含まれています)、趣のある会を存分に楽しんでいる感じです(笑)。休憩時間は、お酒についての解説を茶風林さん自らが話してくださった他、今回の朗読原作者の木原浩勝さんとの対談的な雑談もあり、これまたあっという間の休憩時間でした。
最初の目的となっていた能登さんの出演ですが、全10編中主演は2編、助演は1編というもので、各編で役者さんが入れ替わる為に想像していた感じの朗読ではなかった(大きな1編を皆さんで演じるのかな?と思っていた)ものの、役者の皆さんそれぞれの持ち味を活かし、能登さん云々に関係なく楽しめるものでした。音響効果や役者さんの配置などから臨場感も結構あり(真後ろから声が聞こえるなど)、話自体はそれ程恐いものではないのですが、急に大きな声や音が出るとビクッとしてしまうのは仕方が無いですよね。前半の開始時、後半の終了時にそれぞれ「ほ、ほ、蛍来い」と歌ったり、その後クスクス笑ったりする部分は、「フラジール」を思い出しましたが、これは会場で私だけかも(笑)。
個人的に能登さんの「閻魔あい」的な声や演技だったり、もっとおどろおどろしたタイプの演技が堪能出来るかな?と思っていたので、その部分においては満たされなかったものの、”朗読”というキャラクターを演じるのとは異なる表現や空気感を生で味わえたのは貴重且つ充実した時間を共有出来たかな、と思っています(どちらかと言えば、「地球NOTE」的だったかも)。
最後はアンケートを記入して出して、出迎えてくれていた役者の皆さんにご挨拶して了法寺を後にしました。残念ながら能登さんのお姿は見付ける事が出来ず(特別探した訳ではありません)、お話どころかご挨拶すら出来なかったものの、まぁ、そんな機会を期待していた訳ではありませんので、それはそれで。伊藤美紀さんはいらしたのですが、他の方とお話されていたので、軽くご挨拶した程度。どうせなら「アストロ番外地」の話でも出来れば良かったのですが(爆)。
ということで、久し振りに能登さんの元気なお姿を拝見しただけでなく、美味しいお酒とおつまみ、そして臨場感のある会場で役者の皆様の演技も堪能出来た、良い時間を共有出来た事に感謝します。
次の機会があり、タイミングが合えばまた参加してみようかな、と思います。
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