「ブレイクブレイド」第一章・第二章と「ガンダムUC」episode.1を視聴
観たいな、と思いつつなかなか機会が作れなかった「ブレイクブレイド」と「ガンダムUC」を、ようやく観る機会に恵まれ、視聴することが出来ました。「ブレイクブレイド」は、私にしてみれば久し振りのアミノテツロ監督作品ということで楽しみでしたし、「ガンダムUC」は「逆襲のシャア」から連なる宇宙世紀の物語であることからも「本家の続き」という意味でも楽しみでした。
先ず最初に観たのは「ガンダムUC」。
そのクオリティは映像も音楽も「流石!」と思わせるもので、直ぐに惹き込まれました。そして色々なところで「宇宙世紀」を感じられる演出もあり、背筋がゾクゾクしまくりです。もう、ヒロインのオードリーは誰だか一目瞭然なのですが(笑)、その辺りも含めてどんな物語が展開して行くのか、楽しみで仕方が無いという感じです。もう最後の場面になる頃は「テレビに噛り付いている」という表現がピッタリなくらいでした。1巻としての終わり方も最高潮でのお預けで「ヤラレタ!」という感覚になれます(笑)。
全6巻ということですが、ようやく2巻の発売の話が出て来たくらいなので、完結までには3年以上は掛かると思うものの、このクオリティで文句無しの1作として仕上げて頂くことが約束されたと思えば、待てると思います(勿論、もっと早くリリースして欲しいとは思いますが)。
その興奮を引き摺って次に観たのが「ブレイクブレイド」。
最近劇場作品の連作というのが流行っている様に思えますが、OVAとしてだけでなく、劇場公開した後に作品リリースという形を取るのは、話題作りの為にも有効なのかもしれませんね。逆に言えば、劇場で上映するくらいのクオリティを持っていなければならず、それはある意味「自信の表れ」なのかもしれません。
で、「ブレイクブレイド」ですが、「ガンダムUC」を観た後ということもあって、そちらに食われてしまうのではないか?という危惧はあったものの、第一章、第二章を続けて観た効果もあって、こちらはこちらでとても楽しめました。最初こそ「機甲界ガリアン」と「鉄のラインバレル」や「蒼穹のファフナー」を足した様な作品?とか思いましたが、演出が上手いのか観ながらキャラクターの位置付けや性格、各国間の関係性などの理解が進み、気持ちが乗って来ました。既に第三章を観たい気持ちが向上しているくらいです(笑)。第一章と第二章を続けて観たのも大きな要因だと思いますが、作品のポテンシャルあってこそだと思います。
個人的にもう少し音楽効果が高い方がもっと熱くなれるかな、とは思いますが物語は十分に楽しめています。その他にもプロダクションI.Gとジーベックが一緒に創っているということだったり、監督が羽原信義氏で総監督がアミノテツロ氏だったりすることで、それぞれの特色を感じながら観られるというのも、1つの楽しみ方かな、と感じています。
ということで、どちらも観終わった時に「続きが観たい!」と思ったのは、実は凄いことかな、と。それと同時に、両作品共、今私が観たい作品のど真ん中を行ってくれたということが凄く良く分かりました(如何に今のテレビアニメが好みでないかも一緒に分かりました(笑))。
どちらも個人的には十分楽しめ、観れて良かったと同時に続きが観たい!と強く感じた作品でした。ここ最近の中身が薄い作品に飽きた人には薦められる作品ではないかと。
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