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2010年11月25日 (木)

2010年末商戦購入ソフト第一弾は「怒首領蜂 大復活」

Dscf2681 今年も例外なくやって来た年末商戦。2010年は少々ソフト購入ペースが落ち、この年末商戦も購入本数は増えたものの、昨年よりは穏やかな印象があります。

 昨年書いた記事を読むと10月末購入分から年末商戦スタートと書かれてありましたが、今年は連続し始めるのが11月末からということで、今回の購入分からカウントしようと思います(笑)。

 ということで、2010年の年末商戦第一弾は「怒首領蜂 大復活 Ver.1.5」です。

 私が最も好きなゲームのジャンルはシューティングなのですが、特別上手いプレイヤーではありません。それでも、破壊の爽快感だったり、演出による物語性だったり、闘志を掻き立てる音楽だったり、最も単純に、そして明確に面白さが伝わるジャンルということで、昔からお世話になって来たジャンルです。特に魅せられたのは「グラディウス」や「サンダーフォース」の様な硬派な世界観を持つSFの横スクロールモノ。敵弾が上から下に高速で飛んでくるのは自分の目が付いて行かないこともあって、縦スクロールモノは苦手というのもあると思いますが、これまであまり縦スクロールシューティングを好んで選択することはありませんでした。

 そんな中、今回選択した「怒首領蜂 大復活」は、「デススマイルズ」を皮切りに「虫姫さま ふたり」など、私の中で「とても遊べない」と思っていたいわゆる”弾幕系”に分類されるシューティングを「腕前に合わせてシューティングの本質を楽しむことが出来る」と認識されてくれたケイブの新作であり、そのパッケージビジュアルにも惹かれたということから手に取った1本でした。

 一応、セガサターンで「首領蜂」「バトルガレッガ」「怒首領蜂」などを所有し、プレイした経験もあるものの、その後の「怒首領蜂 大往生」は全く気に留めていなかっただけに、今回「大復活」が目に留まったのは、「デススマイルズ」や「虫姫さま ふたり」の印象があってこそ。

 前置きが長くなりましたが(汗)、早速プレイしてみました。

 最初はXbox360モードをプレイ。その難しさは半端の無い程ではあるのですが、無限コンティニューのお陰で取り敢えずエンディングまでプレイすることが出来ました。しかしながら、プレイはそれだけで終わらず、回数を遊んで行くうちに「こんなの無理!」と思えていた攻撃をすり抜けられる確率(笑)も上がり、テンションが上がって行くバランスは流石の一言。連射による通常ショットと押しっぱなしによるレーザーの使い分けで生まれる戦略、カウンターレーザーによる押し返しの高揚感、破壊し続けることで繋がるコンボ数とそれを長く続けて行った時の独特の緊張感、オートボムによる緊急回避での無駄死感排除、機体によるクセの違いによるプレイ感覚(攻略法)の違いなど、派手な爆発、緻密なグラフィック、熱い音楽など、私の様な甘ちゃんプレイヤーをも惹き付けてくれる作品だと感じました。
 続いてアレンジモードA、アレンジモードBとプレイをしましたが、これまた基本は同じゲームでありながら、ちょっとしたルールが変わるだけでまたプレイ感が異なり、遊び尽くすのにどのくらい要するのだろうと心配になるくらい(笑)でした。
 最後にノービスモードをプレイしたら、私くらいの弾幕系初心者にはこのくらいのレベルは丁度良く遊べますね。システムの理解も相俟って、気持ち良く遊ぶことが出来ました。

 改めて感じたのはXbox360くらいスペックの高いマシンだと、シューティングとしての表現の幅が広がるのだということ。ファミコンで「エグゼドエグゼス」をプレイした時、敵が沢山出て来ると画面がちらついて、遊べるレベルとは言えないものになったことを思い起こすと、改めて「凄い時代になったんだな」と思わずにはいられません(笑)。

 「怒首領蜂 大復活」、私の様なプレイヤーでも楽しめる懐の深さを持っている作品なのは有り難いことですし、「スコアを競う」という昔ながらの遊びを今でも提供してくれていることも嬉しいところです。「縦シューは苦手」「弾幕系はとてもじゃないけど遊べない」と感じている人にこそ、プレイしてみて欲しい1本です。ゲームを理解し、自分のスキルが上がったことを実感出来ることはゲームの”本質的な楽しさ”だと思うので、それが素直に味わえるシューティングゲームというジャンルは廃れないで欲しいと、素直に感じさせてくれた1本です。

[2010.11.26追記]
 発売日の翌日に本作の「ブラックレーベル」が来年2月に発売されることがアナウンスされました(苦笑)。ダウンロードによるアップデートが出来るの良いとして、別個パッケージで販売されるものには、そこにしか収録されないアレンジモードが搭載されているとか。メーカーの都合もあると思いますが、こういう商法をされては「未完成品を掴まされた」とユーザーが感じてしまうと思いますし、発表時期も含めてもう少し考えて欲しかったですね…。まぁ、ブラックレーベルは難し過ぎて遊べないので私にはある意味関係ないと割り切りますが…(苦笑)。

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