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2011年5月29日 (日)

「テイルズ オブ フェスティバル2011」5/29公演 昼・夜

 昨日に引き続き、「テイルズ オブ フェスティバル2011」に参加して来ました。昨日よりも確実に悪い天候ではありますが、物販関連は考える必要が無いので、開場時間に合わせて現地入りすれば良い分、楽ではありました。

 会場に到着したのは11:30前くらい。雨や風はそこそこ強いものの、並ぶのが辛いレベルではなかったので一安心。今年1月の様に凍える寒さでもありませんし(笑)。

【昼公演】

 定刻通りに入場が開始され、程なくして入場・着席。昨日よりもちょっと前の21列目で今度は中央右寄りの通路近く。声優さんの通り道になるかも?とか思うものの、それについては特別興味が無いので開演してしまえば特別気にすることではありません(笑)。

 いつもの通り、開演30分前くらいの影ナレ1回目。担当はレイヴン。中華街、チャイナ服などのネタを仕込みつつアナウンス。歴代オープニング映像を経て(会場が湧くタイミングはいつも通りかな)、10分前の影ナレ2回目。担当はエミルとロイド。勿論、エミルはモード切替付(笑)。

 定刻13:00、2公演目開演!

 昨日と異なり、今回はアーティストライブがあるということと、後ろに3公演目が控えているということから、一番時間的制約のある公演である当会。結果として、ギリギリまでなかなかのボリュームを感じる公演となりました。

 内容としては「スペシャルスキット」「出演者トークショー」「テイルズオブ15周年記念コーナー」「テイルズオブエクシリア最新情報」「BACK-ONライブ」。昨日から削られたのは「エクシリア」以外の情報コーナー。15周年記念コーナーの紹介タイトル数も少なくなったものの、サイズ的には丁度良いくらいでした。

 昨日”ド”が付くほど緊張していた森永理科さん(司会的なことをやること自体初めてとのこと)は、初日の経験がどのくらい活きるのか…と思いきや、リセットされてしまった様で(笑)、小野坂さんは色々気苦労が絶えない一日になりそうです。

 スペシャルスキットは「犯人は誰だ?消えたエクシリアを探せ(だったと思う)」。完成間近のエクシリアの開発データ一式が盗まれたということで、その犯人探しに奔走する…という物語。2008の時、ロイドが「アビス」のTVアニメ1話のフィルムを盗んだことなどもネタに入っていたり、出演者の複数役担当(エミルのモードチェンジ、レイヴンとシュヴァーン、ルークとアッシュ、アスベルとワルター)も入り混じって賑やかなスキットでした。恒例となった秘奥義の叫びもあり、今回の3公演の中では最も楽しんだかな?と思えるスキットでしたね。

 出演者トークショーでは、この日初参戦となる白石涼子さん、竹本英史さん、沢城みゆきさんを主体に、昨日参加していない鈴村健一さんや下野紘さん、櫻井孝宏さんも含めながらのトーク。竹本さんの位置付けや沢城さんの存在感が印象に残りました。

 「エクシリア」の情報コーナーでは、昨日は無かったミニスキットでのキャラクター紹介があり、ジュードとミラの関係性や雰囲気をより理解することが出来ました。そして、馬場プロデューサーが登場し、昨日発表された色々なことを発表。それらについて全く知らなかった沢城さんが、その1つ1つに対し「それって、凄くないですか?」を連発。特に、浜崎あゆみさんからのメッセージビデオを観た後に流された「エクシリア」のオープニング映像は、感動し過ぎて言葉を失うくらいで、その驚きの表情や反応が凄く印象に残りました。何やら、沢城さんはこの「エクシリア」の仕事をマネージャーから淡々と知らされたらしく、ゲームの仕事の1つとして捉えていたらしく、仕事を重ねて行くうちに少しずつ凄い仕事であることを知ったとのことで、その衝撃の集大成がこの日に一気に押し寄せたからの様です。それを聞いた小野坂さんは事或る毎に「そのマネージャーさぁ」と言い、沢城さんが「ちゃんと言っておきます」と繰り返すやり取りも楽しかったです。今回、システム部分のPVは、開演前のCMで流されていたので、このコーナーではオープニングとイベントPVのみでした。

 「テイルズオブ15周年記念コーナー」は、昨日に引き続き名場面の発表。今回は「レジェンディア」「リバース」「ヴェスペリア」の3作品。これまは、出演者の居る作品は、選ばれた場面のゲーム映像を観た後、台詞を生披露。この時、そのシーンの気分を盛り上げる為ということで、他作品のキャストが代わりの位置に割と忠実に配置されるという、小芝居的なものなったりというのが可笑しく、昨日とは同じ様な発表にしない仕込みは飽きさせない演出として素敵でした。演じていた鈴村さんや鳥海さんだけでなく、周りの出演者さんも楽しんでいる姿が印象的でしたね。

 ライブ前に機材セットの為の繋ぎ時間。登場するは我らがビバ☆くん(笑)。何も変わらない小野坂さんとの軽妙な(?)やり取りが楽しく、「口動かして!」は無かったものの、「袖見えてるよ!」「足見えてるよ!」とか退場するまでの流れも含めて楽しめて嬉しかったです(実はこのコーナー凄く楽しみにしていたので(笑))。

 準備完了して始まったBACK-ONのライブ。「レディアントマイソロジー2」のオープニング「fryaway」、レディアントマイソロジー3のエンディング「流れ星」を披露。そして、Meさんを加えてレディアントマイソロジー3のオープニング「with you」を披露。全力全開のパフォーマンスで魅せてくれ、こちらも予想以上にテンションアップ。ラップ系の歌は決して好きとは言えないのですが、BACK-ONの楽曲はロックの中に上手く乗っているので私でも親しめるのが嬉しいところです。ある意味敷居を下げてくれている様に感じています。
 BACK-ONのパフォーマンスが終わった後、ちょっとしたトークが行われ、そこでもしやのMeさんが「シンフォニア OVA第三期」のオープニング「ホ・ン・ト・ウ・ソ」を初披露。これはちょっとしたサプライズ。メロディラインに「シンフォニア」のオープニングである「Starry Heavens」「そして僕にできるコト」を踏襲し、積み重ねて来たからこその詞が活きていると感じました。映像がテセアラ編のオープニングの使い回しだったのが気になったものの(やはり、あの映像は「天空のカナリア」のものですから)、本当の映像に合ったものを観る日を楽しみにしたいですね。

 全て終わって出演者勢揃いで一言ずつご挨拶。最後に出て来たBACK-ONのボーカルTEEDAさんが全力を出し過ぎてヘトヘトということで、回復して欲しい旨依頼(笑)。ファーストエイドを出演者全員に掛けてもらう(自分の演じるキャラがファーストエイドを唱えられない時はグミを投げる)、ということで順番に進めるものの、その殆どが「グミ!」というのが可笑しかったですね。結果、ティア、レイヴン、ゼロス…は閃空裂破というオチ(笑)。

 最後はまともに「ビバ☆テイルズ オブ!」で終了。最後の影ナレはアスベル。3時間ちょっとの公演は、初日1回目とまた違った楽しさのある満足度の高い公演となりました。次の公演があるのにまさかここまで公演時間を取ってもらえると思っていなかっただけに余計に密度が濃く感じたのかもしれませんね。

 で、会場の外に出るとかなり風も強く激しく降る雨に足元はずぶ濡れ。そんな中、入場待機列へ。それでも、開場まで40分くらいなので、まぁ何とかなるかなという感じ。

【夜公演】

 然程辛い感覚もなく、定刻通り間もなく入場開始。

 今回の公演は全国の映画館で「ライブビューイング」という、パシフィコ横浜からの中継を映画館のスクリーンに映して一緒に楽しめるという企画もあり、こちらは時間厳守である必要もあることから、昼公演以上に時間に縛られるという、これまでの最終日の公演とは全く逆の発想となる公演(笑)。それが公演内容にどう影響するのかは分かりませんが、変わらず楽しめれば。着いた席が11列目(実質3列目)という嘘みたいな座席なので、肉眼でステージを楽しめるのも前2公演と違うところですね。

 影ナレ1回目はセネル。シャボン娘やギートと一緒にいたモーゼスも投げ飛ばす、永遠に種まきするグー姉さんを止めに行くという話は可笑しかったです。歴代オープニング映像を経て影ナレ2回目はルーク&ティア。グッズ販売でまたお金を払わずに持って来たのかと思えば、ソーサラーリングとミュウを代わりに置いて来たというルーク(笑)。毎回色々考えるなぁ…と感心。

 そして、18:00定刻通りに2011年最後となる「テイルズ オブ フェスティバル」最終公演開始!

 アシスタントとしての責務も忘れて盛り上がってしまい、電池が切れたと小野坂さんに評されてしまった森永さんは栄養補給したから大丈夫!と説明(笑)。泣いても笑っても最後の公演。問題なく楽しめるでしょう…と思ったら、まさかのアクシデントに見舞われることに。公演途中でスクリーンに妙なノイズやフラッシュが入り始め、まともに映らなくなってしまったのです。或る程度騙し騙し進行できるところは良かったのですが、ちょっとした足止めを食らう場面も。それでも、それ程深刻な空白が空くこともなく、上手く皆さんでフォローして乗り切ってくれました。アクシデント時に舞台上でのチームワークを見ることが出来たという意味では、貴重な回を観れた様に思えます。

 内容はライブアーティストが異なる以外は昼公演とほぼ同様で、「スペシャルスキット」「出演者トークショー」「エクシリア最新情報」「テイルズオブ15周年記念コーナー」「misonoさんライブ」。

 スペシャルスキットは「劇団”テイルズ オブ”」。ジュードとミラに「テイルズ オブ」の先輩たちが、日本の昔話をベースにした劇を見せてくれる、というもの。語り部にゼロスとジェイ。そこからしてどうなることやら…と思ったら、おじいさんにロイド、おばあさんがリタ、桃太郎がセネル、イヌにアスベル、サルにエミル、キジにレイヴン、赤鬼にルーク、鬼の手下にティアとユーリ。皆さん自由過ぎて滅茶苦茶。そこで1回仕切り直しをし、ジュードとミラにちゃんとしたものを見せようと若干配役を変更した結果は…という内容は大いに笑わせて頂きました。今回、全てのスキットにおいて、これまでの年に重ねて来たネタである「バルバトス」「俺は悪くねぇ」の様な使いやすい材料を使わず、全て変化を付けて来たことは大したものだと思いました。今回1人複数役も上手く使いこなし、「おぉ、そう来たか!」と思う箇所も多く、シナリオ的な完成度はさておき(笑)、試みはとても良かったと思います。

 出演者トークショーは、ライブビューイングの関係か、全員に順番で満遍なく話しを振っていた感じです。それはそれで良かったのですが、それが物足りなさも感じる要因になったかな?とも思うので、なかなか難しいところです。

 「エクシリア最新情報」では、ジュードとミラのミニスキットは昼公演と軸は同じながらもちょっと異なるものにしてあり、全公演観ている人にとっても違いを楽しめる様にしているのは流石。ここでモニターがかなり調子悪くなってしまったことを受け、馬場プロデューサーが登場しても大多数の発表事項はスクリーンを使えないことから口頭で説明することになったり大変そうでしたが、何とか乗り切りました。イベントシーンのPV、浜崎あゆみさんからのメッセージは何とかスクリーンを使えたのは不幸中の幸いでしたが、この公演を観た人だけ「エクシリア」のオープニング映像を観られなかったのは可愛そうかな…と思いました(もしかしたら、ライブビューイングなので敢えてオープニングは流さないつもりだったのかもしれませんが…)。

 「テイルズオブ15周年記念コーナー」では、「シンフォニア」「ハーツ」「グレイセス」の名場面を発表。ゲームシーンを流した後、出演者が生披露。昼公演同様、出演者総出で場面を創って演じるという形で、これまた楽しませてもらいました。場面の主演である小野坂さんも満足そうでした(笑)。「グレイセス」で選ばれたのはシェリアのシーンだったので、櫻井さんはプロデューサーが選んだオススメシーンを演じることに。このシーン、出来ればソフィ役の花澤香菜さんに居て欲しかったですね。

 最後はmisonoさんライブ。風邪をひいて喉が本調子でなかったとのことでしたが、それでもパワフルなステージで魅せてくれました。「ラブリー▽キャッツアイ」「tomorrow」「Starry Heavens~そして僕にできるコト」「VS」「二人三脚」を披露。まさか、「テイルズオブ」関連曲全披露とは思わなかったのでテンション上がりました。

 ライブ後、出演者全員勢揃いで一言ご挨拶。最後、misonoさんを招き入れ、サプライズとして、出演者の声も含めて会場全員の声援を含んで収録する「Tales...」。スクリーンには、全タイトルの主要キャラクターが映し出され、2011年の「テイルズ オブ フェスティバル」の最後を飾るに相応しい演出で締め括られました。

 ラストは勿論「ビバ☆テイルズ オブ!」。しっかり揃ったコールは、会場もライブビューイングで観ていた人達も1つになれた瞬間なのではないかな?と思いました。その後の影ナレは勿論、ジュードとミラ。東日本大震災も配慮したと思われる沢城さんの力強くも優しいミラの台詞はとても心に残るものがありました。

 最後の影ナレが終わった後、本当のサプライズとして、出演者の皆さんが全員再度ステージ上に勢揃いして、手を繋いでの一礼。名残惜しそうに手を振る皆さんの笑顔は、やり切った感もあったと思いますが、本当に楽しんだ後の笑顔だったのではないかと感じました。

 昨年に引き続き2日で3公演。しかも、1回の公演時間は昨年よりも長いと思うのですが、公演内容の基本軸は同じであっても、変化を入れようとする努力を感じることが出来た今回、また「来年も参加したいな」と思わせるものになってくれた事は嬉しく思うと共に感謝の気持ちでいっぱいです。

 参加された皆様、スタッフ並びに出演者の皆様、長時間お疲れ様でした&ありがとうございました!

 また来年、宜しくお願い致します!(笑)

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