公開から12年の時を経て観る「アキハバラ電脳組 2011年の夏休み」
私が自ら「ハマッたな」と思える数少ない作品の1つである「アキハバラ電脳組」。それは私のWebサイト「色即是空」内のコンテンツでも明らかで、その後立ち上げる事になる「アイドル伝説えり子」のWebサイトの前身になったと言えるものでした。
「アキハバラ電脳組」は、TVシリーズのオンエア当時、タイトルだけで興味を持ったものの録画のみで録り溜めてしまっていた作品でした。そんな中たまたま観た16話がとても印象深く、それだけで映像メディア(LD)の購入を決定したくらいの力を持っていました。今では考えられない行動ではありますね(笑)。
その後「アキハバラ電脳組が劇場公開される」、ということで全巻揃った映像メディアを一気観。そこから先は私が作ったWebコンテンツを観れば分かると思うので、ここでは割愛します(笑)。
で、その劇場版が公開されたのが丁度12年前の今日。しかも、今年は作品の中で描かれた2011年。ここ数年は年に1度観るか観ないかくらいになってしまいましたが、当時は劇場で観た回数が13回(足を運んだ回数は9回、総入替制でなかったので)、レンタルビデオで観た回数や映像メディアが販売されてから観た回数なども合わせると50回は超えたという、私の中でここまで観た映像は皆無です。その作品を今観て、何を感じるでしょうか。
「どうせなら」ということで、一緒に上映された「少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録」も一緒に観ることに。
「ウテナ」は今観ても難解な作品でしたが、演出の先進性は凄いものがありますね。流石に映像そのものは古臭く観える部分もありましたが、予想以上に内容を覚えていて驚きました。エンディングを唄う及川光博氏の歌にちょっと笑ってしまったのは何故なんだろうか?(爆) 途中、ちょっとだけ眠くなったのですが、それも当時と同じ感覚なので変な既視感があったのも付け加えておきます(笑)。
一方「電脳組」は、流石に台詞もカットも演出も忘れている部分は1つもありませんでした。しかし、驚くことに50数回も観ていながらも新規発見した演出がありました…! それだけではなく、スタッフクレジット内にその後に好きな作品で名前を目にする様になる方々が数名いらっしゃったこと。それ以外は目新しさという点では勿論ありませんでしたが、逆に「今はこういう演出観なくなったかな」と思う箇所も多く、特に台詞に台詞を被せて来て、そのどちらもその場面を構成・理解するのに必要な台詞であるというのは、この時ならではかも?と感じました。内容を知り過ぎていても楽しめる映画だったのは凄いかも(笑)。
映像面で言えば、劇中で描かれていた「2011年のアキハバラ」と現在の「2011年の秋葉原」との比較でしょうか。駅前広場が全く無い状況は想像出来なかったでしょうけれど、テレビや携帯電話の進化が当時の予想よりも上を行ったのだな、と思う部分は多かったです。観ている方も当時はそんな事を気にしなかった訳ですが、まさかこんな結果になるとは思っていなかったので、興味深いものがありました。
写真に収めたのは、公開日翌日に行われた島涼香さんとかかずゆみさんのサイン会(サントラ購入者先着だったと思います)で頂いたサインと、「ウテナ」と「電脳組」をワンパッケージで楽しめる「劇場版」というDVD-BOX。「電脳組」は単品で持ってはいるのですが、「ウテナ」も観たのでワンパッケージの方を撮ってみました。
それにしても、もう12年も経つのですね…。
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