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2011年8月27日 (土)

怪我の功名?「パワードリフト」と「ラッドモビール」のサウンドトラック購入

Dscf2938 先日の「ソーサリアン オリジナルサウンドトラック Vol.1」を探しに探していた時、偶然知ることになったサウンドトラックCDが2枚。割と定期的にチェックをする様に心掛けていた中で、ちょっとチェックをサボっていた時期に丁度発売された様で、見つけた時は「うぉっ!?」と思ってしまいました。

 この「パワードリフト オリジナルサウンドトラック」と「ラッドモビール オリジナルサウンドトラック」は、それぞれ私が忘れられないものを持つゲームのサウンドトラックであり、特に「ラッドモビール オリジナルサウンドトラック」に収録されている「ゲイルレーサー」は、アーケード版「ラッドモビール」の移植と言いつつも、レースゲームの風上にも置けない「チェックポイント毎に途切れる」という、セガサターン初期のいわゆる「クソゲー」と言われながら、そのドラマチックな展開とそれを的確に盛り上げて止まない楽曲の素晴らしさから、私の中で「セガサターン屈指のバカアクションゲーム(笑)」と心に刻んでいたゲームで、そのサントラがとうとう発売された!というテンションは、筆舌に尽くしがたいものがあります。「ゲイルレーサー」は、「餓狼伝説」や「頭文字D」が持っている「無駄な熱さ」(笑)があり、インタラクティブなゲームであるからこその没入感は、最早「ドライブゲーム」ではありません。私の周りにもこのゲームのファンは多く(?)、私が流行らせたからかも…と20周年経った今、思わなくもありません(爆)。
 大本となっている「ラッドモビール」は当時然程プレイしていないので、音楽の印象は殆どありませんでしたが、なかなか攻撃的なサウンドに当時を感じることが出来ました(好みかどうかは置いておくとして)。
 「ゲイルレーサー」は文句無し! これでセガサターン版ソフトを直接CDプレーヤーで聴くことから卒業出来ます(笑)。
 最後に収録されている「ラッドモビール」から「Soup Up」の最新アレンジバージョンは、今に蘇るに相応しいアレンジで、私は予想以上に楽しめました。

 もう一方の「パワードリフト」は、セガが誇る体感ゲームの1つですから、知名度は圧倒的にあります。その「パワードリフト」のサントラCDは過去に2回発売されており、1枚目はサイトロンから発売。他作品と一緒に収録されている関係もあってか、1トラックでメドレーっぽく収録されていて不満の多いものでした。
 2枚目はマーベラスエンタテインメントから発売。こちらはサイトロン盤と違って1タイトル1枚丸々の収録。サントラとしては十分満足の行くものでした。
 3枚目となる今回、購入の決め手になったのは「プロトタイプ版の曲が収録されている」「Silent Lnaguageの2011年スペシャルアレンジバージョンが収録されている」の2点。更にはセガサターン版のアレンジバージョン全曲も収録(こちらは然程嬉しくなかったりしますが…(汗))。「パワードリフト」のコンプリートアルバムとも取れる印象です。
 アーケード版、セガサターン版共にご機嫌なサウンド(笑)はそのままでした。興味の1つとしての「プロトタイプの曲」は完全にオマケでしたが、「Silent Language」のアレンジバージョンは、ちょっと「グラディウス2」を彷彿させるものがあって、別の意味で面白かったです。散々アレンジされて来たとは言え、やはり「Like The Wind」の最新アレンジも聴いてみたかったかな…と。

 聴いてみて思ったのはどちらも当時感じた輝きを失っていないこと。収録技術の進歩でよりダイナミックに、よりクリアに収録された音から来る印象も手伝った部分はあると思いますが、メロディラインやリズムに感じる”当時の勢い”は独特の味わいがあります。鳴り捲るディストーションギターなどは、その証でしょうか(笑)。

 何れにせよ”怪我の功名”的に存在を確認出来たサウンドトラック2枚、十分に楽しむことが出来ました。

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