アニメ「THE IDOLM@STER」#05 「みんなですごす夏休み」
放映開始前と違い、今は毎週楽しみに思える様になったアニメ版「アイドルマスター」。今日も恒例の6:00起床しての視聴(笑)。
観ている方も暑くなるくらい、画面の中では猛暑。看板代わりの765プロの窓を開けたら、外から分からなくなるのもお構いなしに窓全開。エアコンが故障しているのでは仕方がないですね(笑)。見事に真っ白なスケジュールボードを見て寒くなっているのも束の間、「海へ行こう」と話が盛り上がり、スケジュールに空きのあるメンバーを募ったら何と全員!ということで、社長と小鳥さんは留守番で、765プロ御一行様は海へ一泊旅行。
今回は今後の物語を大きく動かす為の前準備といった回でしたが、とても細かい気配りが出来ていて好感触の1話だったと思います。
毎回感じる各キャラクターのグルーピングや会話の内容の自然さ。今回は更に、私服や水着、選んで食べているアイスや食材に至るまで、とても自然にキャラクターを掘り下げていました。そして、これまでの1話から4話まで積み重ねて来たものをしっかり受け継いでいるドラマ(千早がプロデューサーに飲み物を差し出すシーン、千早を気に掛ける春香と、受け答える千早の会話内容など)に、一見すると何気ない部分にグッと来る要素を入れているのがとても良かったと思います。これまで良いシーンに流れていた「READY!!」のメロディに代わり、今回は「i」のメロディがピアノアレンジになっていて、これがまた「i」という歌の歌詞を当てはめるとピッタリで、また「じぃ~ん」とする自分。どれだけ気持ちを入れて観ているんだか(笑)。しかし、そういった気持ちにさせる細やかな配慮の積み重ねがしっかりあるから到達する感情であることを思えば、しっかり作られている証と言えると思います。
それと、随分とこなれて来たのか自分が慣れて来たのか、随分とアニメーションとしての遊びの表現が、ゲームには無い魅力を出せているなぁと感じる様になりました。特に亜美・真美の動きや表情からそれを感じます。また、今回強く感じたのは、水着を着た各アイドルのボディラインや温泉のシーン(湯船にバスタオルを持ち込まない演出に拍手!)も含めた拘りに拘り抜いたと感じる作画(笑)。それを演出するお色気担当かと思わせる美希だったり、髪を下ろし眼鏡を外した普段と違う律子の表情だったり、自分の控えめな胸にいつも「くっ」と言う千早だったり(笑)、先週の「ゲロゲロキッチン」を引きずる響とその獲った魚が網の上に載っていたりする様など、これまで以上に見どころ満載だったと思います。
今回のスポンサーコールは真、「No Make!」の案内文は貴音でしたが、特別本編で主役だった訳ではないのですが、貴音の案内文はちゃんと横文字がひらがな表記になっていたので「よしよし」と心で呟いてしまいました(笑)。
特記事項としては「竜宮小町」が始動することが語られたことと、挿入歌・エンディング共に新曲が流れたこと。新曲は「神SUMMER!!」と「MOONY」で、作詞は共にyuraさん、作曲は「神SUMMER!!」が田中秀和氏(アイマス初登場ですが、MONACA所属の方です)、「MOONY」がFanta7としっかりと「アイマス曲」の安心感がありました。9月に発売されるアルバムに収録されると思うので楽しみです。
「No Make!」(PW:MIZUGI)は「海辺の二人(千早/あずさ)」「BBQでの決意(やよい/律子)」「月夜の真実(貴音/春香)」の3本。本編中の合間を補完するものですが、千早は第4話からの流れもあって、いよいよ可愛らしくなる片鱗が見えてきたと感じられますし、やよいの可愛らしさと律子の決意の強さも感じ、貴音のミステリアス感を増してくれた(笑)今回の「No Make!」も必聴かと。
次回は「先に進むという選択」ということで、いよいよ律子プロデューサーによる竜宮小町プロジェクトが始動する様です。物語として一歩進む訳ですから、各アイドルの心境、行動。765プロの行方など注目して行きたいですね。
…今回はPS3版のCMが無かったので、楽しみが1つ減ったことも付け加えておきます(笑)。
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コメント
予想通りの千早さん苛めな回でした・・・。
というか、知っている人は予想通り(待ち望んだ?)展開でしたけども:)
1話の千早さんを見て悲しくなって、
2話のやよいのアップリケの件で良い子だなと泣いて、
3話の雪歩の頑張ってる姿に感動して、
4話の千早さんで微笑ましくなった後に悲しくなって、
5話の伊織の怖い話で背筋凍って、夜の4人の会話でちょっと切なくなって・・・。
本当に、いつも心を動かされてしまいます。
投稿: トウカ | 2011年8月 7日 (日) 01時39分
>トウカさん
今回のアニメ版「アイドルマスター」は、製作側がかなり気を遣っているのを感じられるからこそ、観る人それぞれのレベルや思い入れの強さなど様々な要素をも受け止めてくれるのかな?と感じています。
私は1話の最後に春香が「アイドルとは?」と問われ、「夢…ですかね…。憧れなんです、小さい頃からの」という台詞があって、もうこれだけで「このアニメ化は成功するのではないか」くらい感じてしまったのですが(笑)、そこからの5話までの積み重ねで描かれた「天美春香」という1人のアイドルの掘り下げ方は想像以上で、765プロの面々を満遍なく描いていながらも特に胸に来るものが強いのは春香の一挙手一投足だったりしています。
これから竜宮小町がデビューする訳ですが、今後の展開も見守って行きたいですね。
投稿: こうたろ | 2011年8月 7日 (日) 22時16分