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2011年9月24日 (土)

「ラジオdeアイマCHU!!」公開録音イベント『もぎたてかんきっCHU!! ~関内ホールに行かんない?~』

Dscf2954 4月から始まったアニメイトTV系「アイドルマスター」Webラジオ第5弾「ラジオdeアイマCHU!!」。その初の公開録音イベントが関内ホールにて開催され、参加して来ました。多くのラジオ番組の公開録音イベントと異なり、放送用の素材ではなく、DJCD用の収録ということもあり、収録時間として厳密な訳ではありませんから、イベントとしての空気感を大切に出来るのは良いですね。

 恒例の物販は、いつもの通り開始2時間前に現地入り。10:00前くらいに並び始め、定刻12:00に開始。無事に必要なものを買い終わったのは12:30頃。ライブの時と違い参加者が限定的であることもあって、前回同様2時間前に並んでも結構前の方なので、然程流れも滞ることなくスムーズに終わりました。開場する16:00までの3時間半、昼食をとったり横浜に行ってお店をぶらついていたらあっと言う間。実はサイリウムを持って来るのをすっかり忘れており(汗)、横浜へ行ったのは現地調達も目的になっていました(笑)。15:00過ぎに関内に戻り、15:30頃から入場待機列が形成され始めたのでそちらへ。
 定刻16:00に入場開始。チケットチェックとカメラチェックを通過し、プロデューサーさんからのフラワースタンドを一通り見た後にホール内へ。ちなみに、カメラチェック後にフラワースタンドがある為、これらを写真に撮る方達は皆さん携帯電話でのカメラにて行っていたのですが、「何のためのカメラチェック?」と思わずにはいられませんでした。スタッフの方も「ホール内では撮影禁止ですので」と了承していることからも、余計にそう感じてしまいました。厳密にするなら「カメラは駄目だけれどもカメラ付き携帯電話は良い」というのは違和感があるので、それならば入場する皆さんを信用してチェックせずとも良いのでは?と。まぁ、主催者側の思いも分からないでもないですが。

 座席に着いてから30分ほど経ち、まだかまだかと思っていたらようやく公開録音恒例お出迎えソングが披露! 制作部分のラジオ放送が流れた後で完成版を流すスタイルも前回同様。ゲーム中BGM「Town」に乗せられたハニーシトラス3人がそれぞれ作詞した19文字が織り成すファンタジー(笑)。完成版はなかなか凝った編集で楽しむことが出来ました。流れ終わった後、皆さんが拍手をあまりしていなかったのが気になったところでしょうか…。いずれにせよ、この模様が収録されたDJCDが発売されたとしても、この部分は収録されないと思うので貴重な歌が聴けて満足。座席が決まっていても、開場直ぐに着席したい理由はこの歌にある訳ですし(笑)。
 今回、開演5分前くらいに、やよい、亜美、真美、美希によるショートアナウンスがありました。良くある注意事項的なものでなく、「もう直ぐ開演です!楽しいものにしましょう!」的なもので、私のテンション調整も完了。開演時間は10分近く遅れたものの、17:08「ラジオdeアイマCHU!!」公開録音イベント開始です!

 タイトルコール後、テーマソング「mon cheri」が流れ始めました。まさか開幕から生歌披露!…と思いきや、更なるサプライズ。会場の後ろの扉から登場し、歌いながら壇上へ進んで行くというもの。しかも、通路間近であった私の近くを通り過ぎるではありませんか!? メインパーソナリティである長谷川さん、仁後さん、下田さんにそれぞれかなり近い位置で声援を贈ることが出来たのは、私にとって予想もしなかったサプライズ。限られた時間の中で、歌いながら会場の皆さんに出来るだけ顔を向けて手を振っていたお三方のお姿はとても印象深いものがありました。こんなに近くで見たことはありませんから(笑)。ある意味、生で聴けることを結構楽しみにしていた「mon cheri」がすっ飛んでしまいましたが、そんな驚きや嬉しさと共にに公開録音イベントがスタートしました。

 お三方の衣装はパンフレットに載っているものと同じで、会場が横浜ということでイメージした波止場をモチーフとする衣装。それぞれミニスカート姿が眩しく、とても可愛らしく似合っていました。自己紹介を兼ねてのオープニングトークが終わると、ゲストの浅倉さん登場。どの様に登場するのかな?と思っていたら、まさかの2F席に登場! ステージとのやり取りを終えて穴を掘って…じゃなく、階段で1Fのステージへ(笑)。ゲストを加えた4人で、本日のスケジュール開始です!

 先ずは「ふつお大賞」。色々な内容のハガキが紹介され、そのそれぞれに話が多方向へ展開。無茶振り大会とも言えるその展開は「ふつお大賞」ながらも、下田さんの近くを飛んでいた虫の存在から「虫を無視して」から始まる「にごのつぼ」的トークや、「自転車に名前を付けて欲しい」という依頼から、中二病ワードで構成する流れから「アサーポンの風の便り」的内容も含んだトークは終始笑顔の溢れるもので、長谷川さんのハイレベルなモノマネ披露や、下田さんの新愛称「ぽんちゃん」コールなどいつも以上にハイテンションで盛り沢山のコーナーとなりました。

 続く「どっとっぷメール」は、今回の公開録音会場である神奈川県をお題にしたもの。ランキング5つの中には食べ物以外にもアイマスモバイルのエリアゲームが入っていたりしたのは意外でした。実際にランキングに入ったかまぼこの試食タイムは、ラジオで音声のみで聴くよりも表情が見えて、より雰囲気を楽しめて良かったです。1位となったアイスクリームは、ここではお預け(笑)。そのアイスクリームを懸けて、次のコーナーへ突入!

 「サウンドスイーパーあはにし」と題されたコーナーは、いつもの長谷川さんだけのコーナーではなく(ここで、片付けがついでになってしまっている説明に総突っ込みされていた長谷川さん(笑))、会場を4チームに分けての団体戦。は、に、し、あの4チームのリーダーは勿論ステージ上の皆さん。ルールは通常の「サウンドスイーパー明子」同様、周囲を見えない様に囲われた一角でモノを叩くなりした音を聞いて、そのモノが何かを当てるというもの。
 音やヒントで分かった答えをリーダーに教えるという会場を巻き込んだこのゲーム。リーダーに合った応対をする会場側がとても楽しく、正直な長谷川チーム、とにかく元気な仁後チーム、ボケをかます下田チーム、平伏す浅倉チーム(笑)など、美味しいところを全て浅倉さんが持って行った様な流れは、このゲーム自体を会場全員が盛り上げた感覚もあって、シンプルなゲームながらもとても楽しい時間となりました。ちなみに、アイスクリームを獲得出来なかったのは浅倉さんただ一人。勝者のお三方にどうにかねだるも全て失敗に終わり、そんなお姿も微笑ましかったです。

 そして「団結オーディション」。前のゲームで分けられたチームはそのままに、BGM「Town」のメロディラインのうち「てってってー」の部分のみを「は」「に」「し」「あ」の4文字で順番に言って行き、間違えないようにコンボを繋いでメロディを完成させようというもの。ルールは分かったものの、スピードが遅いもので練習して段階的に元のテンポへと進めて行くと分かるその難しさ。ハニーシトラスのランキングに影響を及ぼすということで、会場内は真剣そのもの(笑)。団結力も半端じゃありません。
 通常テンポにしたチャレンジ1回目は…社長からの駄目出し(涙)。泣いても笑ってものラストチャレンジは…悩んだ結果駄目出し。しかも、4ランクダウンという厳しい結果に終わりガックリ…。しかし、これだけ団結して良い線まで来たのだから、もう少し軽くして欲しいという願いが聞き入れられ2ランクダウンでストップ。でも完璧にこなせなかったのは悔しい! 次の機会、絶対にランクアップしてやる!!と思いました(笑)。

 一通りのコーナーを終えた後はスペシャルライブ! ということで、準備の為に一回場内暗転。その間は、パンフレット用の写真撮影時に撮ったオフショットをスライドショーとして、皆さんのコメント付きで上映。これがなかなか楽しく、待ち時間であることは全く感じませんでした。このオフショットも一冊にまとめて一般販売して欲しい!!(笑)

 そして開幕するスペシャルライブ。

 舞台に出て来たのは仁後さんと浅倉さん。流れ出す前奏はまさかの「I Want」!! これがライブだったら総立ち状態だったと思いますが、アイマスラジオ番組の公開録音スタイルとして「座ったまま」という統率が取れている中、各々が目一杯のトランス状態へ(笑)。二人の教祖というか神というか、そんな光景を目に出来たのは大変幸運であると思いました。「I Want」にオレンジと白のサイリウムの海…。これまた良いものでした。
 二人が下がると同時に長谷川さんと下田さんが登場。流れ出すのは「フタリの記憶」。普段バラードを歌う機会が少ないという下田さんたっての願いということで実現。5周年ライブで好評だった(?)二人を画面上でデュエットさせる様な凝ったカメラワークも導入し、心に染み渡る素敵な歌を聴かせて頂きました。
 全員が舞台に揃い披露されたのは「ぷちどるのうた」。振付師である若林さん(笑)に教えてもらって練習したという成果が活きて、とても可愛らしく踊っていたのは印象的でした。3月の電撃感謝祭にて若林さん側の歌披露も観覧出来た自分としては、それぞれを観られた巡り合わせに不思議な縁を感じました。よくよく考えれば、今回揃った4人は「ぷちます!」のドラマCD2巻で「ぷちどるのうた」を唄っていたメンバーだったので披露されたのも納得です。

 あっと言う間にもう終演の時間。最後はまさかの「地獄の告知」コーナー。今回一番頑張りの足りなかったアイドルは…浅倉さん!に決定。告知が終わるまで、浅倉さんはステージ上を走り続けなければならないという過酷なもので、「靴脱いでいいですか?」と本気発言。途中水分補給をしながら、「サウンドスイーパー」のコーナーで使用した駅伝のタスキも掛けて走り回り、そのタスキを残りのメンバーに掛けて選手交代しつつ浅倉さんは走り続けるという、何ともシュールな光景を目に焼き付けることになるとは思いませんでした(笑)。浅倉さんはゲストなのに、終始とことんゲストに厳しい扱いとなった公開録音イベント。浅倉さんには申し訳ありませんが、とても楽しかったです!(笑) ちなみに、その光景を楽しんでいた為に、告知内容は何一つ覚えていません(爆)。

 告知を終了し、挨拶を済ませてイベント終了。

 …しかし、鳴り止まない拍手! ということで、アンコール希望の会場一同。このまま拍手でお迎えするのがスマートだと思っていたのに、堪え切れずに「アンコール!」と叫びだした人が数人。それで堰を切った様に始まる「アンコール」…。まぁ、良いのですが。

 今回は着替えがあった為にちょっと長く感じましたが、再登場した皆様。物販で扱っているTシャツを身に付けて登場。
 ここで今日の公開録音を振り返ってということで一言ずつ。中でも酷い仕打ち(笑)を受けた浅倉さんは「呼ばれても二度と来るか!」と勢いで言ったものの、楽しかったのは間違いないのでリベンジにまた来たいというお言葉を頂け、こちらもホッと一安心(笑)。

 そして歌うは勿論「READY!!」。何だかんだ言って、M@STER VERSIONを生で聴くのもこれで3回目。公開録音で一致団結した会場の雰囲気もあって、これまで聴いた中でもワンランク上の一体感と安定感を感じました。団結と言えば「The world is all one!!」も捨て難いのですが、今の旬は「READY!!」ですから仕方がないですね。何であれ、盛り上がることは間違いないので問題無しです!

 歌が終わると同時に緞帳が下り、終演のエンディングコール。やよい、美希、真美、亜美、雪歩の挨拶の後、全員とジャンケン! 「関内運」ということで、全員に勝つとずっと病気にならないらしいです。私の成績は、やよいには勝利したものの、その他全員とはあいこ。負け無しではありましたが、完全勝利とは行きませんでした。まぁ、相性が良いということですかね?(笑)

 こうして2時間半に渡る公開録音イベントは終了。通常のラジオ編成に近いもので進んだ中、会場の皆で創り上げた空間を感じることが出来、大変楽しく過ごせた至福の時間でありました。春の「ラジオdeアイマSTAR☆」で味わった様な感動とは違う、別の楽しさに満ちた空間でした。しかし、会場の一体感は変わらず強くあって、ライブとはまた違う手応えを感じるイベントとなりました。ラジオから飛び出して来た様なステージは、聴くだけでなく観て楽しめる上、同じ番組を楽しんでいるプロデューサーの皆さんと一緒になって声援を贈れるというのは、やはり公開録音の醍醐味だな、と改めて感じました。この裏には、パーソナリティのお三方やスタッフの方々の「楽しませよう」という努力があり、その賜物であるということがコメントやパンフレットの対談からも読み取ることが出来、そこは「アイドルマスター」に関わる人の共通点なのだな、とも感じました。そんな愛のあるイベント、また次の機会があれば参加出来たら嬉しいな、と思います。

 参加された皆様、イベントに携わった全ての皆様、お疲れ様&ありがとうございました!

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