今井麻美の華麗なる!?プロデューサー日記 ~アイマスとコスプレとゲームと~
如月千早役の今井麻美さんが、月刊コミックREXにて2005年から5年間連載していたコラムが一纏めになって刊行されました。発売から約1ヶ月、ようやく先日読み終えたので所感を残しておこうと思います。
回によりますが、基本的に見開きで連載1回分。全59回にも及ぶ連載は、アーケード版「アイドルマスター」が稼働してから、ネットワーク接続終了までの5年間にあった色々な「アイドルマスター」に関わる出来事を綴ってくださり、人柄が滲み出る書き口も手伝って、とても楽しむことが出来ました。特に、アーケード版があったからこそ、今に繋がる「アイドルマスター」の文化が確立したのだな、ということを実感することが出来たのは私にとって大変有意義なものでありました(アーケード版稼働前にチェックし、稼働後も筐体の前まで行っておきながら、結果的に未プレイのまま終わってしまった私ではあるのですが、アーケードゲームでのコミュニティ形成文化を今の様なネットワーク時代以前に体験していたことで、当時と何が変わり、何が同じかということを感じることが出来ました。「アイドルマスター」というコンテンツにおいて、アーケード版に思い入れが強い人が多いのも理解出来ます)。
自分で改めて思ったのが「自分も”アイドルマスター”というコンテンツとの付き合いが長くなった」ということ。全128ページ中、36ページ以降は全てキチンと自分の中で「アイドルマスター」に対しての意識があり、何かしらのリンクするもの、体験しているものであり、まだまだ今の様な理解や想いの無い頃の自分の状況も併せて感じられたというのも、この本を楽しめた要因の1つになっているのは間違いありません。
Xbox360版を購入してからのこと、初めて関連CDを購入した時のこと、初めてライブに参加した時のこと、その後のライブ開催やゲーム発売を積み重ねて今の自分の気持ちがあること。まだキチンと理解していなかった頃にあった出来事を今の視点で感じられること。その全てはこの1冊の中にあります。今井麻美さんのことを良く知っているとは言えない私ではありますが、色々な表情が写真や文章から見て取れ、「アイマスタジオ」を聴いているお陰もあって少し身近に感じることも出来ました(笑)。
写真集ではないので、表紙で謳われているほど「コスプレ」という部分を感じることはなく、普通にコラムとして楽しむことが出来ました。5年間の歩みを、自分の時系列と重ねながら楽しむ事の出来る1冊。多くの人に手に取って欲しいな、と思います。
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