【終了報告】テイルズ オブ エクシリア (TOX)(ミラ編) 20111030
ジュード編をクリアしてから、コンスタントにプレイを続けていた「テイルズ オブ エクシリア」。ミラ編で始めた2周目、サブイベントもかなりこなし、闘技場やマグナ・ゼロも攻略していたこともあって時間がかかりましたが、ようやくエンディングを迎えることが出来たので所感を残しておこうと思います。
尚、ジュード編クリア直後セーブが55:15(Lv.70)で、ミラ編開始直前セーブが71:45(Lv.85)という状態ですから、ミラ編クリア直前セーブの118:29(Lv.88)から見るに結局2周目も40時間くらいはプレイしたのですね…。
●引き継ぎに際し
今回、戦闘評価によるグレードポイントではなく、実績ベースの評価によるグレードとなる為、獲得可能なグレード値が決まっており、更には完全クリアをしたところでグレードショップの全ての項目を購入するが出来ない為、私が2周目で選んだ内容は
- ショップレベル引継ぎ(1000)
- ガルド引継ぎ(1000)
- 道具アイテム引継ぎ(300)
- 素材アイテム引継ぎ(500)
- ビジュアルアイテム引継ぎ(200)
- 装飾品アイテム引継ぎ(700)
- 特殊アイテム引継ぎ(200)
- 獲得経験値2倍(300)
- 素材ポイント2倍(300)
の合計4500ポイント。ジュード編クリアの後、残っていて消化可能だったサブイベント類(魔装獣、マグナ・ゼロ、謎の宝珠など)をこなしてから2周目をスタートしました。
●2周目を始めてみると
装備品は魔装具以外は全く引き継がれておらず、基本的に全て入手し直し(汗)。マップ上にマークされたランダムトレジャーなどもクリアされてしまっている為、ある意味全てやり直し、という状況は「えー」と思いましたが、始めてしまえば「ショップレベルとガルドや素材を引き継いでいるので、最初から最強レベルの装備で戦える」「マップのマーキングが付いていたら何処が行き漏れているか分からない」など、ブック関連はデフォルトで全て引き継がれる為に、入手済みのものは改めて入手し直す必要なく不足分を得ることで称号を達成出来るというものだったので、最初に感じた程のマイナス要素はありませんでした。
また、マグナ・ゼロを攻略済で魔装具解放していた為、序盤から戦闘はほぼ無敵(専用のファイティングチャットを最後まで聴かずに終わるくらい。それはそれでどうよ?という気もします)。離脱したキャラクターが戻って来ると弱い装備で戻って来るのはご愛嬌として(笑)、戦闘にあまり気合を入れずに物語に集中出来たというのは特筆したい部分かもしれません。
経験値2倍の効果がかなり現れるかと思いきや、ラストダンジョンに到達した時のレベル差は10程度でした。勿論、不必要な戦闘はあまりしていないので、厳密に比較出来る数値ではありませんが、経験値5倍が付けられたら世界は変わっていたかもしれませんね。
●ミラ編は
ミラ編を最後までプレイして分かったのは、「ジュード編で分かることがミラ編では分からない」ということ。逆に「ミラ編でしか分からない事は、ジュード編では分からない」ということで、馬場プロデューサーが言っていた通り、ジュード編とミラ編の2周プレイをしなければ、「エクシリア」の物語は完成しません。サブイベントも含めて、本編の中に入れておくべき内容が欠けてしまう為、1周プレイでは消化不良を起こすのは当たり前で、この割り方にはかなり問題があると感じました。その為、1周プレイだけで止めてしまう人も多く居ると思われ、折角練られた物語の魅力を伝えきれずに終わってしまうという創り方には疑問が残ります。
2周目は戦闘がほぼ無敵な分、物語に集中が出来たのは先に触れた通りなのですが、このことも手伝って2周目で色々なことが沢山分かり、物語としての感動は圧倒的に2周目の方が大きかったです。ただ、1周目(ジュード編)であった事がすっぽり抜け落ちている為に、やはり気持ち悪さは残り、「もっと素直に物語を見せてくれれば良かったのに」と思わずにはいられません。2周させるのではなく、1周の中にザッピング的にそれぞれの視点を見せる方が絶対に良かったと思います。そして、サブイベントの中には「これがサブイベント扱いされているのはどうなのか?」という重要な内容があるのもどうかと思います。これまでの「テイルズ オブ」シリーズよりも、サブイベントの切っ掛けをチャットで教えてくれるので見つけやすいものの、そのチャットも見落とすことがあるので、後で見ることが出来るとしてもプレイヤーに対して”本当の意味で親切”とは言えないものだったのではないか、そう感じています。
ちなみに、ミラ編とジュード編で異なる部分をざっと挙げると…
- 冒頭(研究所に入るところより前のジュードの動向が分からず)
- ジュードがアグリアに殺されそうになるまでの経緯
- キジル海瀑のプレザに会うところの会話(逆にアルヴィンが岩を狙うやり取り無し)
- 儀式後にイバル達を追い出した後、次の行動を思案する部分
- ハ・ミルのエリーゼを誘い出す部分なし(代わりに村長からジャオの話)
- サマンガン海停行きの船の上はエリーゼと会話(逆にジュードやアルヴィンの会話なし)
- シャール家に泊まる時、ローエンに精霊術の指南を受ける(代わりにジュードがエリーゼの件をローエンに相談する部分無し)
- ミラが買い物に連れて行かれる部分がちょっと多い(ジュード編はドロッセルとエリーゼが顔を見合す部分が無い)
- クレイン暗殺の後、買い物のシーンがある。ガラス玉がペンダントになる部分からジランドが来て捕まり(強制戦闘は楽勝でも絶対に倒せない)、ガンダラ要塞の牢屋のシーンから脱出までは完全にミラ視点(ジュード視点では分からなかった、エリーゼやドロッセルの決意、ミラが再起不能になったシーン、目を覚ました直後などが明確に。逆にその裏の出来事(ジュードたちがガンダラ要塞に至るまでの流れ、クレインの死、アルヴィンの離脱など説明無し))
- ル・ロンドに着いて、診察中にミラとジュードの両親との会話がある(医療ジンテクスの説明などもされていたことで、精霊の結晶に繋がる)。
- ル・ロンドにてアルヴィンとジュードの父親との会話があり、アルクノア関連の話がある。ミラは寝た振りでその話を聞いていたという事実。その後、ミラがアルヴィンを見る表情が変わる。
- シャン・ドゥにて大会前に落石現場の検証(アルヴィンの母親のこと、イスラのことなど)。逆にエリーゼの記憶に関するイベントが無くなる。
- シャン・ドゥで決勝前に毒入りの件があり、ミラがアルヴィンを問いただす流れがある。
- ミラが幼少の頃に遊んだ子供と再会。その正体
- ワイバーン墜落後のカラハシャールでの個々の話(エリーゼの可愛さに目覚める、ローエンの覚悟と戦いが終わった後について、レイアの怪我の原因とミラ達と同行する理由を綴った手紙、アルヴィンの行動の真意)
- (この後はずっと同じ)
- 断界殻(シェル)が破られ、ガイアスに気絶させられて目覚めて以降の単独行動部分(夢の中でマクスウェルの声が聴こえる)。後にレイア、ローエンと合流。その後、アルクノア、エレンピオスについて語るミラ。尚、逆にジュード側のミュゼとの出逢いが無くなる。
- ノール灼洞経由(ククル凍窟は通らない)。レイアの看護師になる夢について動機の話。ミラがもどかしく感じている感情とは。
- ザイラの森の教会でジュードと再会した後、夜泊まるとアルヴィンがミラを暗殺しに部屋に入って来る。母親の死、ジランドの裏切りなど、自暴自棄気味のアルヴィンに案を出すミラ。
- ガイアスの城にて、レイアとアグリアの会話。それを立ち聞きしてしまうミラが感じた感情は。
- ジランド戦後、槍を起動する時のミラと四大の会話
- 死んだミラが四大精霊の力で復活するも記憶が無くなっている状態で行動
- ニ・アケリア、ハ・ミル、イラート海停での記憶を巡る道とミュゼの存在、四大精霊の想い、ミラの存在の真実が語られる。
- マクスウェル戦の直前に大復活!(このシーンでジュード編とまた繋がるが、ミラ編にはアグリア、プレザの最期、イバルとの顛末、マクスウェルとの会話など全く無い)
- (ここから先はほぼ同じ)
- 後日談は、ミラは四大、ミュゼと共に世界を見守っている様が分かる。
など、本当に色々と違います。特に、ジュード編をプレイした時に感じた、アルヴィン、レイアについての物足りなさはこちらでカバーされており、逆にミラ編からプレイしていたのであれば、ジュード、エリーゼについて物足りなくなります。ローエンについてはほぼ同様なので(一部違いますが、メインはどちらも通る)、また、イバル、ガイアス、ミュゼ、プレザ、アグリアについてもそれぞれの編で比重が異なり、どちらか一編ではかなりの消化不良となります。2周前提とするならば、そういう惹き付けをそれぞれの編において入れておかなければならないと思います。これが無いので、初めてエンディングを迎えた時に「ふぅーん」と思って終わってしまうのではないかと。2周終えて、一応全ての内容を観て感じたことは「勿体ない」ということだったので、1周プレイして終わる人が多いであろうことを考えると、やはり勿体ないです。かと言って、強烈に「2周目をプレイしてみなよ!」と言うほど薦められないのも辛いところです…(苦笑)。
●プラチナトロフィーに向けて
2周目はかなり丁寧にプレイしたので、基本的にサブイベントは恐らく逃さずに消化出来たのではないかと思います(「サブイベント」の一覧に出た内容は「Failed」にならずに全て「Complete」に出来た)。「誰よりもサブイベンター」が獲得出来たので、ある程度はこなせた証かな、と。同様にロングチャットも一覧で「New」と出ているものを全て再生したら「ラジオ」が獲得出来たので、こちらもある程度はこなせたということでしょうか。
2周目プレイ中にショップビルドも完了し(1周目で完了出来なかった「道具屋VIP」と「料理屋VIP」を獲得)、ラストダンジョン「世精ノ途」に行ける様になった頃には400万ガルド以上持っていたので、不足している全アイテム一気購入(200万くらい使いました)。これにより、「アイテムクレイジー」を獲得。この頃には「レアモンスター教授」も獲得出来ました。
トロフィーには関係ありませんが、この時点で闘技場もこなし、シングル上級にて書物関連を全て入手し、EXキャラ戦にて特殊武器も入手。ジュードやミラ以外のキャラクターも使ってみて、全員それぞれに面白味があることも分かりました。中でも操作系ややれることの好みとしてはエリーゼかも(ティポのON/OFFにより色々選択出来るのが楽しい)。術者の割に意外とローエンの操作も面白かったです。動きの重さから、扱いにくかったのはアルヴィンかも。
クリア後、プラチナトロフィー獲得に向けて未獲得の回数関連、レベル関連を増やす為に色々な作業(笑)開始。「クリーム牛丼・特」を食べた後、並、大、特を購入して「世精ノ途」へ。クリーム牛丼が底を尽きるまで、出入りして戦闘を重ね、料理が無くなったら補充しにトリグラフへ…を繰り返すこと3時間ほど。全員レベル99(カウントストップ)に到達し、リリアルオーブ全開放にて「黒帯拳法使い」「精霊の主」「最強傭兵」「プロ精霊術士」「天才軍師」「流派伝承者」を獲得。各キャラも使いながら同時に「チャージマスター」「ティポマスター」「調律マスター」「活伸棍術マスター」も獲得。
現時点で残っているのは「グレート・コンボイスト」と「スンゲーシェフ」のみ…ということで、ほぼ確実にプラチナトロフィーの獲得が約束された状況です。コンボは「1ダメージ」のスキルを付けてローエン辺りで出来るかな?と思いますが、実は2周目終了まで料理を殆ど使っていなかったので、料理効果発動回数を重ねるのが一番辛い作業だったりします(苦笑)。後480回ほど料理効果を発動しなければならない、ということはエンカウント数が480必要ということですからねぇ…。ちなみに、クリア後に術技、料理などの回数を重ねるプレイで既に5時間経過(汗)。
取り敢えず、やりきってしまいたいところです。早く「アイドルマスター2」をプレイしたいので(笑)。
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