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2011年11月29日 (火)

THE IDOLM@STER ANIM@TION MASTER 05

Dscf3175 今でも最初に観た時の高揚感を忘れないアニメ「アイドルマスター」の13話。そこで物語の盛り上がりに大きく貢献した新曲が収録されたアルバムがようやく発売されました(フライングですが)。

 アイマス周辺が色々慌ただしかったということもあり、「物凄く待ち遠しかった」と言う感じはしなかったものの、楽しみであったことは間違いなく、先行的に試聴出来るものさえも手を出さずに発売されるのを待ち続けた私の印象は?

 ということで、早速聴いた所感を残しておきます。

 収録対象が11話から15話ということもあり、春香と美希と765プロオールスターズで構成されていると言って良い内容です。特に見せ場が多かった美希の印象が強く残るアルバムでもあります。そして、BGMの収録が3曲しかないくらいにボーカル中心のアルバムになっているのも特筆すべき構成かもしれません。

 収録曲数が少ないBGMではありますが、ゲームでの「Main」 のアレンジである「今日も元気!」、千早のシーンを支えてくれた「蒼い鳥」のピアノアレンジ、名シーンを彩ってくれた「GO MY WAY!!」のBGMバージョンと、なかなかに粒揃い。「READY!!」のピアノアレンジはまだ引っ張りますねぇ(笑)。実はBGMの収録も楽しみしているので、今後もバランス良く収録をお願いしたいところです。

 ボーカル群に関しては、「笑って!」「START!!」「ふるふるフューチャー☆」「ショッキングな彼」と、特別変更せずに収録された楽曲は勿論フルサイズ。物語を思い出しながら、浸れる名曲が揃っています。

 そして!

 待望の新曲「マリオネットの心」と「自分REST@RT」。先日の「CHANGE!!!!」発売記念イベントの時に耳にすることが出来た2曲ではありますが、鮮明な音で聴いた2曲の力は格別。
 「マリオネットの心」は言わば「relations II」と感じるくらいに美希にピッタリの歌で、mft氏の歌詞と橋本由香利さんの楽曲が完璧にシンクロしているのを感じます。ただ、最初に聴いた時に美希、というよりは長谷川明子さんの歌に聴こえてしまったのですが、劇中を思い起こしながら聴くうちにしっくり来る様になりました。
 もう一方の「自分REST@RT」は、劇中でのライブシーンが強烈に残っている為、聴きながらあの異様なコール(笑)が頭の中に蘇ってしまい困りました。が、それだけ強烈に残っている歌ですから、フルコーラス聴ける喜びも一入。もう、これだけアイマス曲ど真ん中の歌だと、強烈に残りますね。そして、改めて感じる「沈んだ気持ちへの特効薬」的な効果。無理やり引っ張り上げるでもなく、背中を押される訳でもなく、包み込まれる訳でも無い。私の中でアイマス曲は、自分の中にある治癒力を高めて、自分で立ち直る力や前を向いて一歩を踏み出す力を与えてくれるものだったりします。今回の「自分REST@RT」は、劇中のライブシーンが無かったとしても、私の中に確実に残る歌になっていたと思います。それだけ、この歌に詰め込まれた想いは普遍的なものであり、「READY!!」から「CHANGE!!!!」に繋ぐ大事な役割を果たした功績もある、名曲確定の1曲と感じています。

 そして後に続く「i」「キミはメロディ」「Colorful Days」「MEGARE!!」は全てリミックスという、中々贅沢な収録内容。それぞれこれまでにリリースされたものと聴き比べる楽しさを持っていると思いますが、特筆したいのは「キミはメロディ」。Dメロ前の間奏部分のアレンジは印象がガラリと変わって「おっ」と思うものがありました。「i」や「MEGARE!!」はオールスター感を楽しむことが出来る仕上がり(もう少しパート分けに凝って欲しかったかな、と思わなくもないですが。それでも「MEGARE!!」は待望の全員版!)。「Colorful Days」は勿論、12 Colorsバージョン。もうこちらが標準のM@STER VERSIONになったと考えて良さそうですね。

 そして、ボーナストラックとしては存在感が有り過ぎる影の主役(笑)「音無小鳥の765プロ秘密レポート」。今回はこれまでの反省を踏まえて、ちゃんと秘密レポートを届ける予定だという小鳥さんですが、まぁそれはサブタイトル「3度目の正直だけど、多分いつもと同じ編」と言うだけあって無理でしょう(笑)。ということで、今回のターゲットは亜美、真美、美希。ある意味、ちょっと子供っぽいところを残す3名だなぁ…と思ったら、やはりそちらの方向の様ですね。鯛焼きに群がる亜美、真美、美希の可愛らしさに「小さい頃も可愛かったんだろうなぁ…」とトリップON!  幼稚園児になった亜美、真美、美希が小鳥先生を取り合う図式に(笑)。 現実に戻って来たかと思えば、次は鯛焼きをかっさらう手際の良さに伝説の怪盗をイメージして…トリップON! ルパンや銭形警部、不二子のモノマネは必聴です?!(笑) という様に、いつもの小鳥さんが楽しめます。「正宗と元親がいない世界」とか「宇宙をさすらう眼帯の海賊」とか全く隠した事になっていない様な表現も注目です。

 もう1つのボーナストラックである13話のLIVEメドレーですが、これはまぁ完全にオマケです。13話の劇中でさらっと流されてしまった各曲がちょっと長めに入っている程度。音源を持っているのであれば、同様に構成して聴いた方が満足度は高いかなぁ…と。その中でも「Day of the future」はほぼ歌が無いですし、どうせ収録するならもっとライブ感を重視して欲しかったかな…と。これは、レンタル専用特別版CDでも思ったことですが…。

 最後のオマケでちょっとだけ残念に感じた部分もありますが(まぁ、あくまでオマケですから気にしません(笑))、今回のアルバムに収録されている楽曲の持つ魅力は本物ですので、多くの人に楽しんでもらいたい1枚です。

 次は年末に発売される4枚目のアルバム。こちらも新曲盛り沢山で楽しみが止まりません!!

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