「THE IDOLM@STER 6th ANNIVERSARY SMILE SUMMER FESTIV@L!」Blu-ray&ダイジェストDVD発売!
節電の夏が始まろうという最中、世界を笑顔で溢れさせる力になれば!という思いで臨んだ「アイドルマスター」の6周年記念ライブ「THE IDOLM@STER 6th ANNIVERSARY SMILE SUMMER FESTIV@L!」のBlu-rayが発売されました。5周年記念ライブの映像メディア発売を巡っては裏側で色々あった(公式的には発売告知は出していない中での発売中止なので、この騒動は歴史に刻まれない)ので発売までとても長く感じましたが、今回は告知されてから発売されるまでが早く感じるくらいでした。何はともあれ、無事に発売されてホッとしています。
私は結局特典など何も無いAmazonで注文をした為、フライングとはならず発売日に手にした訳ですが、その背景には折角配送してもらったのに、宅配ロッカーが全て使用済だった為に持ち帰られてしまうという想定外の状況が発生していたのです!(汗) 配達されることを楽しみにしていたこともあって、配送状況を夕方に検索してみたら「持ち戻り」となっていることに気付き、「もしかして今日観られない?!」と焦った私は再配達依頼を出して急遽仕事を切り上げ、定時過ぎに職場を出て猛ダッシュ帰宅。何とか無事に手にすることが出来たという小さな努力がありました(笑)。
前置きが長くなりましたが、それだけ楽しみにしていた映像メディア発売。
視聴準備を整え、早速あの日に帰り始めました(笑)。
私が参加したのは2011年6月25日の東京公演のみなので、その他の公演を観られるのは楽しみな反面、ちょっとした不安も。というのも、私が本気で参加し始めた時期以降のアイマスライブにおいて、自分が参加していないステージをダイジェスト以外の映像で観た事が無いので、その会場に自分が居ないということが不安に思うという、一種独特の感覚を覚えたのは初めて(笑)。まぁ、取り敢えず最初に観るのは東京公演なので、細かい事は抜きにして大いに楽しもう! 何せ、「MASTER ARTIST 2」のライブ楽曲が全てフルに聴けるのはこのライブからですし、新春ライブのダイジェスト映像で我慢していた日々から開放されるのですから!(笑)
で、観始めてから2時間半。自分が参加したライブでありながら、驚く程にステージの状況を細かく覚えておらず(爆)、とても新鮮な気持ちで全編を楽しむことが出来ました。セットリストやトークはかなり覚えていながら、全力で応援しているとステージ上の演出は厳密には覚えていないものなんだなぁ…と改めて思う次第。
それとは別に客席からではしっかり観られなかった、ステージ上の皆さんの表情やダンスの細かな動き、そしてステージの使い方(配置)などをしっかり観ることが出来た今回。5周年に比べるとステージの規模こそ小さくなっているものの、その堂々たるパフォーマンスには驚かされました。
緊張している素振りは無く、強く残る印象は皆が楽しそうだということ。勿論、ライブのテーマである「SMILE SUMMER FESTIV@L!」を意識している部分はあるかもしれませんが、意識的なことであったり、自信であったり、一言で表現するなら「成長」になるのだと思うものを映像からより強く感じました。勿論、参加当日にもそれらは感じていましたが、ハッキリ映像で観ることが出来ると、その思いはより強くなりました。最もその成長を感じたのはリーダーの中村さんかもしれません。
新春ライブで初披露されたMASTER ARTIST 2出典の楽曲たちも多かった今回、仕上がりは圧倒的に今回のライブの方が上だと思いますが、それに比べると観客側の仕上がりがちょっと遅れ気味に感じました。個人的に「うーん」と思うコール類や明らかに反応が遅い箇所、そこはコーラス担当すべきだろう!と感じる箇所もいくつかあり、この辺りは次回以降に修正したいよなぁ…と思いましたが、もしかして大阪で完成しているかも?(笑) 逆に初披露ながらも「READY!!」は既に7割くらいは完成していて(!)笑ってしまいました。
特筆すべき箇所としては、今回はこれまでに発売されたライブ映像メディアよりもMCがしっかり収録されています(カットされたのは、震災に配慮した挨拶部分とアニメ関連のPVを流す辺りのみ。後はアンコールを叫ぶ私たち参加者の声くらい(笑))。だからなのか、ディスクをセットした直後に流れる最初の注意表示に「出演者が話した内容は個人の意見であり、販売元は一切関係ありません」的な内容が記されていました。こういう表示を観るのは初めてだったので、別の意味で驚きました(笑)。
また、今回はカメラワークにもなかなか凝っていて、左右分割、上下分割を時折入れ込んで、ステージの左右や上下に居る歌い手の様子やステージの反応等を効果的に見せてくれています。アップにする時も単調な顔アップなどではなく、近づき方やピントの合わせ方など色々と凝った演出も多いです(好みは分かれるかもしれませんが)。何となくお腹や胸のアップが多く感じたのは、私がそういう目で観ているからなのかしら…?(汗)
ちょっと笑ってしまったのは、ライブ中盤に中村さんが点呼をする時に客席側を映したシーン。今回、TOKYO DOME CITY HALLという、ステージと客席がかなり近い会場だからというのもあるかもしれませんが、随分としっかり客席側を映してくれました。その為、2F、3Fの人達はかなりハッキリと一人一人の表情が確認出来ます。この映像を観て「自分が居る!」と確認出来た人も多いのではないかと。私は…?(笑)
東京公演を一通り楽しんだ後、同ディスクに収録されている札幌公演のダイジェスト映像を視聴。4周年ライブの時にも他公演のダイジェスト映像が収録されており、5周年ライブのBOXに封入されていた新春ライブのダイジェスト映像の記憶も新しいので、「まぁ、こんなもんか」という映像だと思っていたところ、予想に反する収録内容!
その収録内容は、セットリストがほぼ同じ部分は収録せず、完全に「札幌公演のみ」の披露内容をピックアップして収録しており、「きゅん!ヴァンパイアガール(GAME Ver.)」「フラワーガール」「arcadia」は何とノーカット! 「やってくれるじゃなイカ!」とか思っていたら、次の「my song」は途中でカット…(涙)。別の意味で「やってくれるじゃなイカ…」となりましたが(笑)、冒頭挨拶や途中のリーダーMCなども収録してくれたので、そこは感謝しなければ。更にはコメンタリーもある訳ですから、楽しみが尽きません。これでメイキングなども収録されていれば文句無しなのに…!(「my song」は大阪公演でも披露されたからと気付き納得! 改めて「やるじゃなイカ!」)
そして、ディスク2枚目へ。公演順に観ようと決めていたので、メニューを出して映像特典メニューから名古屋公演、福岡公演と続けて視聴。
札幌公演と同様、各公演独自披露の楽曲&リーダーMCを中心に収録されているのは良かったものの、肝心なところで痒いところに手が届かない仕様にはかなり残念…(苦笑)。
名古屋公演では、「愛 LIKE ハンバーガー」をはじめ、「YOU往MY進!」「チクタク」がフルコーラス収録されていたのは素晴らしかったのですが、「チクタク」後の浅倉さんの独白がカット(涙)。「スタ→トスタ→」も出来ればフルコーラス欲しかった…。
福岡公演では、「L・O・B・M」が途中から、「自転車」や「ゲンキトリッパー」は途中から且つカット、「エージェント夜を往く」はカット…。その割には他公演で代わりが利く「Little Match Girl」「眠り姫」などがダイジェスト収録という、何だかチグハグな収録ポリシー。トーク部分はそれなりに入っているものの、もう少しリーダーMCを入れて欲しかった…。勿論、張り切っている仁後さんは大変魅力的でしたので、そこが観れたことは満足していますが…(笑)。
大阪公演は、千秋楽ということもあって熱いステージを堪能出来ました。唯一の残念ポイントは仁後さんと平田さんが不参加なこと。それ以外では、選曲も他の公演と被らないものも多く、ダンス部の若林さんと沼倉さん二人による物凄くパワフルなステージは東京会場には無い魅力的なステージで、「Next Life」の一人用ダンスアレンジも完成度が高く、「眠り姫」は1つの到達点に来た様な感動があり、「START!!」での四葉のクローバーやちょっと感動的だった「ジェミー」、「READY!!」の史上初のフルサイズ披露(TVSizeであったら完璧な順応振りで、プロデューサーさん達の学習振りがとても良く分かった(笑))や、ステージ背後から客席側を映すカメラワークなど見所も多く、参加していない公演ではありましたが、参加していたかの様な錯覚を味わえるくらい、会場の空気が手に取る様に分かる内容でした。大満足の収録でした。欲を言えば、参加したかった!(笑)
パッケージは透明スリーブに、デジパック仕様のケースとフォトブックを封入。デジパックにはBlu-rayディスクが2枚と歌詞ブックレットが収められていました。フォトブックは、各公演毎に4ページに渡り魅力的な写真が満載。瞬間を切り取った各シーンは映像では感じにくい魅力を伝えられる出来だと感じました。
また、今回は何故か全公演を70分くらいにダイジェスト収録したDVDも別途発売され、収録されているカットが変わるみたいだったので併せて購入したところ、確かに少し違いはあるものの、DVDということもあって(Blu-rayに収録されているダイジェスト映像よりも更に)もっさりした印象の映像に加えて途中で歌が終わる展開なので、普通にダイジェスト版でないメディアを購入している人には正直微妙なアイテムかな…と思いました。ただ、1時間ちょっとくらいでライブの全体感を楽しめるという意味では、悪くないかもしれません。
そんなこんなで、堪能した6時間20分+ダイジェスト72分。まだ本編側はコメンタリーでは楽しんでいないので、次はコメンタリーで通してみたいと思います。次のライブまで、まだまだ活躍してもらえる映像メディアの発売は、待ち侘びただけのことのある内容でした。…完璧ではありませんが、まぁ良く頑張った方ではないかと。
ライブの映像は、その時々の気持ちを閉じ込めて残るもので、ステージ上の皆さんだったり、会場にいるみんなだったり、自分が参加したものは勿論、参加していないものであってもちゃんと伝わるものなんだなぁ…と改めて実感。
| 固定リンク
「アイドルマスター」カテゴリの記事
- 「バンダイナムコエンターテインメントフェスティバル」両日参加(2019.10.20)
- 「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 6thLIVE UNI-ON@IR!!!! SPECIAL」Day1現地・Day2LV参加(2019.09.22)
- 「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 6thLIVE TOUR UNI-ON@IR!!!!」Angel・Princess・Fairy各公演LV参加(2019.06.30)
- 「THE IDOLM@STER MR ST@GE!! MUSIC♪GROVE☆ 2nd SEASON」高槻やよい回 参加(2018.09.17)
- 「THE IDOLM@STER PRODUCER MEETING 2018 "What is TOP!!!!!!!!!!!!!?"」両日LV参加(2018.08.05)
コメント