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2012年1月31日 (火)

THE IDOLM@STER ANIM@TION MASTER 07

Dscf3270 前作から1ヶ月。当初予定から1週間延びましたが、無事にアニメ「アイドルマスター」5枚目のアルバムが発売となりました。今回が最後のアルバムということで収録内容に大きな期待を寄せていたのですが、期待していたものからするとちょっと残念…。でも、楽しみにしていたのは間違いありません。…っていうか、待ち遠しかった!(笑)

 勿論、フライング購入したので聴いた所感を綴っておきます(ちなみに写真下部に写っているアイマスロゴの筒はアルバム全巻購入特典(ゲーマーズ)のポスターセット)。

 今回のアルバムは#21から#25までの楽曲群を収録している訳ですが、冒頭に書いた”残念”な部分の筆頭は「『まっすぐ』がフルサイズでない」こと。次に「ゲーム出典の新曲たち(『Little Match Girl』『Honey Heartbeat』『七彩ボタン』)が1つも収録されていない」こと。そして「アルバム通して結局未収録のBGMがある(ピアノアレンジ系)」こと。これらを全て満たすには2枚組にしなければならないので難しかったのは間違いありませんが、やはり不足している(他出典で補えない)のは本当に残念。可能であれば、もう1枚発売して欲しいくらいです。

 さぁ、駄目出しはこのくらいにして(?)、アルバム自体の所感です。

 これまでの4枚と比べて、とても話の流れを強く思い起こさせる仕上がりと感じました。それだけ強く印象に残る楽曲群なのだと思いますが、これまで以上に場面が色濃く脳裏に浮かぶとは思っていなかったのでちょっと驚きました。
 BGM6曲+既存曲5曲+新曲5曲に秘密レポートで限界ギリギリの80分近い収録というのも恒例の構成。
 「眠り姫」は冒頭アカペラで収録はせず(折角歌い直したみたいなのに勿体無い気が)MASTER ARTIST 2版ではありましたが、当時の収録背景を考えれば、魂で唄ったこの収録版を選択したのは正しい選択だった様にも思えるので私はOKでした(唄い直したのが冒頭部分だけの場合継ぎはぎになる訳で、それは「眠り姫」という歌に対して失礼ですしね)。
 「花」はNEW MIXとなり、よりアコースティックさを増した感じで気に入りました。元々好きな歌なので本編中で陽の目を見たのも嬉しかったですが、劇中シーンを強く感じられる様になったNEW MIX版というのも嬉しい収録でしたね。
 「空」は特別いじらず、「まっすぐ」はALLSTAR版なのにGame Ver.で残念で、「READY!!&CHANGE!!!! SPECIAL EDITION」は予想に反して観客のコール入り(なので私的にはBGM分類)で、面白い試みだなぁと思い、「いっしょ」は全員感が強く出ていて「流石は全員で収録した仕上がり!」とその収録現場の空気を感じられて楽しむことが出来ました。

 新曲群はフルで初めて聴いて物凄く印象を強くした「My Wish」、ブラスセクションとコーラスが心地良く、より好きになった「Happy Christmas」、割とあっさりしていた「さよならをありがとう」、曲名を巡るごたごたが思い浮かんだのはさておき(苦笑)、曲の終わり方が本編使用時と同じで、BGMが続かない分余韻に浸れなかった「私たちはずっと…でしょう?」、BGMの印象が強過ぎたものの(曲終わりに春香の号泣シーンが浮かんでしまう…)繰り返し聴くうちに地味に気に入って来た「見つめて」など色とりどり。個人的に「My Wish」はフルサイズを聴いて凄く好きになりました(自分の中に反応する何かが多くて目頭に来ました。とにかく、今回のアルバム収録曲で最も好きになった曲です。尚、「何だか受ける印象が『チクタク』みたいだと思ったら、正にAsu氏が関わっていた(笑))。それと同時にアイマスのクリスマスソングは名曲ばかりだな、と感じました。

 BGMは強く場面を彩った「The world is all one!!」や「relations」に加え、誰もが忘れられないであろう「激励」も収録され、収録曲数は少ないながらも押さえるところは押さえたかな?と思います。

 毎回楽しませてくれた「音無小鳥の秘密レポート」も今回で取り敢えず最後。サブタイトルに「さらば地球編」とあり、誰もが「宇宙戦艦ヤマト」を思い浮かべる中、どんな展開が待ち受けているのか?! 冒頭の説明部分も毎回凝っていて、今回これまでのレポートが駄目だったことに絶叫する小鳥さんが良い味出しています(笑)。
 今回のターゲットは、千早とあずさ。仕事が忙しく、事務所に泊ることを決めた小鳥さんは、お泊りセットを使えることに喜びを感じつつ、「嫁入り前の乙女が風呂に入らないなんて」と「タコ娘」のタオルを持っていざ銭湯へ! いつもの事務服にサンダルで出て来てしまった小鳥さんは、あまりの寒さに凍え死にそうに。そんな中、道端で偶然に逢った千早とあずさ。銭湯に行く途中だということで行動を共にする流れ。胸の大きさが最小と最大のコンビとの合流に小鳥さんが何を妄想するのかな…と聴いていたら、凍える小鳥さんを千早とあずさが挟んで密着、腕に感じる胸の感触にトリップオン!と思いきや、まさかのフェイント(笑)。この展開は意外でした。未聴の方はお楽しみに(?)。ちなみに、シチュエーションは野球部のコーチ(小鳥さん)とマネージャー二人(奥手で幼馴染みの先輩に千早、積極的で行動派の後輩にあずさ)の恋の鞘当て。なかなか的確な配置でした(笑)。
 銭湯に向かって歩く一行ですが、あずさが道案内役なので絶対何かあると思っていたら、目指していた銭湯の煙突が実はスカイツリーならぬスカイタワー(笑)。寒さも手伝って気が遠のく小鳥さん…。
 そんな小鳥さんは現実逃避のトリップ! 「宇宙戦艦ナムコ」の艦長の小鳥さんが、地球への帰路で敵艦隊に阻まれた状況を打開する為、サブキャプテンの千早、オペレーターのあずさに敵母艦アンタレスを、ブラスト砲で正面突破する作戦を指示。艦が被弾した際に負傷した小鳥艦長は千早に艦長代行を命じ…という、これまた何処かで観た様な展開が(笑)。
 そんな妄想から正気に戻った時には湯船の中。妄想のうわ言を聴かれたことに慌てる小鳥さんでしたが、実は銭湯に到着して湯船に連れて行くまでの間に、一番の秘密が! 「秘密レポート」が765プロのアイドルに対してではなく、自分の秘密をレポートする格好になってしまうというオチになるのがなかなか上手い展開(どんな秘密かはお楽しみに?(笑))。19分にも及ぶ妄想ドラマは今回も健在でした。

 ということで、今回も文句無しに楽しんだ1枚ではあったものの、とても楽しみにしていた曲があっさりと、普通に楽しみにしていた曲が強烈に印象を残す結果になったのが意外でした。未収録のものも多い気がするせいか、次のアルバムの発売も期待してしまいます(終わった気がしない(笑))。次のアルバムのアナウンスは何も無いので、取り敢えずゲーム側で未発売の楽曲群を1枚のアルバムにして発売されることに期待したいです。ANIM@TION MASTERに収録しなかったのですから、別途発売を考えている証であると信じたい!

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コメント

七彩ボタンが収録されなかったと聞いた時、絶望したっす(;_;)

投稿: 愛川 | 2012年2月 6日 (月) 12時33分

>愛川さん

 初めまして。こんな辺鄙なブログへのコメント投稿、ありがとうございます!

 AM07、確かにゲーム出典の楽曲が全く収録されなかったのは残念でしたよね。ただ、本日(2/6)更新の日本コロムビア公式サイトにて、それらは別シリーズとしてリリースする予定であることがアナウンスされましたので、近日公開される情報を楽しみに待ちましょう! 「七彩ボタン」も含め、全ての楽曲がM@STER VERSIONで収録されることを祈っています…。

投稿: こうたろ | 2012年2月 6日 (月) 21時02分

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