リスアニ!Vol.8.1「アイドルマスター」音楽大全 永久保存版 II
昨年6月、私としても待望であった「アイドルマスター」の音楽面に特化した1冊の本が刊行され、誤字や記述内容ミスが多々ありつつも中々の読み応えで楽しませてもらった「リスアニ! Vol.5.1 アイドルマスター 音楽大全 完全保存版」。その巻末に予告されていた続刊の発売が、当初予定の11月から4ヶ月近く遅れたものの「リスアニ! Vol.8.1 アイドルマスター 音楽大全 完全保存版 II」として無事発売されました。
今回の「II」が発売されるまでの8ヶ月、特に発売後の半年は「アイドルマスター」を取り巻く環境に大きな変化があり、アニメ「アイドルマスター」の影響は誌面構成にも大きく影響しており、その位置付けたるや作品を語る上で外せない存在感になっていることが分かります。私自身も半年間毎週観ていたアニメ「アイドルマスター」について、新たに書き起こされたの音楽シーンを思い浮かべると、これまで場面を彩る楽曲としてプレイヤー全員の共通認識・共通イメージとなり辛かった「アイマス曲」たちが、同じシーンを思い浮かべ、その時に感じるカタルシスを全員が等しく感じられるものになったことが最も大きな違いだと思います(特に「自分REST@RT」と「約束」は強烈な印象を残しています)。
そんな楽曲たちの制作秘話や、前回掲載されなかったキャストのインタビュー、楽曲解説などが読める今回もやはり”マストバイ”と言っても過言ではないと思います。
今回、一番読めて良かったのはライブスタッフ鼎談。実感として4周年ライブと5周年ライブで急激に演出が進化したと思えた理由が明確に分かったことは、素直に驚きと感動(?)がありました。また、アニメの主題歌である「READY!!」と「CHANGE!!!!」、そして「自分REST@RT」が生まれるまでの苦労も読めたのは嬉しかったです。「アイマス曲」が何故時代に左右されないか、飽きずに聴き続けられるのか、その理由が改めて分かった気がします。
Vol.5.1とVol.8.1、併せて読むことで「アイドルマスター」を構成する”音楽”という面を耳以外でより深く楽しめること請け合いです。繰り返し読むタイプの本ではありませんが、その時代を切り取った誌面価値は確かにある、良い本だと思います。
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