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2012年4月22日 (日)

夢幻戦士ヴァリス コンプリートファイルズ+サウンドコレクション+PC SOUND ORCHESTRA

Dscf3440 先日、友人とPC-88時代の話を自宅の実機を前にして色々していたのですが、今改めて1987年くらいのPCソフト達は驚きと感動に満ちていたなぁ…と感じます。特に「ビジュアルシーン」と呼ばれる、物語を紡ぐ映像を随所に挟みこんで、ゲームのメイン部分であるアクションステージを盛り上げる手法を取り入れた開祖とでも言える日本テレネット/ウルフチームの存在は、その後の業界に大きな影響を及ぼしている様に思えます。

 私の中でも思い入れが強い、という程では無いにしても感動を覚えた作品の中に「ファイナルゾーン」や「夢幻戦士ヴァリス」があります。こと「ヴァリス」に関してはPCエンジン市場での活躍が目立った為に、PCソフトとしての印象が薄い人も多いかと思うのですが、私としてはどちらの印象も強く別々にあるので、その良し悪しは置いておくにしても(笑)、どちらも「ヴァリス」を語る上で無視できない存在だったりします。

 アイテムとして近年、PCソフトのサントラとしてウェーブマスターから「夢幻戦士ヴァリス PC SOUND ORCHESTRA」が、プロジェクトEGGからは「夢幻戦士ヴァリス コンプリートプラス」が発売されたのですが、それぞれのアイテムが発売された時は飛びつくこともなく放置していた私も(何せ、ソフトは全て実機で動くし、当時発売されたサントラは持っているので特別興味が湧かなかった)、最近改めて感じることになった”熱いもの”の後押しもあって、ある意味今更それらのアイテムを入手してしまいました(笑)。

 先ず「PC SOUND ORCHESTRA」から。

 のっけからちょっと驚かされたのは「アメリカントラック」「アルバトロス」の収録! 確かに「ヴァリス」としては関係なくとも、当時を語るには外せなくもない作品ですから、なかなか憎い演出(本筋としては「ファイナルゾーン」も収録すべきだろう!とか思ってしまいますが(笑))。
 「ヴァリス」はオープニング「THE FANTASM SOLDIER VALIS」を通常版とミュージックモード版をそれぞれ収録するといった拘りもあり、「ヴァリスII」は通常版とサウンドボードII版を全て網羅して、当時発売されたサントラからカットされた楽曲(最終面の2曲目「Tears in Battle」)をも収録した正に「完全版」と言える内容でした(収録曲は基本的に2ループ)。尚、収録は全てPC-88版で、PCMによる優子の台詞とかは未収録でした(笑)。また、ブックレットやジャケットはウエーブマスタークオリティなので、あまり期待してはいけません…(苦笑)。

 次に「ヴァリス コンプリートプラス」を。

 この「ヴァリスコンプリート プラス」は数年前に発売された「ヴァリスコンプリート」に追加要素を含めて再販した商品ではありますが、収録内容を考えるとこちらは「完全版」と言って良いかと。PCエンジン版「夢幻戦士ヴァリス」「ヴァリスII」「ヴァリスIII」「ヴァリスIV」に加え、スーパーファミコン版「スーパーヴァリス」、メガドライブ版「SDヴァリス」を収録し、更に「ヴィジュアル集」や各作品のマニュアルPDF、「ヴァリスIII」の攻略ムービーなど盛り沢山です。
 そして、どちらかと言えばこちらが目当てだった(笑)同梱されているサントラ。「SOUND COLLECTION A」には、ゲームとして収録された作品全てのサントラをCD2枚組で収録…していると思ったら、「夢幻戦士ヴァリス」のエンディングだけが未収録!(涙) 流石に島本須美さんが歌う「Miss Blueに微笑みを」は収録出来なかったか…ということで、PCエンジンのソフトからエンディング音源を切り出して、私自身で「真・完全版」を創りましたので問題無し!(笑) 尚、こちらの収録も基本的に2ループです。

 それと別売だった「SOUND COLLECTION B」も併せて購入しており、こちらにはPC-98版「夢幻戦士ヴァリス」、ファミコン版「夢幻戦士ヴァリス」、メガドライブ版「夢幻戦士ヴァリス」、X68000版「夢幻戦士ヴァリスII」という、色々な隙間を埋めてくれる音源が目白押し。個人的にはファミコン版の収録が嬉しい!(ゲームが難し過ぎて、当時サントラ作成を断念したので…)

 改めて「ヴァリス」の楽曲群を通して聴いてみると、素直に「良いな」と思います。今は1シーンの為に様々な楽曲を用意しているので、楽曲数はとんでもなく多くなっていますが、昔は20曲もあれば多い方であり、少ない分1曲に込められた魂は半端ないものだったと思うのです。音源こそチープかもしれませんが、豪華でないからこそ純粋な楽曲の完成度で勝負している。そう感じました。勿論、当時の思い出という濃い味付けも手伝った評価かもしれませんが、それでは片付けられない情熱が注がれた楽曲だと思います。小川史生氏が生み出した楽曲は、シリーズの基礎を築いてこれだけ世界を広げてくれたのですから、「反生命戦機アンドロギュヌス」の様な作品のことは忘れて(笑)語り継いで行きたいな…と。

 勿論、作品の成れの果てまでも…(爆)。

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コメント

義行です、来年の11月で40歳になる独身男性です、「ヴァリスコンプリートプラス」に付属していた音楽CD(A)は来年の02月25日に単品販売されます、500枚限定で発売されます、私は既に予約をして購入代金も支払いました、確かに麻生優子役の島本須美さんが歌う「Miss Blueに微笑みを」が収録されなかったのは残念ですね、2011年に発売されたPC-8801版Ⅰ・Ⅱの音楽CDと同じ2011年にプロジェクトEGGから発売された音楽CD(B)はAmazonで購入しましたので来年の02月に音楽CD(A)が手元に届くのが待ち遠しいです、また投稿します、宜しくお願いします...。

投稿: 義行 | 2016年12月29日 (木) 18時30分

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