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2012年6月

2012年6月28日 (木)

PS3版「アイドルマスター2」765ショップカタログ第9号配信!

Dscf3502 先日の7周年記念ライブにてまた盛り上がりを見せているかは分かりませんが、プラチナトロフィーを目指している私としてはまだまだ現役の「アイドルマスター2」。

 最近ご無沙汰してしまっているので、プロデュース再開時には怒られるの確定ですが(笑)、現実逃避して取り敢えずS4U!へまっしぐら。

 今回は私の大好きな「L・O・B・M」の配信。しかも、PS3版になってクインテット化したということで、(Xbox360版からの買い直しになることは考えないことにして)楽しみにしていました。

 今回のEXTEND衣装は、Xbox360版で配信された時と同様に「765スクールミズギ」と「ビビッドビキニ」に加え、「キューティインセクト」という新衣装が登場。「インセクト」と言っても、ミツバチとテントウムシなのですが、気が付いたらカートに入れていました(爆)。私にもそんな属性が…?!(笑)
 水着の方は髪型が変わることから「ビビッドビキニ」を選択し、「765スクールミズギ」は見送り(買い方がXbox360版と一緒。ただ、今回はお得なパックがあったので迷ったのですが、やっぱりスクール水着は興味無いし要らないな…ということで絞りました)。それ以外は全て見送りましたが、それでもソフト1本分近い金額が飛ぶのですからDLCは大変です…。

 で、肝心の「L・O・B・M」ですが、まぁ予想通りのクインテットダンスで、特別「おぉっ!」という感覚は得なかったものの、同じクインテット化した「オーバーマスター」よりは蛇足感は無かったです。「♪みんな~、この世界の中で~」のところの4thと5thのメンバーの動きとカメラワークは結構好み。全弾発射後の曲最後に員が佇むところは、何故か感じる様になった達成感(笑)。数が多いからなのかもしれませんね。
 ちなみに、私のユニット「カラードジェネシス☆」では、テントウムシが4名でミツバチが1名というバランスの悪さでした(笑)。「エターナルビッグツリー」ステージとの親和性はなかなか。

 今回の配信で、Xbox360版のみの配信となっている楽曲は「Colorful Days」と「I Want」のみとなり、このまま特別新たな動きが無ければPS3版のカタログ配信も終了に向かうのかな…。どうせなら、初HD化&ユニット化として「キミはメロディ」や「またね」辺りが配信されて、有終の美を飾って欲しいなぁ…。まぁ、何にせよ来月も楽しみにしています!

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2012年6月26日 (火)

下田麻美さん1st.シングル「awake/もう一度」発売

Dscf3489 近年、「アイドルマスター」以外にも活躍の場が増え続けている下田麻美さんの、個人名義初のシングルCDがリリースされました。これまでミニアルバムやボーカロイドとのフィーチャーアルバムは発売されていたので”初シングル”というのは意外でした。
 実はそれらアルバムは未聴(未購入)なので、私としては初の下田麻美さん個人名義のCD購入な訳でして(笑)。

 他にも「アイドルマスター」の声優さんで個人名義で音楽活動をされている今井麻美さんや長谷川明子さんについても、私は精力的に追い掛けている訳ではないために、こうして手に取るに至るというのはそれだけの理由があります。まぁ、大した理由ではないのですが…(笑)。それでも、フライング入手するくらい実は楽しみにしていました。

 それはそうと、早速繰り返し聴いてみたところ、強烈なインパクトを残すことはありませんでしたが、普段「アイドルマスター」で双海亜美・真美の歌を聴き慣れていることもあって、全く異なる歌い手であることがハッキリ分かったのはある意味発見でした(今頃ではありますが(笑))。(ラジオで話している声から察するに)亜美・真美の声が作られた声であり、その状態で歌う苦労は言葉で語れる程容易でないとは思います。今回のCD、亜美・真美の様な歌い方を期待する方には肩透かしを食らう可能性はありますが、下田さん自身が持っている魅力はちゃんと詰まっていると思うので「何を聴くか」で感想は変わりそうですね。

 ゲームの主題歌である「awake」は、正に「オープニングテーマ」っぽい(笑)仕上がり。これまでもその「シャイニングフォース」シリーズの歌を担当して来たということもあり、馴染みのある方には安心出来るものになっているのではないでしょうか。
 個人的にはもう1つの収録曲である「もう一度」が耳に留まりました。下田さんが作詞を手掛けてセルフプロデュースしたというこの曲は、私が聴きたかった「下田さん自身による表現力」を感じさせてくれました。今だから表現したいもの、今だから表現できるもの、それが素直に出ている様に感じられました。

 発売記念のイベントなども多く開催されるみたいなので、どうせなら対象店舗で買えば良かったかな…、今更ではありますが…(苦笑)。先日のアイマス7周年ライブでの姿やそれを終えての下田さんのブログに目を通して、直接言葉を届けたくなりました…!

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2012年6月24日 (日)

「THE IDOLM@STER 7th ANNIVERSARY 765PRO ALLSTARS みんなといっしょに!」6/24公演

Img_0254 夢の様な素晴らしい公演を体験し、帰宅後寝て起きたら直ぐに2日目へ出発するという信じられないタイムスケジュールをも体験した今回。昼食を現地で食べて、少しくらい物販を冷やかそうかと思いきや、現地に向かう前から完売情報が次々とツィートされ、「やはり2日目は在庫そのものを用意していないんだな」と、前日買えなかったものの為に始発で頑張っちゃおうかなと思わなくて良かった…なんて思いつつ、もう「課金しないと無理!」という「アイモバi」の一気に放出された代行依頼を大量に余らせて打ち止めになった頃に現地到着(笑)。購入出来なかったアイテムは、律子店長にお願いしよう。
 昼食を取って、コンビニで水分補給用ドリンク(昨日は500ミリリットルで足りなかったので1リットル)の調達と栄養ドリンクを補給し、燃焼効果覿面のヘルシアウォーターも飲み干して(昨日掻いた汗は尋常じゃなかった(笑))会場前に行くと、昨日よりも3時間開演が早いこともあって既に会場前には多くのプロデューサーさん&プロデュンヌさんが集っており、昨日よりも強い陽射しの影響から会場周辺はかなりの熱気に溢れていました。そこから間もなく開場して、入場待機列へ移動している流れのまま会場内へ。昨日はあまり余裕が無かったのでフラワースタンド類を観られなかったこともあり、多少視界に入れつつも自席へ。

 昨日、素晴らしい席に恵まれた私でしたが、何故か全く同じ列で今日は反対側という「一生分のアイマス運を使ったんじゃないか」と思えるくらいの幸運です(こんな事もあるんですね…)。しかし、左右違うだけで本当に全く同じ状況(柵を押さえるスタッフが私の足元に居る…)というのは苦笑モノでしたけれど(笑)。ちなみに、開演してから社長の挨拶や赤羽根プロデューサーの開演宣言まで、そのスタッフは正面に仁王立ちだったので、私はスクリーンを観ることが出来ず、その点はちょっと不満でした(汗)。でも、ライブが始まった時に座って柵押さえモードになってくれたので、それ以降は問題無しでした(でも、一歩引かなければならない状態なのは同じでしたけど…(笑))。

 15:00丁度に開演した「THE IDOLM@STER 7th ANNIVERSARY 765PRO ALLSTARS みんなといっしょに!」2日目。昨日と何かが違っても違わなくても、自分の精根尽き果てるまでの声援を贈ろうと決めた今回。どこまで自分が出来るのか、そんな課題を設けた結果は…?(笑)

 冒頭の社長挨拶や赤羽根プロデューサーの挨拶にちょっとした変更があるのは変わらず凝っているなぁ…と感心。そんな中、これまで社長が行っていた諸注意の中にダジャレが入っていたのに赤羽根プロデューサーに変わったら無くなった、との指摘からか(笑)昨日はやらなかったダジャレを赤羽根プロデューサーが披露! …先に進めましょうか(爆)。

 開幕の「READY!!」と「CHANGE!!!!」のコンボ、確実に昨日よりも会場がパワフル。私も負ける訳には行かない!!と持てる力を出し惜しみなく出す! 今日、私の目の前に立ったのは長谷川さん、下田さん、今井さん、とこれまたテンション青天井!(笑)

 基本的な進行は昨日と全く同じで、セットリストを感覚的に覚えていたこともあって、ペンライトの準備もスムーズに出来たのは良かったです。特に、昨日は特に決まり無くペンライトを所持してしまったので、光らせないことには何色か分からずにもたついた反省もあり、今回は右に赤、青、白、エメラルドグリーン、オレンジ、左にピンク、紫、黄色、緑という振り分けをした結果、とても取り出しやすく、反応しやすい状況を作ることが出来ました(要は右は基本カラー、左は竜宮小町セットという振り分け)。

 それはそうと、会場が物凄いパワーを放つ中、ステージ側も負けてはいない!ということで、昨日よりも確実にパワフルなステージパフォーマンスを皆さん披露してくださいました。「ALRIGHT*」の終盤では、浅倉さんが感極まって声を詰まらせそうになったり(頑張って唄い切った姿はとても良かった!この2年の成長を本当に感じられて、ちょっと貰い泣きしかかった)、凄く声に力が宿っていた原さんの「風花」、「プチピーマン」さんネタを皮切りに強烈な声だし要求をする若林さんの「いっぱいいっぱい」、最高の出来栄えだったのではないかと心底感動した「眠り姫」を歌った今井さんなど、明らかに変わった部分は”二日目(最終日)”というリミットブレイクの魔法が掛けられた証なのかもしれませんね(笑)。

 そんな中、自分の中で明らかに違う感覚を得たのは「SPECIALメドレー」。というのも、最初から昨日以上に物凄く飛ばしていたこともあって、途中で「このメドレー、いつ終わるの?!」という感覚になったからです(爆)。でも、疲れたとかそういう感覚なのではなく、テンション高過ぎて笑っちゃう的な方向だったりするので、心底楽しんでいたのは感じて頂けるかと。昨日の影響で多少声が枯れ気味だったのですが、限界を超えたら結構まだ声は出せるものなんだな、と感じることが出来たのは驚きです(腹から声を出すので、そう簡単に喉はやられない自信はありましたから、ある意味レベルアップしたのかな?と(笑))。

 「スタ→トスタ→」ではちょっとしたトラブルなのか、歌とオケがずれた瞬間が発生。その後、立て直すために下田さんが色々な機転を利かせて盛り上げてくれた姿が印象的でした。昨日の今井さんもそうでしたが、その舞台度胸に7年積み重ねたものを感じられました。

 次にまた自分を襲う昨日とは違う感覚。それは「七彩ボタン」の時にやって来ました。それは「七彩ボタン」のダンスを観ている時、そのゲーム中の素敵なダンスを完璧にトレースしている部分、釘宮さんを中心にして、たかはしさんと若林さんが両脇を固めて完璧な仕上がりと言って良いものを披露してくれたことに、ここまでの道のりや懸命に練習したであろう日々を想って急激に胸が熱くなり、ちょっと泣いてしまったのです。これには自分でも驚きました。先日も書きましたが、「あれ、私はこんなに釘宮さんに好意的だったっけ…?」。正にこれが今の私の回答なんだろうな、とちょっと笑ってしまいました。その証拠に(?)、隣にいた友人曰く「全員に声援を贈っていた中、釘宮さんへの声援が声のボリュームも回数も勝っていた」と言われました…。おかしいなぁ…?(笑)

 次の違う感覚は滝田さんの「光」。すっと心に入って来たその歌声は、昨日は大丈夫だったのに気が付いたら泣いていました(笑)。スポットに照らされた滝田さんを観て、歌詞にある「おかえりなさい」が観客側からも言いたい気持ちだったこともあり(何と言っても産休後の初の大きいライブですから)、無言のキャッチボールの様な空気を感じてしまい胸が熱くなってしまいました。歌詞の最後、滝田さんが「いってらっしゃい」を台詞の様に言ってくれたのも、凄く気持ちが伝わって来て強く印象に残りました。

 そして勿論、今井さんの「約束」も。昨日は全ての演出が初見で感動した訳ですが、今回はその演出を全て知った上で何を感じられるのか…と全身で受け止めてみると、今井さんの気持ちが乗って響いた歌は昨日の比ではない訴えかけるものがあり、私は2番に入る頃には泣き続けていた様な気がします。アニメの1シーンに現実の1シーンも加わり、7周年の重み、「みんないっしょに!」という思い、そんな全ての要素が全て乗った「約束」。本当に最高でした。

 更には「見つめて」も原さんと浅倉さんの気持ちの入った歌声は、昨日以上に胸に迫るものがあって強い印象を残しました。続く中村さんの「さよならをありがとう」も、昨日とはまた違った味わいを感じさせてくれた様に思えて、セットリストが同じであることは何もマイナスに働くことはありませんでした。

 そして、「私たちはずっと…でしょう?」では昨日と同様にステージから問いかけられた瞬間、観客側から「いっしょ!」とすかさず返したことにちょっとグッと来ました。でも、逆にステージからはそれに対しての返しがなかった感じがしたのは少々残念。でも想いは届いていた様で、昨日より更に楽しい「でしょう?」でした。

 最後に全員揃っての一言は、5周年の時は感極まるメンバー続出だったものの、今回はそれ程でもなく(滝田さんは危なかったですが持ち直した)、しかもとても良い表情をしていたのが印象的で、本当に成長を見て取れた瞬間でもありました。続く「いっしょ」は、確実に千秋楽にしか味わえない大団円感を味わうことが出来、真(しん。まことじゃなく(笑))の「みんなといっしょに!」が完成した様に感じられました。ちょっと泣きそうだった時に祝砲が放たれて、その蓋と思われる物体が私を直撃したのも良い思い出になりました(笑)。

 アンコールは昨日よりも待ち時間が短く、みんなのテンションが高いのを維持した状態でスタート! 「THE IDOLM@STER」と「READY!!」のコンボは、全力全開で行くと本当に凄いです。こんな楽しくも苦しくも楽しい流れは他に無いのではないか、と思える最高の時間でした。恐らく、日本全国でこの会場と、それを観ているライブビューイングの会場の皆さんが最も幸せで楽しい時間を過ごし、共有していたのではないでしょうか。それを信じて疑わないくらい、本当に素晴らしい4時間でした。2日目のアンコール、私には独自のテンションで羽目を外す中村さん、ぴょんぴょん飛び跳ねて心底楽しそうな釘宮さん、とびっきりの笑顔だった下田さんの表情とお姿が特に目に焼き付いています。

 最後は社長挨拶を経て赤羽根プロデューサーが一本締めを託されるかと思えば、また社長に戻して社長が一本締めをする流れになるなど、細かく演出が変わったりするのも芸が細かいな、とギリギリまで楽しませようとする姿勢に改めて感動。ただ、一本締めする社長の「よぉーーーーーーーぉ」の伸ばしが長すぎて、みんなのタイミングがちょっとバラけてしまったのは残念というか、何だか”らしく”て良かったです(笑)。社長の最後の一言に「暑くなる前にまた会おう」と言っていたので、来年の夏前なのか今年の話なのかは分かりませんが、ライブの企画があることを匂わせていたので、その時は行けたら良いな…と思っています。

 それと、途中の情報コーナーは初日と大して変わらなかったと言えば変わらないものの、新情報として「Jupiter」が「花とゆめ」系雑誌でコミカライズされることが発表され、ある意味「シャイニーフェスタ」よりも盛り上がった様に感じたのは特筆したい部分ですね(ちゃんと緑色のペンライトが振られていたのも良かった)。坂上プロデューサーはその盛り上がりに「意外」と述べていらっしゃいましたけれど、この会場に来ている人で「ジュピター」が嫌いな人は殆ど居ないと私は思っています。また、「シャイニーフェスタ」はそれぞれ23分のアニメが収録されていて、要はアニメ本編1本分×3種類の3本の新作アニメが観られるという新情報。また楽しみが増えた、という感じですね。

 そんなこんなで二日間の夢の様な時間に幕が下りました。2日共に4時間という物凄いライブではありましたが(私自身も本当に出せる力を全て出し切ったと感じられたのは凄い)、こんなに楽しい、そして参加したみんなが一緒に一体感を持って楽しめるライブがあるんだ、ということが何よりも嬉しく、そんなコンテンツに巡り合えた奇蹟に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。この先まだまだ色々な展開をして行くであろう「アイドルマスター」。またこういう素晴らしいライブに出逢える日を楽しみに、今後もコンテンツそのものを、応援する全てのプロデューサーさんとプロデュンヌさんと共に支える力になれたら嬉しいな、と思います。

 この2日間で味わった沢山の感動と感謝の気持ちは、絶対に忘れません。その全ての導線に関わった全ての方々に改めて感謝の言葉を贈らせてください。本当に、本当にありがとうございました!!

■付録:セットリスト

 ※6/23と同じなので、そちらをご参照ください

続きを読む "「THE IDOLM@STER 7th ANNIVERSARY 765PRO ALLSTARS みんなといっしょに!」6/24公演"

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2012年6月23日 (土)

「THE IDOLM@STER 7th ANNIVERSARY 765PRO ALLSTARS みんなといっしょに!」6/23公演

Dscf3488 とうとうこの日がやって来ました。

 昨年末、アニメ「アイドルマスター」の最終回本編終了直後に放映された7周年ライブの告知。副題に「みんなといっしょに!」が掲げられ、出演は765PRO ALLSTARSとあり、本当の意味でのアニメの総決算が約束されたであろうそのライブの告知は、「半年も先か!」という思いと、「それだけを楽しみに半年生きて行ける」という思いが同居し(笑)、長かった様であっと言う間に過ぎた半年を振り返る間もなく当日を迎えることになりました。行けるかどうかを心配していた発表直後。前哨戦とも言える「WINTER C@RNIVAL!」に参加した1月。チケット申込をして当選を祈った2月。狭き門を突破して参加が叶った3月のアイステライブ。素敵な思い出に溢れた4月の「ラジオdeアイマCHU!!」公録。パチスロ化が発表された5月。開催日を指折り数えた6月。…結局、振り返る暇が無いくらいにずっと何かがあり続けたというのが今分かりました(笑)。

 開催日が近づくにつれ高揚感は増し、それと同じくらい緊張感も増すという、これまでのライブ当日を迎えるまでの心境とは全く異なる今回。これまで経験を重ねて来た分の余裕がある反面、会場の広さがどう使われるか、アニメで新規参入した多くの人が楽しめるか、ライブビューイングを行うことによるトラブルや時間制限がライブに変な影響をもたらさないか…。何より、今回アイマスライブ(フルサイズ)初参加となる友人二人に心から楽しんでもらえるか、それらの不安要素が頭の片隅にありました。でも、そんなことは私が思い悩んだところで意味がありませんから(笑)、コンテンツの持つ力を信じて私自身が全力で楽しむことが全ての基本だろうということで、全ての感情を楽しむことに決めました。

 初日である6/23。近づいていた台風も消え去り(本当に13話の状況を再現する気か!?と思わなくも無かった(笑))、危ぶまれた天候も何とかなってしまうという「護られている」と感じてしまうここ数年のアイマスライブですが、紫外線の強さは感じるものの今年も天候は何とかなりそう。折り畳み傘を持たずにアイマスライブに参加するのはいつ以来だろうというくらいなので(笑)、手荷物が少なくなるのは嬉しい限り。
 いつもは「物販開始2時間前に現地」というスケジュールを組んでいた私ですが、今回は参加人数も多いのでどうしようかな…と考えていたところ、一緒に行く友人が始発で行っても7:00過ぎということだったので、その時間に合わせることに。結局、物販待機列に並んだのが7:30頃なので「物販開始2時間前」より遅くはなりましたが、まぁこんなものかと。今回は物販開始9:00という異例の早さ(?)なので、それだけの人が集まる事を予想してのことだと思いますが、これが後々とんでもない状況を引き起こすことに…(苦笑)。
 昨年、6thライブの時は売り子の捌き方が遅かったからか6時間も並んだという経験があるので、今回の7thは参加人数からしてもそのくらいの時間並ぶことは覚悟して参加したのですが、運営側は更に読み違いをしていた様で、列形成も含めて想像以上に人が溢れかえってしまったことから、物販開始後に途中で公式グッズとそれ以外のグッズの売り場を分断し、列形成を別々にするという暴挙に出ました。その為、それまで1つの列に並んでさえいれば全てのグッズを購入出来ると信じて並んでいる私達は、仲間内で役割分担をすることも出来ずに同じ列に並び続け、別アイテム購入の為に再度別の待機列に並び直さなければならないという酷い仕打ちを受けました(苦笑)。結局、列に並んだのは7:30頃、物販開始は9:00、公式グッズ列から開放されたのが13:30、別グッズ列に並び始めたのが13:35、その列から開放されたのは15:40…。並び始めてから8時間という、想像を絶する凄い時間を体験することになってしまいました…。更には販売アイテムの量を見誤っていたのか、ライブの定番アイテムであるTシャツやマフラータオルも早々と完売してしまい、かなりの人に行き渡らない始末。私も随分と買えなかったアイテムがあり、その為半ばヤケクソ気味に予定外アイテムを購入したりして(っていう程沢山買った訳ではありませんけど)気持ちを奮い立たせていました(笑)。まぁ、買えなかったアイテムの殆どは律子店長に頼めるものなので、並ばされた不本意な時間を除いては、書いている文面ほど腹が立っていた訳では無い(どちらかと言えばイライラよりも早く解放されたい気持ちが強かったというのが本音)というのも、ライブへの高揚感が勝っていた証拠かもしれません。でも、公式グッズ購入時は、それを入れる為の袋はくれないし(なので、アニメイト側の方で大きい袋をもらった)、対応には改善が必要なところは色々ありました。散々ハッシュタグを付けてツィートしたので、運営側には反省点として受け留めて欲しいですね。それと、会場の特性に因ってしまうのですが、横浜アリーナは防音効果が高い訳ではないので、リハーサルの音が物販エリアに筒抜けになってしまっていて、ネタバレ的な要素を多分に含んでいたのは少々残念ではありました。まぁ、自分で聴かない様な対策をすれば然したる問題では無いとも言えるので、この辺りは会場に合った対策(っていうか防御策)を自分で用意しなければならないな、と学習することが出来たので良かったです。それでも、ステージを創る皆さんがギリギリまでリハーサルで調整している事が分かって、普段は見えない「努力」の部分に繋がる感謝の気持ちが湧いて来たのは良かったと思っています。

 とにかく、ようやく解放されたということで遅い昼食(っていうか、早い夕食と言える時間…)。いつもの様に景気付けの生ビールを1杯飲み、食べ終わってからコンビニでライブ中の水分補給用のヘルシアウォーターも入手し(これがライブ中、凄い燃焼効果を発揮!(笑))、購入済みだった栄養ドリンクを補給。さぁ、ライブの戦闘準備は整った!! もう直ぐ開場時間なので、いざ会場へ…って、物販解放されてから1時間くらいしか経っていないんですが…(汗)。

 会場に戻ってみると、ごった返す人、ヒト、プロデューサー。入場待機列への流れがあったので、そのまま列を追うと徐々に進んで20分くらいで正面玄関側に到達(その時は既に直接入場出来る状況があったりして「それはどうよ?」と思わなくもなかった(汗))。手荷物検査を済ませて自分の席へ。今回、初めて記念ライブにてセンターエリアに入る事が出来た私は、それだけでも感慨深いものが。3週間前に「テイルズ オブ フェスティバル2012」で訪れた会場は、広がる空間こそ同じではありますが、舞台セットや迎えられる空気感や自分の心構えは全く異なり、湧き上がる高揚感は筆舌に語りつくせないものがありました。番号を確認し、自分の席を確認すると…驚愕。というのも、前の方で無いのは認識していたつもりなのですが、結果的に中央部分の花道部分が目の前にある席。つまり、「ある意味最前列」なのです…!(汗) 座った時こそ「前に柵があるし、人が居ないので楽だ」くらいに思ったものの、本番が始まってからこの席がどんな席であるのかに驚くことになろうとは…! ちなみに、柵を押さえるスタッフが私の真正面で、ずっと足元にその人が屈んで押さえて居ることを多少なりとも意識する必要がありました(なので柵には触れない様に一歩下がることに決めました)。

 席に着いてから、上着を脱いでTシャツ1枚になり、マフラータオルを首から掛け、サイリウムを準備し、制汗スプレーを身体に吹いて、足元に要否に応じたアイテム配置をしていくうちに、もう開演10分前。流れているBGMもテンション上げる系統が多く(開演時間直前に「自分REST@RT」を流すなんて!(笑))会場全体がその曲に合わせてコールを入れるボリュームも大きくなって行く光景も心地良く、以前はそんな光景をニコニコ見守る方だった自分も、今では一緒に声を出して楽しむ様になっていることを考えると、自分が参加し始めてからの歴史をちょっと感じてまた感慨深くなったりしました。

 開演定刻から5分程押した様ですが、場内BGMがフェードアウトし、メインスクリーンには社長の姿が。会場内のプロデューサー&プロデュンヌの意識は全てメインスクリーンへ向けられ、社長の軽妙なトークに静かにテンションを上げて行きます。バトンタッチされた赤羽根プロデューサーの諸注意を経て、「アイドルマスター 7th ANNIVERSARY 765PRO ALLSTARS みんなといっしょに!」開幕です!!

 いつもの導入部のBGMが流れ、暗転したステージ上に横並びになるガールズの皆さん。会場の広さを演出するレーザービームが正面中央から奥に向けて照射。広がって行く光景にもう会場全体のテンションの高まりは最高潮! スポットが照らされた先に並ぶ13名のアイドル達!流れ出すのは間違いないと思っていた「READY!!」! 今回はアニメを主軸に置いた構成になることは示唆されていたこともあって、開幕曲は絶対に「READY!!」だと思っていたプロデューサーさんも多いでしょうし、元々この歌の瞬発力と爆発力はアイマス曲の中でも屈指のものですから、これまで参加したアイマス系ライブの中で間違いなく最高のスタートダッシュと言えると感じました。のっけからここまで参加者全員が全力を出すライブ、そうそう無いのではないでしょうか?(笑)
 と思っていたのも束の間、休む間も与えて貰えずに「CHANGE!!!!」へ突入! アニメ劇中では「READY!!&CHANGE!!!!」となっていましたが、あれを現実でやられるとこちらの声援が中途半端になってしまうことを危惧していたので、完璧に分けてくれたのはとても良かったのですが、まさか連続投入とは…! 完全に予想を裏切られた私は、このままステージ演出に飲まれる事を覚悟した瞬間でもありました。でも、この「READY!!」と「CHANGE!!!!」の間を置かない切り替えはとても素敵で格好良く、初手から全開だった勢いを更に上乗せ出来る唯一の組み合わせなのではないか?と実感した次第。ある意味本当の意味での「READY!!&CHANGE!!!!」だったと思いました。
 ちなみに、初手からメインステージから中央花道を通ってセンターステージへガールズの皆さんが出て来て、まさか、まさか自分のほぼ目の前に皆さんが来るなんて思いもしなかったので、自分の座っている席の凄さに驚いたのはこの時が初めてでした…(笑)。丁度真正面に中村さん、浅倉さん、釘宮さんくらいが立っているのですから、ただでさえ高まったテンションは青天井モードに突入です(爆)。肉眼で表情や動作をしっかり観ることが出来たというのはとても嬉しいことではありますが、この空間に居られること自体が最高の幸せなので、この位置で観ている責務として「みんなといっしょに!」に少しでも力添えが出来る様に限界まで声援を贈り続けるのみ。

 取り敢えずのオープニングを一区切りしての自己紹介。そして、次の準備に移るメンバーは一足先にステージを後にして、ちょっとの間のまったりトーク。人数が居るから出来る構成であり、人数が居るからこその個性のバランスなどで、まったりと言ってもダラダラしない、時間配分を守りつつも楽しませる流れは流石。ちなみに今回の新衣装は錦織監督がデザインしたとのことで、パンフレットに描かれたものと同じというのも心憎い演出。年々、衣装にも予算を費やす様になって、アイマスならではの「キャラクターイメージカラー」と「コンセプトは同じでも衣装デザインは異なる」という素晴らしい”意匠の衣装(笑)”で視覚的にも楽しめるのは良いですね。

 こちらも丁度一息ついたかな、というタイミングでライブ再開。次に来たのは…「乙女よ大志を抱け!!」! アイマス曲の中には、一区切り付いたタイミングを一気にヒートアップさせる起爆剤的曲も多いですが、この「乙女よ~」も正にそれ。全員が一つになれるコール部分も多く含むこの曲の使いどころを完璧に把握した演出に、担当する浅野豪孝氏への信頼感は大きくなる一方です(笑)。しかも、バックダンサーを従えて出て来た「乙女よ~」は「大きなステージでやっている!」という高揚感を更にプラスさせてくれ、こちらも負けじと声援を贈る力に転換されました。

 続くのは「イェーーーーーー!」が「WINTER C@RNIVAL! Night C@RNIVAL!」から組み込まれた「ALRIGHT*」。オリジナルは初代雪歩である長谷さんではありますが、この時はもう浅倉さんのモノになったな、と感じられる一体感がありました。合間に入る「あずみん!」コールも心地良く響き、盛り上がりは収まるところを知りません。

 そして、本当の意味でのライブ復帰戦となる滝田さんが歌うのは代表曲「空」。5周年の時の様にバックスクリーンに空のイメージ映像が入る演出も良かったですが、スポットライトやレーザーだけでステージを演出している今回は「これも良いな」と思える仕上がりでした。ただ、虹を演出する効果などは座席によって見え方に差が出てしまった様で、その点は残念な部分もありました。

 「チアリングレター」は私にとって生歌初体験。格好良さと優しさが同居した平田さんの表現だからこそ為しえた応援歌の1つの形がそこにはあったと思います。そして、私の思い入れの強い「風花」は歌い手である原さんも魂を込めているのを感じ、聴いているこちらも熱が入りました。そこから一転する「おはよう!!朝ご飯」はこの歌として割と珍しい組み合わせである長谷川さんと仁後さんの披露で、終始ニコニコして聴いていられたのも印象深いものがありました(最後はお尻フリフリもしてくれましたし(爆))。

 ここでまたちょっと一区切り。最初の自己紹介後に準備で捌けたメンバーが揃ってのちょっぴりトーク。こちらも補給タイムが無いと厳しいですから助かります(笑)。しかし、ここでもそれ程甘やかしてはもらえません。何と言っても、続くのが「いっぱいいっぱい」なんですから!!

 若林さんの「いっぱいいっぱい」のパフォーマンスはその時々のノリを大事にするので、定番ながらも同じだった事が無いくらいにいつも楽しく新鮮に味わうことが出来ます。しかも今日は律子の誕生日!! ライブでの披露も久し振りですから、余計に力の入ったステージで楽しませてくれました。

 空気を一変させる「Next Life」は、もう5周年の素晴らしいダンスパフォーマンスが脳裏に焼きついているものの、今回は更にバックダンサーの人数をプラスしてダンス演出も細かく修正。更に飛躍した「Next Life」に場内もヒートアップ! 思わず「カッコイイ!!」と口から出てしまうくらい、沼倉さんの表情にドキッとさせられました。

 そしてまた空気を変える「眠り姫」。これまで何度か「眠り姫」を生で聴く機会に恵まれて来ましたが、今回は大きな会場だということもあって、力の入れ様が凄く伝わってくる歌声に、こちらも気持ちがついつい入ってしまいます。1番の歌詞間違いに気付いてしまった私ではありますが、そんな事を気にすることなく入り込んで聴けたのは歌の力があってこそ。6周年の大阪公演と肩を並べる「眠り姫」だったと感じました。

 ここで私が7周年ライブで1つの見所としてその瞬間を待ち侘びたステージが眼前に現れます。それは、竜宮小町が披露する「SMOKY THRILL」!! 6周年では沼倉さんと若林さんが予想を上回るパフォーマンスを披露してくれましたが、やはり本来の竜宮小町が持つパワーは自分の中にベースが出来上がっている分、破壊力が違います。もう、気持ちが強過ぎて瞬きも忘れて食い入るようにステージを観てしまいました。ダンスもゲームをトレースした部分があり、バックダンサーを従えた竜宮小町の貫禄は、アニメ以上のインパクトを私の中に与えてくれました。

 そんな感動の余韻に浸る間も無く、これまた今回のライブの肝である「自分REST@RT」!! 誰から指示された訳でもないのに会場が一斉にオレンジの輝きに変わり、アニメの13話をも超える現実のステージが眼前に広がりました。この光景は恐らく誰もが味わいたかったアイマスステージの1つの到達点なのではないかと思えるくらい、最高の一体感を味わえたと思います。この歌はアニメ初ではありましたが、このライブを経て現実の印象がプラスされたことで、アニメだけでは知りえなかった熱気や空気感をも自分の記憶にリンクさせることとなり、忘れられない強い印象を持つ名曲が完成した瞬間とも言える。そんな気がします。そして特筆しなければならないのは、下田さんが「SMOKY THRILL」に続いて連続歌唱となったこと。どちらの歌も重要でこなすのに大変なエネルギーを使うはずですから、これはこちらが思っている以上に大変なはず。その頑張りだけで泣きそうです…!

 盛り上がりに盛り上がったここで、また一区切り。ステージ上に全員集結してのMCタイム&会場全体でのウェーブ大会。勿論、こちらは補給タイム(笑)。でもやはり、時間を頂くことは出来ずに中盤戦に突入。しかし、この中盤戦が普通の中盤戦で無いことをこの後で思い知ることになる訳です…(笑)。

 次に始まったのは「横浜アリーナSPECIALメドレー」ということで、メドレー形式でまさかの14曲+1。駆け抜けた結果でその曲数に…え!?と思うわけですが、開始直後はテンションに身を任せていたこともあってその大変さに気付かずにフルパワー(笑)。スクリーンに歌詞が出たところは一緒に歌って欲しいということではありましたが、ずっとコール&ソングをやり続ける私達観客側は本当に延々と全力に次ぐ全力が続いて行き、これもある意味で「アイマスライブの真骨頂(凝縮した形)」だと思いました。実はライブ前に「3時間オーバーのライブだったとしても、披露出来る楽曲は30数曲。それでも足りないと感じるんだろうなぁ」と思っていたのですが、このメドレー形式で一気に曲数も満足度も稼げるということに気付かされ、「これは一つの解決方法だな」と目から鱗状態でした。
 このメドレーは途中に小休止タイムとして(?)、まさかの「てってってー」タイムがあって皆でBGM「TOWN」を合唱することになるとは思っていなかったので、これはこれで楽しいな、と思いました。ここまで来るともう何でもアリなんですね、横浜”アリーナ”だけに(爆)。
 メドレーの中で唄われた歌の中には「フルで聴きたかった」と思う歌も多いのですが(「キミはメロディ」とか「Little Match Girl」とか「Brand New Day!」とか。そして近年アンコールの定番だった「GO MY WAY!!」までもここで使ってしまうとなると、アンコールは…?という予想が出来ない状況も生まれた)、キチンと編集・展開されたメドレーは出色の出来だったと思います。

 ほぼノンストップのメドレーを終え(全く時間を気にしなかったのですが、20分くらいはあった模様)、本当の意味で初の休息時間がやって来ました。と言っても、新作のPVお披露目タイム。社長のお茶目なトークも含みつつ、公開されたPVは直前に発表された「シャイニーフェスタ」。そして壇上に上がるのは、ガミPこと坂上プロデューサー。ウルトラオレンジの光と変態コールに迎えられ、いつものちょっとした楽しいやり取り(笑)。発売日が10月25日と公表されたり、その他色々な企画についても説明がありました。本当に休むことなく色々な企画が進行していることを改めて知ると共に、「大変だ」と思う気持ちよりも「楽しみ」に思う気持ちが上であることを再確認出来たのは私としても良かったです。

 そんな一息ついたコーナーが終わって再びのライブ。これだけの小休止を挟んだということは、絶対に起爆ソングが来る!と思っていたら、正にそれ!! 信じて疑わなかった「キラメキラリ」!!!! もう絶対の自信を持って周囲を引っ張るくらいの気持ちでずっと声を張る。自分自身でも過去最高の力の入れ具合だったと思います(笑)。

 あまりに全力を出したので一呼吸くらい置きたいな…と思っていたら、今回の構成はそんな事を許してはくれない様で、まさかの「スタ→トスタ→」に突入! でも、楽しいのだから、そんなことで手を抜いた声援を贈れるはずもなく臨界突破。もう、明日があることなんて関係ない。今日は今日、明日は明日!

 臨界突破したらもう青天井。以前、「限界の向こうは無限大」という詞を胸に刻んだことがありますが、正にそれを味わっている中、続いて来たのは「自転車」。これも聴きたくても聴ける機会が少ない歌だったのでテンションアップ(って、まだ上がるゲージがあるのか!という突っ込みをしたくなるくらい(笑))。最後の「好きだーーーーーっっっ!!!」は会場全員で言うのも気持ち良いですね。

 そして私が聴きたかった新曲シリーズの雄「神SUMMER!!」が披露。ダンスをほぼ完璧にトレースしてくれたダンス部の二人が担当した「神SUMMER!!」は本当に素敵で、ゲームの中のダンスでこの歌が好きになった私としては、終始感動しっぱなし。最後の陽の光のまぶしさを手で遮るところまで文句無し。歌よりもダンスだけで胸が熱くなりました。

 これまた大好きな「晴れ色」が続き、そしてちょっとだけ小休止出来る曲が来てくれたことに安堵(笑)。ゆったりした曲も名曲揃いというのもアイマスコンテンツの特筆したい点ではありますから、緩急あるのは嬉しい限り。

 ここでまたMC。ストレッチタイムということで、伸びをしたり手をぶらぶらさせたり(たかはしさんは「チュパリコ」感出していたのが印象的(?)でした(笑))。伸びをしている時、危なく立ちくらみそうなくらいに全力出していたのが自分的に別の意味で印象に残りましたね…(苦笑)。
 ガールズ達を下がらせて社長のお遊びタイム。本日二度目の会場ウェーブ大会を経て再開されライブの起爆曲は…「七彩ボタン」!!! これも披露を期待していた1曲なので目に焼き付けたステージでしたね。しかも、未だ聴いたことの無いM@STER VERSIONの披露で、これはこれで嬉しかったです。

 続くのはまさかの「光」!! これは昨年の新春ライブの際、滝田さんが産休に入って出演見送りにになった時に凄く聴きたいと期待していた1曲で、復帰後の初ライブで、しかもアニメ中心となるなら順当に「花」だと思っていただけに、嬉しさは格別でした。しかも、スポット演出が非常に綺麗で、元の歌が持っている「小鳥さんが見守っている」感を増幅して胸に沁みる仕上がりになりました。

 そして満を持して登場する「マリオネットの心」! 「WINTER C@RNIVAL!」で初めて生歌を聴いた時以上に熱い! やはり会場が大きければ大きい程、こういう歌は映えますね。長谷川さんが持つ役割の大きさから、途中参戦キャラクターとは思えない位置に成長した美希の存在感も含め、胸に去来するものがありました。私が特に大好きな2番の後のメロディと「すでに醒めてしまった、ことーーーーー」から繋がるダンス部分は最高の輝きでした。アニメの13話ではありませんが、本当にキラキラしてました。

 次に流れ出す前奏。…「来た…」と静かに湧き上がる興奮を抑えつつ取り出すのはピンク色のペンライト。「DIAMOND」!!!! 実は披露を期待しつつも、アニメ寄りなら披露されない可能性も考えていたので、これが実際に聴けることが確定した今、もうその感動で胸が一杯。何だか会場全体もそんな空気に感じられるくらいに、この「DIAMOND」は本当に強い印象を自分の中に残しました。

 そんな感動の余韻を楽しもうとしたところに追い討ちを掛ける様に始まる「約束」。自分の中の気持ちの切り替えが瞬間的に出来なかったのは仕方がありませんが、少しずつ気持ちを近づけて「約束」モードに。不思議と普通に聴けてしまった自分ではありますが、2番を終えての間奏後。それまで高まったであろう感情に訴えかける演出がステージに起こりました。メインスクリーンに光の玉が弾けてホワイトアウトした後に、歌っている今井さんの表情が大写しになり、その下には他のメンバー全員で歌っている今井さんを見守っているシルエットが映し出されたのです! これで一挙に感情の波が押し寄せて来ました。他メンバーが出て来ないでシルエットで見守る演出は、直接出て来るよりも効果覿面。もうその演出の素晴らしさに息を飲みました。そして、唄い終えた時にステージ前面が満天の星空に変わり、一際大きな星が光る演出も含めて「約束」という歌を、アニメ演出だけでない力を加えて完成させてくれました。その瞬間に立ち会えた、この時間を共有している全ての人の胸に刻まれたであろう名場面は忘れられないものになりました。今井さんがゆっくり退場する時間をも演出としていた、本当にしっかり作られたステージに会場から割れんばかりの拍手が贈られました。

 それを引き継いだ「見つめて」も、原さんと浅倉さんの熱唱で心が震わされました。元々この歌は劇中ではインストで流れ、後で歌として認識する事になった訳ですが、それでも聴き込むほどに良さに気付いた私の中では印象深い1曲であり、生歌が持つ歌い手の気持ちが強く反映された今回はしっかり「約束」からの流れを引き継いでくれたと思います。

 そして「さよならをありがとう」に繋がる演出。ソロ曲としては春香で始まり、春香で終わる。「アイドルマスター」というコンテンツで春香が中心に居ることを心から感じられる瞬間でもありました。途中、中村さんが気持ちを強く入れたからなのか、ちょっとだけ気持ちが高ぶり過ぎたかと思われる箇所がありましたが、そこすらも演出なのではないか、と思わせるくらいに力と想いに満ちた歌を聴かせてくれたと思います。

 ここまで来たら次の歌はもうこれしかない! 誰もがそう思っていたであろう曲が流れ始めます。勿論、「私たちはずっと…でしょう?」です。ここで、ステージ上の皆さんから観客席側の私たちに「皆さんは”…”に何を入れますか?」という問いかけがなされ、突然のことに回答に窮する観客側。この辺りの演出はなかなか難しいな…と思いましたが、ここからが私達プロデューサー&プロデュンヌの団結力を示す時! ここは2日目の課題だ!! とそれぞれの回答を胸にステージを受け止めていたと思います。でも、発表時にちょっとしたケチが付いてしまったこの歌が、横浜アリーナのステージで会場全てを1つに纏め上げたその瞬間、「いつまでもどこまでも」から「私たちはずっと…でしょう?」に生まれ変わった瞬間の様にも感じました。

 ここで最後のMCタイム。滝田さんを呼び入れて、全員から最後の一言。ここまで来るまでの道のりは容易でなかったのは誰もが分かることではありますが、ここまで来たという事実を皆が共有出来た今日という日は「夢は諦めなければ現実になる」ということを証明したステージになったと思います。皆さんの一言を聞いて、そんな思いを強くしました。

 最後は勿論「いっしょ」。この歌を錦織監督が最終回で使ってくれた事を本当に心から感謝したい、正にそれを感じる観客をも含めた全員歌唱! この時に本当にライブの副題「みんなといっしょに!」が完成しました。元々「MASTER LIVE」のシリーズの1曲して埋もれていたかもしれないこの曲を、こういう形で復活出来たのはアニメのお陰。そして、これを全員で唄ったステージで得た感動は、アニメの最終回を纏め上げた印象に本物の一体感を上乗せしたものなので、生涯忘れられないものだと言っても過言では無い様に思えます。歌の後半、みんなで「いっしょ!」と叫ぶところで祝砲! 最高のタイミングで放たれたその金銀の帯は最高の盛り上がりを演出。祝福された様に自分の肩にその帯が掛かったのがちょっと嬉しかったです。

 とても綺麗なステージが完成し、それはそれで満足したものの、やはり最後は感動で上向きに変わった気持ちを弾けさせて終わりたい! 勿論、沸き起こるアンコール!! 今回私も切れ目無くに声を出していました(笑)。

 すると、然程お待たせすることも無く流れてきた楽曲は…「THE IDOLM@STER」!! やはり、この曲が無いライブは考えられません! 「GO MY WAY!!」をメドレーで使ってしまったので、この1曲だけでも良いや、何て思っていたら…切れ目無く続いたのは何と…「READY!!」!! 本当の意味の「アンコール」は、物凄く気持ちの良い、本当にライブの楽しい気持ちや感動した場面を胸に焼き付けるかの如く、全員最後の最後まで力を出し切ったステージでした。私はこれまで参加して来た全てのライブを統括しても、ここまで気持ち良く、ここまで全員が1つになったと感じられたライブを体験した事がありません。少なくとも、これまで最高だと信じて疑わなかったアイマスの5周年記念ライブをも超えたと思える、本当に最高のステージでした。恐らく、この感動を超えるライブは、またいつか体験するであろう「アイドルマスター」のライブでしかないでしょう。それは、もしかしたら数年後に到達出来るかもしれない夢のドーム公演なのかもしれません。それが現実のものになるまで、この「アイドルマスター」というコンテンツに声援を贈り続けたい。そんなことを改めて思いました。それを為し得てこそ、応援している私達が本物のプロデューサーランク「アイドルマスター」になるのではないかと(笑)。行く末を「見届ける」なんてことは考えません。「一緒に歩んで行く」ということだけを考えます。パンフレットに記載されていた高木社長の言う「プロデューサー」の意味。それが自分の中に固まった、とでも言えば良いのでしょうか。そんな事を真面目に考えさせられた今回のライブは、色々な意味で私の中で「特別」なものになりました。このステージが成功したのは、この公演に関わった全ての人達の尽力の賜物だと心から感じます。「ライブは観客の皆さんが居て完成する」というのは本当に強くそう思えますし、「アイドルマスター」のライブの盛り上がりや一体感は一過性のものではなく、一朝一夕で創り上げられるものでもない。7年間という年月の中、スタッフだけでなく多くのファンも含めた沢山の人の力(その殆どは”愛”じゃなかろうか(笑))によって到達したものです。自分も少なからず「アイドルマスター」というコンテンツに対して微力ながらもアクションを起こしてここまで来ました。最初は自分の周りには誰もおらず、少しずつ仲間を増やして来たということもあり、参加している私ですら周囲の人達や仲間が笑顔でいることを見て幸せな気持ちになれた。そんなライブは、簡単に創れるものでは無いでしょう。7周年という記念すべきライブが、この様な形で大成功を収めたと感じられるもので本当に良かった。

 最後はいつもの「アイマスですよ、アイマス!」コール。そして、社長挨拶から赤羽根プロデューサーへ「一本締め」の要請(笑)。綺麗に揃った一本締めにより、今日の夢の4時間は閉幕しました。もう胸が一杯で、でも終電車のことも考えなければならなかったり(汗)、余韻に浸る時間をあまり取れなかったのはちょっと残念。可能であればもう少し早い開始だと良かったのですが、物販の状況を見ると難しい…かな? それでも、物販のゴタゴタは嫌でしたが、ライブが終わったら「そんなのは些細なこと」と笑い話にしようかと思うくらいに清々しい気分でありました(笑)。

 今回のステージを観て、バックダンサーが8名も居たことにより、ガールズの皆さんが自分自身で全てのダンスをこなす必要が無くなった部分もあり、上手いバランスで歌もダンスも楽しめる様になっていたことや、圧倒的にまたパフォーマンスレベルが上がったな、と感じることが出来ました。ステージ演出も素晴らしく、「単なるゲーム発のイベント」から年々立派な「ライブ」へ完成度を高めていることは分かっていたものの、5周年で1つの完成を見てから2年でここまでの進化を遂げるとは本当に驚かされます。その自信も垣間見ることが出来た、ステージ上で輝く皆さんは本当に眩しいです。それでも変わらない距離感でいられるのが「アイドルマスター」の良さの1つなんだな、ということも改めて気付かされました。

 また、ライブビューイング用のカメラも結構な台数入っていた様ですが、メインスクリーンに映し出されたリアルタイムでの画面分割(特に竜宮小町を映し出す時)は素晴らしかったです! 普段、編集された映像を観ることは多いですが、こうしてリアルにその瞬間を切り取るカメラワークはとても上手かったと思います。こうしたステージを支える色々な技術が今回の成功に繋がっていることも特筆したい点ですし、それを実感出来たことも幸せだと思います。

 また明日もこの夢の時間を共有出来るかと思うと不思議な気持ちです。明日は最終日ということもあり、全員が120%くらいのパワーを初手から平気に出して来ると思うので(笑)、私もそれを上回るくらいの気持ちを持って今日を超えるステージを創れる様に全身全霊を掛けて臨みたいです。

 この空間や時間を共有した全ての人達に感謝します。本当にありがとうございました。そして明日も宜しくお願い致します!

■付録:セットリスト(多方面の情報で検証したものなので大丈夫(笑))

  1. READY!! (全員)
  2. CHANGE!!!! (全員)
  3. 乙女よ大志を抱け!! (中村)
  4. ALRIGHT* (浅倉)
  5. 空 (滝田)
  6. チアリングレター (平田)
  7. 風花 (原)
  8. おはよう!!朝ご飯 (長谷川・仁後)
  9. いっぱいいっぱい (若林)
  10. Next Life (沼倉)
  11. 眠り姫 (今井)
  12. SMOKY THRILL (釘宮・下田・たかはし)
  13. 自分REST@RT (中村・下田・原・長谷川・浅倉・沼倉・平田・今井・仁後)
  14. SPECIAL メドレー
    1) ふるふるフューチャー☆ (今井・長谷川)
    2) 魔法をかけて! (平田・若林)
    3) キミはメロディ (釘宮・仁後)
    4) Brand new day! (原・沼倉)
    5) 私はアイドル▽ (たかはし・下田)
    6) Do-Dai (中村・浅倉)
    7) MEGARE! (全員)
    8) TOWN (全員)
    9) my song (釘宮・仁後)
    10) フラワーガール (原・沼倉)
    11) Little Match Girl (中村・浅倉)
    12) relations (たかはし・下田)
    13) arcadia (今井・長谷川)
    14) エージェント夜を往く (平田・若林)
    15) GO MY WAY!! (全員)
  15. キラメキラリ (仁後)
  16. スタ→トスタ→ (下田)
  17. 自転車 (平田)
  18. 神SUMMER!! (沼倉・若林)
  19. 晴れ色 (たかはし)
  20. 七彩ボタン (釘宮・若林・たかはし)
  21. 光 (滝田)
  22. マリオネットの心 (長谷川)
  23. DIAMOND (釘宮)
  24. 約束 (今井)
  25. 見つめて (浅倉・原)
  26. さよならをありがとう (中村)
  27. 私たちはずっと…でしょう? (中村・下田・原・長谷川・浅倉・沼倉・平田・今井・仁後・釘宮・たかはし)
  28. いっしょ (全員)

(アンコール)

  1. THE IDOLM@STER (全員)
  2. READY!! (全員)

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2012年6月22日 (金)

「アイドルマスター」7周年記念ライブ、出撃準備完了!

Dscf3487 いよいよ明日。

 昨年末に告知された「アイドルマスター」の7周年記念ライブの日がとうとうやって来ます。

 長かった様で短かった。

 今回の副題は「みんなといっしょに!」ということで、これまでなかなか実現しなかった「765PRO ALLSTARS」が、ようやく実現します!

 日にちが近づくにつれ、テンションの高まりが手に取る様に分かってしまう自分ではありましたが、方々で似たようなコメントを目にする度に「みんな、思いは同じなんだな」と、これまでのアイマスライブの中で最もドキドキとワクワクと緊張が止まらない凄い状態で当日を迎えます。今までこんな気持ちを味わったことはありません。参加を重ねて年々テンションが上がるライブというのは、そうそうあるものではないと思います。

 もう後は当日を全力で楽しむだけ。

 自分の持てる力を声援に替えて、全力でステージに向けて贈るだけ。

 アニメの効果もあって初めて参加する人も多いと思いますが、「皆と一緒に」を意識しつつ、自分なりに最大限楽しんで欲しいと思います。あまり、しきたりの様なものはありませんので、(周囲に迷惑を掛けない様に)極上の一体感を味わって欲しいです。そこにはきっと、アニメのシーンをも超えるリアルが待っていると思います。

 それでは明日。

 会場でお会い出来る皆様も、ライブビューイングで参加される方も、宜しくおにゃーしゃー☆(笑)

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2012年6月21日 (木)

釘宮理恵さん1st.ミニアルバム「kokohadoko」発売

Dscf3486 6/20、釘宮理恵さんの1st.ミニアルバム「kokohadoko」が発売になりました。しっかり聴き込んで、付属のDVDも観てからの投稿なので発売日を少し過ぎてしまいましたが、中途半端な記事になるよりは良いかな?…ということで。

 ミニアルバムなので収録曲は6曲ではありますが、これまでの「キャラクターありき」ではなく、「釘宮理恵さん本人名義」である初めての1枚という意義は大きく、発売前から色々な意味で期待と不安はありました。

 6曲を聴いて感じたのは、「ある意味想像通り」ということ。極端な冒険もせず、こちらが抱いているイメージを壊すことなく完成したアルバムは「無難」という言葉が一番しっくり来る印象でありました。とはいえそれが駄目な訳で無く、寧ろ”気持ち良さ”のあるヒーリングアルバムと受け止めれば、その効能は十分味わうことが出来たので、私にとって「価値のある1枚」と言えるものでした(笑)。ただ、楽曲提供がeufoniusのものは、あまりにもその色そのままなのはちょっと…(釘宮さんとの親和性はかなり高いと思いますが)。

 アルバムタイトル「kokohadoko」とジャケットイメージが示す通り、アルバムのコンセプトとしては「幻想世界に迷い込んだ中で見つけたもの」「夢の中」という感じの、一貫した世界観で構築されており、ブックレットも雰囲気抜群。「私って、こんなに釘宮さんに好意的だったっけ?」と思うくらいに(笑)、隅々まで楽しんだ様に思います。

 驚いたのがPVとその撮影風景が収められた特典DVD。何に驚いたかと言うと、歌とブックレットにてイメージしていたPVがあまりにも自分の中のイメージと合致していたこと(笑)。残念なのは、あまり釘宮さんの表情を映していないため、本当に「イメージ」を先行させたPVになっている点。もう少し、釘宮さん自身を映しても良かったかな…と思うものの、PVの雰囲気は曲にピッタリ合っていて幻想的でした(収録曲6曲のうち、3曲がPVになっています)。
 また、撮影風景は16分というちゃんとしたメイキングビデオになっていて、釘宮さん自身がカメラを持って撮影したりコメントしたりしたものも多く、これはこれで価値のある映像だと思いました(撮影場所がロンドンであることも分かります)。尚、釘宮さんがカメラを持っていたりする事や、メイキング風景を撮影しているため、ここでもやはり釘宮さんのアップは全くと言って良いほどありません…(それでも、カメラを片手に歩きながら撮影している為、息遣いが聴こえるというのは価値が高い気はします(笑))。

 そんなこんなで、CDは10ループくらいした中で、特に魅力を感じたのは「ハネ・ウタ・アイ・ヒト」と「オレンジ」。どちらも、釘宮さんの持つ「ちょっとした儚さ」がメロディと詞に乗って伝わるものがより強くあったからなのですが、後者の「オレンジ」は夕陽の色の事を唄っていると分かってから、タイトルから感じた最初のイメージ(果物を連想していた)との違いで特に強い印象を残しました。アルバムの最後を飾るに相応しいかな、と。

 聴く人の好みもあると思いますが、個人的には及第点以上。次の展開があるなら、楽しみにしたいな、と思える1枚でした。取り敢えず、発売記念イベント類の申込(アニメイト主催とランティス主催の両方)と、メッセージカードの申込はしておきます(笑)。
 こうした展開に繋がった要因の1つとも言えるであろう「アイドルマスター」。その7周年ライブを前に自身のアルバムをリリースした意義。アイマス7周年ライブまで2日となった今日、ライブ当日に釘宮さんの歌をまた違った味わいで聴くことが出来そうで嬉しい限りです。

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「アイドルマスター シャイニーフェスタ」発表

Imas_shiny_festa 突如発表になった「アイドルマスター」の新作ゲーム「シャイニーフェスタ」。プラットフォームはPSPということで、「今、敢えてPSPに新作?」と思ってしまいましたが、内容を見て「要は初音ミクの”Project DIVA”的なものなのかな」と納得。

 「アイドルマスターSP」の様に3本発売で、「ハニーサウンド(春香/千早/律子/あずさ)」「ファンキーノート(響/やよい/亜美・真美/伊織)」「グルーヴィーチューン(雪歩/美希/貴音/真)」ということで、登場アイドルだけでなく収録楽曲も異なりそうですが、ソフトを横断したアイドル同士を組めないのであれば残念な部分もありますね…(まぁ、春香と千早、やよいと伊織、雪歩と真といった組み合わせはクリア出来ているのが救いかな)。

 現時点で詳細な情報がアップされている「ファミ通」のサイトを確認する限り、新曲「MUSIC♪」の存在、「ライブスタイル」「アニメスタイル」「ドラマスタイル」「バンドスタイル」といった、PVの種類に応じたリズムアクションをこなして行く模様。正に「Project DIVA」や「Live for You!」的なソフトと言えそうです。一応、「2nd Vision」シリーズなので、設定は「アイドルマスター2」準拠の様子。PVはこの週末に行われる7周年記念ライブで初公開とのことで、先ずはそれを観てからの判断ですね。…まぁ、間違いなく3本とも購入するのでしょうけれど…(笑)。

 それはそうと、7周年記念ライブ前にこの発表をして来たということは、ライブ当日はどんな隠し玉が用意されているのでしょうね…。全てが明らかになるのは後…2日!

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2012年6月17日 (日)

marble presents 「5th anniversary ~つながる手と手 in Tokyo~」

 先日、5周年記念アルバム「風道花うた」が発売されたばかりのmarbleが、その記念ライブを大阪と東京で行うということで東京公演の方に参加して来ました。運良く他イベント事と重ならない日程ではありましたが、私の中のタイミングとしては少し勿体無い位置にありました(何しろ、5日後に最も楽しみにしている「アイドルマスター」の7周年記念ライブがあるのですから…)。でも、自分の中ではキチッとmarbleのテンションに調整して当日を迎えられました(笑)。

 会場は半蔵門にあるTOKYO FMホール。何せ社会人になって初配属されたオフィスの場所が半蔵門で、4年近く通っていた地域ということもあり、随分変わった部分もありますが物凄く懐かしさで一杯でした。そんな不思議な感覚も同居したテンションで会場入り。開場時間に合わせて行ったのですが、丁度入場が始まったばかりの様でそのまま中へ。タオルを持って来るのを忘れたということもあり、物販列に並んで購入。実はmarbleのライブで初の物販体験(爆)。予算的に許せばもうちょっと欲しいものはあったのですが、ここは我慢。

 座席に着いたのが開演30分前くらい。着席して分かったのはJ列とは言え、一般席の一番後ろということ(笑)。それでもセンター付近だったのでステージを見渡すには十分な位置だったのは良かったですね。後で気づく訳ですが、私の座っている席の後ろは関係者席だった様で、ライブ終了まで殆ど振り向かなかったので誰が居たか確認出来ませんでした(一瞬視界に入ったのがとても可愛らしい女性だったことは分かりました(笑)。どうやら新谷良子さんや佐藤順一監督がいらっしゃった様です)。

 定刻2分押しの17:02、「marble presents 5th anniversary ~つながる手と手~ in Tokyo」開演!

 最初にけたたましい諸注意の影ナレ。まさかとは思いましたが、ひとしきりしゃべった後に前説として登場したのは儀武ゆう子さん(笑)。不思議と私が応援している人と縁があるのか、全く意識せずに遭遇することの多い儀武さん。会場が和んだか温まったかは正直微妙ではありましたが(汗)、そんなこんなで本命のmarbleが登場!…と思いきや、菊池さんも含む演奏者は入って来るものの、ボーカルのmiccoさんの姿は無し。なのに始まる演奏。しかも、あろうことに「Lingering Fizz」で開幕だと?!と焦る会場のマブ達たち(笑)。すると、影でmiccoさんのアナウンスで「この曲なんだから立とうか!」とスタンディングを促し、そのままスタート!! miccoさんが出て来ないと思っていたら、最初から客席にマイクを向けての闊歩モードで、小さいmiccoさんはただ私の視界に入っていなかっただけの様でした(笑)。にしても、開幕曲がこの一体感のお祭りモードになってしまうと、続く曲達は大丈夫か?と心配にもなりましたが、そこは流れに身を任せて楽しむだけ! 「風道花うた」のジャケットと同じ衣装を纏ったmarbleのお二人は素敵でしたね。

 最初の「Lingering Fizz」が終わってからは、いつものmarbleモード。菊池さんとmiccoさんのゆるい掛け合いの中、間を楽しむ不思議な空間を楽しみつつ、響き渡るmiccoさんの凛としつつも優しい歌声と、正に「奏でる」という表現がピッタリのギターを弾く菊池さんの素敵な楽曲を堪能。開幕して直ぐの時、ホールの特性からなのか、エレキギターが突出して音が大きかったり、ドラムが浮いて聴こえたり、折角のグランドピアノが掻き消されたり、「リハーサルで音合わせ等しなかったのか?」と感じられた部分があったのはちょっと残念でした。終盤こそ取り敢えず問題無いレベルになりましたが、一回大きくズレた時があったのは流石に「…」とは思いました。これまではそんな事を感じたことが無かっただけに、完全に会場の特性・相性の問題だったのかな?と。
 披露された楽曲は、いつものmarbleらしいものばかりで、スタンディングで弾ける歌もあれば、座ってじっくり聴く歌もあり(コントラバス使用)、そのまま気が遠くなる歌もあれば(笑)、涙を誘う歌もある。セットリストとして大きなメリハリはあるものの、「出来るなら立って応援したいな」と感じる曲が立てないもどかしさや、しっとりじっくり聴くセットが長いと本当に意識が飛ぶのではないか?と思うところもあり(飛んだことも飛びそうになったことも今のところありませんが)、ステージ側の指示で起立・着席を促されるのはmarbleのスタイルとして確立し過ぎた感もあるので、今後は色々冒険して欲しいところでもありますね。「Lingering Fizz」だけが客席との掛け合いがあり、「さくらさくら咲く」だけが「Hi!Hi!」というコールが入り、「青空loop」だけがタオルアクションがあるというのも、ちょっと寂しさを感じなくもないです(個人的にはその辺のアーティストで替えが利く様な楽曲を望んでいる訳ではないので、marbleらしさを今後も伸ばして行って欲しいと強く思っていますが、折角のライブなのでより一体感を演出する曲を増やしても良いかな…とは思います)。でも、じっくり聴くタイプの曲などは、最後の一音の演奏が終わるまでは誰も拍手をしなかったり、全曲ハンドクラップを基本として光モノは一切使わないmarbleライブの観客側の姿勢はとても好きなので、そこは崩さないで欲しいところです。

 一通りの楽曲を堪能して一回ライブに幕が下りてからのアンコール。「物販Tシャツお着替えタイム」であるそのコール時に「L、O、V、E、ラブリーmicco!」「C、U、T、E、キューティー達也!」というコールが披露されたのは初体験でちょっと面白かったのですが、最初に出て来た菊池さんやバンドメンバーを引き入れて、まさかの「儀武ゆう子のうた」(歌詞が基本的に”儀武ゆう子”しかない(笑))が披露され、菊池さんのコーラスが今回は少な目だったこともあり、歌の内容はともかく(笑)ここでメインボーカルを張ってくれて大満足でした。スポットライトも遊びを沢山入れてくれたのも印象に残っています。

 アンコールでカバーしてくれた「たまゆら~hitotose~」のオープニングテーマ「おかえりなさい」が聴けたこともとても良かったのですが、この歌を披露している最中に儀武ゆう子さんが桜田麻音のコスプレで登場したり(その後で「桜田麻音、31歳!」と自己紹介しちゃ駄目だと思う(笑))、客席側を歩き回ったり(コスプレ姿を披露したサービスだとは思うのですが)、最後は「たまゆら~hitotose~第二期決定!」の横断幕を広げる準備をしたりと、ある意味自由にやり過ぎた感があり、ちゃんとステージに集中したい最中、ちょっと邪魔に感じたりしたのは頂けません…(苦笑)。来場者全てが儀武さんを知っている訳ではないだろうし、今回初めて参加した人の中には疎外感を感じてしまう部分もあったのではないか?というのが心配なところだったりします。勿論、ホームグランド的に感じているからこその儀武さんの行動だとは思いますが、今後そのさじ加減には気を付けて欲しいと感じました(完全なるファンイベント以外では常に多少のアウェー感を持っているくらいが丁度良いのではないかと)。

 今回のセットリストで最も感動したのは、最後に披露してくださった「流星レコード」の菊池さんのギター伴奏だけでの披露。しかも、どちらもマイクを通さずに完全なる生音・生声で。これはホールの特性や相性の問題を挙げた中で、逆に「このホールならでは」という披露であったので、この1曲の披露だけで今回の元を取ったと言えるくらい心に響き渡りました。私がmarbleの楽曲の中で最も好きで思い入れのある曲だからこそ余計に胸が熱くなりました。なかなか味わえない披露後に巻き起こる「割れんばかりの拍手」も体験出来たのは、特筆したいところですね。

 最後、終了アナウンスの為に出て来たと思った儀武さんが、ダブルアンコール的な流れに持って行った中、最後はまた「Lingering Fizz」で締めることになった流れはちょっと予想していた部分もありましたが素敵でした(笑)。勿論、miccoさんは客席に降りて来て気の向くまま全エリアを闊歩。この「Lingering Fizz」は、今やmarbleライブには欠かせないものになったと改めて感じさせてくれました。

 そんなこんなで大いに楽しんだ3時間。時間厳守を言い渡されていた様ではありますが(笑)、特に巻いた感じもせず、存分にmarbleらしさを堪能し、マブ達たちと素敵な時間と空間を共有出来た3時間となりました。

 「ひだまりスケッチ」第4期のエンディングも決まり、今後も名曲に逢えると思うと楽しみです。そして、こうして5周年に立ち会えたことに感謝しつつ、参加された皆様と関係した全ての皆様にお疲れ様&ありがとうございました!

■整理できていないセットリスト
 (曲の漏れは無いと思います。取り敢えず記憶を辿った順番で載せてみました。中盤は多分間違っています(笑))
 ※[2012.07.02]修正済

  1. Lingering Fizz ※miccoさんの指示で全員スタンディング
  2. 空想ジェット!
  3. 初恋limited
  4. 水彩キャンディー
  5. 空中迷路
  6. 芽生えドライブ
  7. Tiny Sweet ※着席後、アコースティックコーナー(リクエスト結果に基づいて)
  8. 新しい世界
  9. violet ※アコースティックリクエスト1位とのこと
  10. アネモネ ※この曲でアコースティックコーナー終了
  11. ゆらり、ふわり、君となら ※友人の結婚式で唄ったとのこと
  12. それだけ
  13. 宝石
  14. 流星レコード
  15. 星屑 tears
  16. ただここにそばにいる
  17. 朝はやってくる、short filmのように。
  18. 青空loop ※タオルアクションでスタンディング
  19. さくらさくら咲く ~あの日君を待つ空と同じで~
  20. 幸せは星の上 ~旅の途中、空を見上げて~

(アンコール)

  1. おかえりなさい (「たまゆら ~hitotose~」主題歌カバー)
  2. 流星レコード (marble二人でマイク、アンプ無し)

(ダブルアンコール?)

  1. Lingering Fizz

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アニメ「THE IDOLM@STER」特別編「765プロという物語」

 恐らく誰もが予想していなかった「大好評」と言って良いと思える最高の賛辞を得て昨年末に幕を閉じたアニメ「アイドルマスター」。映像メディア最終巻には「特別編が収録される」ということで、どんな内容になるのか楽しみにしていた人も多いのではないでしょうか。そんなメディア購入者しか味わえないその「特別編」を7周年ライブ開催記念ということで、先行放映してくれる事が決まり、とうとうその放映日がやって来ました。電子番組表には予告されていた時間帯に番組情報が無く、公式的にしっかりしたアナウンスがなされなかったこともあって皆さん焦った様でしたが、一応Twitterなどでフォローされたので事無きを得た…と言って良いでしょうか(苦笑)。

 冒頭、事務所にて昔の様々な録画ビデオを編集する小鳥さん。「まだあまり仕事が無かった頃」ということで、事務所で赤羽根プロデューサーとじゃれあっている亜美たちを映したビデオを編集している時に、現実の事務所に戻って来たのは当の亜美、真美、やよい。その編集しているビデオを観て、「この頃はまだ兄ちゃん居たんだね…」と意味深発言。「アメリカはそろそろ朝かな…」といった発言をする亜美たちに、観ているこちらも「えっ!?まさかのアイマス2的展開が!」とか思っていたら、それは仕込み。直ぐに「勝手に居なくするなよ」と登場する赤羽根プロデューサー(笑)。まだまだ実績を買われるほどの敏腕ぶりは無い様子に、こちらも自然と笑みが零れます。

 そして始まるオープニング。特別変化があった訳でない「CHANGE!!!!」なのに、観ている私は胸が熱くなりました。何だか「帰って来た…!!」という感覚があって、こうして新作に出逢えた事が心底嬉しかったのでしょうね。

 Aパートに入り、小鳥さんが編集中のビデオと思われるエピソードが流れ始めます。その内容としては…

  • 「カラオケ」:千早のカラオケ初挑戦!「目が逢う瞬間」、最終奥義「蒼い鳥」を披露するも得点は奮わず…(特典の中にはあの縁のある数値も…)。高得点を出す春香や雪歩、真に負けじと挑戦し続けた果てに待っていたものは…メカ千早?!(笑) 雪歩の「風花」がレア度満点。
  • 「生っすか!?サンデー」:響チャレンジで沖縄の海へ。蛸と死闘を繰り広げた後、カメラの前を横切ったのは…危険な生き物!?
  • 「あみまみちゃんりたーんず」:気だるさは健在!(笑)
  • 「劇場予告」:鉄砲玉の響、腕っぷしのやよい(もやしまみれ)、三浦組二代目若頭菊地真、主題歌「蒼い鳥」、千早と貴音との決戦…など、今回も見所満載の1本(笑)。その名も「果てしなく仁義ない戦い 頂上ねらいM@S!」。同時上映は「穴を掘る少女 ~私…ブラジルまでいっちゃいM@S!!」は、カ・イ・カ・ン(爆笑)。
  • 「響チャレンジ」:その結果は…!?

 BパートもAパート同様に面白ショートの連続。でも、笑いも感動もパワーアップ?(笑)

  • 「しゃっくり」:定番の幽霊伊織、くすぐり亜美真美たち、あずさが現れ「私…、結婚することになりました」…!?
  • 「小鳥んぼ」:小鳥さんがランチで注文したたるき亭でのサバ味噌煮定食が異様に美味しそう(笑)。看板娘も良い味出してる!そんな中、赤羽根プロデューサーも来店し、隣に座ってから妄想回路ON!!(笑) 全配役と効果音を担当するのは勿論!(笑)
  • 「水瀬家へようこそ」:髪を下ろしてグッドスリープパジャマを着るやよい、寂しくて伊織の部屋に来て一緒に寝るやよい。可愛さ満点!
  • 「リアル眠り姫」:美希の愛らしさ大爆発(笑)。サンシャインシティの噴水広場をはじめ、イベントにグラビア、CM…。オチを飾る赤羽根プロデューサーに反応するのは…?
  • 「世界は廻る」:あずさ主演「隣に…」。その横では「地球に落下する日(って、コロニー落としにしか見えない(笑)」を公開中。貴音が気になって止まなかった回転寿司「くっぱ寿司」へ。そこで貴音が観た光景。そして…(笑)。
  • 「ステージ外の戦い」:まさかの連中と遭遇。貴音との静かなる闘い。そして、あたりくじの抽選対決の結果は…!? ゲッチュ!(爆笑)
  • 「目指すは」:流れ星に願いを。高木社長は眼鏡をかけている?(笑) 星に祝福された765プロのアイドル達が目指すは…トップアイドル!

 こんな感じの盛り沢山のエピソードたちは、25本の本編では観られなかった765プロの皆の楽しい一面が色々観られて、凄く気持ちが温かくなりました。そして、この素敵エピソードを締め括るエンディングテーマは…「my song」! しかも、765PRO ALLSTARS版!! エンディングのカットを観ながら聴くこの「my song」はとても胸に染み渡り、グッと来るものがありました。また1つ「my song」を名曲足らしめる印象が追加になった瞬間でした。

 大いに笑ってちょっと泣いて、TVオンエア中よりも1分30秒長い本編(25分半くらい)なのに、本当にあっと言う間の時間でした。こういうショートエピソードは、半年に1回くらいのペースで放映し続けられそうに思うので、たまにこうして元気な姿を見せて欲しいな…という欲が出てしまうくらい、個人的には大満足の特別編でした。

 さぁ、7周年ライブまで残り1週間! もうずっとテンション上がりっぱなしですが、この先行放映が高揚しすぎの気持ちを少し落ち着けてくれた様に思います(笑)。

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2012年6月15日 (金)

「ドラゴンスレイヤー クロニクル」到着!

Dscf3484 発売が発表されて即予約してから半年。ようやく「ドラゴンスレイヤー クロニクル」が発売となり、無事に届きました(申込が上手く通らず、ちゃんと購入出来ているかなど少々不安だったので余計に安堵した次第(笑))。

 早速パッケージを開けてみると、出るは出るはの垂涎系アイテム(笑)。ある意味、Project EGGのお決まりパッケージではありますが、「歴史を紐解く」という趣旨にはピッタリの内容ではないかと思います。

 パッケージとしてゲームディスク1枚(「ドラゴンスレイヤー」PC88版Ver.1.1と2.0、「ザナドゥ」PC88版、「ザナドゥ・シナリオII」PC88版、「ロマンシア」PC88版とMSX2版、「ドラスレファミリー」MSX2版、「ソーサリアン」PC88版、「英雄伝説」PC98版、「英雄伝説II」PC98版、「ロードモナーク」PC98版、「アドバンスドロードモナーク」PC98版、「風の伝説ザナドゥ」PCE版、「風の伝説ザナドゥII」PCE版を収録)、音楽CD1枚(「ドラスレファミリー」のサントラ)、復刻版の「ドラゴンスレイヤー」および「ザナドゥ」のマニュアル、各パッケージのカード(両面にパッケージの表裏が印刷)と「ソーサリアン」の基本シナリオカードが封入され、更には予約特典として「ザナドゥ」のパッケージで使用されたジオラマ写真のレプリカ3枚もオマケで付いて来て(ステッカーは封入されていなかったので、どうやらこちらはハズレた模様。まぁ、当時モノを結構所有している私は問題無し!(笑))、当時を知っている者にとってはこうして「ドラゴンスレイヤー」のタイトルが一纏めになっていることの意義に胸が熱くなります。

 パッケージされているものを細かく確認すると、復刻版のマニュアルは本当に当時っぽさが滲み出ていて、「ザナドゥ」に至っては袋とじまで完備。収録タイトルとしては先日発売された「ソーサリアン コンプリート」と被ってしまう「ソーサリアン」は、本パッケージでPC88版を選択しているところがなかなか素敵(何故「PC88VA」版じゃない!?とか思わなくもないですが…)。「ロマンシア」もセリナ姫モードの出来るMSX2版も同時収録し、私が所有していないPC98で発売されたタイトル群(「ロードモナーク」シリーズや、PC88版でのプレイだった「英雄伝説」シリーズなど)が収録されているのも、個人的にはお買い得でした。

 実は何よりも楽しみにしていたのが「ドラゴンスレイヤーIV ドラスレファミリー」のサウンドトラックCD。ある意味、この為だけに注文をしたと言っても過言でないくらいです(笑)。記憶では、アポロンから発売されたカセットテープでしか発売されなかったサウンドトラックなので(その後、「ファルコム スペシャルBOX'91」やダウンロード配信などで一応、リリースはされましたが)、「ちゃんとそのタイトルとして1枚のCDになった」という意味では初めてではないかと思えば、自ずとテンションは上がる訳でして…(笑)。
 収録は全19曲でキチンと2ループ仕様。今聴いても全く古臭さを感じないとても王道的なファルコムサウンドと言える内容で、もう何年振りに聴いたろうか?と思える楽曲ばかりでしたが、全てちゃんと耳に残っているから流石と言えましょう。

 そんなこんなで、また歴史を紐解くパッケージが登場してくれたことは素直に喜びたいです(ここ最近、続いている様にも思えますが…)。次にファルコム系のメモリアルパッケージを発売してくれるのであれば、黎明期のソフトを集めて欲しいですね。「デーモンズリング」や「アステカ」、「パノラマ島」は勿論、「女子大生プライベート」も(爆笑)。

 ちなみに、まだ「Project EGG 10周年企画ディスク(ALL ABOUT BOTHTEC)」と「EGGY」のマスコットが付いて来ました(笑)。どれだけ余っているのでしょうね…。

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2012年6月10日 (日)

「キャラ☆メル Febri」Vol.12

Dscf3483 ちょっと前に発売されたものですが、記事内容が目に留まって購入することにした「キャラ☆メル Febri」Vol.12。表紙を見て一目瞭然の「アイドルマスター シンデレラガールズ」の特集で、先日徳島で開催された「マチアソビ」でのトークショウでの公開インタビューの再録だったり、「シンデレラガールズ」の基本の解説もありつつ、この展開についての石原総合ディレクターのインタビューも掲載されていて、読み応えもありました。ちなみに、購入を後押ししたのは、この「シンデレラガールズ」の特集以外に「モーレツ宇宙海賊」の特集だったりします(笑)。

 表紙を飾る「アイドルマスター シンデレラガールズ」の特集ボリュームは、ゲーム紹介が10ページ(うち1ページは「アイモバi」なので厳密には9ページ)、石原総合ディレクターへの単独インタビューが8ページ、徳島マチアソビVol.8での五十嵐裕美さんと佐藤貴文氏の公開インタビューが6ページとなかなかのページ数。これまで「シンデレラガールズ」を特集した本としては一番マトモ?と感じられるもので、色々と興味深い内容が読めて個人的には満足(ちなみに、第二特集の「モーレツ宇宙海賊」の特集は1クールプレビューが14ページ、佐藤竜雄監督インタビューが8ページとこちらもなかなかのボリュームで満足(笑))。

 今後この「シンデレラガールズ」も含めて、「アイドルマスター」というコンテンツがどの様な展開をして行くのか皆目見当も付きませんが(笑)、無理に全部を追いかけることなく、自分に合うものを選んでそれぞれを楽しんで行ければ良いかな、という思いは自分の中で変わらずあるので、その時々のこうしたインタビュー記事は歴史を経た後に読み返したりすると、また面白さが変わるので今後も極力漏らさぬようにチェックして行きたいですね。

 そういえば、特集記事を読む前に開いたページに「TVアニメ アイドルマスター ファンブック制作決定!」とあり、今夏発売とのことでこちらも楽しみ!

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2012年6月 8日 (金)

marble 5周年記念ベストアルバム「風道花うた」

Dscf3482 気が付けばmarbleもメジャーデビューしてから5周年。ということは、私が気に留めてからもほぼ5周年。持ち味を失うことなく、ずっと素敵な音楽を聴かせ続けてくれているmarbleの初のベストアルバムが「5周年」を記念して発売されました。前回のアルバム「うた種」はカバーのミニアルバムであったことから、ベストとはいえ「アルバム発売」は2010年発売の「Lingering Fizz」からもう2年近く経っているのですよね…。月日の流れの早さを感じてしまう、今日この頃(笑)。

 割と多くのアーティストの「ベストアルバム」は既存曲の中に1、2曲の新曲を入れて来るものですが、今回のmarbleのアルバムは驚くことに本当に既出のもの”だけ”で構成されています。ですが、これこそ正に”真のmarbleベスト”と言える構成で、個人的にはとても印象の良いものでした。発売前に収録曲をチェックしていた訳ではなく、先ずは耳で楽しんだ後にジャケットやブックレットを楽しんだということもあり、聴き終わって「あれ?新曲なし…?」とは思いましたが、それは別に悪い意味ではなくて意外に思っての感想。新曲収録の為に今回の収録曲を1つなり2つなり削ることを考えるとそれは「ベストアルバムじゃない」と思ってしまうくらいに「ベストな選曲」になっていると感じます。ただ、よくよくチェックすれば「星屑tears」はライブで聴いただけで音源を持っている訳ではないので、これが”価値”と言うことも出来る訳ですね(笑)。

 幕を開けるのはやはり「芽生えドライブ」。そして、「アネモネ」のメランコリーバージョン、「星屑tears」「青空loop」「初恋limited」と、一瞬リリース順的な収録かと思いきや、「空中迷路」「宝石」「空想ジェット!」と来てからの「流星レコード」で、聴いている自分の気持ちもアゲアゲ状態。思い入れが強い「流星レコード」の前に「空想ジェット!」があったお陰で、ちょっと違う気持ちで「流星レコード」を聴けたのは新鮮でしたね。
 続いて「それだけ」「朝はやってくる、short filmのように。」「Lingering Fizz」と来て「さくらさくら咲く ~あの日君を待つ空と同じで~」と怒涛の緩急(笑)。この感覚が正にmarbleらしいと感じる私ではありますが、「水彩キャンディー」で落ち着きを取り戻した後に、新録したという「幸せは星の上 ~旅の途中、空を見上げて~」が沁み渡りました。

 そんなこんなで至福の時を過ごせる珠玉の15曲。正にmarbleらしさの詰まったベスト!

 このアルバム発売に合わせて5周年記念のライブが開催される! 嬉しい!! …と思ったら、タイミングの悪いことに「アイドルマスター」の7周年記念ライブ直前…(汗)。まるっきりベクトルの違う音楽なので、私の中の心構えも違うから問題無いと言えば無いのですが、折角のmarbleライブを楽しんだ後、直ぐにモードを切り替えなければならないのは実に勿体無い…(涙)。それでも、日程が重ならなかったことを喜び、当日は全身でmarbleの奏でる音楽を受け留めて来ようと思っています。

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2012年6月 3日 (日)

「テイルズ オブ フェスティバル2012」6/3公演

Img_0215 昨日、想像以上の大ボリュームで「5周年」に相応しいお祭りとなった「テイルズ オブ フェスティバル2012」も、今日で2日目。今日はチケット引換や物販を考えなくて良いものの、昨日は本当に並んでいるだけで終わったこともあって、折角会場に併設されたイベント特別メニューを堪能出来る飲食コーナーに行けなかったこともあり、お昼をそこで食べようと12:00に現地へ向かいました(帰宅が午前様近くだったので、結果的に直ぐに横浜アリーナに戻って来た感覚(笑))。

 看板の写真は昨日並びながら撮ったものの、真正面でないということから、折角なのでやよいと一緒に撮影(笑)。その後、会場横の飲食コーナーへ向かいました。目的は「マーボーカレー」ただ1つ。

 がしかし! 並んでいる途中で「売切れ」となったことが分かって(涙)、列から離脱。他のメニューを食べることもちょっとだけ考えたものの、お昼ご飯としては役不足だな…ということで、カレーモードになっていた気分を満たす為に新横浜に戻ってCoCo壱番屋でカレーを食し(笑)、入場待機列へと戻りました。

 入場待機列で自分が最初に止まった位置が、昨日の並んだ位置とほぼ同じという不思議はありましたが、昨日の様に混乱することなく列が形成されて進み、ほどなくして開場時間となり、あっと言う間に自席に座ることが出来ました。物販はかなりのアイテムが早く売切れており「2日目の分」と言っておきながら、殆ど取り置いていないのだな…ということが分かり、2Daysのイベントはやはり初日が勝負なのだな、と。

 昨日同様、開場してから30分した頃、1回目の影ナレ(リタとレイヴン。チャイナドレスネタ)。そして、歴代オープニング映像上映(「エクシリア」はミラ版)。そして2回目の影ナレ(ガイとルーク。非常灯LEDの音機関ネタ)。その中で、ちょっと昨日と異なったのは待ち時間の間、「ビバ☆テイルズ オブ」の映像上映があり、「テイルズ オブ ズー(TOZ)」に関連する部分を数回に分けて流してくれました。これは、今回のフェスティバルの映像メディアに収録してくれそうですね(笑)。

 定刻の15:30より1分くらい早く前触れもなくオープニングが始まり、今回はバンドセットがステージに出ていないのでライブスタートでは無いであろう今回。どんな始まりになるのか…と思っていたら、オープニングが終わってイベントタイトルが出たタイミングでかなり凄い花火が放たれ、ちょっと驚きました。すると、いつものテーマ曲に乗って登場した小野坂さんが「火薬多過ぎ!バカじゃないの?!」と登場。出演者側からしても、ちょっと驚いたみたいですね(笑)。
 総合司会は昨日同様小野坂さんですが、それを支える司会は櫻井孝宏さんと植田佳奈さんという「グレイセス」コンビ。何やら、小野坂さんは昨晩「明日は楽できますよ。櫻井は出るとこは出て、引くとこは引くのでやり易いですよ」と言われたということで、櫻井さんの手腕に期待している様ですが…? 当の櫻井さんは結構マイペースで、更に輪をかけて植田さんもマイペース。昨日の中原さんの仕切りっぷりからすると、全くタイプの異なる司会にイベントの雰囲気もちょっと緩めで、既に同じイベントとは思えない感覚に襲われる私(笑)。テロップを出す時も、小野坂さん用「総合司会」の特殊演出を逆手にとって暴走する小野坂さんを止めたりするスタッフの遊び心とかノリノリでしたね。

 軽快に脱線して行く中、カンペが出た様で本筋に。最初のコーナーであるスペシャルスキットが始まりました。タイトルは「ミラ雪姫と七人の小人・前編」(笑)。「ライブが少ない分、スキット2回やるのでは?」と予想をしていたので、「前編」という文字を見て「良し!」と思うと同時に「今日も5時間コースだぁ~」という覚悟も出来ました。
 ちなみに今回のスキットのモチーフになったイベント「シェリ雪姫」は、「グレイセス」の中で、いや全ての「テイルズ オブ」のサブイベントの中で3本指に入るくらい好きな私は、もうシェリアの出番や役回りが多いだけで嬉しい(笑)。
 語り部として登場するリタとゼロスの掛け合い、白雪姫のミラ、意地悪王妃のシェリア、鏡のパスカルなど完璧な布陣。小人役はアスベル、ユーリ、レイヴン、ロイドら男性陣。ゼロスの脚本ということで、女性以外は適当に決めたというその内容は、ミラの男前な言動故に全く「白雪姫」の体を成さずに進行(笑)。そんな中、”8人目の小人”であるアルヴィン登場により波乱の展開へ! 王子役であるジュードも登場したところで終局に進むと思いきや、ここでまさかの声が会場に響き渡る…! その声の主は…ガイアス!! 「オッキー来た!!」と、シークレットゲストの登場に湧き上がる会場。そして、ここでまさかの「To Be Continued」。なかなか憎い演出じゃないですか。

 一区切り付いたところで、改めてステージに並ぶ本日の出演者の皆さん。一言ずつご挨拶頂いた後のトークショウでは、イベント初登場となる松本保典さん、杉田智和さん、置鮎龍太郎さんをいじりつつ、絶妙にシンフォニア、アビス、ヴェスペリア、グレイセス、エクシリアとタイトル勢力が均衡している今回の出演者さん同士の掛け合いを楽しませて頂きました(その中でも、特に代永さんに当たりが厳しい皆さんが面白かったですね)。その中で「グレイセス」の河原木さんだけが、出演者側に居て他の二人が司会側に居ることに「折角チームが揃っているのに思っていたのと違う」と寂しそうだったのが印象に残っています。賑やかトークを満喫した後は、最新情報コーナーへ。この流れの際、実際は出演者の皆さんに袖に下がってもらってからコーナーに移る段取りだったのに、司会の櫻井さんと植田さんがその段取りを端折って進めてしまったので、コーナータイトルのムービーがスクリーンに流れている間に急ぎ袖に下がる出演者の皆さん(笑)。情報コーナー担当である小野坂さんが状況の説明をしたりするのが可笑しかったですが、何よりそれでも進めて何とかなる進行が素晴らしい。

 情報コーナーは基本的に昨日と同じで、特別新しい情報はありませんでした。ただ、発売日に対する小野坂さんの突っ込みは激しく、「今冬発売って、クリスマスと文化の日では全く違う!」と馬場プロデューサーに噛みついていたのが楽しかったですね(Web中継があって、しっかり進行していた中原さんとは違った良さがありました)。

 情報コーナーが終わったので、休憩に入るかな…と思ったら、まさかのライブコーナー。しかも、登場したのはシークレットアーティストのMe!! 昨日misonoさんが来たので「もしや」とは思いましたが、これは嬉しい! 「With You」をMeさんがソロ披露。そして、「ス・キ・キ・ラ・イ」と「ホ・ン・ト・ウ・ソ」を続けて披露し、一気に場内をヒートアップさせてくれました。途中、サインボールを投げたり、横浜アリーナという大きな舞台を狭いかの様に動き回っていた姿がステキでしたね。

 そして本当に20分の休憩へ。休憩時間中の影ナレはガイアスとリオンによるディムロスネタ。そして、定刻通り第二部開始!

 バンドセットを用意していたので、こちらは本当のライブコーナー。Daisy×Daisyによる「チズノアリカ」を披露。ブラウザゲーム「テイルズ オブ ザ ワールド ダイスアドベンチャー」のテーマ曲ということで未聴ではありましたが、ライブで聴けたのは良かったです。1曲のみの披露ではありましたが、楽しめました。
 ステージ上のバンドセットを片付けている間、新しいソーシャルゲーム「テイルズ オブ カードエボルブ」を紹介してくれました。でも、結局カード集めて進化させて相手と戦って…と、特別変わり映えしないゲームシステムだなぁ…と。まぁ、カードは全て描き下しということで、その点に興味を持つ人は大変だろうなぁ…ということで。

 次のコーナーは何かな…と思ったら、まだ発表されていなかった人気投票の結果発表。ということで、総合部門の発表。30位から発表し、30位から21位の人はござ、20位から11位の人は箱馬、10位から4位の人は普通の椅子、3位と2位は中央ステージの豪華椅子、1位は超豪華椅子、という順位によって座るところが違うということで、果たして…?
 結果としては、置鮎さんだけがござ(笑)、河原木さん、竹本さん、松本さんが箱馬、代永さん、森永さん、小西さん、沢城さん、杉田さん、鈴木さんが普通の椅子へ。それでも、一人ポツンと座る置鮎さんが事ある毎に絡んで来たり、竹本さんが順位が落ちたことを気にしていたり、杉田さんが自分の順位がドッキリだと信じていたり、ここでも代永さんへの当たりが厳しかったり、発表そのもの以上に掛け合いを楽しみました。
 最後の1位から3位は不動の順位ではありましたが、中央ステージにエスコートする小野坂さんと櫻井さんのやり取りや、緑川さんの素晴らしい受賞コメントだったり、赤マントを来て登場した鳥海さんの貫録だったり、隙無く楽しませてもらえました。
 ここ数年不動の人気を誇るユーリやリオンについては「殿堂入り」とすることを鳥海さんと緑川さんが直訴して確定したそうで、来年以降は群雄割拠の時代が訪れるかも?(笑) 殿堂入りパーティも実現したら良いですね。
 後は「理想のパートナー」部門の発表で、こちらも大方の予想通り「ユーリとフレン」でした。その中で、「リオンとジューダス」という、一瞬「ん?」と思うパートナーが1つ入っていることに皆さん突っ込みを入れていました。まぁ、「ルークとアッシュ」的に考えれば、そこまで変じゃないとも思いますが…(笑)。

 一通りのランキング発表した後は、スペシャルスキット「ミラ雪姫と七人の小人・後編」へ。ガイアスの登場により、脚本や配役を全て修正してやり直しとなった内容は…、シェリアが焼き鳥丼役で登場したり、小人役だったメンバーは動物になったり、でもリオン”だけ”が小人のままだったり、前回に輪をかけて面白可笑しい役回りに、「これは俺の脚本じゃない!」とガイアス。真の黒幕は…シュヴァーン! しかし、そのシュヴァーンに雇われたアルヴィンが裏切り! そして、語られる本当の黒幕。「テイルズ オブ 悪役連合」を前に、力を発揮できない皆を救ったのは、ミラ&ディムロスという夢のコンビ! 二転三転する展開にハラハラしつつも、全員が絶妙な役回りでとても楽しむことが出来ました。いつもながら、マンネリにならない様に気遣った脚本には驚かされます。ちなみにオチは「バリボー」で、「結局はそれか」と皆から突っ込まれるジュード(っていうか代永さん(笑))が良い味出してました。

 そんなスキットを終えて勢揃いした出演者の皆さんの横で、突然駄々をこねる人になる小野坂さん。そう、そろそろ終演だということで、見ているこちらも「え?」と思うくらいに時間を忘れて楽しんでいました。
 皆さんから一言ずつ貰う訳ですが、昨日の状況が起きない様にか(笑)、緑川さんがトリになる順番でのご挨拶。順調に進むかと思いきや、沢城さんの番でハプニング! 何とコメントの中にオフレコでなければならない内容を含んでいたのです(笑)。本人気付かずに周囲がザワついて、小野坂さんが「後で馬場ちゃんのところに行ってね~」とフォロー。それでも気付かない沢城さんが素敵でした。それをフォローしようとして更に墓穴を掘ってしまう「エクシリア」チームの結束が良かったですね。続く挨拶は、みんな沢城さんに倣って「オフレコなことをしゃべっちゃった感」を出すという展開になり、最後の方は突っ込まれていましたが、緑川さんが「今までは諦めていたけれど、改めてデスティニーのアニメ化を頑張って言い続ける」と決意が聴けたのは良かったですね。

 最後はバズーカによるTシャツプレゼントを経て、皆と一緒に「ビバ☆テイルズオブ!」コールで祝砲が放たれて終了。今日もまた5時間という長丁場になったイベントに幕が下りました。両日しっかりと違いがあって、連日参加でも全く飽きの来ないボリューム満点のイベントというのは、それだけで凄いことだと感じました。この成功は、確実に歴史の1ページに刻まれた。そんな気がします。初日に比べるとこちらも心構えがあったので、入退場も含めて色々な部分がとてもスムーズに運んだ気がします。

 最後の影ナレはアルヴィンとジュード。退場時の混乱を避ける為、最後の方はちゃんと聴かずに退場してしまったものの、ある意味良いコンビの二人によって「テイルズ オブ フェスティバル2012」の2日目は締め括られました。

 連日大ボリュームのイベントということもあって、ブログ記事としてアップするのも一苦労ではありましたが、少しでも雰囲気が伝わるものであれば嬉しいです(まぁ、個人的に後日読み返して思い出すことが主目的なので、そういう意味では既に目的は達している訳ですが(笑))。

 イベントに参加した皆様、イベントに携わった全ての皆様にお疲れ様&ありがとうございました! また、来年開催されることを楽しみにしています!!

 

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2012年6月 2日 (土)

「テイルズ オブ フェスティバル2012」6/2公演

Dscf3481 年に1度の「テイルズ オブ」シリーズのお祭りとして定期開催される様になった「テイルズ オブ フェスティバル」。今年2012年はフェスティバルとしても5周年ということで、最大規模の横浜アリーナでの開催となりました。私は2009年から参加し続けられているので、もう4年目ということに月日の流れの早さも感じずにはいられません。思えば私が「テイルズ祭」として、Xbox360版「テイルズ オブ ヴェスペリア」の発売を機に全「テイルズ オブ」を9ヶ月掛けてプレイしてからもう5年も経ったのですね…。

 ということで、「アイドルマスター」7周年記念ライブの前哨戦として、ステージの下見も兼ねた(爆)イベント参加感も同居している不思議はあるものの、初日は「テイルズ オブ イノセンスR」購入での招待キャンペーンに当選したこともあって、無料でイベント参加となったこともちょっとした「気楽さ」を生む要因にはなっていました(笑)。

 招待券の引換が必要になる為、朝から気合を入れて物販待機列に並ぶことは出来なかったものの、招待券引換開始時間に間もなく引換を完了して、そのまま物販列へ。ちなみに、招待券引換時に「テイルズ オブ フェスティバル2010」の公式フォトレポートを貰いました。私は発売当時自分で購入しているので、このプレゼントには「どれだけ余っていたんだ…?」とちょっと苦笑しました。
 物販列は少しずつ進んで行くので「意外と早く開放される?」と思っていたのも束の間、急に進まなくなってそのままタイムオーバー。状況が分からないまま並んでいたら、そのままそれが入場待機列になり、お昼ご飯のことも考える時間の無いままに並ばされる羽目に…(汗)。途中、一緒に並んでいた友人が状況視察も兼ねて小腹に入れるものを調達して来てくれたので何とかなりましたが、これはアイマス7周年ライブの物販の時の良いシミュレーションになりました。

 定刻通りに開場して入場が開始され、そのまま場内物販に。そこそこスムーズに買い物も済ませられ(目の前の女性が物凄い量のグッズを購入していたのに驚き、殆ど買わない私が駄目に見えた(笑))、トイレを済ませてから座席に直行。招待席とはいえ、ステージ寄りのそこそこ良い座席で、特別視界を遮るものもなく十分肉眼でステージを観ることが可能でした。

 開場してから30分した頃、1回目の影ナレ(ジェイドとルーク。量産型トクナガのネタ)。そして、歴代オープニング映像上映(「エクシリア」はジュード版)。そして2回目の影ナレ(キールとエミル。間違ってパシフィコに行ったネタ)。気が付けば、1万2千もの座席がほぼ埋まっている状況に「テイルズ オブのコンテンツでこれだけの集客力があるんだな」と改めて驚きました。開催が告知された時、「キャパが大きすぎないか?」と思ったくらいなので、別の意味で感動しました。勿論、その光景にテンションも上がります!

 定刻である16:30ピッタリに「テイルズ オブ フェスティバル2012」6/2公演開始! 定番のオープンニング映像にはフェスティバルの歴史を振り返るスナップも挿入され、その時々の思い出を蘇らせながら、私自身も感慨深いものがありました。

 ステージ上では既にバンド演奏準備していたので「開幕ライブか?」と思っていたところ正にその通りに。しかも、これはちょっと予想をしていなかったBONNIE PINKさんで「鐘を鳴らして」でステージは幕を開けました。もう場内総立ちで、最初からかなりのテンション。景気付けにはもってこいのプログラムに既に「5周年の集大成」を感じてしまう私(笑)。続けて自身の曲から「A Perfect Sky」を披露。会場を見渡すと、色とりどりのサイリウムの光が幻想的に輝き、会場の大きさを浮かび上がらせる光景に出逢い、ここでもまたアイマスライブでの光景を想像しての胸の高鳴が同居していました(笑)。

 のっけからテンションが上がったところで、BONNIE PINKさんが退場すると登場する司会のお三方…?と思ったら、中原さん以外の小西さんと小野坂さんは何とコスプレで登場! 小西さんはロイド、小野坂さんはゼロスの格好(これが服装だけでなく、髪型やメイクに至るまで本気の出で立ち)で、会場も笑いながらも拍手喝采。しかも会場の後方から姿を現し、中央まで進んで来るから尚更驚きました(この間にステージ上のバンドセットが片付けられる効率の良さも素晴らしい)。

 いつもの良い意味でのグダグダトークで場を和ませつつ、司会の皆さんはメインステージへ。自己紹介でのスーパーの入り方が年々凝っていましたが、今回は「総合司会」がより特別演出になっていて、これには小野坂さんも満足そうでした(笑)。
 何やら今日の公演は休憩を途中挟むにしても4時間にも及ぶ、とのことで正に最大規模! どんなイベントになるのか期待度も高まったところで主目的の1つでもある「スペシャルスキット」の始まり!

 今日のスペシャルスキットのタイトルは「炎の料理対決!テイルズの鉄人」。いったい誰がどんな料理を披露してくれるのやら(笑)。
 エリーゼとティポが審査員、アンジュが司会を務める中、スポンサーになったルーク、料理を披露するキールとエミル、ロイドとゼロスの両コンビ。それぞれの助っ人となるリオンとフレン。特別審査員となったエステル、判定直前に乱入するカイルとリアラが告げる事件、そして更に乱入するジェイドの野望、最後の判定を下すフレン、そして優勝者と事件の行方は如何に?…という感じの物語は、随所にミュージカル的なお約束や名台詞を挟みながら、アンジュの体重ネタ、ロイドの苦手な食べ物、フレンの味音痴、リアラの英雄レーダー(笑)、そしてバルバトスなど各キャラの特徴を上手く織り込みながら無理のない繋ぎと展開を見せ、終始笑いに溢れる楽しいスキットが完成しました。
 最も会場が湧いたのは、シルエットで登場したユーリが本当に登場した時。元々出演予定が無かった鳥海さんが現れた時は地鳴りがするくらいに湧きました(笑)。小野坂さんが以前立木さんがシークレットゲストとして登場した時同様、「どうせ録音でしょ?悔しかったら出て来てみろ」的な煽りから登場する流れも、お約束に昇華した感じでしたね。終始、ティポが良い味出していたのも印象に残りました。

 ボリュームのあるスペシャルスキットを終えての出演者全員によるトークショウ。横一列に並んだ声優陣の顔ぶれを見ると、そうそうたるメンバーであることを改めて感じました。今回初登場である保志総一朗さん、柚木涼香さん、名塚佳織さん、堀中優希さん、池澤春菜さんも含めて総勢14人にプラスしてシークレットゲストの鳥海浩輔さんですから、会場の広さに負けない面子だったと思います。
 初参加のゲストの方を中心としつつ、出来るだけ多くの人とのトークをしようと頑張る司会の皆さんですが、なかなかガンガン入って来る人でないとしゃべる局面が少なくなってしまうのは仕方がないでしょうか…(全体的に柚木さんは少なめでしたね…)。
 私が特に印象に残ったのは堀中さんでした。というのも、初参加でこれだけ大きな会場を前にして、全く物怖じせずに堂々としていたのに、光る可愛らしさがあったのは凄いなと。エリーゼをモチーフとしたコラボ衣装もとてもお似合いでした。
 子安さんも今回はスキットやトークショウに出ているところを見る限り、映像として残ることに観念した模様(笑)。出演交渉の際、「歴代のキャストが勢揃いする」と騙られたらしく、来てみたら「智一も檜山もいないし!」と笑いながら文句言っていたのも印象に残りましたね。その他、鳥海さんがBONNIE PINKさんのライブ見たさに出演したという話や、次回はティポの着ぐるみで出演すると言っていた池澤さんなど、盛り沢山のトークショウでした。

 続いて「キャラクター人気投票」の結果発表。「理想の弟妹部門」と「マスコット部門」が発表された初日、弟妹部門にユーリが入っていたことに物議をかもしたり、マスコット部門でトップだったラピードの話からCVの石井さんを次回は呼んでその格好をしてもらおうという流れになり、10位入賞していたテネブラエや入賞しなかったノイシュのキャストが大御所であることに気付いて恐れおののいていたのも面白かったです(笑)。

 次は「最新情報コーナー」ということで、「テイルズ オブ エクシリア2」が正式発表となりました。馬場プロデューサーが登場し、PV上映の後、「選択する」ということが基幹となるシステムであること、LMBSが「グレイセス」のスタイルシフトの要素を進化させて武器チェンジも含んだものになること、主人公とヒロインの発表(CV含む)、「エクシリア」から1年後の話で舞台はエレンピオスになること、アニメーションは引き続きユーフォーテーブル、主題歌は浜崎あゆみさんが担当すること(ビデオレターがありました)、限定版コントローラーが発売になること、ララビット版とエビテン版の限定版が発売されること、6/27のバンナムTVにて発売日を発表すること、ナンジャタウンでコラボメニュー第二弾やユーフォーテーブルカフェでのコラボ開催など盛り沢山。ここはWebでも生中継した部分ではありましたが、滞りなく進行出来ていました。最後、中継が終わった事を確認してから、再度馬場プロデューサーを呼び込む流れがあったので、何か更なる隠し情報があるのか?!と思いましたが、特にそういう流れにはならずに前半戦が終了。ここで一旦20分の休憩となりました。

 休憩時間中の影ナレはカイルとリアラによるハロルドネタ。5分押しで第二部開始!

 開幕はFUNKISTのライブステージ! 私は「ツインブレイヴ」を購入していないので、正直良く知らない曲ではあったものの、その力強いステージは気持ちを乗せるだけのパワーがありました。「SHINE」「brave」「NEW DAYS」の3曲を披露し、メンバーの1人が急逝したとのことで、その最後に残せた曲を横浜アリーナという大きなステージで披露出来たことを噛み締めていた様で、その真摯な思いに会場からは温かい拍手が贈られていたのも印象深いものがありました。その他、自費でワールドカップの応援に行って、会場の外で演奏していたら招き入れられたエピソードなど、「ツインブレイヴ」の主題にも絡めた色々な話を聞かせてくれました。

 熱いステージが終わると、本日公演の目玉とも言える「テイルズ オブ ゴールデンビクトリー」のステージ! 進行は勿論、小野坂さんと子安さん。ブラウザゲーム「テイルズ オブ ダイスアドベンチャー」にちなんで、サイコロトークで後輩をいじり倒す!と、メインステージのバンドセットが片付くまでの間、沢山の雑談を交えながらメインステージへ歩みを進めて定位置へ。
 ダイスはトーク内容と披露場所(舞台位置)の2個が用意され、トーク内容は「技、セリフ、クイズ、絵、ビバ!!、漢字」が用意されていたものの、結局司会のお二人の意向で面白くなる「技」や「演技」に固定されてしまいました(笑)。
 最初の生贄…もといゲストは下野さんと堀中さん。堀中さんは可愛がられていたものの、その分下野さんには辛い仕打ち(笑)。披露内容は「技」で、ただ技を叫ぶだけでなく、司会者の出す演出・シチュエーションに従って演技しなければならず、無理難題に応える姿はプロの姿勢を感じました(笑)。
 続いて宮野さんと緑川さんは、各々の名台詞を披露。宮野さんは先の下野さんの様に無茶振りをされたものの、これまたプロの意地でクリア! 新たな一面が垣間見れた様に思いました。
 そして福山さんと名塚さんも名台詞を披露。無茶な演出を要求されつつも、完璧以上にこなす名塚さんに惚れ、場を楽しませることに特化しつつも、決めるところは決める福山さんのサービス精神にも感銘を受けましたね。
 そろそろコーナーも終わり…という時に、無理やりねじ込まれた最後の一組。勿論、お約束(?)の小野坂さんと子安さん! 暴挙に対する逆襲とでも言わんばかりのお題は「女性の口説き文句」(笑)。さっさとやってのける小野坂さんに対し、「はめられた!」と躊躇しつつも、ピンスポットを当てられてしまってはやるしかない…と決めた子安さんは流石です。でも、「こんなことされたら、次回の出演は無い」とご立腹でした(笑)。

 大いに笑ったところで、最後を飾るのは勿論この人、misonoさんのライブ! 前奏で「VS」が流れ出すと場内総立ち! 切れ間無く続く「そして僕に出来ること」「Starry Heavens」という年に1度の封印解除! misonoさんの想いを挟んで披露された「二人三脚」も素晴らしく、「テイルズ オブ」のために創った「Tales...」で締め括ったステージは本日の公演の最後を飾るに相応しいパフォーマンスだったと思います。普段はテレビでバラエティばかりのmisonoさんではありますが、この「テイルズ オブ フェスティバル」ではトップアーティストの貫禄が感じられる数少ないステージ。曲数を沢山唄っているというのもありますが、本当に「テイルズ オブ」のことをちゃんと想っていてくれるのがファンとしては嬉しいところです。そういう気持ちは、キチンと歌に乗って伝わるものだな、と改めて感じることが出来ました。

 会場の盛り上がりもピークに達したところで、本日の公演終了のお告げが司会者より行われ、出演者の皆様がステージに再登場。普通に一言ずつのご挨拶にて終了するかと思いきや、その一言が観客に向けて愛を囁く演出が強制される流れに(笑)。それも、全ては「ゴールデンビクトリー」で子安さんからの口説き文句と、それを挨拶に転用したご挨拶トップバッターの緑川さんの所業…よりは機転?(笑)
 もう出演者男女関係なく、「好きじゃない、大好きだ!」とか「嫌いじゃないぜ」とか「言わなくちゃ分からないのか」とか「バホー」とか(笑)、もう聴いているこちらも背中が痒くなるくらいの恥ずかしさはあったものの、会場は湧きに湧いて、終始黄色い歓声が響き渡っていました。今更ながら女性の多さを感じる状況でした。でも、本当にサービス精神旺盛の出演者の皆さんのお陰で、終始笑いの堪えない「5周年」を飾るに相応しい最大規模のお祭りになったと思います。サイン入りTシャツをバズーカで打ち出すプレゼントを挟み、最後はお決まりの「ビバ☆テイルズオブ!」を皆で声を合わせて終了。その瞬間に祝砲が放たれ、煌びやかな紙ふぶきが舞う中、感動をもたらした夢の5時間(!)は幕を閉じました(終演したのは21:36…。飲みに行くどころか、夕食を食べる時間もままならない状況は想像していなかったです(汗))。

 最後の影ナレはユーリとフレン。最後の挨拶の時でも友情を確かめ合っていた(笑)安定のコンビ二人で、「テイルズ オブ フェスティバル2012」の初日は締め括られました。

 流石に1万2千人近い観客が一斉に退場するのは厳しいことから、退場規制が行われてちょっとだけ足止めを食らいましたが(この辺りは規制が後手後手だったのがちょっと…)、まぁ大きな混乱も無く会場を後にすることが出来ました。凄い不思議な感覚として、翌日にまたイベントが続いているということ。出演者の顔触れも大分異なるので、全く違うイベントになるんだよなぁ…と思うと、楽しみは終わりません。

 運営側の誘導などに文句を言いたい部分は色々とありましたが、イベント自体は5時間という長丁場ながらも、その時間を感じさせることなく終始楽しむことが出来たことは予想以上でした。観客席もキチンと埋まり、広い会場でどの様な演出をするのかという点もしっかりと考えられたステージは、どの場所で観ていた人も満足度は高かったのではないかと感じられるものでした。

 取り敢えず1日目。参加された皆様、ステージを創り上げるのに関わった全ての皆様、本当にお疲れ様&ありがとうございました! また明日も宜しくお願い致します!

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