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2012年6月17日 (日)

marble presents 「5th anniversary ~つながる手と手 in Tokyo~」

 先日、5周年記念アルバム「風道花うた」が発売されたばかりのmarbleが、その記念ライブを大阪と東京で行うということで東京公演の方に参加して来ました。運良く他イベント事と重ならない日程ではありましたが、私の中のタイミングとしては少し勿体無い位置にありました(何しろ、5日後に最も楽しみにしている「アイドルマスター」の7周年記念ライブがあるのですから…)。でも、自分の中ではキチッとmarbleのテンションに調整して当日を迎えられました(笑)。

 会場は半蔵門にあるTOKYO FMホール。何せ社会人になって初配属されたオフィスの場所が半蔵門で、4年近く通っていた地域ということもあり、随分変わった部分もありますが物凄く懐かしさで一杯でした。そんな不思議な感覚も同居したテンションで会場入り。開場時間に合わせて行ったのですが、丁度入場が始まったばかりの様でそのまま中へ。タオルを持って来るのを忘れたということもあり、物販列に並んで購入。実はmarbleのライブで初の物販体験(爆)。予算的に許せばもうちょっと欲しいものはあったのですが、ここは我慢。

 座席に着いたのが開演30分前くらい。着席して分かったのはJ列とは言え、一般席の一番後ろということ(笑)。それでもセンター付近だったのでステージを見渡すには十分な位置だったのは良かったですね。後で気づく訳ですが、私の座っている席の後ろは関係者席だった様で、ライブ終了まで殆ど振り向かなかったので誰が居たか確認出来ませんでした(一瞬視界に入ったのがとても可愛らしい女性だったことは分かりました(笑)。どうやら新谷良子さんや佐藤順一監督がいらっしゃった様です)。

 定刻2分押しの17:02、「marble presents 5th anniversary ~つながる手と手~ in Tokyo」開演!

 最初にけたたましい諸注意の影ナレ。まさかとは思いましたが、ひとしきりしゃべった後に前説として登場したのは儀武ゆう子さん(笑)。不思議と私が応援している人と縁があるのか、全く意識せずに遭遇することの多い儀武さん。会場が和んだか温まったかは正直微妙ではありましたが(汗)、そんなこんなで本命のmarbleが登場!…と思いきや、菊池さんも含む演奏者は入って来るものの、ボーカルのmiccoさんの姿は無し。なのに始まる演奏。しかも、あろうことに「Lingering Fizz」で開幕だと?!と焦る会場のマブ達たち(笑)。すると、影でmiccoさんのアナウンスで「この曲なんだから立とうか!」とスタンディングを促し、そのままスタート!! miccoさんが出て来ないと思っていたら、最初から客席にマイクを向けての闊歩モードで、小さいmiccoさんはただ私の視界に入っていなかっただけの様でした(笑)。にしても、開幕曲がこの一体感のお祭りモードになってしまうと、続く曲達は大丈夫か?と心配にもなりましたが、そこは流れに身を任せて楽しむだけ! 「風道花うた」のジャケットと同じ衣装を纏ったmarbleのお二人は素敵でしたね。

 最初の「Lingering Fizz」が終わってからは、いつものmarbleモード。菊池さんとmiccoさんのゆるい掛け合いの中、間を楽しむ不思議な空間を楽しみつつ、響き渡るmiccoさんの凛としつつも優しい歌声と、正に「奏でる」という表現がピッタリのギターを弾く菊池さんの素敵な楽曲を堪能。開幕して直ぐの時、ホールの特性からなのか、エレキギターが突出して音が大きかったり、ドラムが浮いて聴こえたり、折角のグランドピアノが掻き消されたり、「リハーサルで音合わせ等しなかったのか?」と感じられた部分があったのはちょっと残念でした。終盤こそ取り敢えず問題無いレベルになりましたが、一回大きくズレた時があったのは流石に「…」とは思いました。これまではそんな事を感じたことが無かっただけに、完全に会場の特性・相性の問題だったのかな?と。
 披露された楽曲は、いつものmarbleらしいものばかりで、スタンディングで弾ける歌もあれば、座ってじっくり聴く歌もあり(コントラバス使用)、そのまま気が遠くなる歌もあれば(笑)、涙を誘う歌もある。セットリストとして大きなメリハリはあるものの、「出来るなら立って応援したいな」と感じる曲が立てないもどかしさや、しっとりじっくり聴くセットが長いと本当に意識が飛ぶのではないか?と思うところもあり(飛んだことも飛びそうになったことも今のところありませんが)、ステージ側の指示で起立・着席を促されるのはmarbleのスタイルとして確立し過ぎた感もあるので、今後は色々冒険して欲しいところでもありますね。「Lingering Fizz」だけが客席との掛け合いがあり、「さくらさくら咲く」だけが「Hi!Hi!」というコールが入り、「青空loop」だけがタオルアクションがあるというのも、ちょっと寂しさを感じなくもないです(個人的にはその辺のアーティストで替えが利く様な楽曲を望んでいる訳ではないので、marbleらしさを今後も伸ばして行って欲しいと強く思っていますが、折角のライブなのでより一体感を演出する曲を増やしても良いかな…とは思います)。でも、じっくり聴くタイプの曲などは、最後の一音の演奏が終わるまでは誰も拍手をしなかったり、全曲ハンドクラップを基本として光モノは一切使わないmarbleライブの観客側の姿勢はとても好きなので、そこは崩さないで欲しいところです。

 一通りの楽曲を堪能して一回ライブに幕が下りてからのアンコール。「物販Tシャツお着替えタイム」であるそのコール時に「L、O、V、E、ラブリーmicco!」「C、U、T、E、キューティー達也!」というコールが披露されたのは初体験でちょっと面白かったのですが、最初に出て来た菊池さんやバンドメンバーを引き入れて、まさかの「儀武ゆう子のうた」(歌詞が基本的に”儀武ゆう子”しかない(笑))が披露され、菊池さんのコーラスが今回は少な目だったこともあり、歌の内容はともかく(笑)ここでメインボーカルを張ってくれて大満足でした。スポットライトも遊びを沢山入れてくれたのも印象に残っています。

 アンコールでカバーしてくれた「たまゆら~hitotose~」のオープニングテーマ「おかえりなさい」が聴けたこともとても良かったのですが、この歌を披露している最中に儀武ゆう子さんが桜田麻音のコスプレで登場したり(その後で「桜田麻音、31歳!」と自己紹介しちゃ駄目だと思う(笑))、客席側を歩き回ったり(コスプレ姿を披露したサービスだとは思うのですが)、最後は「たまゆら~hitotose~第二期決定!」の横断幕を広げる準備をしたりと、ある意味自由にやり過ぎた感があり、ちゃんとステージに集中したい最中、ちょっと邪魔に感じたりしたのは頂けません…(苦笑)。来場者全てが儀武さんを知っている訳ではないだろうし、今回初めて参加した人の中には疎外感を感じてしまう部分もあったのではないか?というのが心配なところだったりします。勿論、ホームグランド的に感じているからこその儀武さんの行動だとは思いますが、今後そのさじ加減には気を付けて欲しいと感じました(完全なるファンイベント以外では常に多少のアウェー感を持っているくらいが丁度良いのではないかと)。

 今回のセットリストで最も感動したのは、最後に披露してくださった「流星レコード」の菊池さんのギター伴奏だけでの披露。しかも、どちらもマイクを通さずに完全なる生音・生声で。これはホールの特性や相性の問題を挙げた中で、逆に「このホールならでは」という披露であったので、この1曲の披露だけで今回の元を取ったと言えるくらい心に響き渡りました。私がmarbleの楽曲の中で最も好きで思い入れのある曲だからこそ余計に胸が熱くなりました。なかなか味わえない披露後に巻き起こる「割れんばかりの拍手」も体験出来たのは、特筆したいところですね。

 最後、終了アナウンスの為に出て来たと思った儀武さんが、ダブルアンコール的な流れに持って行った中、最後はまた「Lingering Fizz」で締めることになった流れはちょっと予想していた部分もありましたが素敵でした(笑)。勿論、miccoさんは客席に降りて来て気の向くまま全エリアを闊歩。この「Lingering Fizz」は、今やmarbleライブには欠かせないものになったと改めて感じさせてくれました。

 そんなこんなで大いに楽しんだ3時間。時間厳守を言い渡されていた様ではありますが(笑)、特に巻いた感じもせず、存分にmarbleらしさを堪能し、マブ達たちと素敵な時間と空間を共有出来た3時間となりました。

 「ひだまりスケッチ」第4期のエンディングも決まり、今後も名曲に逢えると思うと楽しみです。そして、こうして5周年に立ち会えたことに感謝しつつ、参加された皆様と関係した全ての皆様にお疲れ様&ありがとうございました!

■整理できていないセットリスト
 (曲の漏れは無いと思います。取り敢えず記憶を辿った順番で載せてみました。中盤は多分間違っています(笑))
 ※[2012.07.02]修正済

  1. Lingering Fizz ※miccoさんの指示で全員スタンディング
  2. 空想ジェット!
  3. 初恋limited
  4. 水彩キャンディー
  5. 空中迷路
  6. 芽生えドライブ
  7. Tiny Sweet ※着席後、アコースティックコーナー(リクエスト結果に基づいて)
  8. 新しい世界
  9. violet ※アコースティックリクエスト1位とのこと
  10. アネモネ ※この曲でアコースティックコーナー終了
  11. ゆらり、ふわり、君となら ※友人の結婚式で唄ったとのこと
  12. それだけ
  13. 宝石
  14. 流星レコード
  15. 星屑 tears
  16. ただここにそばにいる
  17. 朝はやってくる、short filmのように。
  18. 青空loop ※タオルアクションでスタンディング
  19. さくらさくら咲く ~あの日君を待つ空と同じで~
  20. 幸せは星の上 ~旅の途中、空を見上げて~

(アンコール)

  1. おかえりなさい (「たまゆら ~hitotose~」主題歌カバー)
  2. 流星レコード (marble二人でマイク、アンプ無し)

(ダブルアンコール?)

  1. Lingering Fizz

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