釘宮理恵さん1st.ミニアルバム「kokohadoko」発売
6/20、釘宮理恵さんの1st.ミニアルバム「kokohadoko」が発売になりました。しっかり聴き込んで、付属のDVDも観てからの投稿なので発売日を少し過ぎてしまいましたが、中途半端な記事になるよりは良いかな?…ということで。
ミニアルバムなので収録曲は6曲ではありますが、これまでの「キャラクターありき」ではなく、「釘宮理恵さん本人名義」である初めての1枚という意義は大きく、発売前から色々な意味で期待と不安はありました。
6曲を聴いて感じたのは、「ある意味想像通り」ということ。極端な冒険もせず、こちらが抱いているイメージを壊すことなく完成したアルバムは「無難」という言葉が一番しっくり来る印象でありました。とはいえそれが駄目な訳で無く、寧ろ”気持ち良さ”のあるヒーリングアルバムと受け止めれば、その効能は十分味わうことが出来たので、私にとって「価値のある1枚」と言えるものでした(笑)。ただ、楽曲提供がeufoniusのものは、あまりにもその色そのままなのはちょっと…(釘宮さんとの親和性はかなり高いと思いますが)。
アルバムタイトル「kokohadoko」とジャケットイメージが示す通り、アルバムのコンセプトとしては「幻想世界に迷い込んだ中で見つけたもの」「夢の中」という感じの、一貫した世界観で構築されており、ブックレットも雰囲気抜群。「私って、こんなに釘宮さんに好意的だったっけ?」と思うくらいに(笑)、隅々まで楽しんだ様に思います。
驚いたのがPVとその撮影風景が収められた特典DVD。何に驚いたかと言うと、歌とブックレットにてイメージしていたPVがあまりにも自分の中のイメージと合致していたこと(笑)。残念なのは、あまり釘宮さんの表情を映していないため、本当に「イメージ」を先行させたPVになっている点。もう少し、釘宮さん自身を映しても良かったかな…と思うものの、PVの雰囲気は曲にピッタリ合っていて幻想的でした(収録曲6曲のうち、3曲がPVになっています)。
また、撮影風景は16分というちゃんとしたメイキングビデオになっていて、釘宮さん自身がカメラを持って撮影したりコメントしたりしたものも多く、これはこれで価値のある映像だと思いました(撮影場所がロンドンであることも分かります)。尚、釘宮さんがカメラを持っていたりする事や、メイキング風景を撮影しているため、ここでもやはり釘宮さんのアップは全くと言って良いほどありません…(それでも、カメラを片手に歩きながら撮影している為、息遣いが聴こえるというのは価値が高い気はします(笑))。
そんなこんなで、CDは10ループくらいした中で、特に魅力を感じたのは「ハネ・ウタ・アイ・ヒト」と「オレンジ」。どちらも、釘宮さんの持つ「ちょっとした儚さ」がメロディと詞に乗って伝わるものがより強くあったからなのですが、後者の「オレンジ」は夕陽の色の事を唄っていると分かってから、タイトルから感じた最初のイメージ(果物を連想していた)との違いで特に強い印象を残しました。アルバムの最後を飾るに相応しいかな、と。
聴く人の好みもあると思いますが、個人的には及第点以上。次の展開があるなら、楽しみにしたいな、と思える1枚でした。取り敢えず、発売記念イベント類の申込(アニメイト主催とランティス主催の両方)と、メッセージカードの申込はしておきます(笑)。
こうした展開に繋がった要因の1つとも言えるであろう「アイドルマスター」。その7周年ライブを前に自身のアルバムをリリースした意義。アイマス7周年ライブまで2日となった今日、ライブ当日に釘宮さんの歌をまた違った味わいで聴くことが出来そうで嬉しい限りです。
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