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2012年6月17日 (日)

アニメ「THE IDOLM@STER」特別編「765プロという物語」

 恐らく誰もが予想していなかった「大好評」と言って良いと思える最高の賛辞を得て昨年末に幕を閉じたアニメ「アイドルマスター」。映像メディア最終巻には「特別編が収録される」ということで、どんな内容になるのか楽しみにしていた人も多いのではないでしょうか。そんなメディア購入者しか味わえないその「特別編」を7周年ライブ開催記念ということで、先行放映してくれる事が決まり、とうとうその放映日がやって来ました。電子番組表には予告されていた時間帯に番組情報が無く、公式的にしっかりしたアナウンスがなされなかったこともあって皆さん焦った様でしたが、一応Twitterなどでフォローされたので事無きを得た…と言って良いでしょうか(苦笑)。

 冒頭、事務所にて昔の様々な録画ビデオを編集する小鳥さん。「まだあまり仕事が無かった頃」ということで、事務所で赤羽根プロデューサーとじゃれあっている亜美たちを映したビデオを編集している時に、現実の事務所に戻って来たのは当の亜美、真美、やよい。その編集しているビデオを観て、「この頃はまだ兄ちゃん居たんだね…」と意味深発言。「アメリカはそろそろ朝かな…」といった発言をする亜美たちに、観ているこちらも「えっ!?まさかのアイマス2的展開が!」とか思っていたら、それは仕込み。直ぐに「勝手に居なくするなよ」と登場する赤羽根プロデューサー(笑)。まだまだ実績を買われるほどの敏腕ぶりは無い様子に、こちらも自然と笑みが零れます。

 そして始まるオープニング。特別変化があった訳でない「CHANGE!!!!」なのに、観ている私は胸が熱くなりました。何だか「帰って来た…!!」という感覚があって、こうして新作に出逢えた事が心底嬉しかったのでしょうね。

 Aパートに入り、小鳥さんが編集中のビデオと思われるエピソードが流れ始めます。その内容としては…

  • 「カラオケ」:千早のカラオケ初挑戦!「目が逢う瞬間」、最終奥義「蒼い鳥」を披露するも得点は奮わず…(特典の中にはあの縁のある数値も…)。高得点を出す春香や雪歩、真に負けじと挑戦し続けた果てに待っていたものは…メカ千早?!(笑) 雪歩の「風花」がレア度満点。
  • 「生っすか!?サンデー」:響チャレンジで沖縄の海へ。蛸と死闘を繰り広げた後、カメラの前を横切ったのは…危険な生き物!?
  • 「あみまみちゃんりたーんず」:気だるさは健在!(笑)
  • 「劇場予告」:鉄砲玉の響、腕っぷしのやよい(もやしまみれ)、三浦組二代目若頭菊地真、主題歌「蒼い鳥」、千早と貴音との決戦…など、今回も見所満載の1本(笑)。その名も「果てしなく仁義ない戦い 頂上ねらいM@S!」。同時上映は「穴を掘る少女 ~私…ブラジルまでいっちゃいM@S!!」は、カ・イ・カ・ン(爆笑)。
  • 「響チャレンジ」:その結果は…!?

 BパートもAパート同様に面白ショートの連続。でも、笑いも感動もパワーアップ?(笑)

  • 「しゃっくり」:定番の幽霊伊織、くすぐり亜美真美たち、あずさが現れ「私…、結婚することになりました」…!?
  • 「小鳥んぼ」:小鳥さんがランチで注文したたるき亭でのサバ味噌煮定食が異様に美味しそう(笑)。看板娘も良い味出してる!そんな中、赤羽根プロデューサーも来店し、隣に座ってから妄想回路ON!!(笑) 全配役と効果音を担当するのは勿論!(笑)
  • 「水瀬家へようこそ」:髪を下ろしてグッドスリープパジャマを着るやよい、寂しくて伊織の部屋に来て一緒に寝るやよい。可愛さ満点!
  • 「リアル眠り姫」:美希の愛らしさ大爆発(笑)。サンシャインシティの噴水広場をはじめ、イベントにグラビア、CM…。オチを飾る赤羽根プロデューサーに反応するのは…?
  • 「世界は廻る」:あずさ主演「隣に…」。その横では「地球に落下する日(って、コロニー落としにしか見えない(笑)」を公開中。貴音が気になって止まなかった回転寿司「くっぱ寿司」へ。そこで貴音が観た光景。そして…(笑)。
  • 「ステージ外の戦い」:まさかの連中と遭遇。貴音との静かなる闘い。そして、あたりくじの抽選対決の結果は…!? ゲッチュ!(爆笑)
  • 「目指すは」:流れ星に願いを。高木社長は眼鏡をかけている?(笑) 星に祝福された765プロのアイドル達が目指すは…トップアイドル!

 こんな感じの盛り沢山のエピソードたちは、25本の本編では観られなかった765プロの皆の楽しい一面が色々観られて、凄く気持ちが温かくなりました。そして、この素敵エピソードを締め括るエンディングテーマは…「my song」! しかも、765PRO ALLSTARS版!! エンディングのカットを観ながら聴くこの「my song」はとても胸に染み渡り、グッと来るものがありました。また1つ「my song」を名曲足らしめる印象が追加になった瞬間でした。

 大いに笑ってちょっと泣いて、TVオンエア中よりも1分30秒長い本編(25分半くらい)なのに、本当にあっと言う間の時間でした。こういうショートエピソードは、半年に1回くらいのペースで放映し続けられそうに思うので、たまにこうして元気な姿を見せて欲しいな…という欲が出てしまうくらい、個人的には大満足の特別編でした。

 さぁ、7周年ライブまで残り1週間! もうずっとテンション上がりっぱなしですが、この先行放映が高揚しすぎの気持ちを少し落ち着けてくれた様に思います(笑)。

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コメント

「アメリカは~」のくだりで思わず、俺ちょっとまて!とツッコミを入れてしまいました;

後日談ということで無難に短編としてまとめた印象でした。

カラオケでは雪歩の風花という、ありそうでなかった組み合わせや、久しぶりの真のエージェントがいい感じでした。春香さんはカラオケ慣れ・・?

千早の点数が出ない流れ(ものとしてはよくある話?)は笑いながらも、内心はかなり胸にきました。
(蒼い鳥での、本編ではなかったような千早の一生懸命とも違う、冷や汗?を浮かべながらの姿もポイント)

生すかは、「レボリューション」という言葉が付いてないのが気になりましたが、15話とそっくりのボリュームに見えてしまいました。(劇場予告は血が流れたりして拒否的な人もいるかもしれませんが・・)

以降の細かい部分は、伊織のお化けや小鳥さんの「だるまさんこんにちは」とか、
ついに登場した小川さん!、隣に...の素晴らしい映像(の時の貴音のポップコーンの食べ方)、
いい感じにいじられる甘党(アニマスの木星はさらにいいポジション?)、
そして地味に初顔出し?な高木社長!

一気に詰め込みながらも、見たかったシチュエーションがいい具合に入っていた印象でした。
雪歩の「思うだけで~」から千早の「大丈夫~」の件は良いですね。
これもVitaにいれて、7th物販の待ち時間にでも何回も見返そうと思います


まさかの26話放送でしたが、自分は常にアイマスの曲を聞いて楽しんでいるのでテンションは同じくらいでした。きっと、数年経って気づいても同じテンションでしょうね。

投稿: トウカ | 2012年6月20日 (水) 22時37分

>トウカさん

 短編集ではありましたが、本編中では観られなかった色々な表情が観られて満足でした。一応、25話以降のエピソードだとは思いますが、元々小鳥さんの秘蔵ビデオ(?)の編集から構成された内容からすると、例えば「生っすか」が「エボリューション」になっていなかったのも頷けるので、特に疑問に思うことはありませんでした。千早のカラオケはいつの話なのかは気になるところかもしれませんが…(笑)。

 面白可笑しいシーンも多い中、流れ星に願い事をする面々と、それぞれの関係性も含めて綺麗にまとめて、ALLSTARSで唄う「my song」がしっかり締めてくれたことで、凄く印象を良くした1本だったと思います。

 私も基本的にアイマス曲と常に共にあるので、単なる「歌」としての印象でのテンション上げ下げは無いのですが、総合的に影響する”何か”があると同じ歌でも、全く胸に届く印象が変わったりします。そういう意味では、今後も色々な要因で自分の中の化学反応が楽しめるのは、アイマス曲の真髄ではないか、と改めて感じた次第です。

 私も「特別編」や「WINTER C@RNIVAL!」の映像は、PSVitaとiPhoneに入れてあります(笑)。

 いよいよ後1日ちょっとで7周年ライブ当日! トウカさんも遠方からいらっしゃるみたいなので、一緒に盛り上げ全力で楽しみましょう!

投稿: こうたろ | 2012年6月21日 (木) 23時21分

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