THE IDOLM@STER ANIM@TION MASTER 生っすかSPECIAL 01
最初の発売日から遅れること2ヶ月。とうとう本当に無事発売された「生っすかSPECIAL」の第一弾。販売店が開店して間もない時間に足を運んで購入するという、私にとって過去に無いくらいのフライング振り(笑)。休暇中であったこともありますが、それだけ楽しみにしていた1枚でもあるという証です。
今回の題材はタイトルに示す通り、アニメ「アイドルマスター」の中に登場した765プロの冠番組(?)「生っすか!?サンデー」の拡大版として、5部形式に分けて各担当にバトンを渡して行くという流れ。その第1部という訳です。
トップを飾るのは美希、貴音、響という、ある意味安定した「プロジェクトフェアリー」な組み合わせの3名。開幕ということもあり、このCDシリーズの説明とも言える内容から始まる今回。「生すか」お約束の会場に集まった皆でのタイトルコールや、MCのトーク内容についてのリアクションなど、アニメの中で観た感覚そのもの。なので、映像が無いドラマパートは面白いくらいに映像が目に浮かびます。
開幕曲とも言える「きゅんっ!ヴァンパイアガール」は、待望のM@STER VERSION(ゲーム初登場から1年以上経ってます…)。ゲーム中に聴いた楽曲よりもブラスのメリハリがパワーアップしていて、「やっと聴けた」という思いにプラスして「おぉ」という感動も大きい、満足度の高い仕上がり。Dメロ部分の「銀の弾丸~」の部分は展開が意外で、想像していた以上の感動がありました。丸々聴き終えた時、この歌でちょっと泣きそうになりました(笑)。ちなみに、この歌がCMのテーマソングであったことがここで分かります。
続いて「生すか」名物の「チャレンジ」。これを響だけでなく、貴音と美希にもお題を出してチャレンジさせる!ということで、最初に貴音チャレンジ。響が内容を決めるということで、色々無茶を言いつつも、「貴音の秘密を1つずつ話す」というチャレンジに落ち着いて、視聴者からの投稿(笑)をベースに展開。「得意なスポーツ」から始まり、「貴音とラーメンとの出会い」をドラマチックに語り、最後は「好きなラーメンの味」が明らかに…?!
そして1回目のカバー曲コーナーへ。3人で1曲ずつ披露する中、それぞれの持ち味を活かした良い選曲ではありましたが、そつなくこなしていたとは思うものの、私の中で原曲のイメージを強く残す「Believe」と「魂のルフラン」は楽曲アレンジが少々強くて期待していたよりも、あっさり聴いてしまいました。もう少しインパクトを感じられると思っていたので、ここはちょっと残念。
次に待っていたのは響チャレンジ。美希が内容を決めるということで、これまた視聴者投稿ベースで「可愛いチャレンジ」に決定。「ツンデレ」(引き合いに伊織が持ち出される。照れたところがまた(笑))、「きゅんパイアを可愛く」などかなり必聴。響曰く「体力チャレンジの方が楽」とのことですが、音声しか無いドラマだからこそのこの展開は良かったですね。
2回目のカバー曲コーナーは、またまた3人で1曲ずつ披露されるのですが、最初の3曲よりも圧倒的に自分の好みで、原曲の印象を強く持っていない楽曲群だったことも手伝ってか、1回目に感じた物足りなさを一気に打ち消すくらいに良い感触を得られました。特に貴音の「かたちあるもの」は傑作でした。
トリを務めるのは美希。数ある中から貴音が決めた内容は「セクシー大作戦」ということで、「九九をセクシーに言う」というもの。オチが読めそうではありましたが(笑)、2の段を余裕でクリアした後、7の段のチャレンジ結果は如何に!?
そんなこんなで全員のチャレンジが終了し(しかも全員成功!)、最後を飾る新曲「初恋」。今回の「生っすかSPECIAL」はドラマパートと同様、この曲も5つの連作になっているということで、第一章は「片想いの桜」。アイマス曲では比較的珍しい情景描写系のこの歌は、何となく悲恋を予感させる感じの物悲しさを持ってはいるものの、今回のMC三名にはピッタリの感じで大変味わい深い仕上がりでした。連作ですから、今後も楽しみにしたいところです。
閑話休題として、裏方に居た赤羽根プロデューサーと、次作のMCであるあずさのちょっとしたドラマも収録。ますます楽しみになりました?(笑) そして続く「きゅんパイア」のカラオケトラックは、歌が無い分、余計にブラスが際立ってちょっと面白く聴けました。特に70年代の東映魔女っ子アニメ的な印象が強くなり、この楽曲の本質が見え隠れする。そんな印象を加えてくれました。
ということで、堪能した60分ちょっとの第一弾。次は9月の頭ということで、それ程待たずして続きが聴けるのは嬉しいですね(その分、これまで待っていますから、トントンかな)。次は「七彩ボタン」、楽しみ!!
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コメント
これは貴音のラーメンとも出会いや、きゅんパイアのC起用などが公式設定になったということでいいのでしょうかね。トマトのCMで使われたという事で、映像が非常に木になりますが・・。
個人曲無しの変わりにカバーが二つになったわけですが、「ね~え?」は曲調と美希の声が合いすぎて逆に特徴が薄れてる感じがしました。
「Believe」は、格好よく歌ってくれたら自分好みだったのですが、変わらずの響という感じで。
「魂のルフラン」は、やはり原曲のイメージが強すぎるので、貴音のも良いのですが物足りない感じがしました。
二つ目のカバー、「かたちあるもの」は貴音の歌い方がとても良くあってますね。
「夢で逢えたら」は美希の甘い声であることには変わりないのですが、こっちの方が合ってますね。
両方いいのですが、やはり二つ目のカバーの方が好みでした。
「初恋」は一章ということで、やはり続きものでしたね。
新しい試みですが、プロデューサーの回が心配です。
投稿: トウカ | 2012年8月15日 (水) 19時42分
>トウカさん
このCDの中で語られた事は、基本「公式」として捉えて良いのではないかと。どんな局面で使うか分かりませんが(笑)。
カバー曲は好みにも因りますが、トウカさんと私は概ね同じ感想だった様ですね。これまでリリースされたCDもカバー曲は色々ありましたが、物凄いインパクトのあったものや原曲よりも圧倒的に好きと思えるものは数える程しかありませんから、バラエティの一貫として箸休め的に楽しめれば…と思っています。
「初恋」、確かにこのまま進むと第三章が気になりますよね。まさか赤羽根さんはこの歌には絡まないとは思いますけれど…(汗)。
投稿: こうたろ | 2012年8月15日 (水) 23時23分
後で考えましたが、プロデューサーも入るということは、初めのアイマス2の曲も歌うということ・・・というのはさすがになさそうなので、三章も歌わないでしょうね;
そもそもキーが違うと思いますのでw
投稿: トウカ | 2012年8月16日 (木) 18時59分
>トウカさん
「愛 LIKE ハンバーガー」は、赤羽根さんも入るのか?と考えれば入らない気はしますが、コーラス部分の「♪愛 LIKE ハンバーガー」と太い声で入れるところとかに絡むのかな?と覚悟はしていたので(笑)、それ次第では「初恋」も可能性が…?!
まぁ、制作側が中途半端なものに仕上げて来るとは思っていないので、入るなら「おおっ」と言えるレベルのものでしょう。普通の判断であれば入れないでしょうけれど…。
半月後の辛抱です(笑)。
公開された02のジャケット、いい感じです!
投稿: こうたろ | 2012年8月17日 (金) 12時36分