「釘宮理恵/kokohadoko」発売記念イベント
6月に発売された釘宮理恵さんのミニアルバム「kokohadoko」。アニメイト主催の発売記念イベントとランティス主催の発売記念イベントそれぞれに申し込みはしたものの、「開催ってそろそろじゃなかったっけ?」と気にしたらアニメイト主催のものは既に終わっていたり(汗)、ランティス主催のものも当選しているならそろそろ通知が来ても良いのではないか…?と気にしてみたところで、縁が無ければ無いで諦めも付くくらいのテンションではありました。
色々あって(当日は元々仕事に行く予定でした。参加機会を与えてくれた友人には感謝!)結果的にランティス主催の発売記念イベントに参加する事になり、本日行って参りましたので拙いながらも所感を述べさせて頂こうと思います。
会場である科学技術館サイエンスホールは、実に3年振り(前回は能登麻美子さんのCD発売記念イベントでした)。13:00頃会場に到着すると、整理番号順に呼び出し・整列を始めていました。自分の番号はかなり遅い方なので、遠くで番号呼び出しが聴こえるくらいの場所に待機。館内では別の催しも行われている様で、このイベントとは関係なさそうな人達も大勢居て、中には間違って並んだ人も…(汗)。
それはそうと、かなりの炎天下水分補給の装備をしていなかった私は結構厳しい待機となりましたが、木陰だったことは救いでしたね。蝉もガンガン鳴いていて、9月も半ばという気候では全くありませんでした(苦笑)。
13:30くらいで整理番号順の整列がほぼ完了。一応開場時間になった訳ですが、あまり列に動きが無い。それどころか、遅れて来た方が間に入る度に列が後方に動き、また詰めてまた間に入ってまた後方に動き…という無駄がとても多いことが気になりました。並んでいる間に配られたアンケート用紙は、今回のCDや声優という仕事について、釘宮さん演じるキャラクターで好きなもの、釘宮さんの歌うキャラクターソングで好きなもの、次のCD企画があるとしたら、という4つの設問があり、内容からして今回のイベントで使うものであろうことが伺えました(笑)。入場まであまり時間も無いので思い付くまま簡潔に記入。
13:40を過ぎても入場の気配が無いので、確実に開演時間は押すだろうな…と思っていたところ列の大移動開始。当選ハガキを見せて座席番号を確定させてホール内へ。着席したのは13:56。決して前の方では無いながらも(15列目)、一応ステージは見えるし、ここに居られる事で十分です。
12分押しで「kokohadoko 発売記念イベント」開演!
最初から生歌披露。流れるのは「ハネ・ウタ・アイ・ヒト」で、既にこのイベントに参加出来た意義の1つを達成。やはり「kokohadoko」というアルバムのコンセプト曲と言える1曲なので、この披露はとても嬉しく思いました。
オープニング曲を歌い終えると、釘宮さんの挨拶があって、アシスタント(釘宮さんの黒子役)の小池氏(ランティス)が登場し、トークコーナーへ。主に事前(というより直前)アンケートにあった釘宮さんへの質問事項を軸に話を展開。普段、単独で表に出てこうしたイベントを開く事が無い釘宮さんだから、こういう機会をしっかり設けたとのことでした。その為、CD自体の話よりも、釘宮さんの普段(近況、ハマっているゲーム(DQ)、初北海道の感想(1時間で着ける距離と食事の上手さの半端なさに驚愕)、仕事への集中力の根幹(何度もやらずに一発で決める方が良い)、個人名義の責任と皆で作ることの違い、自分の役者としての成長について(日々成長するのが当たり前という教え))、あまり人前に出なかった釘宮さんが今年になって舞台やCD発売といった「釘宮、どうした?」的な経緯(笑)、このイベントまでの経緯など、多岐に渡って色々お話し頂けて、釘宮理恵さんという人をちゃんと感じることが出来たのは良かったです。特に、元々今回の様なイベントは無い予定だったのですが、他の関係で歌に対する敷居が釘宮さんの中で低かった頃(これは間違いなくアイマスのライブに向けてのレッスン中の出来事(笑))、話を持ちかけられてOKしてしまったという話は、釘宮さんの今の心境とあまりに違うことが可笑しく、何処か身近に感じられてしまう微笑ましいエピソードでした。
30分くらいトークに花を咲かせた後は、初回版に付属のメイキングDVDを観ながらの生コメンタリー。ここでも色々な話が聞けましたが(ロンドンでのエピソード、次がある場合の撮影地として行きたい場所など)、良い具合にまったりしていて、映像が終わってもピシッと締まれない会話が続いていたりするのも、このイベントらしさが出ていた様に感じました。
聞けて楽しかったのは、PV撮影現場で釘宮さんがカメラ片手に一人で歩きながらコメントしていた箇所、実は道が間違っていて、大声で呼び止められる場所ではなかったので(ロケハンの時に騒がしくして地元の人に怒られたとのこと)、そのまま歩かせていたという話と、元々現在の初回版が通常版のつもりだった(つまり、初回版として区分けるものを作る気は無かった)ものの、初回版の装丁が在庫しておける装丁ではないらしく、売り切ったら廃盤にするしか無くなってしまうことから仕方なく通常版を作ったということの2点。興味深く拝聴させて頂きました。
トークを全て終了し、最後に釘宮さんから一言を頂いた中に「これまで逃げ出したい事も沢山あったけれど、逃げずにやり切った事を楽しめている、良かったと思い続けられているので、これからも沢山の事にチャレンジし続けたい」といったメッセージがあり、これを本人の言葉として聴けた事は私の中にも大きく響くものがありました。
最後は2曲歌ってお別れ。ということで歌うのは「夢の中」と「オレンジ」。どちらも聴きたい歌だったので、これで参加した意義は完全に満たされました(笑)。「オレンジ」を歌う際、各所でサイリウムを折る音が聴こえ(これはちょっと無粋な感じがした…)、結構な数の方がサイリウムを振っていました。私は特に用意をしていませんでしたが、しっかり胸に刻み込む様に耳を傾けていましたから、それで十分満足です。釘宮さんも「オレンジ」歌い終わった後、「…何か元気でた…!!」とおっしゃられていたくらいですから、会場に集まった皆さんの思いは届いていたことと思います!
このまま終わると思いきや、まさかの「お渡し会」へ。釘宮さんから一人一人に「kokohadoko」のしおり(四葉のクローバーがデザインされた、今日の日付と会場名入りの記念品)」が贈られました。しっかり話す様な時間は無かったものの、10秒くらいまでは許容されていた様子でしたが、伝えたいことは「楽しかった」と「ありがとう」だけだったので、ゴチャゴチャとデコレーションせずに、その二言にしっかり気持ちを乗せてお伝えしました。にしても、まさか目の前に釘宮さんが立つ事になろうとは思わなかったので、そういう意味では久し振りに緊張したとも言える瞬間だったかもしれません(笑)。触れたら壊れそうな儚さを持ちながらも、身体は細くともとっても元気! 最後の最後で、私自身も釘宮さんからパワーを頂けた様に思います。
正味1時間くらいのイベント(お渡し会含めて1時間半程度)ではありましたが、濃密に釘宮理恵さんという人を感じられる素敵な空間と時間でした。結果的に参加出来た意義は大きく貴重であり、友人に感謝すると共に、今回のイベントに携わった皆様にも感謝の気持ちを述べて筆を置きます。
ありがとうございました!
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