私が参加した「ライブ」というものの中で、間違いなく最高レベルの一体感と感動を得た「アイドルマスター」の7周年記念ライブ(当日の所感はこちら→6/23・6/24)。あの充実した2日間の模様が早々とメディア化されると告知され、ここ最近は12月発売が続いたので今回もメディア化されるならば12月だろうな…と思っていたら何と11月発売! 喜び勇んで予約を入れて発売日を待ち続けること2ヶ月。とうとう発売日を迎えました。
実はAmazonで予約をしていたものの、発売日前日の夕方になっても例の如く一向にステータスが「出荷準備中」にもならず、周囲では同じAmazonでもフライングで「届いた」という報告がTwitterで出ていたくらいなので、もう我慢ならずに仕事を途中で切り上げて、店頭で購入することに変更。何とか入手することが出来た上、早期予約特典のポスターも付けて頂けたので、Amazonで購入するよりも購入金額は高かったものの万事OK! 逆にAmazonは一刻でも早く欲しい商品に関しては、絶対に使わない事に決めた瞬間でもありました。
色々あって帰宅後に観られる状況になったのが22:00頃。4時間のライブであったことを考えると終了時間は午前2時前くらい…。普段、どんなに遅くても1時には床に就く私にとっては大変なことなので(笑)、「まぁ、キリの良いところで続きは明日観ることにしよう」と、とにかくはやる気持ちを抑える事が出来ずに再生開始!勿論、初日である120623のディスクをセット。
これまで同様、デフォルト音声が2chなので映像が流れ始めたら直ぐに音声メニューで5.1chに変更。折角対応環境があるのに、これを忘れて観る程悲しいことはありませんからね。
今回はライブ開始前部分が会場の外側での待機列や物販の状況などの映像は一切なく、バックステージでの円陣や、場内で待機する観客側の様子が同時に映されたりして、ちょっと面白い(?)試み。この時点でもう6/23の開演前の気持ちを追体験し始めていました。
いよいよ開幕。会場の盛り上がりの半端無さは物凄いものがありました。DTSで体験する横浜アリーナの臨場感は、当日の会場よりも客観的に観ている分、物凄いパワーとして感じられるものがありました(実際、販売元が「今までより臨場感がアップしていると言っているだけあって、過去ライブの5.1chとは比較にならない凄さがあります))。会場にいる全員がどれだけこの日を楽しみにしていたかということがとても良く分かる音響と映像に思わず笑いながらも胸が熱くなってしまいました。
流れ出す「READY!!」の前奏、そして始まる大音量で統率の取れたコール。もうこの時点で目頭が熱くなっている自分が居ました。「READY!!」から休むことなく「CHANGE!!!!」に繋がった時の会場の驚き+弾けっぷりも手に取るように分かり、カメラワークが客席目線も多く入っていたこともあって、物凄く当日の感情を蘇らせてくれました。何より、当たり前の様に釘宮さんが映っていることもテンションを上げる要因になっていたことも付け加えておきます(笑)。もう一つは、先日足を運んだミュージアムで展示されていた衣装が、そのままだったこと(当たり前(笑))。目の前でしっかり見た衣装がステージ上でどんな風に輝いていたのか観れたこともテンションを上げる要因になっていました。
その後も次々と当日の素晴らしいパフォーマンスを堪能。自分が映っているのではないか、と少しだけ気になりましたが(笑)、いちいちそこで再生を止めて確認する気は無いので確認は後回し。
当日「あれ?」と思った「眠り姫」の歌詞間違い?も特に間違いと認識出来ずに「自分の勘違いかな…」と取り敢えずスルー。竜宮小町 としての初披露「SMOKY THRILL」、続く「自分REST@RT」等、楽しみは止まるところを知りません。「SPECIALメドレー」の秀逸さ、自分の席からは観ることが出来なかった様々な状況も分かって(一朝一夕では完成しない息の合ったフォーメーション等)、ステージ上のガールズの皆さんに加え、観客席に溢れる笑顔を観ているとそれだけで胸が熱くなります。
情報コーナーは丸々カット。なので、メドレーラストの「GO MY WAY!!」が終わった後、画面がブラックアウトしたかと思えば急に始まる「キラメキラリ」。ここの繋ぎ部分はもう少し何とかならなかったのかな…と思いましたが、テンション高いまま観続けられると考えれば良いのかもしれません(笑)。
…って、メドレー終わったら一区切りしようと思っていたのに、切れ目なく「キラメキラリ」が始まってしまったものだから、続くステージも結局止められずに観続けることに。次のMCで区切ろうかと思ったものの、MCの次は「七彩ボタン」。当然止められる訳も無く。この後、どう考えても止める事が出来ないので、ラストまで観る覚悟を決めました…っていうか、最初から決まってましたね。心の中では(笑)。
「マリオネットの心」「DIAMOND」「約束」「見つめて」「さよならをありがとう」「私たちはずっと…でしょう?」「いっしょ」までの流れは改めて凄いですね。ステージと観客席側の結束の強まりも感じられるステージと、緊張の面持ちで始まったステージ上の皆さんが心の底からの達成感に繋がって行くまでの過程を明確に感じられ、改めてメディア化された事に感謝したい気持ちになりました。
別の意味で驚いたのは、一旦ステージが終了して始まったアンコール要求コールが、恐らくそのままの長さで(つまりノーカットで)収録されていたこと。普通は、こういう部分はカットするでしょうし、これまで日本コロムビアがいわゆる「参加していなかった人が冗長に感じる部分」としていたものを「その時の雰囲気を伝える部分」として捉え、MC部分も含めて極力そのままの形で収録している(しかも、メニューにもようやく「MC」がチャプター分けされた)のは大きな進歩で驚きました(笑)。
そして何より驚いたのはアンコールステージが始まった時の観客席側とステージの皆さんの弾けっぷり。「心底楽しいというのはこういうことか!!」と誰が観ても分かるくらいの盛り上がりは、本当の一体感と滲み出る感謝の気持ちを感じるものでした。当日参加している時も、そういう気持ちは勿論感じているのですが、それを客観的に観た時に参加している当日以上に強く感じられるステージであったことが嬉しくて嬉しくて…。
覚悟を決めて観た3時間半。就寝時間が遅くなって睡眠時間が短くなってしまった後悔なんて微塵も感じない充実した時間となりました。
そして、翌日。勿論、120624を視聴!
早く帰宅するつもりが帰宅出来ず、それでも昨日よりは1時間くらい早く観始められるということで21:00過ぎに迷わず再生。また就寝時間が通常より遅くなるものの、それは気にしない(笑)。
初日と比べるとカメラワークが大きく異なり、画面を左右で二分割したり、センター席視点からステージを映すことは少な目で、全体を把握出来る様な角度や引きの映像も多く、何より私が「観たい!」と思った振付部分をしっかり堪能出来たのは二日目の方なので、好みで言えば断然二日目の方が好きな映像。ステージの完成度も二日目の方が圧倒的に高く感じました(特に「風花」「七彩ボタン」「見つめて」は物凄く違って受け留められました。「スタ→トスタ→」の音ズレトラブル?も特に無かったかの様に収録されていたので、これも勘違いだったのかな…)。でも、 初日あってこその二日目であり、初日の「全員が初体験」という緊張感や驚きの様子は二日目では味わえませんし、逆に「これで最後だ!」という全力全開を感じる二日目のアンコールラストは初日では味わえませんから、やはり「片方だけ観て満足」という選択肢は自分の中には無いですね。両日揃っての「7周年ライブ」なんだと改めて思います(何を観るかによって人それぞれ感じるものは違うでしょうけれど)。
当日の気持ちに思いを重ねて観た二日間。「7周年ライブ」が如何に成功したステージであったかを改めて感じられる素晴らしい映像と音響でした。映像特典として、120623には初日の開幕前バックステージおよび二日目の前説(社長挨拶や赤羽根プロデューサーの諸注意・一発ギャグ(笑))、120624には二日目の後説(社長挨拶と一本締め、会場全体の「アイマス最高!」コール)も収録され、今回は本当に「その時の会場の雰囲気」を大事にしたメディア化となっていると感じました。ただ、折角映像特典を入れるならば、バックステージ側やメイキング的なものを充実してくれたら、よりこの7周年ライブへの想いも大きくなるのにな…と、その点は残念です。BOXについてもバラ売りを箱に入れただけで、ブックレットや特典ディスクが付く訳では無いので、そこももう少し差別化して欲しかったかな…。
ライブを観るだけでなく各巻にコメンタリーも収録されているので、次はキャストの皆さんのコメントを聴きながら観て楽しみたいと思います(両日合せてまた7時間オーバーですね(笑))。
年末はメディア化されている「アイマス」系ライブを7周年までの軌跡を辿る意味でも通して観てみたい気持ちが湧いています。と言っても朝から晩まで観ても全公演を消化出来ないくらいのボリュームなので(笑)、1周年、4周年、5周年2日目、6周年東京、7周年2日目、という感じで観ようかと。
改めて7周年ライブに参加出来た喜びを噛み締められただけでなく、自分も素晴らしいステージを構成した一人であることが誇らしく思えます。「みんなといっしょに!」をいつでも体験出来る喜び、一足早いクリスマスプレゼントとなりました。
この週末は仕事で大変なだけに、その前に活力を貰えて本当に良かったです。
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