« 2012年11月 | トップページ | 2013年1月 »

2012年12月

2012年12月26日 (水)

ひだま~ぶる×ハニカム

Dscf3975 「ひだまりスケッチ」という作品とmarbleの関係は切っても切り離せないものになり、最初のテレビシリーズが放映されてからもう5年も経ち、その全てのエンディングテーマを担当して来たmarbleは「ひだまりスケッチ」のイメージを創っている1つの力である様にも感じます。

 そんなmarbleの魅力と「ひだまりスケッチ」という作品の魅力とが1つになった「ひだま~ぶる」のシリーズも3枚目。アルバムテーマ曲、オープニング曲のアコースティックバージョン、ひだまり荘の面々のイメージソングを収録するという構成はこれまでと同様。ただ、収録曲がこれまでと比べて2曲程少な目なのは残念(「夢ぐも」のアレンジが未収録なのは特に…)。それでも、各キャラクターのイメージソングはこれまで以上に心情に寄り添った感もあり、吉野屋先生に向けた菊池さんのラブソングは前作にも増して傑作に仕上がっていると感じました。
 ブックレットに収録されている恒例のmarble対談も健在で、ゲストは蒼樹うめ先生、阿澄佳奈さんに続いて今回は松来未佑さん。ブックレットというページ数が限られた中で楽しい話を色々と聞かせてくれました。

 今回、これまでと違う部分としてはジャケットも触れておかなければなりません。というのも、「ひだま~ぶる」は恒例として、うめ先生が描くmarbleのお二人の勇姿(笑)は欠かせないと思っていたのですが、今回は完全にひだまり荘の面々で構成されてしまい、「ひだまりスケッチ」のアルバムみたくなってしまいました。決して悪くはないものの、ちょっと寂しく感じてしまいました。勿論、楽曲が楽しめれば基本はOKなのですが、やはりトータルパッケージとして楽しみにしていた要素が減ってしまったのは個人的に残念でした(楽曲に関しては最高でしたから)。

 そんなこんなで、アルバムとしては十分楽しんだ「ひだま~ぶる×ハニカム」。これまでの「ひだま~ぶる」シリーズと併せて、各キャラクターイメージソングの遷移や主題歌のアコースティックアレンジの妙を色々な切り口で聴いてみてみると新しい発見が出来そうなので、今後も楽しんで聴いて行きたいと思っています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月25日 (火)

「ぷちます!」お正月セット

Dscf3974 年明け直ぐに放映(?)が始まる「ぷちます!」。1本2分という作品ですから、気軽に楽しめれば良いかな…ということで特別期待している訳ではないのですが、「ぷちます!」という作品自体は「アイドルマスター」という原作からは独立した進化を遂げているコンテンツとして好きな作品です(イチオシははるかさん(笑))。

 そんな「ぷちます!」のお正月セットと称し、鏡餅としめ飾りを1パッケージにした商品が発売されるという情報を得て、丁度秋葉原に寄るついでがあったので予約してしまいました。そして、入荷の連絡を受けたので引き取って来ました。

 箱(普通の白い段ボールで特別な印刷も無し)を開けると、しめ飾りと組み立て式の鏡餅(みかんは作り物、お餅は本物)が出て来ました。作りは思ったよりは丁寧で、明音先制描か下ろしの巫女装束を纏ったぷちどる達のイラストがとても可愛らしい一品でした。

 正月飾りなんて特別したことが無い部屋ではありますが、折角なので飾り付けしてみようかな?と思っています。…ショーケースの中にですけれど(笑)。

 ご興味のある方は、お近くのコトブキヤさんへどうぞ。
 http://ameblo.jp/kotobukiya-hayamimi/entry-11424998219.html

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月23日 (日)

クロジ第11回公演『かみさまのおかお』

Dscf3973 初めてクロジの舞台を観劇してから4年。私にとって3回目の観劇となる第11回公演「かみさまのおかお」を本日観てきました。

 年々チケットを獲得するのも大変で、今回は「座席を選ぶ」などという余裕も無く、何とか取れたという感じでした。多くの方に支持されるからこそ争奪戦になるというのは嬉しい反面、自分が観に行けなくなる可能性も高くなるのが辛いところ。とにかく、今回は無事に手配出来た訳ですから、後は心して舞台を観るのみ。劇団名も「乙女企画」が外れて「クロジ」のみとなった初の公演ですから、そんな記念すべき回に立ち会えた事も意識して。

 今回は配役の1つが公演によって別キャストとなるものでしたが、私が観たのは藤田咲さんの回。逆に主宰の一人である福圓美里さんが舞台に立たない回でもあるのが残念ではありますが(そういう意味では2公演取れれば良かったのでしょうけれど…)、それはそれということで。今回の客演でもある能登麻美子さんや藤田咲さんが、クロジの面々とどの様な掛け合いで魅せてくれるのか。年に2回もクロジの公演が観られるというのも嬉しかったですが(逆にその前は震災の影響で丸々1年観られなかった)、これだけ毎回の舞台公演を楽しみに出来る存在になっていることに自分でも驚いています(今まで客演の役者さん目当てに観劇したことはあっても、特定の劇団を楽しみすることがなかったので)。

 今回の「かみさまのおかお」は、生き神様の伝統を守って来た家系の家族が織り成す現代劇。登場人物のの生き方に人生訓が隠されている様な、それぞれがそれぞれに懸命に生きる中でどこか歪な感覚があるというとてもクロジ的なスパイスの効いた設定(女性の生き様が軸にある)は、登場人物が7名しか居ないということが嘘の様に厚みのある物語に展開して行きます。登場人物が少ない分、関係把握や人物理解が早く出来るのでそれだけ物語に集中出来るのも良い点です。
 クロジの公演でもう1つ特筆したいのは舞台そのもの。立体的に構成された舞台は、主軸となる中央以外の両脇や奥、手前全てがスポットライトを当てる事で別の場面として切り取られ、大掛かりな舞台移動をせずとも一瞬にして場面転換を実現しているのは今回も健在。時折幕を下ろしてそこをスクリーンとして使う演出を挿入したり、舞台全体が演出を最大限に活かす装置になっているのはいつもながら感動させられます。

 能登さんの役どころとしては、ある日神様として祀られることになって20年以上経ってしまった女性を演じている訳ですが、もう世間から隔絶された生活をしていた為に、人間として歪な部分を持っています。そんな女性が抱える問題や悩み、突然得た自由の中で見付けたことが「自分が神様として祀られること」しか残っていないことに気付き、自分と一緒に生きる人が欲しいと、神様である自分が神様にお願いするという結末までの流れは、魂の叫びとも取れる全力の演技で息を飲むものがありました。「エンガワノクラゲ」の時もそうでしたが、少しズレた感じの女性を能登さんが演じると角が無くなる分、強烈な印象を残す様に感じました。
 藤田さんも高校生のあまね役を全力で演じ切っており、とても印象に残りました。別公演ではこの役を福圓さんが演じるということから、そちらも観てみたいと思えたのは藤田さんの演技あってこそ。15歳という多感な頃の感情の噴出し方は、凄い迫力がありました。
 その他、前回公演で主人公「藩金連」を演じた木村はるかさんの演じるあまねの母親は、様々な我慢を重ねて自分を偽りながら生活する面を好演し印象に残り、主宰である松崎亜希子さんは、神様の妹ながら神を奉って生活する事に嫌気が差して家庭を飛び出した弓香を全身で演じ、舞台を纏め上げる役割を文句無しに果たしてくれ、その恋人役で客演の鈴木達央さんはその人生を踏み外す流れを好演し、あまねの父親役の三原一太さん、あまねの通う学校の生徒会長役である中泰雅さんもそれぞれの役割(駄目な人間振り(笑))を完璧なまでに演じきり、全員が素晴らしい演技で舞台を盛り上げてくれました。
 終演後に購入したパンフレットと台本に目を通し、ラストシーンは台本と異なる演出になっていましたが、「タイトルの意味」という意味では台本の方が分かりやすいものの、舞台演出としては公演版の方が良いと思いました。こうした変更点も観られるのが、公演が”生もの”であることを感じられる面白さの1つですね。パンフレットの皆さんのコメントには「実際の役柄と現実の自分」との比較が多く、そんな切り口からも楽しむことが出来ました。

 2時間という時間を全く感じさせない、とても内容の濃い公演だったと思います。「クロジ」としての軸がある中、毎回新鮮な舞台を感じさせるクオリティは、上手く客演を位置づけて全員の力量をバランス良く配置した上で個性を活かす配置から生まれるものなのだな、と今回感じることが出来ました。頂いたプログラムには、来年10月に今回と同じ俳優座劇場にて第12回公演が決定していることが告知されたので、また次回観劇出来たら嬉しいです。その時、今回の「かみさまのおかお」のDVDが販売されるのであれば、そちらも欲しいです。

 素晴らしい舞台を創り上げた役者の皆さん、関係した全てのスタッフの皆様、お疲れ様でした&ありがとうございました!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月20日 (木)

PS3版「アイドルマスター2」765ショップカタログ第15号配信!

Dscf3970 12月に入って直ぐに配信された第14号から半月ちょっとでもう配信となった第15号。年末進行だからなのかもしれませんが、長々と待たされるよりは嬉しい…かな?(笑)

 配信内容は何が来るのかと思えば、EXTEND衣装は7周年記念ライブの共通衣装をモチーフとした(っていうか、そのまま?)「プリマコンツェルト♪」、楽曲はXBox360版追加曲となった代表曲「私はアイドル▽」という、衣装に対してはある意味納得の選曲となりました。Xbox360版では「無印」や「L4U!」で楽しめる楽曲群を全てPS3でも楽しめる様にする為にカタログ配信を続けている様な感じなので、毎月1曲のまま続けるならまだ1年くらい続けられるとは思いますが、惰性的な何かを感じないレベルのものが出て来るのであればOK。「パンキッシュゴシック」も気長に待とうと思います(笑)。

 今回も楽曲とEXTEND衣装を購入すれば…と思っていたところ、ふとアクセサリーに目が留まり、デザインがト音記号のイヤリング、ブローチ、指輪、リボンのアンクルがかなり良い感じ。どうするか少し迷った中、結局アクセサリーセットも追加して購入。「アイドルマスター2」のDLCでは初めて「アクセサリーセット」の購入となりました。

 S4U!にて「カラードジェネシス☆」に衣装を纏わせて「私はアイドル▽」を観てみたのですが、これまた全く古さを感じない良さがありますね。ダンスも完璧に覚えていたものの、「アイドルマスター2」で表現された映像に新鮮さを感じるくらいでした。ステージを武道館にしてこの「プリマコンツェルト♪」を着ると、正に7周年ライブを彷彿させる映像に。更には「READY!!」や「CHANGE!!!!」を唄えば凄い再現力に。これを味わってしまうと、7周年ライブの全員の個別衣装も配信して欲しくなってしまいますね。ちなみに、アクセサリの「ビッグリボンアンクル」は、着用するアイドル毎にイメージカラーになります。その他のアクセサリは共通ながらも、着用するとなかなかオシャレで可愛らしいです。

 これで2012年のコンテンツ配信は終了な訳ですが、2013年はどこまでこのカタログ配信を続けるのか。どこまで既存曲の配信を続けるのか。パンキッシュゴシックは配信されるのか(笑)。など色々楽しみにしたいと思います…と言っても、これまでこうしたカタログ配信は最長18回なので、そうそう長々と続けない気もしますけれど…。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月19日 (水)

「エルフェンリート」Blu-ray BOX発売

Dscf3967 発売されることを偶然に知り、ある意味勢いで予約してしまった「エルフェンリート」のBlu-ray BOXが今日、届きました。

 予算の関係上、直前まで予約を取りやめようか否か迷ったのですが、初志貫徹…ということで(笑)。結果的に手に出来て良かったな、と感じることになりました。

 13話+1話を3枚のディスクに収め、それにプラスしてサウンドトラックCDが1枚の計4枚のディスクが観音開きのBOXにセットされています(CDはDVD1巻の初回版に付属していたものとは収録内容が若干異なります)。
 オープニングの雰囲気そのままの装丁や内装は、作品を大事にしたパッケージだと感じます。当時の絵柄とは少し変わったりんしんさんの描き下ろしも映えるBOXは、強烈に当時抱いた作品に対する想いを呼び起こします。

 先ずBOXを開けると、別冊のブックレットがあったのでそちらに目を通しました。神戸守監督と吉岡たかを氏の対談は当時を振り返り、作品化に当たっての想いや拘り、「LILIUM」のオーダー、苦労など興味深い話を読むことが出来ました。特に「途中は色々変わったものの、ラストは最初からブレが無かった」ということや、今改めて「次が気になる様な引きの拘り」「リアリティのあるカメラワーク」というものが強く印象に残る内容でした。また、劇伴を担当した小西香葉・近藤由紀夫両氏の今改めて語る「LILIUM」という曲への想いやラテン語で詞を書けたこと、この曲が生み出されるキッカケとなった作品やスタッフの情熱への感謝を感じ取ることが出来たことも印象深いものがありました。原作者の岡本倫先生描き下ろしの特別編コミックは8ページで、当たり障りの無い内容(続編では無い)ながらも「作品の1つの魅力」ともなる日常部分の「今」を読めたのは良かったかな、と。

 その勢いで久し振りに1話を鑑賞。

 …いや、改めて凄いですね…。でも、オープニングから背筋が伸びるこの独特の雰囲気。既に雰囲気に飲まれている中、いきなり千切れ落ちた腕から始まる冒頭。どんどん凄惨なシーンが積み重ねられるAパート。既に作品の骨格が理解出来る計算された脚本と演出のBパート。次回が気になる引きと、その雰囲気をある意味ぶち壊す明るいエンディング(笑)。そして直ぐに気を引き締めることになる次回予告。当時の映像が如何に綺麗であったかを再確認出来るBlu-rayの映像力とDTSの音響効果は、「エルフェンリート」という作品には凄いスパイスとして効いていると感じます。

 今からもう8年も前の作品だなんて(自分の感覚として)信じられなかったりしますが(汗)、主演キャスト陣も実に自分好みであり、色々な事を考えさせられた物語は今でも強く胸に刻まれています(原作コミックは全然肌に合わなかったけれど、アニメは人として大切なことを気付かせてくれたと感じています)。そういう意味でも、このBlu-rayは持つべくして持った気もしますね(笑)。決して爽やかな作品ではないので年末年始に観ようという感じではないものの、この作品だからこそ得られる感動というものもあるので、近いうちに一気に観たいと思っています…っていうか、1話を試しに観たら続きが観たくて仕方が無いのです!(笑)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月18日 (火)

「ギャラクシアン3 公式設定資料集」と「ワルキューレストーリーブック」

Dscf3972 ゲーム関連雑誌・ムックは昔から必要最低限を購入し大事に所有しているものが多いのですが、昔は今と比べて情報入手先が限定的だったこともあって購入漏れも多くあると思います。更には未だ気付いていない書籍もあると思うので、気付けただけでも良かったのではないか、と思うこともあります。取り敢えず、ここ最近でそういう「気付けた」本を2冊入手することが出来ました。

 1つは「ギャラクシアン3 公式設定資料集」。「ギャラクシアン3」について「PS3とかでHD化する様な話は無いかな?」と調べている中で偶然その存在を知った1冊で、PS版が発売された頃に出版されたのに全く気付いていなかったもの。今ではプレミア化してしまっているという現実に、当時気付かなかった自分に怨み節(涙)。

 もう1つは「ワルキューレストーリーブック」。ナムコの作品の中でも地味に好きな「ワルキューレ」関連の書籍は気付けば手にしており、以前、創元推理文庫のゲームブックの最終巻を入手したことで全てを手に出来たかな?と思っていたのですが、たまたま所有している「ザ・ナムコブック」を読み返していると、巻末の広告ページにたまたま目に留まった「ワルキューレストーリーブック」の文字(汗)。21年経って今頃気付いた!(爆)

 知ってしまったからには探して入手を試みることに。運良くどちらも然程苦労せずに手にすることが出来ました。

 「ギャラクシアン3 公式設定資料集」の方は、66ページ(うちカラー50ページ)のA4版ムック。「プロジェクトドラグーン」「ライジング オブ ガーブ」というPS版基準の内容で、設定資料としては「ゾルギア」なども網羅している内容で(でも「アタック オブ ゾルギア」としての扱いは無し)、SF作家の野田昌宏氏の小説や、関連スタッフの座談会など、設定資料以外にも読み物として構成されている誌面はUGSFのファンであれば楽しめる内容になっていると思います。何を目的として入手するかによっては物足りないムックになるかもしれませんが、これだけUGSFの世界観を1つに纏めたムックは貴重だと思うので、私は入手出来て良かったです。

 「ワルキューレストーリーブック」の方は、80ページ(うちカラー64ページ)のA5版ムック。サンドラがコアクマン、ズールと出逢い、そしてワルキューレと出逢う物語を絵本的に構成して読ませる部分は、「ワルキューレ」の画集の中にもイラストでしか載っていなかった部分や載っていなかった部分もあって、当時の公式資料としてはとても貴重に感じました。その他「マーベルランド大紀行」として各イメージボードが多数掲載され、誌面は小さいながらもこれまた添えられたコメントも併せて大変興味深く拝見させて頂きました。冨士宏氏のインタビューも13ページに渡って掲載されており、こちらもその当時の話も含めて「その時だからこそ話せる内容」もあると感じたので、これまた読めて良かったと強く思いました。

 今でも「絶対欲しい」と思うであろう書籍に出逢えていない可能性もある中、こうして今手にすることが出来た事は大変嬉しいことです。今後もそんな巡り合わせがあると嬉しいと思う反面、入手が難しいものに関しては知らないままで居たいな…と思う今日この頃です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月15日 (土)

THE IDOLM@STER ANIM@TION MASTER SECRET COVER SONG EVENT「生っすかSPECIAL X'mas P@rty!!」

Namasuka_xmas CDシリーズ「生っすかSPECIAL」の全巻発売を記念して(?)のイベントが、本日「パセラリゾーツAKIBA マルチエンターテインメント 7F」にて開催されました。

 これまで唄うステージが伴った日本コロムビア主催のアイマス系イベントには当選した事がなく、今回も応募はしたものの当選するとは思わなかったのですが、周囲の友人らの中では私だけが当選するという幸運を得たのが物凄く意外でした。そう考えると、2012年は私にとって本当に”アイマス運”が強い年だったと言えそうです(応募券の為に同じCDを何枚も購入する人も居たみたいですが、そんな事をせずとも当選する時は当選するものです(笑))。

 開催当日、まさかの寝坊(汗)。開場時間に間に合わないのではないか?!と思いましたが、結果的には開場15分ほど前に現地到着。間に合って良かった。

 当日は生憎の天候ではありましたが、取り敢えず傘が無くても大丈夫なくらいだったのは良かったです(開場前ということもあり、外で待機していたので)。整理番号毎に集合時間が決まっており、私は最初の集合時間ということで12:00に開場。定刻より少し早めにロビーに通され、整理番号順の整列案内がなされました。
 最初のミッションは7Fまで階段で昇ること(笑)。エレベーターはあるものの、人数を捌くには収容数も基数も足りないので賢明な判断。参加者にとってはライブ前の軽いウォーミングアップとして受け止められていた様でした。先ずは整理番号50番までが会場前から整列。それ以外の番号の人は8Fのパーティスペースに番号順に整列。今回のイベントが何名くらい参加するのか分かりませんでしたが、招待状には整理番号300番以降の記載もあったので、400名弱くらいかな?と。となると、この会場はそのくらいは収容できるライブスペースがあるということなので、旧石丸電気跡である事を考えると不思議な感覚です。

 間もなく入場が開始され、私も会場内へ。その辺のライブハウスより広い空間に感じるのが凄いです。そして、そのままステージ正面に陣取り。列にして5列目くらいでしょうか。本当に真正面でスタンディングにしては視界がかなり良好という好位置に立てたことも嬉しかったです。後は開演を待つのみ!

 開演を待つ間、BGMで「生っすかSPECIAL」の楽曲が流されていたのですが、聴いたことが無い曲も何曲かあったので、もしかすると来月発売の「カーテンコール」に収録されるものなのかもしれませんね。その他、赤羽根プロデューサーの「YELL」が流れたりして、会場から笑いが。私も「影アナで来たりするかな。影アナで来るくらいなら出て来て唄えば良いのに」なんて思いました(笑)。ステージ奥に見えるテーブルには出演者さん用の水とタンバリン…? どんなステージになるのでしょうか。

 そうこうしているうちに、開幕2分前くらいに諸注意のアナウンスが。何と赤羽根プロデューサーその人で、確実に生アナウンス! 会場のテンションも一気にアップし、クリスマスを題材にしたダジャレまで披露する赤羽根プロデューサーに拍手喝采(笑)。そして「生っすかSPECIAL X'mas P@rty!!」開幕です!

 こういうイベントだと、初手からライブで一気にヒートアップさせる流れだと思っていたら、普通に出演者の方々が入場して来たのでちょっと意外…と思うも、よくよく考えたら「生っすか!?サンデー」の延長上にある訳ですから不思議は無いですよね(笑)。ということでお馴染みの「日曜午後の新発見!」から始まる開幕は、勿論「生っすか~!?」「サンデー!!」の掛け合いへ。久し振りに出来て、ちょっと嬉しかったです。

 今回の出演者は仁後さん、長谷川さん、沼倉さん、原さんの四名。それぞれ、クリスマスっぽい服装だったのですが、私としては仁後さんがあまりに可愛らし過ぎて目が釘付けにされてしまいました(ベージュ系の花柄ワンピースに黒いアウターを羽織り、ブラウンのベレー帽をちょこんと頭に乗せた姿。大判のポスターで欲しいくらい)。その他、長谷川さんも白と黒のメリハリの利いた服装もスタイルの良さが際立ってました。沼倉さんのスカート姿も足の細さがとても分かるもので、原さんも何か気品の様なものを感じる纏まりがあってとても皆さん個性が出ていてお似合いでした。

 一通り挨拶が終わったところで(原さんは「今宵は」と挨拶を始めるも、「夜じゃないですね」と貴音から素に戻ってやり直す場面もありました(笑))、早速ライブコーナーへ。トップバッターは沼倉さんで「Believe」を熱唱! 開幕に相応しい勢いのある曲で、既に会場に溢れる熱気。こうして当たり前の様にカバー曲を唄っているのが不思議で、それで盛り上がっている会場にも不思議な感覚を覚えました。一番不思議に感じたのは、袖に下がると思った歌唱しない出演者の方達が、ステージ奥のテーブルの方でサイリウムを振っていたこと(笑)。そこはかとなく、パーティ感の溢れる、いつもの「ライブ」とは違った緩さが素敵でした。

 沼倉さんが終わったら、直ぐに長谷川さんにバトンタッチ。唄うは「ね~え?」なのですが、あまりにも会場の声援パワーが強過ぎて長谷川さんの声が聴こえない(汗)。その辺り、細かく修正して来た長谷川さんと音響スタッフは流石でしたね。そして原さんの「かたちあるもの」、仁後さんの「らびゅらびゅ」と続けて披露。どれも貴重な歌唱で、特に原曲を唄うパーキッツのファンでもある私としては「らびゅらびゅ」のコールをする時にこれがアイマス系ライブであることを考えると感慨深すぎて、決して泣ける歌ではないのに胸が熱くなりました(笑)。

 全員のソロ歌唱が終わった所でちょっとしたMC。その流れの中で突然のスペシャルゲスト登場予告! 出て来たのは…赤羽根プロデューサー!! まさかの、いやでも影アナの時点で予想をしていたとも言える赤羽根さんの登場に会場は大盛り上がり。皆で唄う「明日があるさ」はとっても楽しかったです。後のMCでも触れられましたが、最初のソロ曲披露では赤羽根さんのステージが一番盛り上がっていた様に思います(笑)。

 MCでは唄う姿を後ろから観てサイリウムを振れたのが新鮮だった(やってみると意外と難しい)という話や、収録時のエピソード(原曲を理解する為に作品の映像を一気観した、「らびゅらびゅ」は原曲超えを目指した等)、仁後さんは「しっとりした曲を唄うことが少ないので、体を動かせない事が辛くて帰りたくなった」「もし”トイレの神様”を唄うことになっていたら10分もステージ上でポツンと一人で居るのは寂し過ぎる」といった心境も交えて話してくださり、赤羽根さんの前説のダジャレの事や服装(スーツ姿で登場。勿論、プロデューサースタイルのネクタイと靴下着用)でアニメのプロデューサーはアンダーリムだが、どんな眼鏡をすれば良いか錦織監督に問い合わせたという話、「裏拍が取れなくて苦労したことやCDが完成した時にキャストの皆が赤羽根さんの歌を楽しみにしていたことなど、多岐に渡って楽しい話を聞くことが出来ました。

 ライブに戻って最初に披露されたのはクリスマスイベントということで「Happy Christmas」と「My Wish」。どちも強く「聴きたい!」と思っていた曲なので喜びは最高レベル。特に「My Wish」を聴けた事は本当に嬉しかったです(…と言っても、最後の「これが大人になった私の最初のMy Wish」の歌詞を間違えてしまっていたのは一番好きな箇所だっただけに残念…)。ちなみに、折角のクリスマスということで、歌唱しているメンバーに合せたサイリウムという概念を捨てて、私はクリスマスカラーである赤と白と緑のサイリウムを振ってみました。

 MCに入るかと思いきや、クリスマスソングの定番「サンタが町にやってくる」を全員で歌唱。すると、途中でサンタのコスプレ(?)をした赤羽根さんが登場。一通り歌い終わった後、プレゼント袋に入ったプレゼントを披露。出演者のサインボールをプレゼントということで、会場に向かって20球くらい投げ込まれました。私は特別がっつくつもりは無かったので手を上げていただけ終わりました(苦笑)。周囲にはがっついていた人がいて、自分の軸線上でなくてもジャンプで何としてでも取ろうとしていた光景を見て興醒め感はありました…。

 クリスマスということで、「理想のクリスマス」をそれぞれが話すことになり、元気に「はいはいはーい」と手を挙げた仁後さんが語ったのは「ディズニーランドをアイマスで貸し切ってみんなで行きたい」ということ。野望は大きく! 実現する様にみんなで頑張りましょう!! 長谷川さんは温泉に行きたいということで、全国の温泉宿貸切的な話を膨らませて行きました(大きな露天風呂でもこの会場の人数が一斉に入ったらお湯が無くなるという現実的な話も(笑))。沼倉さんは富士山に登りたいということで、真冬の富士登山は命に関わるので、簡単に頂上に行ける機械が発明されたら頂上でみんなと星を見たいと夢を語っていらっしゃいました。原さんは本物のサンタさんが居る国(フィンランド)に行って、白馬の王子様をプレゼントしてもらいたいと語っていらっしゃいました(笑)。最後は赤羽根さんが「スケールが小さいけれど」と躊躇いながらも語ったのは「クリスマスにケンタッキーフライドチキンを食べたい」ということでした。というのも、クリスマスに行くと凄い行列になっていて、並ぶのを諦めていつも帰宅してしまうから、とのこと。そこで貸切の話が出て、全国のケンタッキーを貸し切って食べているところをライブビューイングで流すという話に発展! 実現出来る出来ないは別として、それぞれの”理想のクリスマス”というか”夢”を聞いて大いに楽しませて頂きました。

 これで終わりかな?と思っていたところ、まだ続く!ということでテンションアップ。しかも披露された1曲目は原さんの「星のかけらを探しにいこうagain」。もう、言葉にすれば「うぉぉぉぉぉ…!」というくらい嬉しさにむせび泣きそうな気持ちでした。原さんの歌唱の中ではトップレベルに好きな歌だったので、こういう貴重な場に居られる幸せを改めて噛み締めました。
 続いて披露されたのは長谷川さんの「Squall」…! これまた「うぉぉぉぉぉ…!」という感情が溢れだし、次に続いた仁後さんの「チキンライス」、最後の沼倉さんが披露した「涙そうそう」と、もう「うぉぉぉぉぉ…!」の連続。ある意味カバー曲の中でも珠玉の名曲が連続披露され、もうこんな機会は無いだろうな…という貴重な時間に立ち会えている事が夢の様でありました。

 2曲目のソロ曲をそれぞれ披露してくださったところで赤羽根さんを含めて全員集合。そろそろ終わりの時間が…ということで、皆さんから本日のイベントの感想を頂くことに。その中で、赤羽根さんが「イベントに登場するのは最初で最後かも…」という話が出たので会場からは大ブーイング(笑)。「舞台上で取り敢えず想いを伝えておけば実現する」という話を原さんをはじめとする出演者全員に言われて、またイベントステージ上に登場してくれることを約束して話を締め括って頂けました。またこういうイベント(カバーソングを唄える機会)が来る様にしたいという話も出ていた他、1/30に発売予定の「カーテンコール」は相当なボリュームの凄いアルバムになると思うので期待していて欲しいという事もアピールしたところで、本日最後のプログラムは…「READY!!」。もう説明する必要が無いくらいの盛り上がりで、最後はもう一度「生っすか~!?」「サンデー!!!」のコールで本日のイベントの幕は下ろされました。

 終演後に赤羽根プロデューサーからの影アナ(後説)が入ったのですが、「気を付けてお帰りください」と言われた後、そのまま退場のアナウンスが入るものだと思っていたところ、微妙な空気だったので、観客席側の皆さんがキョロキョロし始めた中、取り敢えず叫び始めた「アンコール」(笑)。すると、ちょっとしてから出演者の皆さんが再登場! しかし「時間の関係で唄うことは出来ないけれど」と再度挨拶に出て来て、改めてお礼を述べて退場。出て来て下さっただけでもとても嬉しかったです。これで本当に終演となり、最後はライブ定番の「アイマス最高!」コールと、音響さん・関係者様へ向けての「お疲れ様&ありがとう」を伝えて会場を後にしました。

 イベントとしては約2時間。ライブ中心とは言え、招待イベントとしては驚きの13曲披露。とても貴重な時間を皆様と一緒に過ごすことが出来てとても光栄でした。1つ1つを胸に刻みながら参加したイベントは、私にとって2012年のアイマスライフ(笑)を締め括るのに勿体無いくらいの素敵な時間となりました。こうした機会を作ってくださった日本コロムビアの方々をはじめとする、本イベントに関わった全ての皆様に感謝の気持ちを伝えたいです。本当にありがとうございました&お疲れ様でした!

■付録:セットリスト

  1. Believe (沼倉)
  2. ね~え? (長谷川)
  3. かたちあるもの (原)
  4. らびゅらびゅ (仁後)
  5. 明日があるさ(ジョージアで行きましょう編) (赤羽根)
  6. Happy Christmas (沼倉、原)
  7. My Wish (仁後、長谷川)
  8. サンタが町にやってくる (全員)
  9. 星のかけらを探しにいこうagain (原)
  10. Squall (長谷川)
  11. チキンライス (仁後)
  12. 涙そうそう (沼倉)
  13. READY!! (仁後、長谷川、沼倉、原)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月14日 (金)

「THE IDOLM@STER 7th ANNIVERSARY 765PRO ALLSTARS みんなといっしょに!」Blu-ray コメンタリー視聴

 待望の「アイドルマスター 7周年記念ライブBlu-ray」が発売されてから早半月。発売初週はBD販売本数1位を獲得したり、発売日以降は店頭からも姿を消し、ネット通販等でもプレミア価格が付いているくらいの状況にはコンテンツの裾野が広がった事を数字としても実感します。そんな取り巻く環境はともかく、私自身も暇があれば観たくなる、暇が無くても観たくなる(笑)、正に”一生モノ”のメディアと言えるもの。本編だけでなくコメンタリーも楽しまなければ!ということで、強引に時間を作ってやっと観終わりました(1公演を途中で区切りたくないので一気に観るのに苦労しました(笑))。

 単純に2日分をコメンタリー音声で観れば良いものだと思っていたのですが、その考えは甘く(汗)、コメンタリー音声が2種類ある意味を再生して初めて知ることとなりました。それは「グループに分かれてコメンタリーしているものの、重複してコメントしている箇所が多数あり、その部分は全て個別に観る必要がある」ということ。特に、開幕、各MC、メドレー、アンコールは1公演2回観る必要があるので、1公演のコメンタリー全てを楽しむには約5時間(つまり2日分で4回観るので10時間程)必要という大ボリューム! 逆に言えば、チームに分かれているとは言え、キャストの皆さんがそれだけの時間この7周年ライブについて語ってくれているということ。これは心して聴かなければなりませんよね。

 内容はグループによって色が随分違いますが、

 A:中村さん・今井さん・沼倉さん (真面目)
 B:若林さん・たかはしさん・長谷川さん・浅倉さん (裏話)
 C:平田さん・釘宮さん・原さん (マイペース)
 D:仁後さん・下田さん・滝田さん (賑やかし)

 という感じと言えば良いでしょうか。

 Aグループは重責を担った皆さんが、その時々の想いを振り返ってコメントするので大変胸に来るものがありました。どれも必聴だと思います。
 Bグループは賑やかしな感じもあるのですが、明るいトークの中に真面目な振り返りと数々の裏話が満載で凄く楽しめました。
 Cグループはマイペースな顔ぶれながらも、特に素のやり取りをする釘宮さんのコメントが聴けることは貴重ながらも素直に楽しめました。
 Dグループは終始賑やかしな感じで、あまり振り返って何かを語るという印象は無いのですが(笑)、自由度が高く縛られない内容で楽しめました。

Noトラック6/236/24
1212
1 READY!!~MC B C A D
2 乙女よ大志を抱け!! A - A -
3 ALRIGHT* B - B -
4 - D - D
5 チアリングレター - C - C
6 風花 - C - C
7 おはよう!!朝ご飯 B D B D
8 MC B C A D
9 いっぱいいっぱい B - B -
10 Next Life A - A -
11 眠り姫 A - A -
12 SMOKY THRILL B C - D
13 自分REST@RT B C A D
14 SPECIALメドレー B C A D
15 キラメキラリ - D - D
16 スタ→トスタ→ - D - D
17 自転車 - C - C
18 神SUMMER!! B - A -
19 晴れ色 B - B -
20 MC B C A D
21 七彩ボタン B C B -
22 - D - D
23 マリオネットの心 B - B -
24 DIAMOND - C - -
25 約束 A - A -
26 見つめて B C B C
27 さよならをありがとう A - A -
28 私たちはずっと…でしょう? B C A D
29 MC~いっしょ B C A D
30 アンコール B C A D

 コメンタリーの担当状況は表の通り(AからDは前述のグループ)ですので、購入を迷われている方は参考にして頂ければと思いますが、両日聴いた身としては「両日共に聴くことが一番7周年ライブを楽しめる」と感じるので、可能であれば両方を日付順で聴いて欲しいと思います。何を重要視するかにも因りますが、「DIAMOND」のコメントを聴けるのは120623のコメンタリー2しかないので(なので、120624はコメンタリー音声1と2を切り替えながら観ても完全な空白時間が出来てしまいますが…)、1つの指針にはなるかと思います。

 内容としてそれぞれに良さはあると感じますが、やはり開幕直後、「眠り姫」「SMOKY THRILL」「自分REST@RT」「SPECIALメドレー」「約束」「見つめて」「さよならをありがとう」「私たちはずっと…でしょう?」からアンコール終了まで辺りは、興味深い話が多く含まれていると思います。

 その時の心境、その時の状況、そこに至るまでの話、レッスンの話、衣装の話、ダンスの話、髪型やメイクの話、ネイルの話、バッスクテージ(トロッコでの移動含む)の話、1日目の反省点と2日目で変更した事など多岐に渡る内容は、なかなか聴く事の出来ない内容も含まれていると思います。同じ曲へのコメンタリーでもグループが異なれば違う視点で聴けたり、同じグループでも公演日が異なれば情報も異なる(連作になっていたりする)ので、飽きずに聴けるというのも特筆して良い点かもしれません。

 私は本編を観ていた時は勿論感動が蘇ったのですが、コメントを聴きながら観ていた方が胸が熱くなったり、大いに笑ったりする部分が多くて予想以上にコメンタリーを楽しむことが出来ました。逆に、このコメンタリーの内容を受けて、本編をまた観直す楽しみが出来たというのも嬉しい誤算でした。勿論、2公演でまた8時間近く必要ではありますが、それはそれで嬉しい悲鳴と言えそうです(笑)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月12日 (水)

THE IDOLM@STER STATION!!! Amazing grace

Dscf3966 今年の3月に行われた「THE IDOLM@STER STATION!!!」のファーストライブ。その会場で初披露された浅倉さんの唄う「きっと」を含む新曲が収録されたアルバムの発売を待つこと9ヶ月。正に”待望”とも言えるアルバムが発売となりました。

 フライングを信条とする私としてはフライングしたかったものの、業務的都合もあって結局入手したのは発売日となってしまったものの、「早く聴きたい!」という自分の気持ちをキチンと確認出来たので、1日とは言え待った価値はあったかもしれません(笑)。

 今回のアルバムタイトル「Amazing grace」は、偶然にも過去アルバムが「H」と「N」で始まるものであったことから、「アイステ!!!」のパーソナリティであるお三方の苗字の頭文字に合致させなければ!と決めた「A」の付くタイトルとのこと。「Amazing grace」は直訳すれば「驚く程に優雅」とかなので、色々な意味で浅倉さんにピッタリかと(笑)。

 冒頭、主題曲でもある「Amazing grace」がインスト曲として流れます。以前、「HEART AND SOUL」がインストで収録された際、次のアルバムで歌になったので、今回もそうなのかな?と思いました。優しいメロディの曲なので、沼倉さん、原さん、浅倉さんの三人で唄う歌になるのだとするならば、これまでに無かったタイプに分類される様に思えます。もし歌になるなら楽しみです。

 曲が終わると始まるのは聴き慣れたオープニング。正にそのまま「アイステ!!!」の流れに乗ってスタート。以降、DJCDの様な構成となりました。
 自己紹介の後、いつものコーナーを内容そのままに担当者をシャッフルする旨が伝えられ、先ずは自分のやってみたいものを指さし…てみたら、「フォーチュンカード!」を沼倉さん、「ぬー球」を原さんと浅倉さんが選択していたので、そのまま沼倉さんが確定。すると、自分以外のものを選択することから浅倉さんが「ぬー球」となり、原さんが残った「妄想恋愛相談室」に決定。さぁ、どんなコーナーになるのか?!(笑)

 先ずは原さんの新曲「continue」。これまでの原さんや貴音が担当するタイプとは異なる、実に「アイステ!!!」だからこそのロック曲。2nd.ライブも見据えた様な、生バンドが映えそうな曲進行や力強い歌唱に、個人的に原さんの唄い方が好きな私としてはのっけから大満足。

 最初のコーナーは原さんによる「ハラ式 妄想恋愛相談室」。リスナーからのメールではなく、相談者は残りの二人ということで、浅倉さんは「白馬の王子様が迎えに来てくれると思っていたが、なかなか来ない」、沼倉さんは「好きな人は未来人(銀河の司令官(笑))。諦めるにはどうすれば」という、原さんにとっては超難題?のこの相談をどう返すのかは聴いてのお楽しみ(笑)。

 そして楽しみにしていた浅倉さんの「きっと」。ご本人がTwitterにて言っていたことでしたが、仕上がった曲を聴いて納得。とても手応えを感じる仕上がりで、浅倉さんの唄い方もこれまで聴いた中で最も安定して胸に刻み込む表現がなされた様に思いました。ファーストライブで聴いたものとはまた違う、強いメッセージを感じる素敵な歌でした。

 続いてのコーナーは「あず球 空手道場」。こちらも残りの二人が納得の行かない事を相談。沼倉さんが「掃除しても掃除しても床に落ちている自分の髪の毛」、原さんが「夜10時を過ぎたら食べてはいけない等の制限の多い人間の体」をそれぞれ相談。出るか、あず球の雄叫び!?(笑) 瓦の枚数は聴いてのお楽しみ。

 別の意味で最も期待していた「Strawberry pain」は沼倉さんの新曲。何と石川智晶さんが詞と曲を提供するということで、色々と感慨深いものが…。聴いてみると、正に「智晶ワールド」が展開されているのですが、それを沼倉さんが歌い上げているというのが素晴らしいです。抑揚やファルセットなど、沼倉さんらしさと仮歌を唄った石川智晶さんご本人の特徴をも取り込んだ様な歌声は、沼倉さんの歌唱力の進化も含めてちょっと感動しました。

 残るは「千日前の姉 NUEのフォーチュンカード!」。原さんは「栄養バランスやコストを考えて自炊する為に料理本を購入するも、料理が増えずに本が増える状況」、浅倉さんは「目覚ましをいくつ用意しても朝起きられない状況」をそれぞれアドバイス的なものも含めて占ってもらう事に。そこで引いたカードと、そのカードが暗示する相談者の未来とは?! ということでこちらも乞ご期待(笑)。

 最後を飾る新曲「ぜんぜんあいたい」は、「アイステ!!!」も含んだアイマス系ラジオ曲定番とも言える、素直な可愛い曲。アイマス曲としては初登場の作詞・作曲陣(共にアトミックモンキー所属)ということではありますが、ラジオ曲としての親和性はとても高く(他番組で多数の曲を手掛けているからでしょうね)、繰り返し聴いているとしっかり残るタイプの歌です。

 エンディングはお互いのコーナーをシャッフルして気付いた事などのトークして、「アイステ!!!」恒例のお別れ挨拶。正に番組構成そのものでした。

 ボーナストラックとして、以前番組内コーナーとしてあった「萌えを知りたい」が限定復活。アルバム発売時期の12月にちなんで、クリスマス・イヴに電話で告白するシチュエーションをドラマも交えて素の三人の反応が聴ける、正に”ボーナス”なトラックに仕上がっていました。

 トータル60分弱の収録時間を存分に楽しむことが出来た今回のアルバム。ブックレットでの撮り下ろしのお三方は勿論、新曲4曲に関しては次回ライブがある時に披露されると思うので、その時を楽しみに今後も堪能しようと思います。2012年最後のアイマス系CDとしてしっかり責務は果たせたのではないか(笑)と感じました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月 2日 (日)

ブリリアントステージ 「アイドルマスター2」 如月千早

Dscf3965 順調にリリースが続いているメガハウスの「ブリリアントステージ アイドルマスター2」。初代の「ブリリアントストテージ」も平行して継続していることを考えると、かなり早いペースです。

 集める気は全然無いものの、結局「アイドルマスター2」になってからのシリーズは結果的に全て手にしていることを考えると、それだけ自分のイメージに合った仕上がりを感じるから。デコレーションマスターよりも、量産品ならではの簡略部分はあるものの、彩色が明るめになって柔らかい印象に仕上がっているものが多く、纏まりの良いシリーズとして結構気に入っています。

 前置きが長くなりましたが(笑)、今回の千早も個人的には満足の行く出来。デコマスと製品版で受ける印象が若干変わり、パッケージと同じ角度で表情を観ると目力が弱い気もしますが(ブリスターのせい?)、塗装の丁寧さと服装のパール部分が効果的に演出されており、ポージングも含めて大変”千早らしい”と感じる纏まりは、手に取った多くの方に納得してもらえるのではないでしょうか。

 フィギュア類はそれなりに高価ではあるため、あまり短期に色々とリリースされると厳しい反面、どんどん揃って来ることで感じる高揚感もあるので、今後のリリースにも期待したいところですね。次回リリースは待望のやよい! 楽しみです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月 1日 (土)

PS3版「アイドルマスター2」765ショップカタログ第14号配信!

Dscf3964 前回配信の13号で「それはないと思いますが」と触れた初代アイマス楽曲群の連続リリースとなった14号。まさかの「エージェント夜を往く」が配信されました。

 前回「ハロウィン」というタイミングで「魔法をかけて!」で「なるほど」と思った訳ですが、今回は何故「エージェント夜を往く」なのか…と思ったら、どうやら「星空が綺麗な季節」というこから、闇夜のイメージで決まったみたいです。EXTENDの新衣装は「スターライトエージェント」で、なかなか恰好良い仕上がり。

 今回も楽曲だけにしようかEXTEND衣装も付けるべきか…と悩んだ上、曲とEXTEND衣装を購入。特に14号で終わりというアナウンスはされていないので、来月以降も未配信楽曲が継続リリースされそうですね。次号は12月末配信だと思うので、何が来るのかな? 「神さまのBirthday」は配信済だからなぁ…。年始にかかるから「スタ→トスタ→」とか?(笑)

 次号予想は置いておくとして、今号の「エージェント夜を往く」は今でも十分な存在感のある楽曲だということが分かりますね。新衣装も実際のライブで着て欲しいくらいに洗練されたデザインで、かなり好み。S4U!で我がユニット「カラードジェネシス☆」のメンバーにてステージを観た訳ですが、衣装効果も手伝ってとてもカッコ良く映りました。プラチナトロフィーを得てから次のユニットのプロデュースが途中で止まっているのですが(HYPERでプレイした際、最初の2ユニットは完全制覇を達成していないので、そちらをクリアするつもりで継続)、是非プロデュースプランの中に入れたいな、と思いました。

 なかなか配信されないパンキッシュゴシックも含め、今後もチェックは続けて行きたいですね。結局、「シャイニーフェスタ」ではDLCをやらないみたいなので、PS3版の765ショップカタログ配信は数少ない毎月の楽しみの1つですから。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2012年11月 | トップページ | 2013年1月 »