ひだま~ぶる×ハニカム
「ひだまりスケッチ」という作品とmarbleの関係は切っても切り離せないものになり、最初のテレビシリーズが放映されてからもう5年も経ち、その全てのエンディングテーマを担当して来たmarbleは「ひだまりスケッチ」のイメージを創っている1つの力である様にも感じます。
そんなmarbleの魅力と「ひだまりスケッチ」という作品の魅力とが1つになった「ひだま~ぶる」のシリーズも3枚目。アルバムテーマ曲、オープニング曲のアコースティックバージョン、ひだまり荘の面々のイメージソングを収録するという構成はこれまでと同様。ただ、収録曲がこれまでと比べて2曲程少な目なのは残念(「夢ぐも」のアレンジが未収録なのは特に…)。それでも、各キャラクターのイメージソングはこれまで以上に心情に寄り添った感もあり、吉野屋先生に向けた菊池さんのラブソングは前作にも増して傑作に仕上がっていると感じました。
ブックレットに収録されている恒例のmarble対談も健在で、ゲストは蒼樹うめ先生、阿澄佳奈さんに続いて今回は松来未佑さん。ブックレットというページ数が限られた中で楽しい話を色々と聞かせてくれました。
今回、これまでと違う部分としてはジャケットも触れておかなければなりません。というのも、「ひだま~ぶる」は恒例として、うめ先生が描くmarbleのお二人の勇姿(笑)は欠かせないと思っていたのですが、今回は完全にひだまり荘の面々で構成されてしまい、「ひだまりスケッチ」のアルバムみたくなってしまいました。決して悪くはないものの、ちょっと寂しく感じてしまいました。勿論、楽曲が楽しめれば基本はOKなのですが、やはりトータルパッケージとして楽しみにしていた要素が減ってしまったのは個人的に残念でした(楽曲に関しては最高でしたから)。
そんなこんなで、アルバムとしては十分楽しんだ「ひだま~ぶる×ハニカム」。これまでの「ひだま~ぶる」シリーズと併せて、各キャラクターイメージソングの遷移や主題歌のアコースティックアレンジの妙を色々な切り口で聴いてみてみると新しい発見が出来そうなので、今後も楽しんで聴いて行きたいと思っています。
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