THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 011~015
気が付けば割とコンスタントに(4ヶ月に1回くらいのペースで)リリースされている「シンデレラガールズ」のCDシリーズ「CINDERELLA MASTER」。第三弾となる今回の5枚は、これまでのシリーズよりもレア度が低いものが揃っているため(第一弾は2枚、第二弾は1枚だったノーマルカードが、今回は4枚)、私でも全員知っている顔ぶれ。第一弾の時は「どんな感じのシリーズになるのだろう…」と期待よりも不安が大きかったシリーズも、今では本家とは別の楽しみを見いだせている様にも感じられ、発売されるのを楽しみにするくらいになりました。なので、キチンと(?)フライング入手させて頂きました(笑)。
何だかんだと、勢いが鈍化したとは言え根強く人気を集めていると思う「シンデレラガールズ」は、私も熱心にではありませんが一応毎日プレイはしているので(完全無課金且つ努力しないポリシーなのでプレイに幅は全くありませんけれど…)、それだけキャラクターの魅力がある(逆に言えばそれしかない)ということなのでしょう。数々のイベントでの台詞だったり、コンスタントに掲載されている四コマによりキャラクターへの理解も徐々に深くなり、今回の5枚に関しては歌にプラスしてドラマパートも楽しみに出来る様になったというのは自分自身驚いています。
基本トラック構成はこれまでリリースされたものと同じで、歌1曲+ドラマ「目指せ!シンデレラNo.1!」+カラオケ+ボーナストラックとなっています。
ドラマパートは10分前後でオープニングトーク(自己紹介)、思い出トークの「特訓(昨日の自分と向き合って成長)」、お題に対するアドリブ演技の「レッスン(アドリブシチュエーション)」、エンディングトーク(終了挨拶と普通の言葉を可愛く言うシンデレラワード)という構成というのもこれまでと同じ。アイドルそれぞれを掴めるくらいの内容は持っており、声が付くことによってイメージに広がりが持てた様に感じました。やはり、自分が所持出来ているカードだとCDを聴いた際の手応えが変わりますね。
第一弾、第二弾と重ねて来た第三弾は、これまでに比べると随分とあっさりした感じを受けました。全5枚を2周、歌部分は10周くらいしてもガツンと来るものがあまりなく、強く印象付いたのは本田未央、耳に残ったのは川島瑞樹、だんだん気に入って来たのは十時愛梨、悪くないもののそれ以上の印象にならなかったのは多田李衣菜、個人的にパッとしなかったのは小日向美穂…でした。ちなみに、今回は「アイマステイスト」というのを大きく感じることは無かったもののクオリティという面で見れば全て及第点を超えたものだと思います。尚、キャストは1名だけ知っているくらいでしたが、皆さんそれぞれしっかり演じて唄っていたのに驚かされました(今はこれくらい出来ないと駄目なんですねぇ)。
ズバ抜けたキャッチーさを持った本田未央の歌は、何かのアニメの主題歌っぽさもあって掴みはOKで、その後繰り返しても飽きなかったので自分の好みにもしっかり合ったと言えます。川島瑞樹の歌は他の4曲と違った独特さがあり、その煮え切らなさが逆に印象に残る仕上がり(笑)。十時愛梨はまぁとにかく可愛らしく、以前「MASTER ARTIST 2」でカバーされたPerfumeの「スウィートドーナッツ」みたいな感じでジワジワ来る感じ。ロックの格好良さとアイドルの可愛らしさを上手く融合させたと言える多田李衣菜も彼女らしい仕上がりを感じるのに、何故か小日向美穂は印象に残らず…(汗)。
ドラマパートはそれぞれの個性がキチンと見て(聴いて)取れるので、どれも楽しむことが出来ましたが、川島瑞樹は期待に違わぬ出来(これが「異国迷路のクロワーゼ」の湯音と同じ声優さんとは…!)で、その芸達者振りが最も印象に残りました。十時愛梨も突き抜けた可愛らしさで印象深く、声が付くことによる効果というのを感じたくらいでした(笑)。異様にテンションが高い本田未央やエセロッカーの多田李衣菜も個性が光り、…小日向美穂は?(汗)
ボーナストラックは、「モゲマス」で各アイドルが話す内容をいくつかそのまましゃべってくれているものの、元々ゲーム中に表示されている台詞にあまり注目していない私としては、「そんな台詞しゃべっていたなぁ…」くらいの印象しかなかった(諸星きらり程の個性的台詞であれば目に留まるでしょうけれど(笑))ので、普通に楽しめた以上の何かを感じることはありませんでした。
今回の第三弾発売を受けて改めて第一弾から通して15曲を聴いてみたのですが、だんだんとアイドルの個性の強烈さが失われて行くので、楽曲の方向性で差を出すのも難しくなっている中で良くこのクオリティを保っているな、と感じました。今後もリリースを続けて行くのだとすると、更に難しくなって行く様に思えるだけに(特に歌そのものよりも、アイドル自身の個性出しが大変だろうな…と)、別の意味で注目して行きたいシリーズです。「シンデレラガールズ」に関しては思い入れが無いため、CDシリーズ以外の展開を追うことは無いでしょうけれど…。
| 固定リンク
« 「NANA MIZUKI LIVE GRACE 2013 -OPUS II-」初日 | トップページ | 「PETIT IDOLM@STER Twelve Seasons!」 Vol.3とVol.4 »
「アイドルマスター」カテゴリの記事
- 「バンダイナムコエンターテインメントフェスティバル」両日参加(2019.10.20)
- 「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 6thLIVE UNI-ON@IR!!!! SPECIAL」Day1現地・Day2LV参加(2019.09.22)
- 「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 6thLIVE TOUR UNI-ON@IR!!!!」Angel・Princess・Fairy各公演LV参加(2019.06.30)
- 「THE IDOLM@STER MR ST@GE!! MUSIC♪GROVE☆ 2nd SEASON」高槻やよい回 参加(2018.09.17)
- 「THE IDOLM@STER PRODUCER MEETING 2018 "What is TOP!!!!!!!!!!!!!?"」両日LV参加(2018.08.05)
コメント