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2013年3月

2013年3月31日 (日)

「ぷちます!」コレクターズエディション Vol.1

Dscf4057 2013年に入って元旦から配信開始され、平日毎日更新+週末は増刊号配信という怒涛のスケジュールをやってのけた「ぷちます!」のぷちアニメ。その映像メディア第1巻が発売されました。先日のコミック群やCD「Twelve Seasons!」の最終巻と同日発売ではありましたが、視聴するのが後回しになったのでご紹介も後回しになりました(笑)。

 フロンティアワークスからの販売ということで、「テイルズ オブ」のアニメーションと同様、特典メディアが異なる2タイプが発売されるという、個人的には苦笑モノのリリースなのは残念ですが、両方購入するなんてことはせずに自分が欲しい方を選択した結果、私は「コレクターズエディション(パッケージは原作者の明音先生描き下しスリーブ、EDテーマソングのユニットバージョンが(アイドル、ぷち共に)収録されたCDが付属)」を選択。

 PCの画面で配信されていた映像を観るよりも、やはりテレビで観た方が大きくて良いですね。しかも、配信版(各2分)を連続して観るモード以外に、ディレクターズカットとして話の区切り毎にEDを挟む(前回までのあらすじや次回予告もカットした)バージョンも収録され、観やすくなっているのは良かったです。

 そして収録されている新作1本ですが、これは先に観た「ぷちます!」コミック第5巻の限定版に付属していたDVDとリンクする話になっており、ようやくコミック側に付属していたDVDの話の1つが繋がりました(笑)。なので、続いてリリースされるVol.2、Vol.3に収録されている話をそれぞれ観てようやく全てが分かる仕掛けは面白いものの、コミック付属のDVDは、それ単体では全然意味が分からない(面白くない)というのは問題ではないかと思います。企画は悪くないとは思いますが、コミックはコミックで楽しめて完結する様にし、それを補完する形で映像メディアの特典映像が機能した方が、コミックだけ購入する人、映像メディアだけ購入する人にとっても良い気はします…って、そういう選択をする人が稀有な存在として通された仕様だとは思いますけれど…。

 そして特典のCDですが、今回は「あ・り・が・とYESTERDAYS」のユニット歌唱版(配信版、フルサイズ版。共にカラオケトラックあり)が収録され、更には当該ぷちどる達の歌唱(?)版という想像出来なかった音源(笑)も収録(しかもフルコーラス)。ボリュームとしては少々寂しいものの、「Twelve Seasons!」ではソロ版しか聴けなかったのでユニット歌唱が聴けるだけで満足です。

 それと、5月に行われる「ぷちます!」のトーク&ライブのイベント参加申込券も封入されていたので、当選を祈って申し込み。今回リリースされた「ぷちます!」のCDシリーズに収録された楽曲は素敵なものばかりなので、ライブで聴けるチャンスは逃したくないです(しかも、滅多にあるものではないので…)。果たして!?

 もう配信は終わってしまった「ぷちます!」ではありますが、最終回を観る限りでは続く様に思えますし、気楽に楽しめる映像としてコミック同様、今後も楽しんで行けたらと思います。次巻以降も楽しみです。

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2013年3月27日 (水)

「アイドルマスター」関連コミック一斉発売

Dscf4055 2013年3月は、年に1回くらいはあるかな?という色々なアイテムの発売日が集中する月。そんな中、コミック類だけで一気に6冊も「アイドルマスター」に関連するものが発売されたのは今回が初めてではないでしょうか。少なくとも、私がこのコンテンツを追い始めてからは初めてだと思います。

 今回発売された多くは「アイドルマスター」を精力的に応援しているアスキーメディアワークス刊行の電撃系雑誌に連載されていたコミックの単行本。「アイドルマスター2」が発表されてから同時に始まった3つの物語のうち、「眠り姫」はそうそうに完結してしまいましたが、残る2つの「Colorful Days」は今回の3巻で完結、「The world is all one!!」は継続。「Colorful Days」はプロデューサーと出会う前の765プロアイドル達が織りなすハートフルコメディ、「The world is all one!!」は961プロから差し向けられたプロデューサーと春香・雪歩・響が組むユニット「SprouT」を中心に765プロの活躍を描く物語。どちらも私としては楽しんでいた作品なので、完結の際は有終の美が飾れているか楽しみなところ。以前の「Dearly Stars」のコミカライズに並ぶ作品になって欲しいです。

 そして、ぷちアニメ「ぷちます!」がフィナーレを迎えるということで、三号連続の表紙となった「電撃マオウ」2013年5月号は、「ぷちます!」の特集以外にも先日行われた冬フェスのレポートが載っていたり、絶好調の「ぷちます!」連載が載っているのは勿論(今回は久し振りに笑いのツボに来た(笑))、コミックス第5巻限定版に付属のDVD用ジャケットが付録として封入されています。このジャケット「DVD用」と謳いながらも、サイズはBlu-rayサイズ(汗)。他の連載作品を全く読まなかったとしても、個人的には”買い”でした。

 本命とも言える「ぷちます!」第5巻は4巻から然程間を空けずにリリース。連載で読んでいなかった話が殆どだったのでとても新鮮でしたが、何よりマンネリ感を脱して、今ノリノリの展開に感じられるのは凄いことです。今号の電撃マオウの連載を読む限りでは勢いは止まらず続いているので、今後も「アイドルマスター」の1つの方向性として存分に活躍して欲しいですね。
 第5巻は勿論、限定版もお目当ての1つ。付属のDVDは観たのですが、ぷちアニメ「ぷちます!」のメディアに収録されている新作と繋がっているということからも、3本収録されている話が「ん?」という状況だったりしているので、併せて観る必要がありますね。となると、全巻発売されてから一気に観るのが良いかもしれません。

 そして、月刊コミックREXにて連載中の「THE IDOLM@STER」の第1巻特装版。こちらはアニメ「アイドルマスター」のコミカライズということで、絵柄もとてもアニメっぽく描かれているので気になっていたもの。特典イラストカードは、「やよい」を狙ってちゃんとセブンネットに注文(笑)。特装版ということで、特典CDが付属。「かんなぎ」や「ゆるゆり」(って、私はどらちも知らないのですが)のカバー曲が収録されているため、音源を押さえる意味でも逃せませんでした。

 そして更に7周年ライブにて解禁された「Jupiter」のコミカライズ連載が単行本化されて登場。2冊同時発売ということで、こちらも勿論逃せませんでした。「THE IDOLM@STER -Jupiter-」と「D@YS OF Jupiter -THE IDOLM@STER-」の2冊がどんな物語を楽しませてくれるのか、期待したいところ。共に1冊で終わってしまっているのがちょっと寂しくもありますが、冬馬・北斗・翔太の3人の活躍が別の角度から見られるというのは間違いなく嬉しいです。

 そんなこんなで、まだ手にしただけで読めていないコミックが多いですが、読み終えたら何かしら感想は残したいな、と思っています。取り敢えず、「ぷちます!」は今回も(最新連載も含めて)面白かったということは残しておきます!(笑)

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2013年3月26日 (火)

「PETIT IDOLM@STER Twelve Seasons!」 Vol.11とVol.12

Dscf4053 前回の発売から3週間。とうとう「Twelve Seasons!」シリーズの最終巻がリリースされました。早いもので、もう3ヶ月が経ったのですねぇ…(これを後3回感じるともう今年が終わります(汗))。

 今回のリリースは美希と雪歩。こうして2人が並ぶのは意外にも少ないかな?と思うものの、「ぷちます!」で考えるとそうでもないかな?と感じるのは、それだけこの2人が「ぷちます!」の中では役どころがハッキリしているからなのかもしれませんね。

 リリース前に耳に出来る状況があっても発売を楽しみに待つ自分ではありますが、今回のシリーズはアニメ「ぷちます!」の増刊号で先んじて流れることから既に耳にしているものの、楽しみが薄れるどころか増していたので発売を心待ちにしていました。

 いつも触れている通り、構成はCM曲、ドラマパート、「ら♪ら♪ら♪わんだぁらんど」ソロ、アニメED担当曲ソロ、CM曲カラオケの5トラック。今回は、これまでよりも5分くらい長い30分を超える収録分数なので、聴き応えも十分です。

 美希の「Closet Fashion Lover」は、これまでの美希の唄で感じる「カッコいい」「可愛い」ともちょっと違う感じながらも、とても美希らしい仕上がり。服と恋を掛けた詞も美希らしく、個人的には美希のソロ曲の中で一番好きなタイプですね。「ら♪ら♪ら♪わんだぁらんど」や「あ・り・が・とYESTERDAYS」も、ちょっとした表現にしっかり美希を感じることが出来て好感触。

 雪歩の「ねがいひとつ」は、これまでの雪歩の唄で案じる「一生懸命」「切ない」ともちょっと違う感じながらも、雪歩らしさを感じるのはクリスマスソングとの相性もあるかもしれませんね。「アイマス曲のクリスマスソングにハズレ無し!」と思っている私ですが、今回の「ねがいひとつ」も雪歩の声をも武器にした仕上がりも含めて満足。「ら♪ら♪ら♪わんだぁらんど」や「TODAY with ME」も、ちゃんと「雪歩ならこう唄うかな」と思った部分にアクセントとなる表現があったりして、こちらも好感触でした。

 ドラマパートを聴いてCM曲が「ブティック」や「クリスマス」をテーマにした曲だと分かる訳ですが、ドラマを聴かずともイメージが出来るというのは、これまでの「Twelve Seasons!」と同様。キチンと11月と12月にも合ったイメージにプラスして、ドタバタの「ぷちます!」らしいドラマが展開されます(笑)。
 美希はやはり「おにぎり」と「居眠り」がキーワード。美希とあふぅが揃って寝ているところの写真を撮る・撮らないの展開では小鳥さんの反応を楽しみ、魚沼産を「魚沼さん」と勘違いしている美希に笑ったり、「おしゃれは自由」という格言的な展開も含めて、「時々はスリリングで命懸け」という唄の内容にも合った展開は、お約束が多いながらも楽しめました。
 雪歩は「ダメダメで貧相でちんちくりん」の意識が強くある中で、クリスマスが題材ということもあって(Pにしては(笑))ロマンチックな展開が用意されており、男性が苦手な雪歩のPに対する反応が可笑しく、Pの極端なポジティブ思考に振り回される雪歩の色々な表情が聴けるのは楽しかったです。ゆきぽの反応の多くはラッパ(笑)、ラストは町内会の会長に完成したビデオを渡すべく怪鳥に乗って行く流れから、小鳥さんの「事務所がぁーーーーっ!!」のお約束も気持ち良かったです。

 ということで、1月から3ヶ月で12枚のシリーズを聴き終えた訳ですが、楽曲だけでなくドラマパートも含めてしっかりと楽しめたと思います。本家では無いために、名曲と思える楽曲群がライブで聴ける機会は極端に少ないであろうことは寂しさを覚えますが、それは5月に行われるイベントで満足度を高められる様に当選を祈るのみ!

 全巻購入特典「CD12枚収納BOX」は、郵便振込の先払方式(1,200円)によるもので締切が4月末。手続きが割と面倒ではありますが、忘れないうちに申し込みしておかなければ。

 来月は「初恋組曲」やシンデレラガールズの「お願い!シンデレラ」、ミリオンライブ!の「Thank You!」など、これまた目白押し。個人的にはそろそろ「シャイニーフェスタ」の新曲群もCD化して欲しいので、そちらを期待しつつも1つ1つのリリースを楽しんで行こうと思います。

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2013年3月19日 (火)

「スマイルプリキュア!」コンプリートファンブック

Dscf4051 東映アニメーションの女児をメインターゲットに据えた看板アニメ「プリキュア」シリーズ。特別毎回観るようなこともなく、朝起きてテレビを点けた時に放映されていれば(”テレビ朝日っ子”なので(笑)、基本的なチャンネルは常にテレビ朝日なので)そのまま観ている、という作品に過ぎず現在に至ります。気が付けばシリーズも10作目を数え、基本的に例外はあれど1年に1回リセットをして直接的に繋がりのあるシリーズではないものの、10年継続しているということはそれだけの魅力があって、メインターゲット層にしっかり支持されているからこそ。10年も経てば時代も少なからず変わっており、それでも変わらないものもある訳で、同じ東映の特撮シリーズの「スーパー戦隊」や「仮面ライダー」など、メインターゲット層である子供をしっかり意識しつつも、大人にも楽しめる(素直に「いいな」と思わせる)ものを提供してくれていると感じられるのは制作側の努力の賜物だと思います。

 そんな「プリキュア」シリーズにおいて、断片的に観ていながらも自分の中に残るものがあり、結果的にそこそこ観てしまった作品があります。それが第9作「スマイルプリキュア!」でした。その「コンプリートファンブック」というものが発売されることを知り、興味を持ったので購入してみました。

 定価980円ということもあって、それ程期待する様なものではないだろうと思いきや、「キャラクターデザイン・川村敏江ギャラリー(15枚。内7枚は2013年カレンダーのもの)」「キャラクター紹介(プリキュア5名が1人4ページ+その他で4ページ)」「OP・EDカット集(2ページ)」「全48話ストーリーダイジェスト(2~3話で1ページという構成ながらもしっかり纏められている22ページ。ピースのじゃんけんも漏らさず収録(笑))」「劇場版プレイバック(2ページ)」「キャストインタビュー(プリキュア5名(福圓美里さん、田野アサミさん、金元寿子さん、井上麻里奈さん西村ちなみさん)で各2ページずつ。それぞれのキャストに対し、大谷育江さんからの一言も)」「最終回アフレコ漫画レポート(2ページ)」「劇場版オールスターズNewStage2紹介(3ページ)」「スタッフインタビュー(シリーズディレクター・大塚隆史氏、シリーズ構成・米村正二氏、キャラクターデザイン・川村敏江さん、プロデューサー・長谷川昌也氏・梅澤淳稔氏で構成された12ページ)」「設定資料集・アカンベェカタログ(3ページ)」という、なかなかのボリューム。しかも、全98ページ中82ページがカラーという構成で980円というのは非常にお得に思えます。何より、完全に大人向けと言って良いくらいの文字数も多い読み応えのある内容で、私としてはとても満足行くものでした。特にキャストとスタッフのインタビューは興味深い話が沢山聞けて、今後この作品を観る時により色々な楽しさを感じさせてくれることと思います。

 当時全話を欠かさず観た訳ではなく(今、レンタルで全話観始めているところ)、敢えて「ストーリーダイジェスト」はペラペラめくる程度で詳細は読まない様にしているものの、キャストやスタッフインタビューは全て目を通して分かったことは、「私が観るべくして観た作品だった」ということです。描こうとしているテーマ(「スマイル!」に込められた意味)、キャラクターの描き方のリアリティ(中学生の女子としての言動)、自分で考えて自分で決めて進んで行く成長、家族・友達・仲間への想い、敵側の描き方、エピソードの配置、魂が入った作画、全力で挑んだ演技、真剣勝負の演出…、断片的に観ていながらも心動かされた回が何度もあり(偶然にも(?)重要なエピソードは見逃さなかった)、結局完成された映像から沢山のものを受け留めらていたのだと感じます(自分の好みに合っていたというのも大きいとは思いますが)。より、作品への思いが強くなりました。

 「戦う少女モノ」という系譜で考えると、自分の中で大きく残るものがあるのは「美少女戦士セーラームーン」でありますが、その後も沢山の「戦う少女モノ」が制作された中に時々自分で拾う作品がありました(笑)。「東京ミュウミュウ」や「しゅごキャラ!」がそうなのですが、それらは映像メディアを購入するに至っていたりするので、今回も予算を確保して将来的にはメディアを持ちたいな…と思っています。その前哨戦としてのこのムック、作品が気に入っている方には是非手に取って欲しい!と思わせる仕上がりの1冊だと思います。

 にしても、今になって「プリキュア」のシリーズに目が行くとは思っていなかったので、自分自身驚いています(笑)。逆に言えば、しっかり作られている作品だからこそ結果的に目に留まったのだと思うので、アニメーションが大量に制作されて消費されて行く昨今、「スマイル!プリキュア」は確かに残る1作として自分の中でも大切にしたいです。

 ちなみに、現在放映中の「ドキドキ!プリキュア」も結構楽しめていたりします(笑)。

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2013年3月17日 (日)

「アイマス+ぷちます! すぺしゃるすてーじですよんっ!」

Dscf4050  恒例となった「ゲームの電撃感謝祭」も、気が付けば3回目の参加。1回目、2回目共に観覧エリア申込は落選し、1回目は無事に一般観覧エリアで観ることが出来たものの、2回目は混み過ぎていた上、運営の不手際により観ることが出来ず、電撃20周年祭はステージ観覧が落選したので参加すらせず…という様に、年を追うごとにどんどん観覧が難しくなるという状況。40分くらいのステージ時間において、ある意味割に合わない努力が必要になるのは残念ではあるものの、それだけコンテンツが支持されていると考えて、「当選すれば参加、落選すれば不参加」という分かりやすい判断で、今回の電撃感謝祭は臨むことに決めていました。

 いつもの様に「ぷちます!」のステージイベントに観覧申込しての一発勝負(勿論、複数メールアドレスを使って1人で何口も申し込むなんてことはしません)。全く当選する気はしていなかったものの、4回目にして何と当選! 晴れて参加の運びとなりました。

 例年は電撃屋の物販に並ぶことも含めて、開始時間の2時間前くらいには会場に着くように行動していたものの、今回は物販を頑張る必要が全く無かったので、参加する「ぷちます!」イベントに合わせて現地入りするだけ。開演30分前には会場へ来いということだったので、更に30分くらい前には現地入りする様に行動開始。

 予定通り行動すると、まだ入場待機列の形成に至っていないので、スタンプラリーに参加でもしようかな?と思い、会場の1つであるUDXに足を運んでみると、かなりの人がスタンプの列に並んでおり、ここに並ぶと本来の目的に影響が出そうな気がして早々にスタンプラリー参加を断念。他の場所を周ろうか…と考えていると、入場列形成が開始された様なのでそちらに向かって並ぶことに。

 並び始めて30分くらいした11:40頃に入場開始。観覧エリアの丁度真ん中くらいでしょうか。視界的にもそこそこ良好な位置に立つことが出来たのは良かったです。結局、観覧エリアに入れたのは500人くらいでしょうか。この収容力だけでも、ベルサールからUDXに移した意義はあると感じました。観覧エリアの更に後ろには一般観覧も可能なエリアがあった様ですが、恐らくごった返していたことだと思います。それを考えると、どんな位置でも観覧エリアに入れたのは良かったです。

 定刻である12:00を迎えて、司会のお姉さんが登場。諸注意と宣伝をした後、出演者の皆さんとバトンタッチ…と思いきや、流れ出す「READY!!」。「開幕からライブステージか?!」と思ったら、本当に歌いながら皆さんが登場。ショートバージョンではありましたが、初手から会場は大きな盛り上がりを見せました。

 今回の出演者は、若林さん、長谷川さん、滝田さん、原さんの4名。組み合わせ的に結構珍しい顔ぶれかな?とは思いましたが、「ぷちます!」基準で考えると納得の4名とも言えると思ったら何も不思議は感じなくなりました(笑)。

 出演者の皆さんからのご挨拶を頂いた後は、これまた恒例となりつつあるクイズ大会。ということで、3/27に発売される「ぷちます!」コミック第5巻限定版に付属の新作アニメの一部先行公開を賭けて、電撃編集部とのガチバトル! ゲスト4名+会場のプロデューサーさん用に出題される計5問は全てアニメ「ぷちます!」からの出題。

 「シーンが再生されて止まるので、その後どうなったかを三択で回答」というもので、トップバッターは長谷川さん。「Pに駆け寄ったあふぅはこの後?」という問題は、アフレコにおいて長谷川さんがちひゃーの胸を見て「へっ」と言うあふぅの演技を一発OKもらったという話題にも触れつつ、最初「ちひゃー」と「ちっちゃん」を間違えて話した長谷川さんに強く当たる若林さんとのやり取りも楽しかったです。
 2番目は滝田さん。「ちひゃーを連れて来た時、食事をしようとしている光景を見た小鳥さんはどんな状態に?」という問題は、勿論「鼻血を噴き出す」ですが、ちょうどお昼時ということもあって「お腹が鳴る」という選択肢に目が行くも、特別ボケを狙ったりせずに危なげなくクリア。鼻血が噴き出す時の効果音「ドバドバドバ」を演じる際に秘密があるらしく、メディアで確認してみて欲しいとのことでした。
 3番目は若林さんで、「分裂したはるかさんに壊された律子の大事にしていたものは?」という問題で、選択肢の中に「ガラスのハート」というのがあって、それを敢えて回答しようとするノリツッコミを披露してくれたのが印象的でした。出題する長谷川さんがちょっと噛んだりして、また若林さんからの厳しいご指摘も(笑)。
 最後は原さんで「10円落としてやよが飛びついた時、貴音が取った行動は?」に対し、観客席からは「4番!」といった声も聴こえて来つつも、これまた危なげなく正解。途中、普通の貴音さんを演じる際には演じない「にへら」とかは新鮮で楽しいというこぼれ話もありました。ここで、若林さんから春香が登場した時の「天海春香です!」という心の声は、台本上は「SE」となっていたという話があり、これは場内爆笑でした(笑)。

 ということで、これで出演者の皆さんは全員正解を導き出し、残るは会場のプロデューサーさん達のみ! そんなプロデューサーさん達に出されたのは「美希とあふぅの喧嘩の仲裁に入ったプロデューサーは結局どうなった?」というもの。普通の三択ならばボケ回答をする人が出たりするものの、2番の正解以外の回答に拍手をした人が皆無という状況には「こんなところでも凄い一体感だ」と思ってしまいました(笑)。
 こうして全ての問題を正解することが出来、晴れて「ぷちます!」の新作映像をちょっとだけ観ることが出来ました。ちなみに、限定版のアニメは無人島が舞台で、現在放映中のアニメとは違って長尺。更には、3ヶ月連続リリースされるアニメ版映像メディアに収録される新作映像とリンクした話になっているということでした。

 そんなクイズ大会もあっと言う間に終了し、そろそろイベントも終了。ということで、宣伝も含めて出演者の皆さんから一通りご挨拶頂いた後、もう1曲披露!ということで、誰もが予想していたであろう「ら♪ら♪ら♪わんだぁらんど」をフルコーラスで歌い上げてくださいました。恐らく、若林さんを中心に振り付けを考えられていたのだと思いますが、なかなか可愛らしく纏まっていて楽しいステージを堪能することが出来ました。

 最後はみんなでお決まりの「これからも」「ぷっちまーーす!」でお別れ。「ぷちます!」アニメも今月末までということで、このまま終わるのは寂しい!ということから、第二期への声援を偉い人々へ向けて贈ったりもした40分間の短いイベントではありましたが、あっと言う間の楽しい時間でした。ただ、先月の冬フェスの様な濃い時間を堪能した後だと、ちょっと物足りなく感じてしまったのも事実。ただ、今回は早朝から並んだりすることが無かった分、ストレスは少なく観られたので良かったです(厳密に言えば、私の横に居た人はちょっと遠慮したいタイプの人でしたが…)。

 とにかく、こうして貴重な時間を共有して皆さんで楽しめた時間は、短い時間ながらも有意義なものでした。イベントに携わった全ての方々と参加されたプロデューサーの皆様、お疲れ様でした&ありがとうございました!

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2013年3月14日 (木)

「ヴァンパイア リザレクション」発売

Dscf4048 「ストリートファイターII」から始まった対戦格闘ゲームのブーム。その波に乗るように人並みにプレイはしたものの、どちらかと言えばコンシューマ機でのプレイがメインステージの私にとって乱入台に入って腕試しなんていうことは有り得ず、仲間内での切磋琢磨で十分楽しんでいた時代。そんな中で業務用で心動かされたのが、映像美と個性的なキャラクターに加え、練られた操作系と対戦バランスで虜になった「ヴァンパイアハンター」です。

 当時「ヴァンパイアハンター」は、移植を待つつもりでビデオCDソフトを購入して映像を楽しんだりしていたのですが、観れば観るほど移植を待つことが出来ず、更にはその時のコンシューマハードでは完全移植は難しい(無理)だろうとの判断も手伝って、私を「業務用基板」の趣味に走らせた(しかもまだ絶賛稼働中の、中古とは言え決して安くない本物を購入させた訳ですから)、思い出も思い入れも深いゲームです。恐らく、全キャラ使って楽しんだ対戦格闘ゲームは後にも先にもこのゲームだけでしょう。業務用購入費用は楽勝で元を取ったと思うくらいに遊びに遊んだ(笑)。

 最初に業務用基板を購入したのですから、その後何に移植されたとしても不要かと問われれば”否”。結局、自宅で楽しむ分にはそれで問題無いのですが、手軽に楽しむという意味では移植版に敵うはずもなく。時代が進むごとに多少の違いはあったとしてもほぼ”完全移植”も普通になって、業務用を持ち出さずともしっかり「ヴァンパイアハンター」を味わうことの出来る環境が出来て行きました。所有しているどのコンシューマ機も直ぐ遊べる環境にしている私ではありますが、その都度最新ハードで発売された「ヴァンパイア」の一連作品(業務用の「ヴァンパイアハンター」「ヴァンパイアセイヴァー」の他、セガサターン版「ヴァンパイアハンター」「ヴァンパイアセイヴァー」、ドリームキャスト版「ヴァンパイア クロニクル for Matching Service」、PSP版「ヴァンパイア クロニクル ザ カオス タワー」、PS2版「ヴァンパイア ダークストーカーズコレクション」まで)を手にし、そしてまたそこにプラスされたのが、今回PS3用としてHD化された「ヴァンパイア リザレクション」です。

 今回、たまたま目にした「数量限定、先着でPremium Sound Track付」ということでカプコン直販を利用。届いたものにはクリアファイルも同梱されており、定価+送料ということを考えても直販利用で良かったなと思いました(確認したら既に在庫無しになっていたので、早めに予約して良かったかな)。

 で、その「Premium Sound Track」ですが、収録トラック5つのうち3曲は「リザレクション」本編で使用されているタイトル画面やメニューでの楽曲がそのまま収録されているもの(フェードアウトが酷すぎ)、残りの2つは「ハンター」と「セイヴァー」のゲーム中BGMをメドレーで繋いだものという(12分と15分)、聴いてみて然程有り難味のあるものではありませんでした…(苦笑)。

 気を取り直して(笑)「リザレクション」本編へ。パッケージに封入されているマニュアルはペラペラで基本的なことしか載っていない(キャラクター一覧やコマンド表などは一切無し)。プレイしてみると、不思議なメニュー体系になっていて、「ハンター」と「セイヴァー」はSELECTボタンで切り替えるというもの(常に切り替えられるからか、双方オープニングデモ無し…(涙))。その他も文字は大きいのに操作が分かり辛い(苦笑)。取り敢えず、やり慣れた「ハンター」をプレイ。

 確かにHD画質(…といってもドットがハッキリ分かるくらいのクッキリ感という意味で。巷にで言うHD化とは違う気はする…)ではあるものの、キャラ選択のグラフィックが無駄にリアルになっていて、オリジナル画面の単純なるHD化ではない。しかも、BGMがループする度に一瞬の間が入ってとても気持ち悪い。更には原曲と同じBGMはQサウンド感が全然無いので広がりを感じない。取り敢えずパッドでプレイしてみたものの、同じパッドでプレイしたPS2版「ダークストーカーズ コレクション」の方がしっくり来ていた…など、お世辞にも「良い出来」とは感じない残念さがありました(涙)。
 一人プレイ時は、通常のアーケードプレイをしながら「ES必殺技を出す」「EX必殺技を出す」「移動起き上がりをする」など、数々の条件項目をクリアして経験値を得て隠されたギャラリーを開けて行くことが出来るので、一応目的を持ってプレイすることは出来ます。また、オンライン対戦も可能になっているので、自宅に居ながら当時の対戦気分も味わえる様で、その点はまぁ嬉しいと言えますかね(逆に言えば、ネット対戦が出来ることしか売りが無い気が…)。

 よくよくスタッフクレジットを確認すると、カプコンU.S.Aで統括して海外開発したものということから、逆輸入ソフトだったのだな…ということが分かり、この仕上がりの荒削りさ(拘りの無さ)に納得してしまいました。ちなみに、「ハンター」をプレイした後、「セイヴァー」もプレイはしましたが、感想は変わらず…っていうか、本当に「ハンター」と「セイヴァー」が収録されているだけで、「セイヴァー」側ではフォボスもパイロンも使用出来ないという、セガサターン版「セイヴァー」の様に(「ハンター2」「セイヴァー2」を統括した)完全版という訳でも無い、良く言えば「忠実」なのでしょうけれど、その「忠実」の意味するところに疑問を(HD化の意味を取り違えている?と)感じてしまうのは駄目ですよねぇ…。

 ということで、楽しみにしていた割には手応えを感じるに至らず(汗)、結局「本物が一番」なのは間違いないものの(笑)、移植版ならば現時点では「ハンター」ならPS2、「セイヴァー」ならセガサターンが一番良いと感じる結果となりました。これを機に、「ハンター」をあまり経験していない友人達に広めようと思っていたのになぁ…。価格が安いのが救いではりますが、本質は「ヴァンパイアハンターがHD化された」ことにある訳であって、安いから購入した訳ではないですから、やはりこの出来は残念でした。

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2013年3月13日 (水)

「アイドルマスター マグネット Vol.2」

Dscf4047 発売されるとは思っていなかった「アイドルマスター マグネット」の第二弾が無事に(?)発売されました。

 何故「発売されない」と思っていたかと言うと、第一弾のパッケージに「Vol.1」という表記が無かったから(しかも、第一弾で8名が対象となったので、残りの5名(小鳥さんも含めるなら6名)ではパッケージバランスも悪いので)。765プロの全員が商品化される様なアイテムの場合、分割リリースが行われる際は必ず「Vol.1」などのナンバリングがされていたので、「続きは無いな」と思っていました。第一弾が発売されてから間が空いているというのもその裏付けだと思っていました。

 が、まさか第一弾発売から1年後に第二弾が発売されるとは…!(笑)

 ラインナップを確認すると、第一弾から漏れた5名(千早、雪歩、真、響、貴音)に小鳥さんを加えた6種類に、第一弾でもラインナップされた春香と美希を加えて8種類としていました。しかも、前回同様「シークレット」の存在があり、全8種の衣装違いがシークレット扱いなのだと思うので正確には全16種(って、小鳥さんもあるのかな?)と言えるのは、コレクションする側にとっては辛い仕様。それでも通常8種は1BOXで揃いますから、拘らなければ問題ありません(笑)。

 一応「食玩」ですので、付属しているガムがメイン(爆)。味はミント系で、コレクテージに付属しているガムよりも美味しいです(「美味しい」と評するのは正しいか?(笑))。
 おまけのマグネットに関しては、実物もパッケージ写真と大きく差異はないので、パッケージで「悪くない」と思った方は満足行くのではないかと。塗装は結構丁寧だと思います。ちなみに、春香、美希は「バイタルサンフラワー」、雪歩、千早、真、響、貴音が「ピンクダイヤモンド765」、小鳥さんは普段の事務服、シークレットで出た春香は「ダリアノワール」、貴音は「メイデンインブラック」を纏っていました。

 1BOX購入せずとも、お気に入りのアイドルが居る場合には、食玩コーナーで見掛けたら1つ手にとってみるのも良いかと。マグネットですから実用に堪えるものだと思いますし(笑)。

 http://www.f-toys.net/newsite/index.php?m=fproduct&t=detaile&product_id=164

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2013年3月 9日 (土)

ブリリアントステージ 「アイドルマスター2」 高槻やよい

Dscf4044 2~3ヶ月に1体というハイペースでリリースを続けているメガハウスの「ブリリアントステージ アイドルマスター2」。全て購入するつもりは全くないものの、毎回「おっ」と感じる何かがあるために漏らさず入手してしまっている現状(ちなみに、以前のシリーズは全てを手にしている訳ではありません)。そんな中、今回のリリースはご贔屓のやよいがリリースとあっては、見逃すことは出来ませんでした(笑)。

 デコレーションマスターを見た時からかなり「良い!」と思っていたので、製品として発売されるのを楽しみにしていたのですが、無事発売されて届いたものを見る限り、私としては十分に満足の行く仕上がりでした。

 前髪が揃い過ぎていて1パーツ感が強いのが気になるものの、それ以外で気になる部分は無く(デコマスよりも柔らかい印象を受ける仕上がり)、躍動感のあるポージング、しなやかなに伸びる四肢、元気溢れる表情など、これまでのシリーズの中でも上位に位置づけたい完成度だと感じます。ちなみに、ピンク部分の衣装は別パーツになっており、これが存在感をアップする要素になっているのだな、と思いました。

 本当は伊織と並べたい気持ちがあるものの、ピンクダイヤモンド765のやよいに対し、伊織はプリンセスメロディ♪を纏っているので、素直に並べ辛いのが残念。次回リリースがあずさということで、逆に「ブリリアントステージ」でも竜宮小町を並べられることを考えると、これも見逃さずにはいられない状況…(汗)。シリーズとしても半分に到達して進化を感じられる様になったことからも、全種リリースされる日まで付き合うことになりそうな予感。正に「嬉しい悲鳴」です…(笑)。

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2013年3月 6日 (水)

【終了報告】テイルズ オブ エクシリア2 (TOX2) 20130305

Dscf4043 こうして「テイルズ オブ」の終了報告をするのは随分と久し振り。それだけでなく、「テイルズ オブ」関連の話題を出すのも随分と久し振りに感じてしまう程、動きが活発な「アイドルマスター」に圧されてしまっている感は否めませんが、私としては「テイルズ オブ」もマイペースに楽しんでいるのは間違いないので、負けない様に時折話題を挿んで行きたいと思います(笑)。

 ということで、タイトル通りようやく「テイルズ オブ エクシリア2」のエンディングに到達することが出来ましたので(プレイ開始から2ヶ月半ほど)、その報告を挙げておこうと思います。発売日に購入していたものの、その1週前に発売された「アイドルマスター シャイニーフェスタ」のプレイの区切りがずれ込んで開始するのが半月くらい遅くなり、それからそこそこコンスタントにプレイし続けたつもりながらも、間を空けてしまった事が何度かあって、取り敢えずエンディングに到達したのが今、という訳です(途中、「カナンの地」に行ける様になってからも、クエストやサブイベント等を色々やっていたら更に1週間(時間にして5時間くらい)延びました(笑))。

 3/5 23:25、「テイルズ オブ エクシリア2」終了。
 最終セーブ位置:86:08、ルドガー:Lv.81、エンカウント数:2816
 ラストダンジョン突入メンバー:ルドガー、エリーゼ、ミラ、ガイアス
 ※この世界を託すガイアスにミラを加えて、回復要員のエリーゼという構成

●全体感

 取り敢えずエンディングを終えて感じたのは「勿体無い!」ということ。何が勿体無いかって、「素材は良いのに、遊ばせ方が悪いために食い付きが悪く、最後までプレイする人を選んでしまう」と感じたことに尽きます。
 前作ではザッピング的にジュード編とミラ編を1本化してしまった方が絶対に良かったのに敢えて2つに分けてしまった為、片方だけプレイしても話が説明不足であり、ミラ編から始めようものならシナリオとしても気持ち悪く、更には片方だけプレイしてエンディングまで到達したとしても、もう一方のシナリオを遊ばせるだけのパワーが無いという「素材は良いのに調理に失敗した」感が強く残ったので、同じ轍は踏まない様にして欲しかったのに、結果的にはアプローチが違っても同じ感覚が残ってしまいました…。
 前作のエンディングから約1年後の世界、エレンピオスがメインの舞台、リーゼ・マクシアとの統合に揺れる人々、クルスニク一族の存在と役割、正史世界と分史世界の位置づけ、前作のキャラ総出演&パーティーイン、…など魅力的な世界観を構築出来ているにも関わらず、それを素直に楽しませる方法(調理)に誤りがあったと感じてしまうのは実に勿体ないです。
 固有ジャンルである「選択が未来を紡ぐRPG」とあり、台詞周りが変わるだけの選択や、シナリオ自体を左右する選択は確かにあったものの、それが直接プレイの幅を増やしたり楽しみを増加させた様にはあまり感じられなかったのも残念でした。ただ、自分の選択した道で未来が変わるということで分岐があること自体は「一本道」と言われる和製シナリオ系RPGの中で一つの方向性は示せていた気もするので、これは方法論は別としても今後も「選択」というものは活かし続けて欲しいと思いました。
 前作というベースがあるからか、その「遊ばせ方」以外で目立った荒は殆ど無く、遊びやすいゲームではあったと思います。が、私はプレイ初日が11/23であったものの、半月くらい中断する事が何度かあり、強烈にゲームに引っ張られる事が無かったということを考えると、シナリオ系RPGとして重要な要素である「先が気になる」感は少なめだったのかもしれません。

●システム周り

 続編ではあるものの細かく色々と追加や変更がなされていますが、プレイを終えてみれば然程の違いを感じることはありませんでした。「それはそれでどうなの?」と思わなくもありませんが(笑)、退化したと感じるものが無かっただけ良いと言えるかもしれませんね。

 大きく違うのは「リリアルオーブ」から「アローサルオーブ」に変わったことですが、優先して覚えたいスキルを持つアブソーバーをセットして、フィールド上に点在するエレメンタルコアを取り続けて行くことで、スキル習得順を自分でコントロール出来る、というシステムは然程自由度が高いと感じませんでした。「リリアルオーブ」の方がポイントの割り振りを自分で決めている感覚が高かったので、個人的には成長させる楽しみが減った感じはありました。まぁ、難しい事を考えずにアブソーバーが吸収する属性を適当に変更しながらゲームを進めていれば、いつの間にか全員が標準的なスキルは全て習得出来ているというものなので楽は楽でした。逆に、スキルのセット枠を拡張するのがレベルアップではなく、キャラクター毎に決まっている特定モンスターの討伐数で拡張するため、モンスターを選り好みせずに戦う必要があって万遍なく底上げするのは割と大変でした(まだ満足行くほどスキルをセット出来ていない状態だったりします…)。

 親密度という「テイルズ オブ シンフォニア」や「テイルズ オブ イノセンス」で導入されていた主人公と各キャラクターとの友好度を表すパラメータが導入され、それによってプレゼントを貰えたり、スキットが見られたりするのは個人的には良かったです。この親密度でシナリオが変わる訳ではないというのも気楽で良かった点で、私が真っ先にMAXになったのはエリーゼでした(爆)。ちなみに、この親密度がクリア後の隠しダンジョン「無明の霊異」に連れて行ける条件になっているので、プレイの仕方によっては条件を満たしていないキャラとの親密度上げに時間を費やす必要があるので大変かも…。今回、出来るだけ丁寧にプレイをしようと心掛けた為、然程時間を掛けずに(…って、それでも親密度上げは必要ですが、所持しているフレンドドリンクSで)全員が条件を満たせそうです。

 ロングチャット中の選択肢が受け応えだけでなく、親密度にも影響する(マイナスになることは無いのは良かった)というのもちょっとしたお楽しみの1つでもあったので、これまでの様にただ見るだけで終わるチャットよりも、参加感があって良かったです。逆に、前作から問題のあったショートチャットは全く改善されておらず(汗)、突如始まるために途中で戦闘になってしまったり、別のイベントで上書きされてしまったり、ロングチャットの様に後々見直す事が出来ない為に、こちらで気を付けるしか策が無いというのはちょっとなぁ…と思います。また、同じことを何度も言うのは(依頼品がレアだから猫に頼もう、風が気持ち良い等)、かなり「またか」と思ったので制限して欲しかった(またはバリエーションを潤沢に用意して欲しかった)です。

 ランダムトレジャーに関しては、前作の様に探すのに骨が折れる「アイフリードの秘宝」や「謎の宝珠」の様に、マップ上を事細かに調べ尽くさなければならない様なものも無かったために、気楽にフィールドを周れたのは良かったです。ただ、画面の視点的な問題で獲得出来るのに「取る」こと自体が出来る様にならなかったり(視点を上下に動かすと取れたり)するのは、もう少しやりやすくして欲しかったです(ドリームキャストの「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」を思い出した(笑))。

 探さなければならない、という意味で今回追加となった「ネコ派遣」は個人的には良かったと思うのですが、ネコの鳴き声がするのに何処にもおらず、実はマップの反対側の洞窟の中の音が聞こえていたという様なものがあり、その辺りは「マップ上の位置関係」という状況だけでネコの鳴き声を発生させるのは止めて欲しかったです。無駄に惑わされました…(笑)。それを除けば、派遣して素材を色々集められるというのは面倒ではありましたが、「コンプリートする」という要素を入れてくれていたので(しかもトロフィー対象)、自分で目標設定してプレイを重ねられたのは良かったと思います。集めるのも然程難しくなかったのもプラスに働きました(まさか「カナンの地」に猫が居るとは(笑))。

 素材と言えば、今回導入された「特注」は前作の「ショップビルド」よりもシステムとして良かったです。前作は各地で全てのショップが共通になってしまった為、街に何も特色が無く無機質な感じだったのが、今回は各街での特色が一応あって、素材で新しいアイテムを作成するという「テイルズ オブ ヴェスペリア」の合成の様なもの(但し、特注アイテム群は全ショップ共通というのが、ちょっと寂しい。プレイする分には楽でしたが)で、素材探しやアイテム図鑑埋めの動機づけが連動するのは良いですね。

 そしてメインとなる戦闘システムですが、前作とくらべてストレスが無くなって「テイルズ オブ ハーツ」並みの軽快さと、「テイルズ オブ ヴェスペリア」並みの爽快さが融合した様な楽しさがありました。前作は処理落ちが目立ったり、共鳴におけるリンクアーツに色々と制限があって組み合わせを考えなければならなかったのですが、今作は「取り敢えずどんな組み合わせでもリンクアーツは発動する」という変更が加わったので、「発動技のバリエーションを考えなければ、何でもリンクアーツは出せる」というものになりました。これは思ったより爽快で、リンクアーツのチェインが5以上なんていうのは当たり前なくらいに繋げて行ける様になりました。「ヴェスペリア」におけるフェイタルストライク並みに楽しんだ様に思います。
 また、秘奥義も出しやすくなった様に感じたのは、スキルの設定によりリンクアーツからでなく、通常奥義からの発動(近年の「テイルズ オブ」の標準的な仕様)が出来るようになったり、共鳴時は相手の秘奥義も出せる(L1押下しながら○長押し)というのも楽しさに繋がっていました。というのも、これまでは自分の操作キャラの秘奥義しか出せなかったので、色々見るには自分で使わなければなりませんでしたから、共鳴さえしていれば誰の秘奥義でも出せるのは手軽で楽しかったです。
 逆に、ルドガーのアクションとして「双剣」「ハンマー」「双銃」の3つを持ち替えるというものや、骸殻(変身)という仕様は色々詰め込み過ぎている感があり、極力使う様に心掛けていたからこそ使った(特に弱点を狙うことに使用する武器が紐付いていたので、そちらは必然的に多用することになった)ものの、普通のプレイでは武器を連携中に替えたり、骸殻を使うタイミングが分からなかったり(使える時に使えば良いのでしょうけれど)、やれることとやらなければならないことと自分の技術とのバランスが今一つ取れていなかったかな…と感じました。まぁ、自分のスキルに応じた楽しみ方が出来れば良いので、それだけ色々なことが出来るというのはゲームとして凄いことなのかもしれませんが、その有効度が然程感じられなかったのも事実でした。

 前作は「マップアクション」として売り文句の1つになっていた「立体的なマップ」での上り下りや穴潜りなどは、今回「標準仕様」として特に謳われなくなり(笑)、新規に追加されたマップでもあまり立体マップが増えていないことを見ると、それほど評判が良かった訳ではないのかもしれませんね…(笑)。私も「キジル海瀑」や「バーミア峡谷」、「サマンガン樹界」「リーベリー岩孔」は面倒で嫌いでした(ギガントモンスター討伐やクエストのために行く必要があると「えー」と思ってしまうくらいです)。

 今作で最も肝と言って良い「借金返済」と「キャラクターエピソード」について、私はあまり賛成出来ませんでした。特に「借金返済」は、ある意味「最悪」というシステムでした(苦笑)。逆に「キャラクターエピソード」は、その存在自体はとても良かったですし、「テイルズ オブ レジェンディア」までは行かないものの、各キャラクターへの理解や思い入れも深まる要素にはなりましたからその点は文句無しなのですが、いかんせんエピソードが挿入されるタイミング(プレイのさせ方)に問題があると思います(その全てに問題がある訳ではありませんけれど)。
 先ず「借金返済」について、何が駄目かと言うと「ノヴァによる取り立て」が駄目でした。ガルドが溜まり始めるとすかさずノヴァから連絡が入り、ガルドを取り立てられる。その為、律儀に返し続けるとガルドが全く貯まらずにアイテムや装備なども全然購入出来ない始末。私は初めてクロノスと戦闘をするタイミングまで初期装備のまま進む羽目になり、クロノスの余りの強さに「こんなの強過ぎないか!?」と思ったくらいです(苦笑)。もう少し取り立てのサイクル(というか額面)を弛めてくれれば大分印象が変わると思うのですが、このバランスは私の中では「最悪」でした。
 シナリオの軸として序盤は「借金返済」が組み込まれている為、何か1つクリアしたら借金返済期間があり、その合間にキャラクターエピソードをこなして次のメインシナリオへ進むという流れは、メインシナリオがしょっちゅう分断される流れとなり、折角惹き付けられる物語も水を差されてしまい、結果自分のテンションが上がらずダラダラとしたプレイになってしまう…というのが私が今回プレイ期間が長くなった要因でもあるので、この辺りはもう少しなんとかして欲しかったのが正直なところ。
 キャラクターエピソードは、メインチャプターを進めるにはプレイせずとも進められる仕様なのですが、「テイルズ オブ エクシリア2」の物語を楽しむ上で、この仕様はどうなのだろう…と感じます。前作もそうでしたが、きちんと物語を楽しませたいのであれば、しっかり漏らさず遊ばせるべきだと思うので、こうした「やらなくても良い」という選択が出来ることは個人的には×。一応、キャラクターエピソードをクリアしていると、メインエピソードでボーナスシーンが観られる様になっているものの、もしキャラクターエピソードを無視して先に進めた際にそのボーナスシーンが観られないことを考えると、キャラクターエピソードの遊ばせ方には疑問が残りますね…(2周目からは飛ばせるというなら今のシステムでも問題無いと思いますが)。

 クエストとして色々な依頼をこなすというのは、ベースに「借金返済の為」というものがあるものの、まぁ普通に楽しめるレベルではあったので良かったとは思います。ただ、赤字でないものは延々と出て来る(しかも、同じフィールドに関する依頼がバラバラに出たりするので、とても効率が悪い)のはちょっと嫌でした。特に嫌いなフィールドでの討伐依頼はゲンナリしました(笑)。また、称号として届いていないものが依頼リスト上に出て来るのは意味が無いので、この辺りも少し考えて欲しかったですね。それでも、変なタイミングで発生するサブクエストの存在を気にせずに、常に赤字のクエストをクリアし続ければ漏らさず進めるというのは良かったです。
 討伐系クエストでは、ランダム出現の各色バキュラ退治も含めて、フィールドの切り替わり部分を往復して討伐することも多く(何故か、討伐依頼を受けたモンスターの出現率が異様に減ると感じるのは気のせい?)、完全に作業と化していた印象が強く残っているのも「楽しんでいる」とは言い難い気もするので、もう少し内容にバリエーションがあっても良かったのではないかと…(基本、討伐とアイテム納品しかないので)。

 「テイルズ オブ エクシリア」の続編ということで、色々な部分が使いまわされているかと思いきや、これだけ色々な箇所に手を加えられているという事を考えると、その点に関しては良し悪しは別にして(笑)拍手を贈りたいですね。

●ビジュアル

 特別前作から「綺麗になった!」「ここが凄い!」という部分は無かったものの、前作で行けるところはほぼ丸々行ける訳ですし、分史世界の描き方や、同じフィールドでもイベントに応じて視覚を変化させている(吹雪になったり、砂嵐になったりするとそれだけで印象が変わる)のは「へぇ」と思いました。街などの雰囲気も、前作より無機質感が減った気がするのは、話しかけられる人が多くなった様に感じたからなのかもしれませんね。
 術技のエフェクトなども派手で、繰り返しプレイすることになるRPGの戦闘に華を添えるだけでなく、手軽に色々なことが出来るという「テイルズ オブ」の肝として進化を続けて来たリニアモーションバトルシステム(LMBS)の一つの到達点と言っても良いのではないかと。勿論、好みは分かれると思いますが、「適当にやっていても楽しく、突き詰めれば突き詰められるだけのシステム」であることは誰もが感じられることかもしれません。
 アニメーションパートは要所要所を彩っており、必要最低限とは言えクオリティの高いものが用意されていました。ゲーム中のビジュアル自体が相当なクオリティを持っているので、特にアニメーションに拘らずとも印象を残すドラマを演出出来ていましたし、ゲーム画面中で演出出来ないものをアニメーションで再現するという手法が確立されたのだな、と改めて感じることとなりました。

●音楽と役者陣

 いつの頃からか多様なシーンに応じたBGMが付く様になり、「テイルズ オブ」として潤沢に用意された楽曲群は、それぞれのクオリティの高さは分かる反面、そのシーンを彩る強烈に印象付いた曲というのが少なくなりつつある様に思えます。これは今作に限らず、最近の「テイルズ オブ」がその傾向にある様に思え、サントラCDはディスク4枚組という大ボリュームでありながらも、シーンを強烈に思い出す曲が意外に少ないことを感じます。それでも、今作は前作から耳に馴染んだ楽曲がある中で、きちんと続編である意識を持った新曲群だったと感じることは出来ました。特に主題歌「Song 4 u」のアレンジ系は、ゲームでのラストバトル近辺の演出の印象もあって胸が熱くなりました。「証の歌」のバリエーションもしっかり印象付いていて、改めて「主題曲」の存在とその派生曲の真価を感じることとなりました。アニメーション作品でもそうですが、潤沢に沢山曲があれば良いというものでなく、しっかりシーンに根付いたものだったり、作品を象徴するテーマ曲のバリエーションだったりがしっかり創られている方が曲数が少なくても感動は大きくなると思うので、大作だからと楽曲数に拘るのではなく、少ない曲数でも強烈な印象を残す方向も忘れないで欲しいです。

 今作は基本的に前作に登場した殆どのキャスト(キャラクター)が登場しています。新たに追加された主要キャストも若手・中堅・ベテランと程よいバランスで配置され、作品に生命を吹き込んでくれたと思います(特に前作登場のキャラ達は、そのちょっとした成長振りが演技に乗っていてとても良かった。唯一の演じ分けが必要だったミラ役の沢代みゆきさんの演技は本当に素晴らしかったです)。ただ、折角の主人公であるルドガーが殆どしゃべらないことに違和感があり(一応、無口である設定はあるものの)、その点だけが残念でなりませんでした。近藤隆さんはもっとしゃべりたかったのではないかと…(それ以上に息遣いだけでの演技は大変だったことでしょうね)。
 その他、伊瀬茉莉也さん演じるエルの存在も、少女の持つ背伸び振りや過酷な運命を背負っての感情の動きをしっかりと演じてくれ、最後までその役割を担ってくれたことや、大川透さんの演じるユリウスの優しくも厳しい信念ある言動をしっかり認識させる演技で心動かされましたし、磯部勉さん演じるビズリーも登場シーンの数に比べて存在感の大きさや物語の厚みを出す演技も凄かったですし、遊佐浩二さん演じるリドウの狂気じみた言動も場面場面で最高のアクセントになっていたと思います。
 役者陣の適材適所振りは、やはり「テイルズ オブ」の16年を積み重ねるだけのことはあると思いました。この適材適所振りは「ルナ -エターナルブルー-」並みだと、私は感じていたりします(笑)。

●キャラクターと物語

 前作から約1年という世界で、ビジュアル的にも変わった前作の登場キャラ達が現在どの様な立ち位置に居て、何を成そうとしているかという部分を「キャラクターエピソード」として本編を進めつつも挿入されるのですが、これがそれぞれなかなか良い物語を紡いでくれたと思います。前作では敵となったガイアスやミュゼの個性が楽しめるというのも本作ならではで、その点も嬉しかったですね。
 ジュードは「源霊匣」の研究者、アルヴィンはユルゲンスと商人を、レイアは新聞記者、ローエンはガイアスの宰相、エリーゼは学徒などそれぞれの道をそれぞれの想いで進んでいる訳ですが、このキャラクターエピソードは、それぞれ漏らさない様にプレイすれば(ミュゼのぶっ飛び加減も含めて(笑))とても良いシナリオばかりで、特にローエンのタイムカプセルの話や、ガイアスの”アースト”としての心情を描いた話、エリーゼやレイアの分史世界での話(ジャオやアグリアと歩む別の未来)は個人的にとても好きなエピソードでした。前作、あまり好きになれなかったイバルも、今回「にくめない奴」に昇格し、「エクストラエピソード」での役所など好印象に映ったことは良かったですね。

 ちなみに、1年後のキャラクターとして最高にお気に入りなのはエリーゼ。前作では陰のあったこの娘も、年相応の明るさと可愛らしさが出て、より魅力的に進化。反則レベルの可愛らしさで、私が珍しく(?)心揺さぶられたキャラクターです。でもイチオシなのは前作同様ドロッセル(笑)。今作は活躍が少なめでしたが、ドロッセルととエリーゼは私の中で2トップとして君臨しています。
 新キャラの印象はキャストの皆さんの力で、それぞれとても心に残ったのですが、それでもやはりルドガーのしゃべらなさ加減は違和感を覚えます。自分が選択した方の台詞をしゃべってくれればまだしも、選んだことがしゃべった事と同義になっているシステムなので、そこは本当に勿体無い。ゲームのイベントシーンに声優さんの演技が付かないゲームでも無問題の私ではありますが、他のキャラクターがバンバンしゃべっている中、ルドガーだけが終始無言というのはやはり変です。本当に何故こうしたのやら…(苦笑)。それでも、ユリウスとの対決部分は大きな感動を生んだ訳ですし、「時歪の因子」化しつつあるエルを救う決意、クルスニク一族の呪縛を解き放って未来に繋げる選択をする部分もこの作品らしい結末と感じることも出来たので、何だかんだ言っても概ね満足はしています(スタッフロール最後の全員勢揃いの写真(っていうかイラスト)の中央に描かれた笑顔のルドガーとエルがアップに映されるところは、色々な想いが溢れて目頭が熱くなりました)。最後に成長したエルの姿を観れたのも嬉しかったですね。
 本編の中では、先に述べたユリウスとの対決部分やラストの印象が強く残るものの、中盤で分史世界のミラと正史世界のミラが入れ替わるところも強い印象を残しています。前作では終盤部分も含めてこうしたドラマチックさが少なかったので、今回は序盤のダラダラ感を超えられさえすれば、(借金取り立てに追われるのが嫌でも)大いに楽しめると思います(勿論、前作をプレイしているに越したことはない)。そういった感想を持つからこそ、冒頭に述べた「勿体無い」という思いは強くなってしまいますね…(前作もある意味「勿体無い」と感じただけに、もう少し何とかして欲しかったです)。本作も含めて、「テイルズ オブ エクシリア」の世界観やキャラクター達は結構気に入っています。
 ちょっと話が逸れますが、エルの背負っているリュックが「バラデューク」のパケットだと気付くのに随分掛かりました(汗)。気付いたのは、リュックに付いているキーホルダーが「バラデューク」のプレイヤーキャラであることに気付いたからであり、デザインだけでは気付けなかった自分が悔しいです(笑)。

●その他

 プラチナトロフィーへの道のりは、内容を確認する限りではかなり大変そうですね…。というのも「やり込み」と言えば聞こえは良いものの、「各キャラとの親密度を上げる」「各キャラのメイン技を規定回数発動する」など、前作にも増して「作業」が多くなっていると感じるからです(苦笑)。これまでの実績系では「テイルズ オブ ヴェスペリア」が比較的バランスの良い課題が多かったと感じましたが(「シークレットミッション」は除く(笑))、”やり込み”は”作業”ではないので、その辺りもっと「楽しく遊ぶ」ということを基準に設定して欲しいなぁ…と思いました。まぁ、それでも一応プラチナトロフィーを獲得すべく頑張ってみようかな?とは思っています。今のところは(笑)。

 今回、プレイしながら気付いた事を書き溜めていた訳ではないために、ざっくばらんに書いてしまったので、これが書きたい事が全て書けているか分かりませんが(汗)、取り敢えずの区切りとして所感を残しておきます。これで攻略記事閲覧や攻略本読みもようやく解禁です(笑)。

 一応のエンディングは迎えた訳ですが、クリアセーブデータをロードして出来ることが色々あるはずなので(マップ上で「後で来てみて」と言われたところも多いですし、隠しダンジョンだけでなく闘技場もまだ何もやっていませんし、ギガント討伐も残っていますし、借金も返済しきれていない)、そちらをある程度プレイしてから「テイルズ オブ ハーツR」をプレイしたいな、と思います(気が付けば、今週発売だし!(汗))。昨年発売日に購入しておきながら未プレイの「テイルズ オブ イノセンスR」もあるし!!(激汗)

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2013年3月 5日 (火)

「PETIT IDOLM@STER Twelve Seasons!」 Vol.9とVol.10

Dscf4040 先週に引き続いてVol.9とVol.10が発売された「ぷちます!」のCDシリーズ「Twelve Seasons!」。やはり1週間で新譜が出るのは嬉しいながらも、旧譜聴き込みの観点で考えると早過ぎますね。でも、今回は楽しみにしていた伊織が含まれる訳ですから、リリースの早さなんてそれはそれということで(笑)。

 Vol.9は伊織、Vol.10は響という今回のCM内容は「化粧品」と「シチュー」という題材。9月はオシャレの面からしても色々楽しめる季節ですし、10月は寒くなりつつある日々で体が温まる食べ物が恋しくなり始める時期ということを考えるとしっくり来る選択。どんなドラマや歌を聴かせてくれるのでしょうか。

 ということで、早速聴いてみました。

 毎回書いていますが(笑)、CDの構成はCM曲(メイン)、ドラマパート、「ら♪ら♪ら♪わんだぁらんど」ソロ、アニメED担当曲ソロ、CM曲カラオケの5トラックで26分前後の収録。特別フォーマットが変わらないからこそ内容に変化を付けなければ飽きられてしまうと思いますが、今回もドラマパートは冒頭にちょっと仕掛けがしてあって、Vol.9を聴いた後にVol.10を聴くと楽しめる様になっています。伊織と響のキャラクターを上手く使っている(笑)と感じました。

 伊織の新曲「ロイヤルストレートフラッシュ」は、名曲「DIAMOND」と対を成すかの様な伊織らしさを唄いつつ、しっかりと化粧品のCMソングとして感じられる仕上がり。ちょっとダンサブルな感じもありつつ、途中に入るピアノのソロなど大人っぽい曲展開ながらも伊織の可愛らしさが嫌味なく出ているのが個人的にヒット! そして「ら♪ら♪ら♪わんだぁらんど」も伊織の個性が割と出ていましたし、「Maybe TOMORROW」は改めて自分が好きな曲であることを理解すると共に、伊織が唄ったものもステキだと感じられました(一番感じたのは、やよい版が出色の出来であることだったりしますが(笑))。

 響の新曲「しあわせのレシピ」は、響の歌唱としてイメージが付いてしまっている世界からまた飛び出して、とても温かな幸せ溢れる仕上がりで大変気に入りました。貴音の「Princess Snow White」同様、本家でもこういう感じの歌が欲しいなぁ…と思うくらいです。ある意味これも傑作かと。「ら♪ら♪ら♪わんだぁらんど」も響らしさを感じる部分はありましたし、「TODAY with ME」も良い感じで楽しめました。

 ドラマパートは安定というか予想通りというか、伊織はいおのビームで事務所破壊、響はちびきの動物呼び出しで事務所破壊(笑)というベースはあったものの、伊織の魅力がかなり全力で演出されている内容だったり、小鳥さんの「事務所ぉぉぉぉ」が音声で聴けたり、「ぷちます!」御用達の無人島のポテンシャル(?)が楽しめたりと、予想していた内容を含んでいながらも楽しめたのは良かったです。

 次回で最終となるVol.11とVol.12のリリースは3週後となりますが、美希と雪歩がどんなドラマや歌で楽しませてくれるのか。そのどちらも楽しみです! 3月末は「アイドルマスター」関連で色々なものが発売されるので、懐事情は気にせずに(爆)1つ1つを楽しんで行けたらと思います。

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2013年3月 4日 (月)

メガミマガジン2013年4月号「独占掲載!アイドルマスター」

Dscf4041 先日開催された「THE IDOLM@STER MUSIC FESTIV@L OF WINTER!!」の会場で発表された「アイドルマスター」の劇場版制作発表。そこで「次号のメガミマガジン誌上で速報掲載」されたので、以前アニメ化が発表された時の様な大々的な特集が組まれるのだと思い、発売されるのを楽しみにしていました。…って、結局お店に足を運べるタイミングがなかなか無くて、4日遅れとなりましたが(汗)。

 店頭でメガミマガジンを探すも見当たらず、「ん?売り切れるってことはないよなぁ…」と探すと、「ビビッドレッドオペレーション」が表紙のメガミマガジンっぽい雑誌を発見するも、てっきり表紙が「アイドルマスター」だと信じて疑わなかったのでそのままスルー(笑)。結局、その見かけた雑誌が探しているものだと気付くのに1分くらいは掛かりました。

 表紙の左下に然程大きく無く書かれた「独占掲載!アイドルマスター」が、特集の大きさを物語っている様な気がして、「もしかして、特集ってほどの掲載じゃないのかな…」と購入していざ表紙をめくると、凝ったピンナップ(メガミマガジン標準サイズが2つ繋がっている大きいサイズが表紙に隠されて織り込まれていた)が「アイマス」であり、アニメの最終回で着用していた「フォーエバースター☆☆☆」を身に纏った765プロアイドル勢揃いの目を惹くものでした。そのままめくると、映画のキービジュアル1枚と、2ページに渡って石原ディレクターと錦織監督とのインタビューが掲載されていました。劇場版を制作するに至った経緯や、その内容や方向性、現状報告と意気込みなどページ数の目一杯に語って頂いた内容は、流石にまだまだ詳細は明かされていないものの、より楽しみに「信じて待つ」という気持ちを膨らませてくれました。絶対に裏切らない作品になる、そんな気がします。

 そのままめくると、先日の冬フェスのレポートが1ページ(小さいながらも出演者の衣装写真も全員掲載)、今後発売予定の関連商品紹介が1ページ…で終了。表紙にも「独占掲載」と書かれただけで「特集」と謳われた訳ではないことからも、このくらいですよね(汗)。それでも、誌面巻頭な訳ですし扱いとしてはかなりの主役だとは感じました。しかし、この記事を読むだけに880円は高いかな…というのは、他の記事に全く興味の無い私として思わなくもありませんが、一応観ている「ビビッドレッドオペレーション」(アニメ「アイマス」と同じA-1Picturesの作品なので、スタッフに「アイマス」に参加した多くの人が関わっているので、その視点で観ると楽しい部分があります。ちなみに「ストライクウィッチーズ」は最初のシリーズの3話で好みに合わず脱落)の高村監督のインタビューがあまりにも真面目にお尻を語っているのが可笑しくて、そちらが読めたことも含めればまぁOKかな?(笑)

 話が逸れましたが、現時点での「アイドルマスター」劇場版について読める内容に加えて大判のピンナップが付いているということもあり、興味のある方は手にとってみるのも良いかと思います。「メガミマガジン」という誌面の性格が合えば、他コンテンツも楽しめるのではないかと思います。そうでない方は、「アイドルマスター」劇場版制作決定のご祝儀として…くらいの気持ちで(笑)。

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